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【連載】チューリップの花言葉!贈る花束に想いを託せる花色を紹介

花にはその花のシンボルとなる花言葉が付けられています。古くから西洋では花言葉に想いを託して愛の告白する習慣がありました。春の季節を色鮮やかに飾るチューリップも素敵な花言葉を持ち合わせています。チューリップの花言葉に想いを託し、素敵な花束を贈ってみませんか。
更新: 2021年1月4日
ティンカー・ベル
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チューリップの花言葉!贈る花束にふさわしい色は

Photo bysusan-lu4esm

色や花姿などのその花の特徴に加え、その花にまつわる伝説などから、花にはその花を象徴する意味のある花言葉が付けられています。昔から西洋では、男性が想いを寄せる女性に、花言葉に想いを託して花を贈り恋心を伝え、受け取った女性もまた花に気持ちを託して相手に花を贈る習慣があります。こうした習慣が広まり、恋愛の場面だけではなく、感謝やお礼の気持ちを、贈る花の花言葉に託して、花をプレゼントする習慣が生まれ、色々な国にも花を贈る習慣が広まりました。春は卒業や転勤など門出を祝う場面や別れの場面の多い季節。そんな時に花に想いを託して気持ちを伝えるのも洒落た告白です。今回は春の季節を色鮮やかに飾るチューリップを選び、チューリップの花言葉をご紹介します。見た目も可愛いチューリップは、色別にも花言葉があります。チューリップの花にあなたの想いを託し花束を贈るときの参考にしてください。

チューリップの花言葉

チューリップの見た目の印象から付いた花言葉

Photo bySkitterphoto

花言葉は見た目の特徴が由来して付けられている花言葉があります。チューリップの特徴が由来する花言葉は「喜び」「情熱的な恋」「美の儚さ」「純粋」という言葉。チューリップの見た目の特徴が由来した花言葉です。「喜び」は、春を告げる花で、モノトーンの冬の季節に変わり、鮮やかな色とりどりの花を咲かせるから。「情熱的な恋」の言葉の由来は、球根花であるチューリップのゴロンとした球根が由来しているのです。激しい恋の思いが鮮やかな花色に燃え立ち、球根はその激しさから真っ黒になるという恋心にたとえることから由来した花言葉です。「美の儚さ」は、見ての通り開花すると数日ではらりと花弁が落ちることが由来している花言葉。「純粋」とは白いチューリップが持つ花言葉ですが、まるでうつむいているような蕾の控えめに見える立ち姿から、そっと白い花を咲かすそんな様子が由来して付けられた花言葉です。

チューリップにまつわる伝説から付いた花言葉

Photo bycocoparisienne

花言葉は見た目の印象のほかに、ギリシャ神話や伝説、花の誕生説が由来となって付けられた言葉もあります。チューリップもオランダに伝わる伝説からいくつかの花言葉が付けられています。その伝説とは、ある3人の騎士から同時に愛を告白された美しい少女の話です。3人の騎士はそれぞれ家宝の王冠、剣、黄金を少女に贈り、「自分と結婚してほしい」とそれぞれ彼女にプロポーズしました。しかし少女は3人のうち1人だけを選ぶことができず、困ったあげく、花の女神のフローラに、自分の姿をチューリップに変えてもらったのです。だからチューリップは美しい少女の化身だと言われているのですが、この伝説からチューリップの花姿の花は王冠を、葉は剣を、そして球根は黄金を表わしているのだと言われています。この伝説が由来してチューリップには「思いやり」「愛の告白」「失われた愛」という花言葉が付けられています。これらの言葉は自分の姿をチューリップに変えた少女の心の表れと、美しい少女に愛を告白した騎士の気持ちを意味する花言葉です。

チューリップの花色別の花言葉

赤、ピンク、オレンジのチューリップの花言葉


Photo bysuetot

童謡「チューリップ」の中でも歌われているように、チューリップは色々な花色があり、ほんとに「どの花見てもきれいだな」というイメージです。見た目の特徴でもありますが、色とりどりのチューリップは花色によっても花言葉が付けられています。赤は「愛の告白」、ピンクは「愛の芽生え」や「誠実な愛」、オレンジは「照れ屋」という花言葉だ付けられています。花色の特徴から付けられた花言葉は、単純につけられたものが多く、その言葉の由来や根拠についてのルーツは乏しいです。

緑、紫、黒、白のチューリップの花言葉

Photo bypixel2013

さて、数あるチューリップの花色を先に進めてその花言葉をご紹介していきましょう。モダンな花色の緑のチューリップは「美しい目」、紫は「永遠の愛」や「気高さ」、黒いチューリップは「私を忘れないで」です。白いチューリップは「失われた愛(失恋)」。ネガティブな花言葉のようにも取れますが「新の恋の始まり」という言葉もあり、終わった恋の後に訪れる新しい恋の始まりというようにポジティブにとらえることもできます。また見た目の特徴でも話したように「純粋」という言葉や、チューリップにまつわるオランダの伝説のチューリップに化身した少女の想いを表す「思いやり」などという言葉も白いチューリップの象徴とされています。

黄色のチューリップの花言葉

https://www.photo-ac.com/main/detail/3029126?title=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97

黄色は元気が出る色だと言われますが、黄色いチューリップの花言葉は「実のらぬ恋」とか「失恋」などというネガティブな言葉です。だから恋人に「黄色いチューリップを贈るときには気を付けよう」と言われることもあります。しかし花言葉はこうしたネガティブな言葉も持ち合わせていることもありますが、1つの花に対する印象はたくさんあり、善悪両方の意味を持つものも数多いのです。黄色いチューリップも「名声」「正直」「明るさ」「華美」「陽気で気さく」などという花言葉で表現されている例もありますので、決して贈る花にふさわしくない色ではありません。

複色のチューリップの花言葉

Photo byAlbenheim

複色(斑入り)のチューリップも「疑惑の恋」などという恋人に贈るにはふさわしくない言葉も持ち合わせていますが、複色でも花弁が八重咲きのものは「天真爛漫」「夢」など明るいイメージの花言葉がつかられています。花言葉は人間の関わる様々な分野で付けられた言葉なので、とらえ方も無数です。決してネガティブな言葉だけがその花の花言葉ではありませんが、心配なときは控えることも無難です。

チューリップを贈るときにふさわしい本数

恋人に贈りたい本数


https://www.photo-ac.com/main/detail/1587044?title=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E8%8A%B1%E6%9D%9F

ところでチューリップは贈る本数によっても、それぞれ意味があります。たとえば1本は「あなたは運命の人」という意味があり、4本は「一生愛し続ける」、特に愛の告白の場面で人気の数は12本で「恋人になってください」という意味があるのです。見た目の印象が可愛いチューリップは恋人に愛の告白をする場面に人気の花で、6本は「あなたに夢中」、11本は「最愛」という意味があるのです。また40本以上など数が多くなると、永遠の愛を誓うというような意味を持つ花束になります。たとえば99本は「永遠の愛」、108本は「結婚してください」です。こんなにたくさんのチューリップの花を贈られることを考えると、ドラマのワンシーンのように素敵な場面を想像してしまいますが、それに輪をかけ、本数の意味もドラマチックな内容です。

15本は反省の意味を込めたいときに!

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花を贈るシチュエーションは愛の告白に関する場面ばかりではありません。たとえば「悪いことをしてしまったな」と反省の意味を込めてチューリップの花を贈るときは15本が良い本数です。15本のチューリップは「ごめんなさい」という意味があります。言葉ではなかなか素直に言えない「ごめんなさい」という言葉も、「純粋」という花言葉を持つ白いチューリップを15本の花束にして贈れば、それはきっと素敵な誤り方になるに違いありません。オレンジのチューリップは「照れ屋」という花言葉。照れ屋でなかなか「ごめんなさい」の言葉を言えないときは、オレンジの15本のチューリップを贈って恋人と仲直りしてみてはどうでしょう。

16本と17本は注意して贈ろう!

Photo byAnelka

チューリップを贈るときの本数は、ほどんどの本数に悪い意味はありませんが、16本と17本だけは、恋人に贈るときにはちょっと注意が必要です。16本は「不安な愛」、17本は「絶望の愛」という意味があります。不安な気持ちを伝えたいときは可愛いメッセージ代わりになりますが、相手に心配をかけてしまう意味を持つ本数かもしれません。16本、17本はちょっと注意が必要な本数だと覚えておくといいですね。

チューリップの“幸運のゆりかご”の伝説

”幸運のゆりかご”の伝説

https://www.photo-ac.com/main/detail/1623964?title=%E3%83%8F%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%BA%A7%E3%82%8B%E5%A6%96%E7%B2%BE%E3%81%AE%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90

“幸運のゆりかご”の伝説は、イギリスに伝わるチューリップの有名な伝説です。昔1人の女性が庭のチューリップの中で眠る妖精の赤ちゃんを見つけ、その姿に喜びでいっぱいになり、翌朝もっとたくさんチューリップを植え、すべての妖精の赤ちゃんに、チューリップの花のゆりかごをつくってあげ、毎晩チューリップのゆりかごで眠る赤ちゃんを見守ったそうです。妖精の赤ちゃんたちはその恩返しにチューリップに素敵な香りと色を与えたそうな。妖精たちは彼女とその家に祝福を与え、その家は末永く幸運に恵まれたのだとか。でもまだその話には続きがあり、結末は私たちもあやかりたい素敵な話でしめくくられています。

伝説にちなみ庭に咲いたチューリップも素敵なプレゼント!


https://www.photo-ac.com/main/detail/3097773?title=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97

話の続きはその家の女性が死んでしまった後の話です。彼女が死んでしまうと、その家にとても冷酷な男が住み、彼は庭のチューリップを全部抜いてしまったのです。怒った妖精たちは、その家の幸福を取り去り、男性はたちまち没落。この伝説からチューリップを上手に咲かせる庭を持つ家は、幸福を呼ぶと話は締めくくられている伝説があります。ガーデニング初心者でも育てやすいと言われるチューリップの花。こんな伝説にちなんで、ご自身の庭で綺麗に咲かせたチューリップの花を贈るのも素敵なプレゼントになることでしょう。

チューリップを贈ろう!

https://www.photo-ac.com/main/detail/1380665?title=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97

心の中の想いをダイレクトに伝えられないときは、自分の気持ちを花言葉というベールに包んで花を贈るのも、小粋に気持ちを届けることができます。花は誰の心にも癒しをもたらします。花に宿った魂が、その花のシンボルとなる言葉を使って相手にメッセージを届けてくれる、そんな粋なプレゼントができる男性であり、女性でありたいものです。でもシンボルとなる花言葉は全てが喜ばしい言葉とは限りません。だからこそ贈りたい花の花言葉を知っておくことも大切です。そうすれば贈る花束に拍車がかかり、さらに素敵な出来事が起こるかもしれません。この機会が花言葉を覚えるきっかけとなれば幸いです。

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