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チューリップの育て方!大切な水やりのコツと寄せ植え方法を解説!

春になるとぷっくりした可愛らしい花を咲かせるチューリップ。上手な育て方のポイントは、芽が出ていない状態でも「水やり」をすること。水やりを怠ってしまうと上手に育ってくれません。 今回は、チューリップの水やりを忘れないコツと育て方についてご紹介します!
2020年8月27日
かなえ
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チューリップの魅力は?

チューリップの育て方は簡単!

チューリップの育て方や手入れはとても簡単で、初心者でも楽に育てることができます。 小学校でも授業の一環として育てられることがあるくらい、育て方がそこまで難しくない花です。

チューリップは色の種類が多い

チューリップの花は色の種類が豊富。 チューリップといえば、赤や黄色などが有名ですが、ピンクやオレンジ、紫、アイボリー、オフホワイトなどの色の花も咲かせます。ものすごく色の種類が多いので、自分好みの色のチューリップを見つけて育ててみましょう。

チューリップの基本の育て方

1.土を準備する

チューリップを庭で育てる場合は、あらかじめ土をよく耕しておき、培養土を全体の3割程度混ぜておきましょう。 鉢植えやプランターで育てる場合は、球根用の土を準備するだけで大丈夫です。肥料は最初の段階では必要ありません。

2.チューリップの球根を植える

土の準備ができたら、次はチューリップの球根を植えていきます。 ポイントはなるべく深めに植えること。 あまりにも浅い位置に球根を植えてしまうと、茎が丈夫に育たないことがあるからです。特に鉢やプランターでチューリップを育てる場合は、深めのものを選ぶように気を付けてください。

3.チューリップの花が咲くまで水やりをする

チューリップの球根を植え終わったら、あとは花が咲くまで水やりをするだけ。 土が乾燥していると思ったら、こまめに水やりをするようにします。庭植えの場合はあまり乾燥を気にしすぎる必要はありませんが、鉢やプランターで育てる場合は乾燥しやすくなるので注意が必要です。

チューリップの球根を植える時期は冬!

紅葉の季節がベスト


チューリップの球根を植える時期は、秋が深まり冬に入りかける頃です。 ちょうど紅葉の見ごろくらいの時期がベストでしょう。 コートが必要なくらい寒くなったら、チューリップの球根を植えはじめても大丈夫です。

チューリップの花を咲かせるには寒さが大事

チューリップの育て方でおもしろいのが、花を咲かせるためには寒さが必要なところ。 普通、寒さには弱い植物が多いですが、チューリップは雪が降ろうが霜がおりようがへっちゃらなくらい寒さに強い植物です。チューリップは、土の中で寒い時期を乗り越えることによって、きれいな花を咲かせることができるのです。

チューリップをバランス良く咲かせるには?

チューリップの球根には向きがある

実は、チューリップの球根には向きがあります。 球根の段階からすでに葉や花になる部分がある程度出来上がっており、出てくる方向も決まっているのです。最初に出てくる葉は、どの球根もへこんでいる側から伸びてくることが多いといわれています。

向きに気を付けた育て方をしてみよう

見た目がきれいになるようにチューリップを咲かせたいのであれば、この球根の向きを揃えて植えるようにしてみましょう。 1枚目の葉が出てくる方向が同じになるように球根を植えておけば、花が咲く方向も揃うので、バランスが良い見た目になりますよ。

チューリップの上手な育て方のポイント

1.チューリップの水やりはゆっくりこまめに

チューリップは球根の間も水やりをすることが必須ですが、水やりにも少しポイントがあります。 水をただ一気にやるのではなく、少しずつ土にじんわり染み込ませていくように水やりをするようにしてください。 たっぷり水やりをしたから大丈夫と思っていても、土が十分に水を吸収することができておらず。球根まで届いていないことがあるからです。一点ばかりに集中させず、ゆっくりと数回に分けて水やりをするようにしてください。

2.乾燥させすぎない

乾燥が苦手なチューリップ。 水やりを忘れてしまうと、上手く成長できなくなってしまう可能性があります。 そのため、土の状態をこまめに観察して「乾燥しているかもしれないな」と思ったらこまめに水やりをするようにしましょう。目に見えないだけで、土の中に埋まった球根も日々少しずつ成長しており、水分を必要としています。

3.寄せ植えをして水やりのし忘れを予防する

とはいっても、土だけの状態だとついつい水やりを忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。 そこでおすすめなのが、チューリップと一緒に他の植物を寄せ植えする方法。チューリップ以外の植物を植えておくことで、簡単に水やりのし忘れを予防することができます。

チューリップと寄せ植えにおすすめの植物は?

1.パンジー&チューリップ

チューリップと同じく寒さ強い植物。 暑さには弱いので、夏になると枯れてしまいます。育て方も簡単なので、寄せ植え初心者におすすめの花です。冬の間は次々と花を咲かせるので、チューリップが咲くまでに楽しませてもらいましょう。


2.ビオラ&チューリップ

パンジーとほぼ同じ特徴ですが、花や株が一回りくらい小ぶりなのものが多いです。 株がまとまっているので、パンジーよりも寄せ植えが簡単かもしれません。もちろん寒さにも強く、陽だまり程度のあたたかさでも次々と花を咲かせて楽しませてくれますよ。

チューリップの寄せ植えは秋植え球根なら何でもOK!

チューリップとの寄せ植えには、パンジーやビオラがおすすめですが、基本的に秋植え球根であれば何でもOKです。 他に秋植え球根の花は、ムスカリ、フリージアなどがあります。チューリップの花が咲くまでの間、自分の好みの花を育てて、水やりのし忘れを予防しましょう!

チューリップの開化時期はいつ頃?

チューリップの咲く時期は3回

チューリップは、「早咲き」「普通咲き」「遅咲き」の3回花を咲かせる時期があります。 種類によって様々なので、チューリップの球根を買う際は、どのくらいの時期に咲かせるチューリップなのかも確認しておくようにしましょう。

順番にチューリップの花を咲かせてみよう!

種類によって花が咲く時期が違う特徴を利用して球根を植えておくことで、長い間チューリップの花を楽しむこともできます。 広い花壇などに植えるのであれば、開化時期の違うチューリップを植えておくことで、順番に途切れることなく花を楽しめますよ。

チューリップに肥料は必要?

肥料の与えすぎはNG

肥料は球根が腐る原因になるため与えない方が良いという意見もありますが、基本的にはチューリップの「花が咲く前」と「咲いた後」の2回与えるのが一般的です。 肥料をやる場合はあげすぎないように量を調整したり、水で薄めて使いましょう。

チューリップに適した肥料は?

花が咲く前は「固形肥料」を、花が咲き終わった後は「水で薄めた液体肥料」を与えてあげるようにしましょう。 花が咲いた後に肥料をあげる理由は、球根の力を回復させるためです。花を咲かした後の球根はへとへとに疲れてしまっています。適度な肥料を与えて、エネルギーを補充してあげましょう。

チューリップの増やし方

増やし方は特にない

チューリップの増やし方がないというわけではなく、特に増やすために特別なことをする必要がないという意味です。 他の植物の増やし方は「挿し木」や「株分け」などがありますが、チューリップは栄養さえ蓄えることができれば、土の中で勝手に球根の数を増やしていきます。

球根は大事にとっておこう

最初に植えた球根は、残念ながらもう一度花を咲かすことはできませんが、上手な育て方をしていれば子株がいくつができるはずです。 大きい子株ができていれば、また来年も花を咲かしてくれる可能性が高いので、大切に保存しておくようにしてくださいね。一つずつ球根をやさしく手で分けたら日陰で休ませ、ネットに入れて保存しておきましょう。


上手な育て方をしていれば、球根がいっぱい!

チューリップが居心地の良い環境で、上手な育て方をすることができていた場合、球根がいっぱい増えていることもあります。 大きな球根は来年すぐ植えても問題ないですが、小さな球根は花を咲かせるまでに時間がかかる可能性が高いので、焦らずにゆっくり待ってあげましょう。

球根の掘り上げ方法

掘り上げのタイミングは葉が枯れはじめた頃

チューリップの葉が黄色くしなしなに枯れてきたら、そろそろ球根を掘り上げるタイミング。 花がなくなったらすぐに掘り上げてしまいたくなりますが、しばらくはそのままの状態にしておきましょう。花がなくなっても、球根は土の中で栄養や水を蓄えているからです。

チューリップを切り花で楽しむのもおすすめ!

チューリップは切り花に向いている花

庭やプランターで綺麗に咲き誇るチューリップも素敵ですが、茎から切り取って切り花にして楽しむのもおすすめです。 お気に入りの花瓶を用意して、切り取ったチューリップを飾っておくと、部屋の雰囲気も明るくなります。存在感が大きいので、一輪挿しにしても素敵です。

プレゼントしても喜ばれる

庭先でたくさんチューリップを咲かせることができた場合、何本か切り花にしてまとめると手軽に豪華なブーケを作ってみるのも良いでしょう。入学式や結婚式を迎える人に、チューリップの手作りブーケをプレゼントするときっと喜んでもらえるはずです。

寒くなったらチューリップを育ててみよう!

春に花が咲くのが楽しみ♪

チューリップの上手な育て方のポイントは「寒さ」と「寄せ植え」です。 この2つさえ守れば、はじめてでもきれいなチューリップの花を咲かせることができるはずです。 寒くなったらチューリップの球根を植えて、春にかわいい花が咲くのを楽しみに待ちましょう!