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【DIY】車中泊ベッドの作り方!おしゃれ×快適な改造方法と実例もご紹介!

キャンプなどのアウトドアが好きな方は、車中泊ベッドを作って快適に眠れたら素敵ですね。でも、車中泊ベッドなんて作れるの?と思う人もいるかもしれません。でも、実際に自分でDIYしている人はたくさんいます。今回は車中泊ベッドのDIY方法をまとめていきます。
2020年8月27日
大石ゆう
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車中泊のベッドを作るには?

Photo by iskws

車中泊ベッドを自作、と聞くと難しそうだと思う人も多いのではないでしょうか。でも、実は簡単に作れる方法もあるんです。お家の車を改造し、自作で車中泊ベッドができたらキャンプなどのアウトドアが今よりもっと快適になるのではないでしょうか。作り方もいろんな方法があるので、自分でできそうなものや作ってみたいものを見つけて自作に挑戦していきましょう!

車中泊ベッドの作り方をご紹介!

Photo bycoyot

ではさっそく、車を改造して車中泊ができるようなベッドの作り方をまとめていきます。木製の簡単なベッドのDIY方法や、イレクターパイプを使った方法、二段ベッドや伸縮式のもものもありますよ。家族の人数によっても作りたいベッドは異なるはず。使えそうなベッドの作り方を参考に、ベッドを作ってみてください。

車中泊ベッドの作り方①木製ベッド

簡単木製ベッドの作り方!

Photo byjackmac34

最近は、女性だけでアウトドアを楽しむ人も増えていますね。女性でもDIYして、車中泊ベッドが作りたいと思う方もいるでしょう。今回紹介する動画は、女性が作ったベッドを動画にしています。作り方もとても簡単に作れますし、100均アイテムを使っているので安く仕上げたいという方にもおすすめの動画です。

女性が作る簡単車中泊ベッドの作り方:前編

まずはベッドに使う板の作り方。板をそのまま使うだけだと寝転がった時に痛いので、この方はアルミシートとフローリングマットを使用して柔らかい板を作っています。使うのは発泡スチロール板と発泡スチロールブロック、合板です。合板を車のサイズに合わせて、ホームセンターでカットしています。板に両面テープでアルミシートを貼り付け、フローリングマットをさらにタッカーで固定していきます。

女性が作る簡単車中泊ベッドの作り方:後編

次は100均のブロック、発泡スチロール板で作った土台を車内に設置。真ん中には大きめのものを設置しておきます。設置した上に、社内の大きさに合わせてカットした板を置いていきます。何枚かに分けて入れられるようにした方がベッドを作る場合に簡単です。発泡スチロールの支えだけでなく、ジャッキーを利用してサイドを支えています。底上げしているので、ベッド下は収納として使えます。

車中泊ベッドの作り方②ソファベッド

折りたたみ式ソファベッドを簡単に作る!

Photo byGrieslightnin

次は、折り畳み式のソファベッドの作り方を紹介しています。車を改造してベッドを作った場合、全面に板を敷いてしまうと寝ることだけしかできなくなります。ベッドを作る場合は、伸縮したり折りたたみ式のものであれば使わない時はしまっておけると車内も広く使えます。折りたたんで通常はソファとしても使えるソファベッドの作り方、ぜひ参考にしてください。

折りたたみ式ソファベッドの作り方

伸縮ベッドの作り方ですが、まず板を車のサイズにカットし、土台を作っていきます。枠を作り、それを板に固定。反転させるものを作るので、動かす板は軽くするために切り抜いていきます。蝶番でベッドの折りたたみ部分を取り付け、それを乗せる土台も作っておきます(強度はしっかり確かめてください)。マット用のスポンジを板の上に乗せ、布をタッカーで固定してマットを作ったらそれを乗せて完成です。

車中泊ベッドの作り方③伸縮ベッド

車を改造して伸縮ベッドを簡単に作る!

Photo bytvjoern

アウトドアで車中泊をするためには、やはり車を改造してベッドを作る必要があります。車内の空間いっぱいにベッドを作ってしまうと寝るとき以外のスペースがなくなってしまうので、伸縮できるベッドだと安心です。今回も伸縮できるタイプのベッドを自作する方法です。実際に作りながらの動画なので、問題点なんかも分かります。

伸縮ベッドの作り方


寸法に合わせて木材をカットし、枠組みを作っていきます。脚を固定し、補強のための木材も固定しておきます。伸縮できるようにスライドさせる方の片側の枠も作ります。スライドができるように、土台の木枠、スライド用の木枠に交互になるように木材を設置していきます。この場合、スライドできるようにある程度隙間が開いていた方がいいようです。

車中泊ベッドの作り方④折りたたみ

折りたたみ式で収納にも困らない

Photo byFree-Photos

次はデリカを利用したベッドの改造方法です。デリカの場合、シートを倒して、そのシートもベッドの一部になるような作り方をしています。折りたたみ式なので、ベッドとして使わない時は空間を広く使えますし、ベッド下には収納としても使えます。キャンプなどのアウトドアに行く場合は、荷物もたくさん入れるスペースが必要になってきます。デリカを持っているという方は、この動画のようなベッドを作ってみてください。

デリカ改造でベッドを作る方法

使っている木材は杉。杉は軽くて加工が簡単にできるので、ベッドを作る場合にはいいようです。木枠を作り、脚を固定して車内に設置。もう一つ木枠を作ったら蝶番で固定します。もう一つの木枠には折りたたみ式のパーツ高さを調節して固定します。このパーツを使えば、木枠を開いたときに自動的に足が出てくるのでとても簡単にベッドを設置することができます。

車中泊ベッドの作り方⑤二段ベッド

デリカを改造して二段ベッドを作る

Photo bytookapic

次はイレクターパイプを使った改造方法です。イレクターパイプで二段ベッドを作っていますが、パーツが組立できるようになっているので、使わない時は必要ない部分だけ分解してシートを設置することも可能。家族が多い方だと、車内にベッドを作るだけでは足りない場合もありますが、二段ベッドを作ってしまえば家族全員が快適に寝られます。

二段ベッドの作り方

イレクターパイプを必要な長さにパイプカッターでカット。切断面のバリはしっかり処理しておきましょう。接着剤を利用してパーツを固定していきます。分解できるよう、パイプ同士の接続部分にはメタルジョイントを使用。車内にイレクターパイプで作った枠を固定していきます。天板にはベニヤを基本に、両面テープで発砲ゴムのレジャーマットを敷き、タッカーで固定。この場合の板は数枚に分け、ずれ防止のクリップを付けておくといいようです。

車中泊ベッドの作り方⑥収納

収納にもなるベッドをDIY!

Photo bycoyot

次も折りたたみができるタイプのベッドです。作り方は簡単ですし、ベッド下は収納としても使えるので、荷物が必要なアウトドアにぴったりのベッドです。木材でベッドをDIYする場合は、ペンキなどを利用して好きな色に塗装できるので、車内のインテリアに合わせたベッドを作れると、アウトドアがさらに楽しくなりそうですね。

収納にもなるベッドの自作方法

跳ね上げ式ベッドの改造方法ですが、まず車内にはベニヤ板で床を設置した上に作っていきます。ツーバイフォー材とそれ用の金具を利用しています。木材は始めに塗装しておきましょう。アルミのアングルを再利用していますが、コーナーアングルを使っていくといいですね。天板をカットし、蝶番で取り付けて跳ね上げできるように設置していきましょう。

車中泊ベッドの作り方⑦マットレス

マットレスでベッドを作らないで車中泊ができる!

Photo byFree-Photos

いろいろなベッドの作り方を挙げてきましたが、最後はマットレスを使ってベッドを作らずに簡単にベッドにしてしまう方法です。ただこの方法は、シートを倒して平らになるタイプの車を使う場合に使える方法なので、凹凸ができてしまうものには向きません。使わない場合も、6つ折りなので折りたたみで収納しておけます。

ニトリのマットで車中泊ができる


使うのはニトリの6つ折りマットレスシングル。これは3000円以下で購入できますし、折りたたんで使えるので使わない時も問題なくしまっておけます。シートを倒してフラットにし、そこに敷いておけばOKです。ただ、シートを倒して凹凸ができてしまう車内だとその凹凸が吸収しきれないので、そういう場合は板を敷くとさらに寝心地が良くなるのではないでしょうか。

車中泊ベッドのDIY実例をご紹介!

Photo byFree-Photos

では、実際のDIYでベッドを作った例を見ていきましょう。ベッドを作るにしても、たくさんの実例を見ておいた方が、実際に作るときに作りやすくなりますし、どんなふうに仕上げたいかというイメージもしやすくなるので参考に見てみるといいですね。写真を参考に、キャンプなどのアウトドアをさらに快適にできるようなベッドを作っていってください。

車中泊ベッドのDIY実例①木製

左右は収納に使える木製ベッドを自作

シートを倒した上に板を敷くだけの簡単ベッドを作る場合、高さを上げてベッドを作った方が、やはりベッドの下が収納になるのでその点が便利ですね。寝るスペースにだけ板を貼り、左右にも収納できるスペースを作っています。この方は因みに、使っている材料にいらなくなった子供用ベッドを使っているようなので、費用もあまりかけずに完成しています。

濃いブラウン調でおしゃれなベッドが完成!

使っている車は、エブリィバン。この方はキャンプやサーフィンなどアウトドアを楽しんでいる方のようなので、ベッドを作ったら大活躍してくれそうですね。木の色も濃いめのブラウンで作っているので、おしゃれな感じに仕上がっています。木製でベッドを作った場合、そのまま寝ると痛いので、マットを敷いたり、動画にもあったようにスポンジを貼り付けたりするなど工夫をすることでより快適なベッドになります。

収納にもなる木箱はベッドの土台にもなる

この方は木箱を利用してそれをベッドにしているようです。木箱も頑丈なものを作ってしまえば、収納にもなりますし、ベッドとして使うこともできるんですね。やはり、アウトドアに使うとなった場合、寝る時にだけ使えるようにしても、収納が出来なければ困ってしまいますね。ベッドを作る場合は、収納や寝ない時のスペースのことも考えて作るといいでしょう。

車中泊ベッドのDIY実例②イレクターパイプ

ジムニーを改造してアウトドアに便利なベッドを作る

この方はイレクターパイプを使ってベッドの枠を作り、さらに合板とマットを取り付けて車中泊用のベッドを作っています。イレクターパイプは頑丈ですし、動画にもありましたがぱパーツの工夫をすれば使わない時に分解してしまっておけるようになります。折りたたみや伸縮タイプ、もしくは分解式のものなどいろいろ考えてみてください。

枠にはイレクターパイプを使う?それとも木材?

この方もイレクターパイプにマットを利用してベッドにしています。高い位置に作っているので、ベッド下にたくさんのものが置けるようになっています。例えばアウトドアは二人で行く、という場合はシートを倒したままでもいいので分解したり、折りたたみである必要はありません。家族の人数や使い勝手も合わせてベッドの構造を考えていくといいですね。

イレクターパイプで二段ベッドを自作!

この方は二段ベッドをイレクターパイプで作っています。下部は大きくしていますが、二段目は片方だけ作っています。二段目は狭いので、落ちないように支えのパイプも取り付けています。家族の人数によって、必要なベッドの広さも変わってきます。二段ベッドを作る場合は、車内のスペースも大幅に取るので、分解できるようにしたり、折り畳みができるようにするといいですね。

車中泊ベッドのDIY実例③マット

不要になったマットは車中泊用のベッドに利用して


この方はヴォクシーを使ってベッドを作っています。使わない時は板を縦に置き、収納もできるようにしています。板はさらに、机にもなるように足も付いているのでベッドにしたり、テーブルにしたりと便利に使えそうです。ベッドの上には使わなくなったマットを敷き、寝心地もよさそうです。お家の中で使っていないものがあれば、捨てる前にDIYに使えないか一度考えてみるといいでしょう。

グランドハイエースを改造して

こちらはグランドハイエースを改造した写真。車内はベッドだけでなく、キッチンスペースや引き出しなんかもあり、キャンピングカーとしても利用できそうな素敵な車に仕上がっています。ベッドを作る場合、やはりベッド下が収納できるような構造になっていると、キャンプなどのアウトドアでは荷物が多いので便利に使えます。

自作折りたたみマットで安く手軽なベッドを自作

この方は、シートを倒しマットを敷くだけの簡単ベッドを作っています。マットもベッド用のマットを購入したのではなく、100均で折りたたみができるように自作したものを敷いています。使っているのは繋がるマットと結束バンド。ベッドを作るとなると大変ですが、シートを倒してフラットにのであれば、マットを敷くだけでも十分快適に寝られるのでこの方法を利用してもいいかもしれませんね。

車中泊ベッドのDIY実例④折りたたみ

折りたたみ式なら普段も広く使える

ベッドを作る場合、折りたたみを考える人も多いでしょう。作り方の動画にもありましたが、折りたたみの仕方によっても使い勝手や作り方が変わってきます。この方は三角に折りたたんでコンパクトにできるようにしています。いろんな例を見て、作れそうなもの、使いやすそうなものを見つけて作っていってくださいね。

構造は難しいけど折りたたみベッドが便利に使える

この方はアルミフレームでベッドを作っています。折りたたみ式なので、普段は広く使えます。ベッドを作る場合の素材も、木材であったりアルミフレームやイレクターパイプなどさまざまありますので、費用や使い勝手なども考慮して材料を選んでいきましょう。楽しいアウトドアのためにも、快適なものを作ってくださいね。

まとめ

Photo byOpenClipart-Vectors

今回は車中泊ベッドの作り方についてさまざまな例を挙げてきました。簡単にできるDIY方法から、折りたたみや伸縮性で普段もスペースが広く使える作り方などさまざまありましたね。アウトドアで利用する場合、一緒に行く人数によっても必要なベッドのスペースが変わってくるもの。人数や収納などの兼ね合いも考えたベッドを作っていきましょう。

自作キャンピングカーが気になる方はこちらもチェック!

ベッドだけでなく、キャンピングカーを作ってみたい!という方はこちらの記事も合わせて読んでみてください。