はじめに
身近なギフトカード・クオカード
一口にギフトカードと言っても、ビール券から図書カード、さらには各デパート商品券といったように様々な種類が存在します。そんなギフトカードの中で最も目にする機会が多いのが「クオカード」ではないでしょうか。
おそらく多くの方が一度は手にしたことがあるでしょう。そのため使い方はなんとなく分かる方も多いかと思いますが、クオカードの仕組みや使えるお店などが曖昧になっている方も多数いらっしゃると思います。
そこでこの記事ではクオカードの残高を照会する方法や使えるお店、加えてクオカードに関連したお得な情報をお伝えしていきます。
クオカードを上手に利用するには
クオカードを上手に利用するにはまず、クオカードのの残高を確認する方法(見方)を知っておく必要があります。また、クオカードはどんなお店でお買い物に使用できるのか把握しておけば、より多くの場面でクオカードをお買い物に役立たせることができるでしょう。さらに、クオカードをお得に売買する方法も頭に入れておけば便利です。この記事では、これらの点について詳しくご紹介していきます。
クオカードの概要について確認
クオカードとは
クオカードは株式会社クオカードが発行している、日本で最も良く知られたギフトカードです。他のギフトカードに比べて使えるお店の範囲が広く汎用性が高いため、贈り物等に頻繁に利用されています。
使い方は簡単
クオカードの使い方は簡単で、クオカードの使えるお店でお買い物をした際にレジでクオカードを差し出すだけです。こちらがクオカードを差し出せば後の処理はお店側に行ってもらえます。署名なども特に必要ありません。
クオカードの残高とは
クオカードの残高について
クオカードは指定された金額分を一度に使用しきれなくても、また次回の会計の際に利用することができます。例えばお買い物の金額が700円であった際に、こちらが1000円分のクオカードで支払ったとします。
一般的なギフトカードの場合ではお釣りの300円は受け取ることができませんが、クオカードの場合残りの300円分が残高として残った状態でカードが返却されます(ただしこの300円を現金として受け取ることはできません)
この300円分はまた次回に利用することができます。これがクオカードの「残高」ということです。この残高の見方については次の項目でご紹介します。
他のギフトカードについて
ギフトカードはクオカードのように残高が発生するタイプと、発生しないタイプに分けられます。残高が発生するものはクオカードの他に図書カードなどがあり、残高が発生しないものはビール券やお米券、JCBギフトカードなどが挙げられます。
クオカードの残高を確認する方法①
残高をレジの店員さんに確認してもらう
クオカードの残高を確認する見方の1つ目として、クオカードを使用できるお店のレジで店員さんにお願いするという方法があります。尋ね方はいたって簡単で、「このクオカードの残高がいくらあるか照会してもらえますか?」とレジの店員さんにクオカードを手渡すだけです。
この見方であれば、クオカードの残高を1円単位まで正確に確認することができます。なお、クオカードを使用できるお店については後々解説しますのでご安心くださいね。
メリット・デメリット
この方法のメリットとしてはクオカードの細かい残高まで照会することができる点です。しかし、店員さんにわざわざ話しかけるのが面倒に感じてしまう人もいるかもしれません。
クオカードの残高を確認する方法②
実際に会計で使用して残高を照会する
一々レジで店員さんに尋ねるのが面倒だ、という方は会計の際にクオカードを利用してみましょう。すると会計後のレシートの下部にある「クオカード残高」という欄の横にクオカードの残高がいくらか印字されます。また、もしもクオカードの残高が支払いの金額に足りなくても安心してください。
クオカードの残高で払いきれなかった分は現金で支払うことが可能です。例えば700円の支払いに対してクオカードの残高が500円しかなかったとしても、残りの200円分を現金で支払えば問題ありません。
メリット・デメリット
この方法は会計のついでにクオカードの残高照会をできるので非常にスムーズですが、残高が足りなかった場合現金を出すことになり、二度手間になってしまうので注意が必要です。
クオカードの残高を確認する方法③
クオカードに開いた穴(パンチ穴)で大体の残高を確認する
この方法が最も手軽にクオカードの残高照会をする方法です。一度使用したクオカードにはパンチ穴と呼ばれる穴が開けられるようになっており、この穴を参照して残高が大体いくらかを照会することが可能です。
見方は簡単。上の画像(500円分のクオカード)を例にすると、中央に5と0の数字が並んでおり、その間の少し上に丸い小さな穴が開いているのがわかるかと思います。これがパンチ穴であり、パンチ穴が5の方に近ければ500円に近い額が残っており、0の方に近ければ使い切る寸前であると判断することができます。
メリット・デメリット
この方法はお店に行く必要がなく、手軽に残高がいくらくらいかを照会できるのが長所です。ただし、正確な残高を知ることができないという難点があります。
クオカードを使えるお店は?
クオカードを使えるお店①:コンビニエンスストア
クオカードは多くのコンビニエンスストアチェーンで使用することができます。特に3大大手コンビニチェーンのセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンでクオカードが使ってお買い物ができるのは嬉しいですね。ただしタバコや切手など、クオカードでは支払うことができない商品もあるのでご注意ください。
クオカードを使えるお店②:カフェ・ファミリーレストラン
クオカードはカフェやファミリーレストランの買い物にも使用することができます。例としてカフェでは城島珈琲店やUCCカフェプラザなど、ファミリーレストランではデニーズでクオカードによる支払いが可能です(一部店舗を除きます)
なお以前まではガストやバーミヤンなど一部のすかいらーくグループのファミリーレストランでもクオカードを使用することができましたが、2018年6月30日をもってクオカードの使用ができなくなったので注意が必要です。
クオカードを使えるお店③:ガソリンスタンド
クオカードの使い方をご存知の方でも、ガソリンスタンドでクオカードを使えることを知っている方は少ないのではないでしょうか。クオカードが使えるガソリンスタンドはENEOSとJA-SSの2つです(一部店舗)。最もよく見るガソリンスタンドの1つであるENEOSでクオカードが使えるのはありがたいですね。
全国で約1000か所のENEOSスタンドでクオカードを利用できます。ガソリンスタンドでのお支払いは高額になりがちですから、クオカードを上手に組み合わせて使っていきたいですね。
クオカードを使えるお店④:書店
書店で使えるギフトカードと言えば図書カードを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は一部の書店ではクオカードも買い物に使用することができます。例としてジュンク堂書店や紀伊國屋書店など。読書好きのお知り合いに送るプレゼントとして、クオカードを送るのもいいかもしれませんね。
他にはどんなお店で使える?
クオカードはこれまでご紹介した他にも、様々なジャンルの店でお買い物に使用することができます。詳しいお店の一覧は下のリンク先のサイトをご覧ください。
クオカードをお得に手に入れるには?
クオカードはお得に買う方法がある
一般的にクオカードは購入した金額の分、お買い物に利用することができます。ですが、実はクオカードはクオカード内の残高分よりも安い金額でお得に購入する方法があります。その方法についてご紹介していきましょう。
クオカードをお得に買う方法①:金券ショップで買う
駅前などで金券ショップを見つけた時はクオカードをお得に購入するチャンスです。一般的に金券ショップでは支払った金額分よりも少し多い額の残高が残ったクオカードを手に入れることができます。
例えば3000円の残高があるクオカードを2900円で購入できたり、10000円分の残高のクオカードを9500円で購入することができます。金券ショップによってクオカードの取り扱い金額はばらつきがあるので、いくら分のクオカードをいくらで取り扱っているかを事前にチェックしておくと良いですね。
クオカードをお得に買う方法②:オークションサイト・フリマアプリで買う
様々な商品がオークションサイトやフリマアプリに出品されている中で、クオカードも出品されることがあります。一般の個人が出品している場合も多いので、金券ショップで買うよりもさらにお得な金額でクオカードを購入できる可能性があります。
ですが場合によっては、ギフトカード類の出品を禁止しているオークションサイトやフリマアプリもあるのでご注意ください。またこれらのサイトは使い方が少々難しく、慣れるまでには時間がかかるかもしれません。
万が一クオカードを使いきれないときは
クオカードを使いきれないときは売却して現金にする方法も
これまで述べたように、クオカードは使い方次第でお買い物をより良いものにしてくれる魅力的なギフトカードです。しかし、クレジットカードのポイントを貯めたいなど、どうしてもクオカードを使う機会が訪れない方もいるはずです。そんな時はクオカードをただ放置するのではなく、思い切って売却して現金にするのも手です。
クオカードを売るなら①:金券ショップで売る
クオカードをお得に購入できる場所としてご紹介した金券ショップでは、クオカードの売却も可能なお店も多いです。いくらで買い取ってもらえるかはお店によっても様々ですが、大体クオカードの残高の90%前後で買い取ってもらえる場合が多いです。金券ショップが多く建っている街の中心部ですと、より高額で買い取ってもらえる場合があるのでお得です。
クオカードを売るなら②:知人に直接売る
シンプルな方法ですが、身近なお知り合いにクオカードを売ってしまうのもおすすめです。金券ショップに持ち込むよりもより早く、楽にクオカードを売ることができます。コンビニなどをよく利用する方でしたらクオカードを利用する機会もきっと多いはずです。お知り合いにクオカードを直接売る際は金銭トラブルには十分気を付けて下さい。その際はいくらか割引して売ってあげた方が良いでしょう。
まとめ
今回の記事でご紹介した内容
この記事ではクオカードについて、まずクオカードの残高の見方をご紹介しました。見方は大きく分けて3種類あり、それぞれにメリットやデメリットがあるので、うまく使い分けていくことが大切です。
また、クオカードを使えるお店についてもお伝えしました。クオカードは思っている以上に様々なお店で使用することができるので、一度確認しておくことをお勧めします。
最後に、クオカードをお安く購入する方法とクオカードを売って現金にする方法についてもまとめました。クオカードをお得に売買する方法を知っておけば、より賢いクオカードとの付き合いができるでしょう。
クオカードを使いこなす
今回お伝えしたように、クオカードを使いこなすには様々なコツ・使い方があります。これらをしっかりとマスターすることで、クオカードを上手に利用して賢くお買い物をしていきましょう!
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