壁紙(クロス)について。
簡単にインテリアの雰囲気を変えられる壁紙(クロス)はDIY愛好家にも人気。近年では、様々な模様のおしゃれな壁紙(クロス)の種類も増えています。
壁紙(クロス)の購入方法
壁紙(クロス)のメーカーは「サンゲツ」や「シンコール」「リリカラ」など国内でも様々ありますが、最近では輸入のおしゃれな壁紙(クロス)も大変人気ですね。これらの壁紙をまとめて確認できるのが「壁紙屋本舗」です。
壁紙屋本舗は壁紙(クロス)だけにととまらず、クッションフロアや塗料、カッティングシートなど様々なDIYの材料がありますので、DIY愛好家御用達のサイトです。
壁紙(クロス)の種類
壁紙(クロス)は薄めのものから厚みのあるものまであります。薄めのものは比較的価格が安い傾向にありますが、壁に何かはがした後や釘などデコボコがある場合には、厚みのあるものの方が目立たなくなりますし、貼るのも簡単なようです。
最近では、素人でも比較的簡単に貼れる壁紙や貼るための道具がありますので、DIYで壁紙貼りをする人もすくなくありません。ここでは壁紙(クロス)をDIYで簡単に貼るために役立つアイテムをご紹介していきます。
壁紙(クロス)を簡単に貼れるアイテム1
のり付き壁紙(クロス)
壁紙(クロス)には生のりがついている「のり付き」があります。のり付は別売ののりを買う必要も、のりを塗る作業もないため、作業性が高くなり貼付けも少々簡単になります。また、生のりの性質として乾く前であればズレてしまっても動かせる事や、空気を抜き出しやすいため、壁紙(クロス)貼りのハードルがかなり低くなります。
ただし、のり付きの壁紙(クロス)はのりが乾いてしまうため手元に壁紙(クロス)が届いてから2〜3週間ほどで貼り終えなくてはいけません。広い面積を貼る際には、予め2〜3週間で貼りきれる作業プランを考えてから購入しましょう。
壁紙(クロス)を簡単に貼れるアイテム2
シール壁紙
これは便利!!裏面に剥離紙のついたシールタイプの壁紙(クロス)です。
はがせるタイプのものと、専用液を使ってはがすタイプのものがあるようです。シール壁紙であれば、のり付きのものと違って慌てて貼る必要もないですね。
おしゃれなデザインのものもたくさんありますので、お値段は若干高めではありますが壁の一部分だけ、とかおトイレに、など少ない面積であればシール壁紙とってもおすすめです。
壁紙(クロス)を簡単に貼れるアイテム3
貼るための道具一式
DIYにとって道具は重要。壁紙に関してもそれは同じです。壁紙貼りには一般的に以下のような道具が必要となります。 【なでバケ】 毛がついているスケッパーのようなもの。主に下地と壁紙の間の空気を抜く際に使います。 【地ベラ】 カッターで切る際に壁にあててガイドの役割となります。 【ジョイントローラー】 壁紙を下地にきれいにくっつけるローラー。壁紙が重なっている部分もきれいに圧着できます。 【竹ベラ】 壁のカドにきっちりと折り目をつけるために使います。 【切れ味の良いカッター】 文具売り場などで売っているもので構いませんが切れ味の良いものじゃないと、カットの際に端がボロボロになります。 ------------------------------------------ 以上のものがあれば、壁紙を貼る事は可能です。 他に、余計にのりがついたり、はみ出した際にはスポンジに水をつけて拭き取ると落ちやすいです。
先ほどご紹介した「壁紙屋本舗」には、DIYではじめて壁紙(クロス)を貼る人のための7点セットが売られています。バラバラで買うより簡単なので道具はセット買いがおすすめです。
壁紙(クロス)の簡単な貼り方
では、貼り方をご紹介していきます。本来は元の壁紙をはがしてパテで段差を無くしたり、基準線などを書いておくなど、よりキレイに正確に貼る方法もあるのですが、ここではDIY初心者でも取っ付きやすいよう一番簡単な「元の壁紙(クロス)をはがさずに新たなのり付き壁紙(クロス)を貼る方法」をご紹介いたします。手間を惜しまずよりキレイに貼りたい人は、ネットで調べてみてくださいね。
1.天井高プラス10cmで壁紙を切ります。 2.上に5cmほど壁紙(クロス)をはみ出した状態で右端に寄せ、だいたいの位置が決まったら上部を貼ります。この時右端も少しはみださせておくとあとあとキレイに仕上がります。 3.次に左端をまっすぐに貼り、なでバケで左側に空気を抜きます。 4.左端が貼り終わったら腰高あたりからそのまま右へ手で貼付けていきます。 5.次に腰高から右上、左上、右下、左下と順番に貼付けていきます。 6.最後になでバケで全体の空気を抜いて竹ベラで角をくっきりと付け、地ベラをあてカッターではみでた部分を切れば1枚目は終了。 7.そのあとは同じ要領で左端に合わせた所から貼っていきます。この時ほんの少し1枚目に重なるイメージで貼ってください。
木目(ウッド)調壁紙(クロス)の種類。
木目(ウッド)模様ってそれだけで充分おしゃれですが、その中でも様々な色や柄があるんです。自分のインテリアにどの柄や色が合うのか、簡単にご紹介しますので参考にしてみてくださいね。。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)1:ホワイト
白い木目模様の壁紙(クロス)は貼るだけで可愛らしいインテリアとなります。インテリア家具は白の他、薄いグレーなども相性が良いです。
白い木目の模様はお部屋を明るくする効果もあります。真っ白なだけの壁に飽きたら、白い木目模様の壁紙にチェンジしてインテリアの雰囲気を変えてみませんか。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)2:ヴィンテージ柄
少し古びた古材のような質感のヴィンテージ木目(ウッド)柄。今はやりの男前インテリアやインダストリアルインテリアに良く合います。
照明もアイアンやブリキなど、工業系のものを揃えてみましょう。一気にインスタ映えインテリアとなります。黒系の家具や家電とも合うので、今まであったものを買い替える事なく雰囲気を変える事ができます。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)3:グレイッシュ
ほんのり薄いグレイの木目柄は、明るさを確保しながらも少し大人の雰囲気を出す事ができます。
白い食器や小物との相性もいいので、キッチンの壁紙にすると落ち着いたおしゃれさを演出できます。また、黒い家電などがあっても違和感なくとけこむのがグレイッシュタイプの木目柄です。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)4:ナチュラル
生の木の無塗装な雰囲気を醸すこの柄は、最近ナチュラルなおしゃれさを求める人に人気の兆しです。
思わず深呼吸をしてしまいそうなほど自然な風合いです。ナチュラルな木目(ウッド)柄は実はインダストリアル(工業)系インテリアとも相性が良いので、汎用性抜群のカラーですね。迷った時にはナチュラル柄がおすすめです。
壁紙(クロス)を使ったインテリア例
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)おしゃれなインテリア例1
こちらは天井に木目模様の壁紙(クロス)を貼っています。
本物の木材は重さがあるので、施行が大変ですし何より材料代がかさみますが、壁紙(クロス)にする事によって、比較的簡単に天井を木目模様にする事ができます。これだけでおしゃれでスタイリッシュなおうちになりますね。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)おしゃれなインテリア例2
こちらは天井プラス壁にヴィンテージな木目(ウッド)模様の壁紙(クロス)を貼ったインテリアです。
天井と同じ壁紙(クロス)をアクセントとして壁の一部に使う事によって、インテリアの統一感が生まれます。ヴィンテージの木目模様に合わせて、グレー系のインテリアでコーディネートすれば大人の落ち着く空間の完成です。木目の効果で奥行きも広く感じられますね。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)おしゃれなインテリア例3
キッチンの一部の壁に木目模様の壁紙(クロス)が貼られています。
リビングからキッチンを見れば、そこだけ別空間。だけど、木目柄だったらどんなインテリアにも馴染みます。壁紙(クロス)を使えば奥様のための城を簡単に作る事ができますね。奥様へのサプライズに壁紙DIYしてみませんか?
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)おしゃれなインテリア例4
押し入れやふすまに焼木(やけぎ)模様の壁紙(クロス)をDIYで貼っています。これなら純和風の昔ながらのお部屋も簡単におしゃれな「モダンジャパニーズ」なお部屋に変身。
焼木模様は深いオリーブグリーンのラグとの相性も抜群。押し入れのふすまをはずしておしゃれな壁紙(クロス)を貼れば、見せる収納のクローゼットになるんですね。デッドスペースの有効活用です。
木目(ウッド)調の壁紙(クロス)おしゃれなインテリア例5
ドアに貼ってしまう、という手もアリですね。
ドアノブの所が少々難易度が高そうではありますが、貼る面積は少ないのでDIY初心者でも取り入れやすいかもしれません。本物の木のようで、一般住宅のドアもちょっとだけ高級になりますね。
壁紙(クロス)の費用。
壁紙は1m300円前後から売っています。ただ、横巾がそれぞれで違いますので、自分が貼りたい場所のサイズは必ず計って、ほんの少し余分に購入する事をおすすめいたします。
また、DIYに自信の無い人は、建築屋さんに依頼すれば専門の職人さんが貼ってくれます。もちろん、工賃がかかりますのでDIYよりは高価になってしまいますが、その分作業も早いですし仕上がりもきれいです。 リノベーションほどおおがかりじゃなくてもいいからお部屋の雰囲気を変えたい、という時には壁紙の貼りかえがおすすめです。壁は面積が大きいのでそれだけでガラっとイメージを変える事ができます。
壁紙(クロス)とカッティングシートの違い
カッティングシートは100均でも簡単に手に入れられます。 カッティングシートは塩化ビニールなどの素材を元に作られていて、壁紙(クロス)よりも多少水分に強い性質を持っているのでキッチン周りで使われる事が多いという印象です。カッティングシートにも壁紙(クロス)同様様々な模様があり、木目(ウッド)模様やレンガ模様などが人気で、DIY好きな人も愛用しているアイテムです。
木目(ウッド)模様のカッティングシートをシンクに貼るだけでおしゃれになり、お部屋のインテリアの雰囲気もプチプラで変わります。裏面がシール状になっているのでのりなどは必要ありません。ただ、粘着力は強力なので慎重に貼っていかなくてはいけません。空気も壁紙(クロス)より抜けにくい印象です。
こちらは、シンクの上に据え付けられている棚にも同じ柄のカッティングシートが貼られているので、キッチン全体に統一感がありますね。 また、カッティングシートを冷蔵庫や食器棚に貼って、他のインテリアと馴染ませる事も多いようです。どうしても無機質になりがちなキッチンまわりは、木目(ウッド)調のカッティングシートを活用する事をおすすめします。
インテリアのDIYと言えば壁紙屋本舗さん。
壁紙のみならず、クッションフロアや塗料など、DIYラインナップの豊富さで有名な壁紙屋本舗さん。DIY初心者から愛好家まで、何か作りたい!!と思ったらまずは壁紙屋本舗さんのサイトを覗く方が多いようです。
築28年のお家のリフォームのため購入しました。壁紙用としても購入しましたが、押入れのドアに貼ってみました。糊がついているタイプなので、ずれても剥がして貼り直すこともできたので、素人の私にでも簡単に貼る事ができました!
小学3年生の息子の部屋に、横向きにはりました。のりつき壁紙をはるのは2回目なので、夫婦で短時間に作業終了出来ました。仕上がりはとてもナチュラルで可愛く、親戚・友人にも大好評です。残りは後日クローゼット扉にはりましたが、こちらも可愛くはれました。
商品ラインナップの他にも、様々な商品を使ったコーディネート例やHOW TOも具体的に書いてある事が人気の秘密のようです。
木目(ウッド)調を選べば間違いなし!
壁紙(クロス)とカッティングシートをご紹介してきましたが、いずれにしても木目柄を選んでおけば、どのようなインテリアにもとけ込むという事がイメージできましたか?
賃貸物件だから好みのインテリアにできない、と嘆いていた人も、はがせるタイプの壁紙を使ったり、飽きてしまったダイニングテーブルに貼ってみたりして、少しでも自分のお気に入りのお部屋を手にいれてみてはいかがでしょうか。簡単DIYで帰りたくなる壁紙インテリアを!!