キャンプを最大限に楽しむために
キャンプは最近ブームとなっており、テレビや雑誌でよくキャンプのおすすめ○○!などの特集を行っているのを見かけます。最近では、キャンプ場がすべて準備してくれて、手ぶらでできるグランピングなどもあり、初心者でも手軽に楽しむことができます。テントを張り、バーベキューや焚き火など存分に楽しんだあと、みんなで寝袋に入り色んなことを語り合うなど楽しみ方は様々で、老若男女問わず誰もが楽しむことができるのがキャンプのいいところです。
キャンプでは夏の夜は暑く、冬は夜は寒いせいで快適に寝ることができないことがあります。特に標高の高い場所でキャンプを行うと夏でも冷え込むこともあり、翌日に体調を崩したりすることもあります。なので最大限にキャンプを楽しんで帰るためには、しっかり寝ることが重要です。
夏と冬でそれぞれの季節に合った布団を選ぶ
キャンプでは、季節によって持っていく布団の種類や量は変わってくるのでキャンプに行く際には事前に天気や気温をしっかり調べてから必要な量を持参し、コンパクトにしてできるだけ場所を取らないようにすることが重要となります。
夏のキャンプでの布団
夏のキャンプでの悩みは夜の蒸し暑さで眠れないことです。テントは通気性のよいテントを選ばないと暑くて寝ることができないといったことがあります。夏は暑いので布団はなくても大丈夫だという人も中にはいるでしょう。ですが、山や川の近くでキャンプをすると思った以上に冷え込むことがあります。なので敷布団の代わりになるマットと掛け布団を持参していくことをおすすめします。
冬のキャンプでの布団
冬にキャンプをするときに、テントとコンパクトな寝袋や布団だけでは寒さを防ぐことは難しいでしょう。なので、冬のキャンプではできるだけ防寒機能を備えた寝具を準備する必要があり、防寒性の低い掛け布団だと寒くて寝ることができないでしょう。春でさえ朝は寒くて寝ることができなかったといったことがあるので、冬にキャンプをされる方は、布団であれば少なくとも毛布と掛け布団がないと寒くて寝れないのではないでしょうか。
おすすめ持ち運び方①:折りたたみ布団(マットレス)
布団をコンパクトに持ち運ぶと言ったら一番に思い浮かぶのはやはり折りたたみのマットレスではないでしょうか。折りたたみマットレスは2つに折ったり、丸めるなど色んな種類があるので状況によって使い分けるのがいいでしょう。
折りたたみタイプのマットレス
折りたたみマットレスは、すぐたたむことができるので片付けがすぐにできます。写真のタイプは4つ折りタイプのマットレスですが他にも2つ折りや5つ折りなどいろいろ種類があります。
この写真の折りたたみマットレスではソファーにすることもでき、多種多様な使い方があるので一つ持っておくと便利です。
丸めるタイプのマットレス
写真のように丸めて折りたたむタイプもあり、車に積むときに場所を取ることもありません。また、タオルケットや薄い掛け布団などを一緒に重ねて折りたたんでおくとキャンプに持っていくのを忘れたということを防ぐこともできます。
折りたたみマットレスのメリット
折りたたみマットレスは比較的に場所を取らずに車に積めるので、キャンプへの持参が楽になります。マットレスの上にタオルケットなどを敷けば布団のようにできるので寝袋より普段の環境に近い寝心地なので快適に眠れるでしょう。
折りたたみマットレスのデメリット
いつも寝ている布団に比べて寝心地では物足りなさがあるかもしれません。それに加えて冬のキャンプとなると、敷布団ををコンパクトに収納できたとしても掛け布団がかさばってしますので掛け布団を多く持参する場合は他の方法で持っていく必要があります。
おすすめ持ち運び方②:圧縮袋
とにかくコンパクトに収納させたい人には、圧縮袋を使って布団を収納させることができます。使い方は、圧縮袋に布団を入れて掃除機などで袋の中の空気を抜いて圧縮させるだけです。圧縮袋はダイソーなどの百円均一ショップなどで売っているので手軽に入手することができます。圧縮袋にも種類があるので好みで使い分けるといいでしょう。
ジッパー式
写真のようにバルブの付いていないジッパー式は、袋の中に布団を入れて中の空気を抜いてチャックを閉めるタイプです。袋の中の空気は、掃除機や手で押さえて抜き、バルブ式に比べるとチャックの閉めが甘かったりすると空気が逆流することがありますが比較的に安く買うことができます。ジッパーのチャックを一度濡れたタオルなどでふきあげると隙間ができることなくチャックを綺麗に閉めることができます。
バルブ式
バルブ式は、圧縮袋に布団をいれて先にチャックを全部閉めてバルブから掃除機や専用の道具、手で押さえて中の空気を抜くタイプです。ジッパー式に比べバルブから空気が逆流するといったことがないので確実に圧縮できますが値段が少し高値になっています。
圧縮袋のメリット
圧縮袋を使えば大きさを半分以下にすることができるため、掛け布団をまとめてキャンプに持参することもでき、布団を使わずキャンプから帰って来てもそのまま押し入れに入れて収納できたりするので便利です。できるだけコンパクトにまとめて布団を持参したいときは他の方法よりも有利です。
圧縮袋のデメリット
袋に穴が開いたり破れたりするとそこから空気が入って圧縮機能がなくなったり、折りたたみマットレスとは違って片付けに少し時間がかかります。さらに何度も圧縮させて使用すると布団にボリュームがなくなったりするので注意が必要です。
おすすめ持ち運び方③:収納袋(布団用)
収納袋は大人がすっぽり収まるくらいのサイズで、布団の持ち運びをするのに困ることはないでしょう。
収納袋のメリット
家で使用している布団をキャンプに持参することができるので、普段の環境と同じ寝心地で寝ることができます。布団以外にも他のキャンプ用品も入れて持ち運ぶこともできるので便利です。
収納袋のデメリット
大きいので持ち運びが少し大変なので車が横付けできキャンプ場やキャリーカートとセットで持っていくことをおすすめします。
おすすめ持ち運び方④:コンプレッションバッグ
コンプレッションバッグは基本的に寝袋を入れて、収納袋を丸ごと圧縮させて小さくするもので、収納袋と圧縮袋の間のようなものです。基本的に登山キャンプをする方がよく背負っているようなイメージがありますが、寝袋でなく、小さめの布団も収納することができます。
コンプレッションバッグのメリット
次の写真のように圧縮させるのでコンパクトに収納ができるので楽に持参することができ、大きめのものだとか掛け布団と敷布団も一緒に入れて収納できます。他にも服と一緒に入れて持参することも可能です。コンプレッションバッグ自体は値段があまり高くないので手軽に買うことができます。
コンプレッションバッグのデメリット
収納させるのに少し時間がかかるので手間に感じることがあります。他にも固い布団や大きい布団は入らないので寝心地のよい布団を持参するのは難しいかもしれません。
番外編:キャンプ場やレンタルサイトでレンタルする
キャンプ場で布団の貸し出しを行っているところがあるので、事前に貸し出しをしているか確認しておけばレンタルできるので布団を持参する手間も省くことができます。他にもテントやバーベキューコンロなどいろいろレンタルできたりするので利用してみるといいかもしれません。
キャンプで布団のレンタルについて
キャンプ場での貸し出し、業者、レンタルサイトもたくさんあるので調べて料金、方法など調べて選ぶとよいでしょう。
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番外編:グランピングを利用する
キャンプと違い、グランピングだと布団やテントなどすべて準備してくれているので初心者でも手軽に利用することができるので気軽に快適に寝ることもできます。手ぶらでキャンプに行き、寝袋ではなく、寝心地のよい布団のほうがよいといった方にはおすすめです。
キャンプとグランピングの違い
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番外編:最近では布団のような寝袋も
値段が少し高いですが、寝袋を改良して寝心地、防寒をとにかく追及した寝袋の商品もあります。寝心地は布団とあまり変わらず、寝袋なのでコンパクトに収納することができるので楽に持ち運びができるので少し高級な気分でキャンプを楽しめるでしょう。大きすぎるといったこともないのでテントの中で広げることもできます。
キャンプに布団をもっていく時には
寝心地はそこまでこだわらず手軽に布団を持ち運び、準備と片付けを早く済ませたい場合には折りたたみのマットレスがよく、とにかくコンパクトに布団を持参して他のキャンプ用品を多く持っていきたい方には圧縮袋がよく、化粧品などの小物類も圧縮してまとめることもできます。キャンプで寝ることにこだわりたい方は収納袋を持参しましょう。コンプレッションバッグは少し片づけの手間暇をかけても圧縮袋と収納袋のメリットを活かしたものがいいといった方におすすめです。
その時の状況に合わせて
キャンプで布団を持っていく方法をいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか。持っていく方法も様々で、その日の天気や季節によって布団の種類や量が変わってきますのでキャンプに行く時にはその日の気温などしっかり下調べをしてその日の状況にあった方法をしっかり選んでキャンプを楽しみましょう。今回ご紹介した方法以外にも他にもよい方法や今回紹介した方法を組み合わせたりすればさらに布団の持ち運びが楽になるので、いろいろと試してみて自分に合った方法を見つけて素敵な休日にしましょう。もちろん、寝袋にこだわりたい人もいるので自分の好きなやり方でキャンプをしっかり楽しむことも大事です。
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