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特徴からわかるアスターの育て方は?失敗しない栽培のポイントをご紹介!

アスターの花とは切り花として部屋に飾ったりブーケにして贈られることも多い美しい植物。大きく分けて宿根と1年草の2種類あってその特徴も大きく違います。種まきから育てるアスターの育て方やその花の季節・楽しみ方をご紹介します。自分でアスターを育ててみたい方必見です。

2019年11月20日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. はじめに
  2. アスターの花について
  3. アスターの花とは?その特徴
  4. アスターの花の種類
  5. アスターの花の育て方1.日当たり
  6. アスターの花の育て方2.土
  7. アスターの花の育て方3.種まき
  8. アスターの花の育て方4.日常管理
  9. アスターの花の育て方5.開花時期
  10. まとめ

はじめに

アスターの花の育て方や開花時期を解説

アスターは部屋を飾る生け花や可憐なブーケなどにあしらわれたものを目にする機会も多いポピュラーな花でしょう。名前は知らなくても誰でも一度は見たことがあるであろう花です。買ったりいただくばりかでなく自分でも簡単に種まきから育てることが可能。アスターとはどんな植物なのか、その特徴と開花時期・栽培方法をご紹介します。

アスターの花について

アスターの基本情報

科・属:キク科エゾギク属
原産地:中国北部
学名/英語名:Calistephus chinensis/China aster

アスターの別名

アスターは中国原産の花ですが日本でも馴染みが深い菊の形をしていることから、エゾギクという別名が付けられ親しまれているのが特徴。品種改良も盛んに行われ日本で生まれたアスターの種類もあります。

アスターの種類は大きく分けて2つ

ところで、このアスターという植物には2種類あって1年草扱いの種まきをして育てるものと、苗を購入して何年も楽しむ宿根種が存在するのはご存知でしたか?どちらもそれぞれ個性があって人気の高い植物ですが、切り花にして楽しむなら1年草のアスターが向いています。次の章ではこの1年草のアスターの仲間とその特徴を紹介していきましょう。

アスターの花とは?その特徴

アスターの花とは

アスターの花は品種にもよりますが多くは3-5センチ程度の小花がたくさん集まって咲くものとなっています。色も形もさまざまで、シンプルな一重から八重・ポンポン咲き種までバリエーションあるものが揃っています。

特徴1.枝分かれ

アスターの大きな特徴として花の大小関係なく茎からたくさんの枝が分かれてその先に花を付けることで、1本でたいへん見応えがあるボリューミーさがあります。この見た目が切り花として多様され、アスターがもてはやされる理由ともなっているのでしょう。

特徴2.寒さにも弱くない

アスターの日本語名ともなっているエゾギク。このエゾとは蝦夷と書いて古い日本語では北海道あたりを差す言葉です。蝦夷でも栽培できる菊ということでこの名前が付いたとされています。実際耐寒性はそれほど高いものではありませんが、弱くもなく普通に育てることができる植物です。

特徴3.連作障害

連作障害とは続けて同じ土に植えることで、植物の成長が阻害される減少をいいます。有名なものにナス科の植物の連作障害などがありますが、アスターも花としては強い連作障害を持つ植物で、気に入ったからと同じ場所に植え続けるとだんだんと花つきが悪くなったり発芽しても枯れてしまうことも。

アスターの花の種類

ここで気になるアスターの種類についても触れておきましょう。アスターは同じ仲間でも見た目の印象が違うものばかりです。まずはアスターと宿根アスターの違いをご紹介しつつ、種まきから育てるアスターの中でも人気の種類を見ていきましょう。

アスターと宿根アスターの違い

アスターと宿根アスターは以前は同じ品種の植物と思われていましたが、現在は別の種類ということで分けられて分類されています。大きな違いとしては開花する季節の違いがあげられます。宿根アスターは夏8月ころから秋が深まる10月11月ころまで切り戻しをしつつ長く花を咲かせます。また多くの花が下から上へと開花させていくのに反して上から下へとつぼみが開いていくのもわかりやすい違いでしょう。

一重のアスターの種類

一重のアスターはセレネが有名でしょう。切り花用のアスターでは花びらの数が多いものが見栄えもよく多く作られるので一重のものはあまりありません。

八重のアスターの種類

一重に反して数が多いのが八重の品種。八重咲きの菊のように咲くのはミスヨーロッパ。ナナという品種も一重の花びらがそのまま枚数が増えてボリュームがついたような姿でかわいらしく咲く種類です。

ポンポンアスターの種類

ポンポン咲きの品種ではちくまが有名でしょう。サマーイエローは名前のとおり黄色い花ですがふちどりに白からクリーム色が入りきれいなドーム状の花を咲かせてとても美しいグラデーションを見せてくれます。

種まきから育てるのは1年草のアスター

切り花に使うアスターとは種まきから簡単に育てることができます。100均やホームセンターなどでも豊富に取り扱いのある花の種なので、パッケージを見て気に入った花姿・色を選んで育ててみましょう。次章では育て方の説明をいたします。

アスターの花の育て方1.日当たり

アスターの花が好む環境

植物の育成には日当たりはとても重要なポイント。種まきしてそのまま開花まで育てる草花では途中植え替えるということはめったにしないことですので、最初に選んだ場所により花の数・大きさ・葉の色など大きく影響します。アスターが好きなのは日当たり・風通しともに良い場所。

栽培方法のポイント

日当たりが良いとしても、その土が雨が降るといつまでも水たまりになっている・ベタベタとした粘土質の場所は植物栽培においてはあまり適した土地とはいえません。庭に新しく花壇を作るという場合、そのような場所は日なたであっても不向きなので避けた方が良いでしょう。そのようなところには鉢植えにして並べるのがおすすめです。

アスターの花の育て方2.土

アスターの花用の土づくり

花壇用に土を改良する・鉢植え用に土を用意する場合アスター栽培においては酸性の土を避けるのが鉄則です。これは連作障害ならぬ初年障害を引き起こし、花の健康が著しく害される心配があります。雨水にさらされ続けている土はほぼ酸性に傾いていますので、苦土石灰を混ぜ込んで中和したあと種を直播きする必要があります。

アスターの花は続けて同じ土に植えないこと

アスターの花を続けて何年も栽培する場合、一度育てた場所には5年以上直播きできないといわれています。アスターは育てるのは難しいとはいわれませんが、この連作だけは気をつけた方がよいでしょう。花壇を作る方にとっては面倒なことかもしれませんが鉢植えにしてそのたびに新しい土を使うことで簡単に解決しますので心配な方はこちらがおすすめ。

アスターの花におすすめの培養土

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障害は土の性質によるものですので、市販の培養土を使うことで花にとってベストな状態からスタートすることができます。性質以外で気をつけるのが肥料分。元肥も入ったタイプであればこれ1袋で2つの手間が省けるので初心者の方はこちらの方が良いですね。

栽培方法のポイント

アスター栽培用の土は①酸性の土は避ける②1度育てた場合にはその後5年は同じところに直播きしない。このふたつの点が重要なポイントです。土は水はけが良いものであれば何でもかまわず、堆肥や腐葉土と化成肥料など元肥として混ぜ込んでください。

アスターの花の育て方3.種まき

アスターの花の種まき時期

アスターの種まき時期は春と秋。秋にまくことで少し早めに花を咲かせることができるようになりますが、冬越しに工夫が必要となるでしょう。花の時期を気にしないのであれば通常通り春に直播きで育てるのがおすすめです。

おすすめのアスターの種まき方法

ポットにまく場合は肥料分の少ない湿らせた土に数粒まき、本葉4枚程度まで管理。そのあと花壇や鉢に植え替えます。直播きの場合は株間15センチ程度に数個ずつまいていき、間引きしながら育ててください。市販の種を買うと数も多く、個体差もある程度あり発芽しないものもあるので直播きで間引きして育てるのが一番簡単な方法となるでしょう。

直播きにするときの注意と季節

種が必ず発芽するとは限りませんので、種の数に余裕がある場合は複数個いっぺんにまくと良いでしょう。花壇の計画で必要な本数がある場合、もし1本も生えてこない場合を想定して少し種を残しておくのもよいですね。種まきの季節は少しでも数を残すことを考えて秋よりも春がおすすめ。気温15度以上を目安にしてください。

栽培方法のポイント

アスターの生育に適した気温が15-20度程度です。秋まきにする場合はこの範囲内に置くこと。寒い地方で温室もなく夜間や明け方に冷え込むような場所では春にまいてください。

アスターの花の育て方4.日常管理

アスターの花の水やりと肥料

アスターの水やりは開花までと開花したあとで変えてあげます。この植物は乾燥を好むので水が足りないくらいの方が早く開花します。しかし株が成熟する前に花を咲かせてしまうと体力不足で株が弱って早く枯れてしまうことに。十分株が大きくなるまではしっかり水やりをして株の成長を優先させた方が最終的には長くたくさんの花を楽しむことができます。

アスターの花の水やり方法

土の乾燥を見つつたっぷりと水やりを行いましょう。開花したあとは少し乾き気味に育てることで次々とつぼみが開いて切り花として美しく仕上がるでしょう。

肥料のあげ方や頻度

こちらも株を育てるという意味で開花するまで定期的におこないます。固形肥料を月1度に株元に置くか、水溶性の肥料を10日に1度程度の割合で水がわりにあげるかしてください。つぼみが開いたら肥料はあげなくてもかまいません。

栽培方法のポイント

水やりも肥料もつぼみの開花がお世話の方法を変える境目となっています。つぼみの数を増やしたくさんの花を咲かせるために水やりも肥料も大切なお世話なので、十分気をつけてください。

アスターの花の育て方5.開花時期

アスターの花が咲く季節

水やりを控えめにすると早く開花してしまうこともありますが、標準的なアスターの花の時期は7-8月を目安とします。秋に種まきをした場合はもう少し開花時期が早まることもありますが、株の成長を見つつ水やりや肥料やりをおこなってください。

アスターの花の楽しみ方

種まきでおこなう切り花用アスターは、枝1本あたりの花数も多く花瓶などに飾るのに向いています。しかし、そのまま花壇に植えて他の花とも共演を楽しむというやり方も。仏様用の花として仏壇用に用いることもできるでしょう。

まとめ

種まきからアスターの花を育てよう

出典: https://www.photo-ac.com

小さな花を1本にたくさんつけるアスター。花壇で育てる場合は土の中和をしっかりおこい種まきは直播きで間引きして育てるのが簡単でおすすめの方法です。鉢植えで小規模に栽培するときは種まきも良いですが苗を買ってきた方がしっかりと丈夫な個体でしっかりと花が咲くでしょう。普段遣いの切り花素材として、豪華な八重咲きの大輪品種は生け花としても見栄えがするものです。簡単に育てられるアスターをもっと毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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