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ゴーヤの育て方を教えて!初心者でも収穫できる時期に合わせた栽培ポイントを解説!

ゴーヤは夏に収穫できる人気の野菜です。最近はゴーヤをグリーンカーテンにして使用する家も多くあります。今回は初心者でもゴーヤを収穫できる育て方を紹介して行きます。基本の育て方を知れば、誰でも簡単にゴーヤを楽しむことが出来るのです。
2020年8月27日
bambi
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ゴーヤとは

ゴーヤと言えば、沖縄の名物料理でもあるゴーヤチャンプルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?ゴーヤは食欲を増進する効果もあり夏場などによく食べられます。サ炒め物の他にもサラダや天ぷらなどさまざまな料理にも使うことが出来ます。またゴーヤは栄養も満点で、ビタミンCやカリウムやカロテンなどを多く含んでいて注目の野菜です。ゴーヤは10㎝から大きい物で30㎝程の実を付けます。色は淡い緑色からだんだん濃い緑色になったり、白色のゴーヤの種類もあります。

ゴーヤは品種によって苦味が違う

ゴーヤと言うと独特の苦味があり、苦手だと言う人と好きな人とに分かれます。実はその苦味は品種によって違いがあります。また、ゴーヤの中の部分をしっかり下処理することで苦味を抑えることも出来ます。最近は、ゴーヤの苦味を抑えた品種改良なども進み、従来のゴーヤよりも苦味の少ない品種も販売されています。ゴーヤを栽培することで、自宅で料理などにも使えるので、ぜひゴーヤを育ててみてはいかがでしょうか?基本的なゴーヤの育て方をマスターすれば、品種の違うゴーヤの栽培にもチャレンジできると思います。

ゴーヤを育ててみよう

ゴーヤはウリ科に属していて、ニガウリとも呼ばれます。夏場に収穫できるので、沖縄などでは定番野菜の1つです。また、ゴーヤは収穫して食べるだけではなく、最近は夏場の日差しを遮るグリーンカーテンとしての役目も注目されています。ゴーヤは夏場に青々とつるを伸ばして大きく成長するので、窓際などで植え方を工夫することで栽培することで直射日光を遮ってくれ、カーテンのような役目をはたしてくれるのです。そんなゴーヤをグリーンカーテンや食用として育てはいかがでしょうか?上手に植え付けすることで、暑い夏中ゴーヤを楽しめることが出来るのでおすすめです。

ゴーヤの育て方①

ゴーヤを植え付ける前に準備すること

ゴーヤは種まきからする植え方と苗から栽培する植え方があります。種まきからゴーヤを植え付ける場合は、苗よりも早めに植え付けの準備をする必要があります。自分に適した植え付け方をしてみましょう。他にもプランターを使用する方法があります。ゴーヤの根は浅く広く張りやすいので、大きめのプランターに植え付けるのがおすすめです。プランターの大きさによって収穫できるゴーヤの大きさや量に違いが出てくるので、大きめのゴーヤを収穫したい場合は、ゆとりのあるプランターに植え付けてみましょう。また、グリーンカーテンをしたい場合は、プランがーをいくつも並べてお好みの幅にしてゴーヤを育ててみるのもおすすめです。

ゴーヤの育て方②

苗の選び方

ゴーヤを苗から植え付けしようと思っている人は苗選びも大切です。ゴーヤの苗はホームセンターや園芸ショップで購入することが出来ます。選ぶ際のポイントは、子葉がしっかりついていて、節の間が短く太くしっかりしていることです。さらに、本葉が3枚以上あると良いでしょう。調子の悪いゴーヤの苗は、葉も小さく色も薄いことが多いです。さらにハダニなどがついていることがあるので、購入する前にゴーヤの苗の葉の裏に害虫などがついていないかチェックするのが良いでしょう。せっかくゴーヤを栽培するのに、苗が元気がないと上手に育たないので、いい苗を選ぶように心がけて下さい。

ゴーヤの育て方③

ゴーヤの苗の植え方

ゴーヤの苗を使う植え方は、まず苗にたっぷりの水を与えます。おすすめの方法はバケツに水を張り、その中にゴーヤの苗を入れて水に浸します。プランターに水はけの良い土を入れます。その際にホームセンターなどで購入できる野菜用の腐葉土を使うのも良いでしょう。ゴーヤの苗を植え方に適した時期は、だいたい5月から6月です。プランターに土を入れたら、苗は入る程の穴を開け、根を傷つけないように注意しながら植え付けして行きます。その際に、苗の周りをへこまし苗にしっかり水が浸透するようにしてあげると良いでしょう。さらにゴーヤはつるを巻き付けて大きくなるので、小さめの支柱を立ててあげて麻紐などで誘引してあげます。


誘引が大切

ゴーヤを誘引する理由は、茎が折れたり倒れないようにするためと、ツルをうまく誘引してあげることで思い通りの場所に成長させる為です。ゴーヤはどうしてもツルを伸ばして成長し、どんどん実をつけて重くなってくるので、添え木やネットを上手に活用して誘引して行く必要があるのです。その為、ゴーヤの植え方で大切なのは、誘引をする必要があることを見極めた場所選びです。ゴーヤがうまくツルを巻き付けて成長できるように剪定できる場所を選びましょう。

ゴーヤの育て方④

種まきの植え方

種まきからゴーヤを栽培する場合は、種まき用のポリポットに直径4~5㎝程の穴を作り2~3粒ずつ種まきして行きます。種を入れたら1㎝程土をかぶして軽く押さえたら完成です。もしポリポットを使わず直接種まきを行う場合は、ホットキャップなどをして保温してあげるとより発芽しやすいでしょう。ゴーヤの発芽には25~30度と暖かい気候が適しています。その為、寒い場合などの種まきは適していません。基本的に温かい時期に栽培する野菜なので、春先の温かくなってきてからの種まきなどがおすすめです。

種まきから1ヵ月で苗になる

種まきをしたら水やりをしっかりし、発芽を待ちます。本葉が2~3枚になったら定植させてあげます。だいたいその期間は1ヵ月程です。種まきから始める場合は、定植させる場所の土もしっかい水はけのよい土にしておいてあげる必要があります。いい土にすることで、順調にゴーヤが育って行きます。種まきからゴーヤの栽培を始めると期間が長く感じるかも知れませんが、低コストで多くのゴーヤを収穫できるのでおすすめの栽培方法です。

ゴーヤの育て方⑤

肥料の追肥

ゴーヤを収穫するなら肥料はかかせません。特に収穫期はより大きなゴーヤを収穫する為にも肥料を追肥して行く必要があります。基本的には2週間に1回、ゴーヤに肥料の追肥を行うのがおすすめです。肥料がなくなって来ると、ゴーヤの葉に勢いがなくなったり衰えて来ます。それに気がついてから肥料を追肥してあげても十分です。ゴーヤの収穫時期は主に夏なので、乾燥や肥料不足にならないようにしっかり肥料の追肥することで、より青々と綺麗な緑とゴーヤの果実を楽しむことが出来るでしょう。

使う肥料の種類

肥料の追肥に使うとおすすめなのが、野菜用の液体肥料です。ホームセンターや園芸ショップ、ネットなどでも手軽に購入できるタイプの追肥になります。また、ゴーヤの最初の植え方を行う際には液体肥料ではなく、牛糞堆肥などゆっくりと効果が出てくる肥料を使っても良いです。追肥の場合は、即効性のある液体肥料がおすすめです。上手に追肥を行って、元気なゴーヤを育ててみて下さい。

ゴーヤの育て方⑥

水やり

ゴーヤを育てる上で重要なのが、水やりです。特にゴーヤの収穫時期には多くの水やりが必要になって来ます。プランターで育てる場合は、水はけや特に乾燥に注意しましょう。土が乾燥しないようにしっかり水やりを行うことで、しっかりとしたゴーヤになるので注意してしっかり水やりをするようにしましょう。水やりをしないとみるみるゴーヤの葉などがしおれて元気がなくなってしまいます。葉などはしおれる前に定期的に水やりを行うのが良いでしょう。

ゴーヤの育て方⑦

病虫害


ゴーヤを育てていく中で気を付けたいのが、病虫害です。ゴーヤはひっかう的病気に強い植物ですが、うどんこ病が発生する場合があります。うどんこ病とは、葉や茎が白い小麦粉のような菌に覆われてしまう病気で、カビの一種です。うどんこ病が発生しやすい条件は、温暖で乾燥してしまうことです。特に夏場に育てるゴーヤは乾燥などに注意が必要です。もしもゴーヤのうどんこ病を発見したら、白くなった葉を取り除き、まん延するのを防ぐしかありません。水やりのタイミングなどでしっかりゴーヤの葉などをチェックして行きましょう。

つる割病にも注意

つる割病とは、ウリ科のごおーやなどのつるのある野菜を連作した際に発生する病気です。つる割病を防ぐ為には、連作していない場所で栽培するしかありません。つる割病になると、葉などがしおれて緑色から黄色に変わってしまいます。着美も悪くなり、やがて枯れてしまいます。ぜひ病気にならないように注意しながらゴーヤを育ててみて下さい。

ゴーヤの育て方⑧

剪定

ゴーヤはしっかり植え付けすると大きく育つので、剪定が必要になって来ます。まず、ゴーヤの親づるを剪定する必要があります。親づるを適度な長さで剪定してあげることで、脇芽がどんどん大きくなります。高さよりも横に大きくするためにも親づるの剪定は欠かせません。特に実を大きく育てる為にも子づるを伸ばしていく為に、剪定します。さらにグリーンカーテンを楽しみたい人は自分好みの高さになったら、剪定して横に大きくなるように剪定して行きましょう。

ゴーヤの育て方⑨

誘引もしっかりする

ゴーヤはツルを伸ばして大きくなっていくので、誘引は欠かせません。ネットなどに上手く誘引してあげることで、見事なグリーンカーテンにもなります。誘引を行う際にあ、剪定をしながら行うのも良いでしょう。また、誘引をする際は茎などを傷つけないように注意しながら行って下さい。ゴーヤは誘引を行うことで、自分好みの大きさや広さに成長させられるので、その分見た目の美しさなども楽しめます。草花が育ちにくい夏場に綺麗な緑を輝かせてくれるゴーヤを上手に栽培して、グリーンカーテンを楽しんでみましょう。

ゴーヤの育て方⑩

受粉

ゴーヤは基本的には受粉の必要がありませんが、マンションや虫などが少ない環境で栽培している場合は、受粉を自分で行う必要があります。受粉がないとゴーヤが実を付けてくれません。ゴーヤの人口受粉は、ゴーヤの雌花が咲く時期になったら、新鮮な雄花を選んで、授粉させます。授粉させる時間は朝の9時ごろから10時がおすすめです。もしも自分がゴーヤを植え付けした場所が自然の授粉に適していなかったら、花が咲く時期を見計らって人工授粉に挑戦してみて下さい。

ゴーヤの育て方⑪

収穫

ゴーヤを育てて来たら、やはり楽しみなのが収穫の時期だ。ゴーヤの収穫時期はだいたい7月上旬から9月中旬頃までです。うまく栽培すれば、夏の間自宅でゴーヤを楽しむことが出来るのです。ゴーヤはだいたい花がついてから20日程で実になります。だいたい収穫に適している時期は、ゴーヤの長さが15~35㎝程になった時です。太さは大人の手首程の大きさが良いと言われています。自宅で栽培すれば、必要な時に必要な分の新鮮なゴーヤを収穫できるのでおすすめです。


ゴーヤの色

日本ではゴーヤは緑のうちに収穫することが多いです。しかしゴーヤは熟してからも食べることが出来ます。熟すると緑色から黄色へと変化し、中は真っ赤なゼリー状になります。その味わいは、熟する前の緑のゴーヤと違い、とろっとした甘みがあります。その為、サラダなどに使うことが出来るのです。しかし注意したいのが、実が破裂した完熟ゴーヤです。熟したゴーヤは収穫せずにおいておくと破裂してしまうので、早めに収穫するようにしましょう。

ゴーヤの育て方⑫

株が弱まる

ゴーヤは多くの実を付けると株が弱ってしまいます。その為、ゴーヤの葉や茎に勢いがなくなって来た場合は、一度すべてのゴーヤを収穫してあげるのがおすすめです。株を休ませることで、また元気な実を付けてくれます。あまり、弱ってきてしまうと枯れてしまうので、水や肥料の追肥をしっかり行って様子を見てあげて下さい。しっかり様子を見て剪定などでバランスを見てあげることで、長き時期ゴーヤを楽しめます。

まとめ

ゴーヤの栽培方法はいかがでしたか?ゴーヤの植え方も苗や種からと自分で好きな方を選ぶことが出来ます。また、植え付けを行う際に場所をうまく選べば、夏場の日差しを防ぐグリーンカーテンとしても活用することが出来るのです。元気なゴーヤをたくさん収穫したい場合は、剪定をしバランスのよい植え方にして、肥料を追肥してあげることで夏中ゴーヤを楽しめます。比較的、初心者でも簡単に育てられるのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?ゴーヤはツルを伸ばして成長して行くので、誘引を忘れず上手に栽培してみて下さい。

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