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自転車の車体番号はどこ?番号の意味や製造番号や防犯登録の位置をご紹介!

普段まったく意識しないけれど意外と大切なのが、どんな自転車にも縁のある車体番号です。この番号、いったいどこにあるのか、そして意味などはまるで知らない人も珍しくありません。今から知りたい自転車の車体番号や防犯登録のこと、詳しくお伝えします。
更新: 2024年3月17日
はぐれ猫
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自転車の車体番号とは?

自転車に必ずある識別番号

市販されている自転車では、必ずと言っていい程備わっているものが車体番号です。多くの場合には、頭文字のアルファベットと、何桁かの数字の組み合わせを見ることができます。この数字が一体何桁あるかは、特に自転車業界でも決まりはなく、自転車メーカーごとの設定に任せられています。

打刻してある

まじまじと車体番号を眺めてみれば、多くの場合はシールが貼られている訳ではないようです。自転車のフレームに直接的に打刻されているのが通常であり、金属の番号部分が凹んでいるのはそのためです。

自転車のフレーム本体に刻まれていることによって、番号が外れる心配がない仕組みです。

車体番号の別名

この謎に満ちている車体番号、異なった別名で呼ばれることもあります。その一つはシリアルナンバーで、連続する番号という意味合いがあります。別名のもう一つはフレームナンバーと呼ばれていますが、これはほとんどの場合自転車のフレーム(車体)に刻まれていることからこの名前があります。

自転車の車体番号の意味

メーカーごとの製造番号

単なる数字の羅列というわけではなく、自転車にとっての身分証のような役割を担わされているのが車体番号です。何桁も並んでいる数字は単純に製造の順番を示すわけではありません。自転車メーカーの人や専門知識を有した人が見れば理解できる、幾つかの異なる意味が込められている場合があります。

製造の年月日や場所が含まれることも

多くの車体番号には、自転車を製造した日付が含まれることがあると聞きます。メーカーが工場でいつ製造し、完成させたかを示している数字です。自転車が製造されていた時期だけでなく工場の場所も分かったりもします。

これにより修理の時、自転車に使われている部品を特定することも可能です。

盗難時に所有者特定に役立つ

所有者にとって自転車の車体番号が最も重要な意味を帯びてくるのは、盗難の憂き目を味わった時です。盗難被害にあった時、この車体番号と防犯登録番号を併せて確認することで、自転車の所有者を特定することに役立てられます。そう考えると、車体番号の重要さが身にしみて理解できる印象です。

自転車の車体番号の場所はどこ?

よくわからない車体番号の場所

そんな重要さを持った車体番号ですが、パッと自転車を見てもどこにあるのか分かりづらいのが通常。それは車体番号が比較的小さな文字の羅列であり、目につかない場所に刻まれていることが影響しています。自転車の車体番号をすんなり見つけ出すためには、幾つかの要点を抑えて置く必要があります。

自転車メーカーにより異なる

あらゆる自転車を見比べてみると、車体番号は自転車ごとにまるで場所が異なっています。どこに刻印されているかは、自転車の製造メーカーが設計次第。車体番号の場所は、例えばハンドルの近くだったり、自転車の真下にあったりもするので、探すのに苦労するかもしれません。


自転車の車体番号の場所①

ハンドルの下(ヘッドチューブ)

街を颯爽と走るママチャリなどにも多いのは、自転車のハンドルの下の方の場所です。その車体番号の位置は多くの場合、専門用語でヘッドチューブと呼ばれるフレームの上。例として多いのはカゴの裏だったり、前ブレーキの上だったり、前側や後ろ側など様々で、どこにあるかは自転車次第です。

場所の簡単な確認

実際の画像で確認してみても、車体番号は比較的に見つけやすい位置であることがわかります。明るい場所に自転車を置いて、しゃがみこんでヘッドチューブ周りを見渡すことで、すんなり発見できます。しかし黒い自転車の場合、明るい場所でも番号が見えづらい印象もあります。

自転車の車体番号の場所②

サドルの下(シートチューブ)

もう一つ車体番号がよく付けられる場所といえば、自転車のサドルの下のフレーム部。専門的にはシートチューブと呼ばれている、サドルの真下のフレームに刻まれています。ここは自転車の中でも位置的に汚れが付着しづらいので、車体番号も比較的にきれいな状態で保たれやすい印象です。

場所の簡単な確認

サドル前でちょっとしゃがんでみるだけで、あっさりと車体番号が見つかることも多めです。ほとんどの場合、自転車のシートチューブの前面側に番号が刻まれています。自転車の他のどこの場所より時間をかけず見つけることは容易なので、サドルの下にあったならちょっとラッキーな気分です。

自転車の車体番号の場所③

ボトムブラケット(ペダルの根っこ)

どうしてこんな厄介な場所に刻印しているのかと、確認の時に首をかしげてしまうのがこの車体番号の位置。自転車のボトムブラケットと呼ばれているペダルの根っこ部分に、番号が羅列している場合があるのです。特にロードバイクのタイプの自転車の場合には、この厄介な位置の例が多めです。

確認が難しい

深くしゃがんで覗き込んでも、ボトムブラケットの位置が特殊で、車体番号の確認は困難です。自転車の前輪を持ち上げるか、ひっくり返すことで何桁かの数字を確認できるようになります。ただしボトムブラケットは自転車走行時に汚れが付着しやすいので、掃除のひと手間もかけることがあります。

自転車の車体番号の場所④

自転車の品質保証書

本体のほうとはまた別に、確実に車体番号が記載されているのが品質保証書です。新品の自転車を購入した場合には、ほぼ確実に品質保証書が一緒に付いて来ます。保証書があることで、一定期間は自転車の安全な走行が保証されるし、自転車盗難時にも車体番号を確認するのに役立てられます。

確認しやすいが忘失注意


表面を見れば車体番号という項目が見つかり、自転車のフレームと同じものを確認することができます。したがって書類からの車体番号確認は簡単です。ただ品質保証書は書類なので、いったん仕舞い込めばどこにあるのか所在不明になりがち。忘失しないよう、棚の書類入れなどに保管するのがおすすめです。

自転車の車体番号以外の番号

間違えやすい番号

実際にじろじろと自転車を眺めつつ車体番号を探している時、別の数字に遭遇することがあります。ママチャリからロードバイクまで、自転車とは幾つもの番号に取り憑かれているような乗り物なのです。

それで車体番号と間違ってしまい、別の番号を取り上げてしまうこともあるので気をつけたいところです。

商品コードや型式認定番号など様々

その種類はメーカーに発行される種類から、公的な役割を持ったものまで多岐にわたります。例えばメーカーが製品の種類や製造年月日を記したロットナンバーや、自転車の公式認定番号などもあります。自転車の車体番号と特に間違えやすいものといえば、防犯登録番号が存在しています。

自転車の車体番号と防犯登録番号の違い

自転車の防犯登録とは

新たに自転車を入手したと同時に、確実にショップでの登録が義務付けられているのが防犯登録です。これは自転車の盗難防止や駐輪の時に役立つ、国の法律に基づいた制度であることはご存知でしたか?防犯登録と車体番号が組み合わさることで、自転車の安全性が高まるという仕組みです。

防犯登録は有料

最初からフレームに刻まれている車体番号のほうは、自転車の定価の中に含まれています。一方で防犯登録のほうは、料金を支払って登録するもの。自転車の1回あたり登録料金は全国で異なりますが、500~600円ほどです。有効期限は自治体によって5~10年の範囲が多めですが、無制限なこともあります。

防犯登録はプレートやシール

目にする防犯登録の数字が何桁かは、自治体によって違います。自転車フレームに金属のプレートやシールを貼る仕組みで、車体番号が刻印されるのと一線を画す特徴です。

シールの場合には、雨や汚れによって文字が消えたり、剥がれるという劣化の例がありますが、そうすると交換の必要も出てきます。

防犯登録の方法

地域の警察が管理している決まりだからと言っても、登録は別に窓口などに出向く必要も無くて簡単です。それは新たに自転車を購入するショップ、ホームセンターなどでも、どこでも防犯登録を行ってくれるからです。

ネット通販のサイトの自転車も、防犯登録をしてくれるのが決まりになっています。

自転車の車体番号が無い場合

海外製自転車には無い例も

もう当たり前に刻まれていると考えがちな自転車の車体番号ですが、実はフレームのどこを見渡しても無い例も存在しています。それは海外製の自転車にはありがちなことです。防犯登録番号と違って、別に無くても問題はないという車体番号ですが、注意しなければならない点もあります。

削られていたら盗難品の恐れも


ネット検索で気に入った自転車を見つけ出しても、それが万が一に車体番号の削られた怪しい自転車だったとしたら?十中八九盗難品の可能性が高めで、一般からの出品が出回るオークションでは実例がありがちです。ネット検索で探すにしても、何桁かの正規番号が揃った自転車の入手を心がけてください。

削られている場合の対処

では実際に車体番号が削り込まれた、いわくつき自転車を手中にしてしまったらどうするかです。まず販売元に問い合わせてみても、連絡が付かない事もあり、自転車の返品は難しそうです。盗難品な可能性が高いので、警察に問い合わせるましょう。そうしないと処罰対象は所有者になってしまいますよ。

自転車の車体番号を盗難時に検索

盗難車が検索で見つかる可能性

きちんと防犯登録もしていたのに、自転車が何者かに盗られてしまったなんて悲劇はありがちです。実際に日本では年間に30万件もの自転車窃盗事件が起きているからです。 自分の自転車がどこかへ行ってしまったらショックですが、車体や防犯登録の番号から検索して見つけ出せる可能性も残っています。

CSI自転車特捜24時で検索

愛車の行方を察知するには、CSI自転車特捜24時という盗難専門のサイトに登録をしてみるのも良いです。こちらのサイトでは盗難自転車の検索もできます。防犯登録や車体番号の何桁かの数字、盗難場所や自転車の特徴をきちんと入力しておくと検索しやすくなり、実際に見つけられる可能性を高めます。

自転車特捜24時

自転車の車体番号をチェックしてみよう

まずは番号探しから

これまで真相を知らない人も多かった、自転車に付いてる車体番号の意味も分かってきました。まずは自分の自転車のどこに車体番号があるのか番号探しから始めて、何桁あるのかを確認してみたいところ。自転車防犯の意味から言っても、この番号を知っておいて損はありませんよ。

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