スワッグ 50cm単位販売 北欧調 花柄 (ナチュラル)
くすみカラーの北欧花柄 綿麻キャンバス
Clover N なめらか目打 21-131
河口 ソーイング用文ちん
ティータイムに便利なティーコゼーとティーマット
おいしい紅茶を2杯目も温かいまま楽しめたらと思いませんか。そんな時はティーコゼーがあるととても便利です。ここでは、紅茶を保温するためのティーコゼーと、セットで使うと素敵なティーマットの簡単な手作り方法をご紹介しております。
とても簡単ですので、初心者でも手作りを楽しめるでしょう。お揃いで作れば素敵なティータイムの演出ができそうです。ここではミシンで仕上げていますが、コツコツ手縫いしても作れます。
ティーコゼーとは?
ティーコゼーとは紅茶を温かいまま保温するためのティーポットカバーのことです。ここでは半月型のものを作っていますが、卵型や、袋型、円柱型など様々な形があります。
シンプルな無地の布にたくさんの刺しゅうをしたり、レースをたっぷり挟んだりした装飾的な効果が高いものも。また、ニット(編み物)でつくることもできます。手作りの良さを生かして、たっぷり綿を入れて温かい紅茶を楽しめるティーコゼーを作りましょう。
ティーマットとは?
ティーマットとは、紅茶のセットを置くためのランチョンマットのようなものをさします。装飾的な効果が高いものですが、あると、家具や茶器が傷つかないというメリットも。また、食器をさわった時のカチャカチャいう音を防ぐ効果もあります。
紅茶の時間はリラックス効果があるのです。おもてなしの時はもちろん、ちょっと一息つきたいときも少しだけ素敵に演出すると気持ちのよいものでしょう。きちんと整ったテーブルで紅茶をいただけば、いつもの紅茶がよりおいしく感じられそうですよね。
必要な材料と道具
準備する材料
ティーコゼーやティーマットに向いている材料は、丈夫でやや厚手の布。ここでは綿麻素材を使っていますが、ニット素材を使っても大丈夫です。ニット素材は伸びやすいので、綿を入れるとき力を入れすぎてしまうと、全体に歪んでしまうことがありますので注意しましょう。
またキルティング生地で作ることも可能ですが、もともと綿を挟んであるため、たくさん綿を入れて、保温効果を上げることはできません。保温効果を上げるためにたっぷり綿を入れたいのであれば、目の詰まったやや厚手の綿麻をおすすめします。
綿麻素材
スワッグ 50cm単位販売 北欧調 花柄 (ナチュラル)
生地は表と裏の2枚必要。両面で色を変えても楽しいです。必要なのは30㎝ほどなので、50㎝カットの端切れなど、お手頃なものを探してもよいでしょう。
キャンバス生地
くすみカラーの北欧花柄 綿麻キャンバス
同じ綿麻素材でも「キャンバス生地」とついているものは目が詰まっていて扱いやすい生地です。柄や色も豊富で、お手頃なものが多いのもおすすめ。それほど用尺は必要ないのでカバンなどを作った時の余った材料があれば、それを利用してもよいでしょう。
その他の材料
その他に必要な材料は綿です。綿は100均でも売っています。1つで十分間に合います。また、飾り用として綿テープ(持ち手のループにします)、タグ(綿テープにスタンプを押して手作りしても)があると仕上がりがかわいいです。
必要な道具
ここではティーコゼーとティーマットを作るときに便利なお裁縫道具をご紹介します。これからお裁縫を本格的に始めたい方は揃えておくと作業効率が上がり、仕上がりもきれいになるでしょう。
目打ち
Clover N なめらか目打 21-131
穴を開けたり、糸を抜き取ったり、縫い合わせた後に角を出すのに使ったり、ミシンをかける時に抑えるのに使ったりととても出番の多い道具です。1本あると本当に便利ですので、ぜひ揃えましょう。もしかすると、お裁縫道具の中に眠っているかもしれません。探してみてください。100均でも購入できます。
裁断用文鎮
河口 ソーイング用文ちん
裁断用の文鎮は、ニット素材など伸びやすい生地や待ち針の穴が目立ちやすい生地に使うと便利です。また、文鎮を使うと、型紙に待ち針の跡がついてぼろぼろになるのを防ぎます。重たいのが難点ですが、1度使うと手放せない道具です。
ティーコゼーの作り方
ティーコゼーの型紙の作り方
まずは外袋の型紙を作ります。30㎝×20㎝の紙を用意してください。大きな紙にこのサイズの長方形を書いてもOKです。左右の上部の角から内側に向かって45度に直線を書きます。
角から5㎝とって、丸くカーブを描きましょう。半月系の形ができたら紙をカットします。この型紙は1cmの縫い代を含んでいますので、このサイズのまま布を裁断しましょう。
次に内袋用の型紙を作ります。28㎝×20㎝の紙を用意してください。大きな紙にこのサイズの長方形を書いてもOKです。左右の上部の角から内側に向かって45度に直線を書きます。
角から5.2㎝とって、丸くカーブを描きましょう。半月の形ができたら紙をカットします。この型紙は1cmの縫い代を含んでいますので、このサイズのまま布を裁断しましょう。
ティーコゼーの作り方
ぷっくりと膨れるほど綿を入れたティーコゼーは、温かい紅茶を温かいまま長く楽しめます。お友達や家族とゆったりとお茶を楽しみたいとき、30分くらいおしゃべりしていても、淹れたてのような温かい紅茶をキープできるでしょう。
綿の量や、布の素材で変わりますので、いくつか色違いや柄違いで作っても楽しそうです。手作りならではの楽しいお茶時間を演出しましょう。
【材料】
・好みの布…50㎝分(30×20を2枚とれるくらい)を2種類
・綿テープ(グログランテープやリボンでもOK)10㎝
・綿適量
・お好みでタグや刺しゅうなど
手順
好みの布を切ります。外袋、内袋をそれぞれ2枚ずつカット。あらかじめ布を中表に合わせてから型紙を置き、2枚同時にカットすると便利です。型紙は縫い代分を含んでいますので、型紙に沿って、裁断できるので簡単にできます。
それぞれ中表に合わせます。外袋は持ち手用のテープを5㎝位の長さに切ってはさみ(カーブの中心部分に挟みます。テープを2つ折りにして、輪の部分が下になるように、端の部分が上に来るように挟みましょう。布を半分に折って、中心部分に待ち針などで印をつけておくと簡単です。)待ち針でカーブ部分を留めましょう。
内袋はテープを挟まずに中表にして待ち針で留めます。
縫い代1㎝とって縫い合わせます。最初と最後は返し縫いをしましょう。内袋も同じように縫い合わせます。この作業は手縫いも可能です。
外袋、内袋をそれぞれ縫い合わせました。カーブのきつい部分に切込みを入れます。ミシン糸を切らないようにギリギリまではさみを入れましょう。
縫い代を2枚同時に片側に折りこみ、アイロンで調えます。下の部分の縫い代を1㎝ずつ内側に折りあげて、アイロンで押さえましょう。
外袋を表に返します。内袋を外袋の中に入れて二つの袋を合わせましょう。
中(外袋と内袋の間)に綿を入れましょう。たくさん入れると保温効果が上がります。入れすぎるとパンパンになって、ポットが入らなくなるので様子を見ながら入れてみてください。
好みの量の綿を入れたら、口の部分を待ち針で留めます。端から5㎜くらいのところを内側(中側)を見ながら1周ぐるりとミシンをかけていきましょう。最初と最後は重ねて縫います。この作業も手縫いでできます。
口のところが縫えました。これで出来上がりです。画像には映っていませんが上部に持ち手(テープ)がついています。
ティーマットの作り方
ティーマットの型紙の作り方
ティーマットは長方形の布を裁つだけなので型紙がなくても作れますが、心配な方は型紙を用意しましょう。34㎝×24㎝の長方形を描き、角から3㎝ずつのところに点を取って線を引き、斜めにカット。
長方形から角を落とした形になります。この型紙は1㎝の縫い代を含んでいますので、裁断が簡単です。
ティーマットの作り方
ティーコゼーとお揃いの生地でティーマットを作ります。端切れが足りないときはほかの生地と縫い合わせて、同じ形を作ってもかわいいです。
中に綿を入れたりしないのでティーコゼーよりずっと簡単に作れます。両面違う生地を使うとリバーシブルで楽しめるでしょう。洗濯にも強く、形がきれいに決まる綿麻で作るのがおすすめです。
【材料】
・好みの布…50㎝くらい(34㎝×24㎝を1つとれるくらい)2種類
・お好みでタグなど(ここでは綿テープに布用のインクを使ってスタンプを押した手作りのタグを使用しています)
手順
好みの布を切ります。表布、裏布各1枚ずつ切りましょう。
タグを付けたいときは縫い合わせる前につけておきましょう。好みの場所でよいのですが、迷ったら右下の隅に配置するとバランスがよく決まります。
中表に合わせて、返し口を残して周囲を縫います。端から1㎝のところを縫いましょう。返し口は10~15㎝くらい残します。間違えそうな人は返し口の両側だけ待ち針を2本ずつ使うなど、目印をつけておくとよいでしょう。
角の部分ではミシンを一度とめて、針を上げ、生地を回転させて縫います。ミシンのない方は手縫いでも大丈夫です。
アイロンで縫い代を2枚同時に片側へ倒します。角の部分は斜めに切込みを入れておきましょう。こうすると、縫い代がごろつかず、表に返したときにきれいに角を出せます。
返し口から手を入れて、布を表に返します。角は目打ちを使ってきちんと出しましょう。このひと手間が仕上がりの差を生みます。
表に返したら、もう一度アイロンをかけて縫い代を落ち着かせます。
端から5㎜のところに押さえミシンをかけましょう。この作業で返し口も一緒にふさいでしまいます。もちろん手縫いでもかまいません。最初と最後は少し重ねて縫って、ほつれないようにします。
まとめ
ティーコゼーとティーマットの作り方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。材料もシンプルで、作り方も簡単ですので初心者の方にもおすすめです。手作りの紅茶のセットでテーブルを演出して、より素敵なティータイムを楽しんでください。
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