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オクラの茹で方のコツは?簡単なのに美味しい食感を引き出すコツをご紹介!

お子様から大人までに人気の野菜のオクラ。茹でるのも生のままサラダにしても美味しいオクラは家庭の定番の野菜と言えます。今回ご紹介するのは、オクラの美味しさを引き立てる簡単な茹でるコツです。時間の目安やヘタの下処理の方法まで詳しく解説します。
2020年8月27日
いとさん
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オクラの基本知識

人気の夏野菜、オクラ

とうもろこしやなすなど夏に出回る人気の野菜が種類豊富にお店に並びます。また、トマトやピーマンなど家庭でも簡単に栽培できる夏野菜も多く最近では家庭菜園も人気です。夏野菜は、ほてった体を冷やしてくれる効果があると言われており、夏の暑さに負けない体つくりのためにも取っておきたい人気の食材です。今回ご紹介するのは、そんな夏野菜の中でも人気のオクラです。最近では年中楽しめるオクラですが、旬は夏です。美味しいオクラを食べるために、オクラの簡単な下処理の方法と茹で方をご紹介します。

美味しいオクラの選び方

スーパーなどで売られているオクラの中でも美味しいオクラの選び方をご紹介します。まず、見た目です。うぶ毛が均一に生えており、まっすぐなものがおすすめです。ネットに入って売られているものであれば、大きさや長さが均一なものが塗らが少なくよいです。

また、オクラは水分が抜けやすい野菜なので、持ってみた時に重い方が新鮮でみずみずしいオクラと言えます。ヘタの大きさは1㎝が目安で、あまり大きすぎるものは皮や種が固くなっている可能性がありますのでご注意ください。

オクラを茹でる前の下ごしらえ①

下処理で切らないこと!

オクラの料理では、オクラを切って使うものが多いです。下処理の段階でオクラを切って、時間を短縮される方もいらっしゃいますが、おすすめできません。理由は、オクラの中心は空洞になっており、下処理の段階でオクラを切ってしまうと、そこに茹でる時の水分が入ってしまうからです。オクラの中に、水分が入ってしまうと、茹で上がった時にオクラが水っぽくなってしまうの美味しさが半減してしまいます。オクラは切らずに茹でるのが正しい茹で方といえます。ご注意ください。

オクラを茹でる前の下ごしらえ②

ヘタの下処理でやってはいけないこと

ヘタの周りのことを、「ガク」と呼びます。オクラの帽子のようになっている突起の部分のことです。このヘタの部分は固いので、茹でる時間や茹でるタイミングなどの茹で方に関わらず、ヘタの部分が口の中の残ってしまいます。だからと言って、先ほどご紹介したように下処理の段階で切ることはおすすめできません。ただし、下ごしらえのタイミングで黒くなっている場合は痛んでいると考えられるので茹でる前に切ってしまっても構いません。

簡単なヘタの下処理


オクラのヘタの下処理の方法をご紹介します。包丁の柄に近い部分を使いましょう。簡単に説明すると、リンゴやなしの皮むきを想像していただくと簡単かと思います。皮むきの要領で、面取りするように削りとっていきます。中心にある軸の部分も茹で方に関わらず、固いのでそぎ落としましょう。こうした処理をすることで、天ぷらや最近人気のあるオクラを丸ごと使った料理にも活用できます。お店のオクラを使った煮物やカレーなどにはこの下処理が欠かせません。もちろん、おひたしなどオクラを茹でて切る料理にも簡単に応用できます。

オクラを茹でる前の下ごしらえ③

塩もみで下処理

オクラの下ごしらえで、皮をむく必要はありません。しかし、皮むきの代わりに必要なのがうぶ毛の下処理です。塩もみと聞くとなんだか料理初心者には難しく聞こえますが、簡単で、下ごしらえの基本と言えます。塩もみというのは、うぶ毛を取るために塩で鑢をかけるイメージです。オクラを水洗いした後に、指先で塩をつまみ、オクラを1本ずつ指先でこすります。一度にたくさんのオクラを茹でる場合には、「いたずり」が簡単で時間の短酒気が出来ます。いたずりは、水洗いしたオクラをまな板の上に置いて塩をまぶした後
手の平とまな板でこする下ごしらえの方法です。

塩もみはどうして必要?

時間がないときに簡単に調理したい場合もあります。いたずりや塩もみは必要なのでしょうか。オクラを茹でる前のタイミングで触ってみると、皮の部分がざらざらとしています。これが皮についているうぶ毛です。うぶ毛は食べでも問題はありませんので、正直言って、オクラは塩もみをしなくても茹でることも食べることもできます。しかし、うぶ毛をしっかり取り除くことで舌触りが良くなり、食感がよくなります。また、塩味の下味もつけられるので美味しいオクラに仕上がります。また、茹でる野菜全般に言えることですが、塩を加えることで皮の鮮やかな緑色を残せます。簡単な下ごしらえなので行うことをおすすめします。

オクラを茹でる前の下ごしらえ④

時間がないときの裏技

とはいっても、忙しい時間やオクラに時間をかけられないタイミングもあります。皮やヘタの下処理に時間が書けられない場合の下処理の方法をお伝えします。筋の部分に包丁を入れて切りおとすことで、ヘタに部分の簡単に取り除けます。筋の部分であれば、切っても二されている状態になるので、中に水分が入ってしまう心配はありません。難点としまして、食べる部分が少々減ってしまうので、やはり時間がある場合は丁寧にヘタ下処理を行いましょう。

オクラを茹でる時間の目安

茹で方は簡単!茹でる時間は1分が目安

続いてご紹介するのは、オクラの茹で方です。入れるタイミングとあげるタイミングだけ注意すれば簡単なので初心者でも簡単に料理できる人気の野菜です。美味しいオクラに仕上げるコツをご紹介します。入れるタイミングは、沸騰したお湯に下ごしらえたオクラを入れます。茹でる時間は1から2分でよいです。お湯から取り出すタイミングは、オクラを入れた後、再び沸騰して鍋をお箸で一周かきまぜ一呼吸置く程度が目安です。

オクラを茹でる時間で食感が変わる!

ゆで時間で食感が変わる!


先ほどご紹介したように、オクラの茹で方で大切になってくるのは時間です。取り上げるタイミングでオクラの食感には大きな差が出ます。1分程度が目安とご紹介しましたが、食感を帰るために茹でる時間に工夫をしてみましょう。

歯ごたえを生かしたオクラ

目安より早めのタイミングで取り上げると、オクラ特有の粘りが少なめな仕上がりになります。シャキシャキとした食感で存在感が残ります。なので、サラダや他のものとの和え物などにおすすめです。普段あまりねばねば食感を好まない方にはこちらがおすすめです。いつもと違った、オクラの存在感を引き出したい時に目安禎少し早めに取り上げるのが、おすすめです。

ねばねば、とろとろの食感を生かす

オクラと言えば、こちらの連想される方が多いのではないでしょうか。オクラを目安より長めに茹でることで、オクラ特有のねばねばの食感が引き出されます。ですから、そのねばねばの食感を引き出したい場合は、目安に時間より長めに茹でるのがおすすめです。長いものとろろや納豆など、ほかのねばねば食材と合わせて料理にする場合には、こちらがおすすめです。

オクラを美味しく茹でる方法!①

茹で方の確認は竹串で!

オクラの茹で方は簡単ですが簡単が故に取り上げるタイミングが大切になってきます。先ほどご紹介したように、オクラの基本的な茹で方は、再沸騰後に一呼吸おく、でした。しかし。オクラの大きさやオクラの本数によって茹で方にも多少の誤差が出てきます。そんなときに活用していただきたい簡単な方法が、竹串です。竹串を使ってヘタの下あたりをさしてみてください。すっと竹串が刺されば、茹でる時間は十分ですので、取り上げるタイミングと言えます。通らなければ、もう少し時間をおいたタイミングでもう一度確認しましょう。

オクラを美味しく茹でる方法!②

茹でたオクラは冷ます

オクラの茹で方であまり知られていないのが、茹でたオクラを冷やすことです。熱湯でさっとゆでるオクラは、ざるなどに取り上げた後も熱を多く持っています。柔らかい野菜の場合、余熱でも簡単に火が通ってしまいます。せっかく時間を管理して茹で方に注意したのにもかかわらず、余熱で湯ですぎになってはもったいないですね。茹でた後は、冷水に付けてしっかり冷やしましょう。また、冷やすことで、茹でたオクラの鮮やかな緑色を保つことができます。これを色止めと言います。色止めはほうれん草などのほかの野菜にも応用できる簡単にできる方法なので、ご活用ください。

オクラは茹でなくてもいい?

茹でなくてもいいんです。

オクラは、茹でるのが当たり前だとお思いの方も多いと思います。今回ご紹介したのは茹で方ですが、実はオクラは茹でなくても美味しく頂ける人気の野菜なんです。オクラは例年6月ごろから出始めます。その時期のオクラは茹でる必要がないのです。出始めのオクラは、とても柔らかく、とれたてであれば、生のままでも美味しくいただけます。生のままであれば水溶性のビタミンの含まれていますし、なにより簡単に調理できます。


生のままのオクラの調理方法

生のままオクラを食べるためには下処理が必要です。よく水洗いをして、水分をふき取った後、塩もみをします。うぶ毛は、茹でる場合と同様食感を損ねる原因になりますので、塩もみで取り除きましょう。その後、薄く輪切りにすれば、簡単に生のまま食べられるオクラが完成します。お醤油をかけたり、かつおぶしをまぶすとよりおいしくいただけます。おすすめは、モロヘイヤと合わせ、出汁醤油で絡めるだけの簡単料理です。皮ごと楽しめる美味しいオクラ料理です。

太い場合の注意点

生のままオクラを食べる時の注意点をご紹介します。生のまま食べるのに向いているオクラはオクラの直径が1㎝が目安です。それ以上太いものになると、皮や種も固くなり生のまま食べるのにはおまり向いていません。皮や種を処理してからにすることがおすすめですが、太いオクラは茹でていただくのが一番おいしいです。

オクラを茹でる方法まとめ

オクラの茹で方にはさまざまなコツがありました。この記事では美味しく食べるために、簡単な茹で方をご紹介しました。茹で方は簡単ですが、簡単だからこそ時間をかけて丁寧に仕上げたいものです。時間のタイミングなどはあくまでも目安としてご紹介しましたので、実際に調理される際にはぜひ、ご自身の目で確認していただき美味しい茹でるオクラが完成すると嬉しいです。

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