ガスバーナーで木をアンティーク加工しよう!
木のアンティーク加工と言えば、オスモカラーやブライワックスといったもので塗装するのが一般的です。塗装したものはとても色合いが良くなり、インテリア性抜群ではありますが、作業時間もかかり、乾かすのにも時間を使う為、少し手間がかかってしまいます。
そこで今回は、ガスバーナーで簡単に出来る木のアンティーク加工方法をご紹介します。画像のように、木材の模様もしっかり出る、おすすめの加工方法です。
画像も使って詳しくご紹介していきますが、今回の内容は上記動画でも解説しています。細かな動きや具合などをしっかり見たい方は動画も見てみましょう。また、その他のDIY動画も出していますので、気になる内容があればその他の動画もチェックしてみて下さい。
ガスバーナーで木をアンティーク加工①用意
加工に必要な道具①ガスバーナー
使用するガスバーナーは、一般的に販売されている家庭用のガスバーナーで構いません。1200~1500円程度で販売されていることが多いので、気軽に購入出来ます。
加工に必要な道具②木材とワイヤーブラシ
加工したい木材と、スス落としに使うワイヤーブラシも用意しましょう。元々の木材は画像のような色をしていても、アンティーク加工をすると綺麗な色に変わります。模様が大切ですので、好きな模様のものを購入して下さい。ワイヤーブラシは500~1000円ほどで販売されています。DIYでよく使う道具ですので、持っておくと便利です。
加工に必要な道具③絞った濡れぞうきん
インテリアにする際は汚れが手につくといけませんので、仕上げ拭きをする為の濡れぞうきんも用意して下さい。こちらはどんなものでも構いませんので、普段使っているものを使用すると良いでしょう。かなり汚れますので、広範囲を炙る際は洗いながら使用します。
その他の必要なもの
手を保護する為に、軍手も使用しましょう。また、DIYしますので、汚れてもいい服装で加工して下さい。ガスバーナーは火事の危険性もありますので、安全に木を炙れる場所も必要になります。
ガスバーナーで木をアンティーク加工②炙る
木の表面を炙る
木材の表面にゴミなどが付いていれば取り除き、用意したガスバーナーで木の表面を炙っていきましょう。炙る具合や範囲はお好みになりますが、表面をまんべんなく均等に炙ることをおすすめします。
炙る具合は?
炙っていると、画像のような焦げた感じになりますが問題ありません。少し黒くなる程度まで炙ったあとに、ワイヤーブラシで表面のススを落とすことで、良い具合のアンティーク感が出てきます。思い切って炙っていきましょう。
ガスバーナーで木をアンティーク加工③スス落とし
ワイヤーブラシでスス落とし
画像のように炙ったあとは、ワイヤーブラシで表面のススや焦げを落としていきます。熱が冷めていないと火傷するかもしれませんので、冷めるまで待ってから擦って下さい。擦る際は、木目に逆らわずに、木目に沿って擦ります。
優しく何度も擦るのがポイント
ワイヤーブラシは硬いので、強く擦ると傷が付く恐れがあります。優しく何度も擦るようにして、表面のススや焦げを落としていきましょう。大体落ちた様子になったら仕上げ拭きに入ります。
ガスバーナーで木をアンティーク加工④仕上げ
綺麗に拭かないと汚れが手につく
炙ったあとにワイヤーブラシで擦っただけでは、表面にはまだススが沢山付いています。触ると画像のように手につきますので、最後に絞った雑巾で拭いて綺麗にしましょう。
汚れがつかなくなるまで拭く
白いぞうきんを使うと、汚れがどんどん取れるのがよく分かります。ぞうきんに汚れが付かなくなるまで拭いて下さい。今回は使用している木材が小さいので一度で拭けていますが、広範囲を加工した場合は、ぞうきんを洗いながら何度も拭いていきます。
ぞうきんでしっかり拭き、汚れが手につかなくなったら仕上げ完了です。あとは木材でDIYして、お好きなインテリアにしましょう。塗装の場合は乾かす時間が必要になりますが、今回の方法はガスバーナーで炙って拭いただけですので、ぞうきんの水分はすぐに無くなってくれます。
アンティーク加工した木の使い道
ガスバーナーでアンティーク加工コースター
【肩工作】木が余っていたのでコーカターを作りました。バーナーで焼き目をつけています。なんとなく穴を開けて棒を挿しましました。製作時間30分▼* pic.twitter.com/7sCWqACuxD
— チョコレートプラネット長田(オサダ) (@ChocoplaOsada) November 9, 2014
こちらは余った木をガスバーナーで炙って作ったコースターです。ただの木材よりも味があり、ビンテージな雰囲気が大人の空間にマッチします。画像くらいのサイズのものであれば加工時間も早いので、余った木材があれば作ってみましょう。
メダカの飼育箱の木枠をDIY
NVボックス13の木枠を製作。3つあるNVボックスの最後の1つの木枠が完成しました。焼き杉を前回(左側)よりも濃い色にしてみました。バーナーで少し燃えて表面が炭化するまで焼きます。木目がしっかり見えます。3種類の色が楽しめてメダカの飼育スペースがとてもよい雰囲気になりました。 pic.twitter.com/3qlaIVRapW
— メダカの大工 (@medakanodaiku) October 10, 2017
こちらはメダカの飼育箱を囲う木枠をガスバーナーで炙っておしゃれに加工しています。和の雰囲気と、自然な時間経過で枯れたような木の色合いがマッチしており、とてもおしゃれです。少し加工範囲が広めではありますが、あまり時間はかかりませんので試してみましょう。
まとめ
今回の「ガスバーナーで木をアンティーク加工!炙るだけでおしゃれインテリアに!」はいかがでしたでしょうか?オイルステインで塗装するよりも簡単に、自然な風合いのアンティーク加工が出来る方法ですので、興味がある方はぜひやってみて下さい。火を使いますので、ガスバーナーで炙る場所には気を付けましょう。
木のアンティーク加工が気になる方はこちらもチェック!
今回はガスバーナーでの木のアンティーク加工について解説させて頂きましたが、他にもDIYに関する記事が沢山あります。気になる方はぜひ見てみて下さい。
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