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【初心者向け】冬のキャンプにおすすめの装備は?冬ならではの醍醐味も紹介!

冬のキャンプは夏のキャンプと比べ気温が下がるので、普段から使っているキャンプの装備に加えて、寒さに対する装備を充実させないといけません。逆に言うと寒さに対する装備があれば、初心者でも冬キャンプができるということになるので冬キャンプの装備を紹介していきます。
2020年8月27日
揚げ餅
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この記事で紹介しているアイテム

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冬キャンプに必須の装備とは

12月以降の真冬でも装備があれば過ごせる

Photo by Robert Thomson

キャンプ初心者、初めての方は冬にキャンプをすることに抵抗があるかもしれませんが、冷え込む12月以降でもしっかり装備が整っていると初心者でも冬キャンプができます。標高の高い山だとさらに冷え込むので初心者の場合はできるだけ標高の低い山、平地での冬キャンプがおすすめです。冬キャンプの装備とは主に寒さ対策となりますが、冬の醍醐味を楽しむための道具もあります。

基本的な道具は揃えておく

グランドシートやペグなどキャンプの基本的な道具は冬でも夏のキャンプと同様に必須の道具、装備となるので一通り揃えておいたほうがいいでしょう。もしこれからテントを買うという方で冬キャンプもしたいという方は、できるだけで大きなテントを買うことをおすすめします。これについては後述しますね。ですが基本的な道具や装備が揃っている状態で冬キャンプに必要な暖房器具などを追加するようにしないと費用が一気にかかります。

冬キャンプに必須の装備1

冬に対応した装備があるテント

ogawa(オガワ)ティエラ リンド

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

こだわりのある過ごし方(スタイル)や考えた次第では不要になりますが、基本的には冬でも使えるテントを用意するという方法が一般的です。冬でも使えるテントは大型のツールームテントが多め。ツールームテントとはインナー(寝室)の前に大きなリビングがあるテントでタープを使わなくても調理スペースが確保できるテントです。山では車がないと持ち運べませんが、一般的なオートキャンプなら簡単に持ち運べます。

フライシートにスカートがあると便利

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51QZQWtT-IL._SL1001_.jpg

前述したツールームテントの場合スカートが付属しているので風が入り込まないようになっています。登山でもつかえるような小さなテントでもスカートが付いているものがあるので冬はできるだけスカートの付いているテントを用意しましょう。ブルーシートを適当な大きさに切りクリップなどで留めて手作りスカートを作るという方もいるぐらい冬キャンプの大切な装備です。

冬キャンプに必須の装備2

スクリーンタープ

コールマン ドームスクリーンタープ 380

登山でも使える1人用の小さなテントをフルクローズできるスクリーンタープの中に入れて過ごす方法もあります。すでにスクリーンタープと小さなテントがある初心者の方は冬用に大きなツールームテントを買い足さなくてもいいので費用をぐっと抑えられるメリットがあります。冬キャンプを快適に過ごすなら大きなツールームテントもしくは、スクリーンタープと小さなテントが必須。コットンとの混紡だとよりすごしやすくなります。

気密性と通気性が大切

12月以降の真冬キャンプで使うテント(タープ)は気密性と通気性が必須です。いかにテント内に冷たい風が入らないようにできるか、いかに暖かい空気を逃さないかということです。さらに必要なときには素早く換気できる通気性も大切になります。現在のテント(タープ)はベンチレーションがあるので最低限の通気性がありますが、寒さ対策として暖房器具を導入した時にベンチレーションでは追いつきません。

冬キャンプに必須の装備3

4シーズン用の寝袋

モンベル アルパインダウンハガー 800 #1 mont-bell #1121300 オレンジ

寝袋は大きく分けると一般的には4種類あると言われています。夏だけの1シーズン、初夏~初秋の2シーズン、春夏秋の3シーズン、春夏秋冬の4シーズンになり、メーカーによって12月以降の真冬を含めた5シーズンというものもあります。冬キャンプをする場合は4シーズン用、5シーズン用の最高に暖かい寝袋がないと初心者は特に大変です。山だとより冷え込むので5シーズン用と言われている寝袋がおすすめになります。

冬はダウンがおすすめ

キャンプ場についたらいち早くやることに暖かな寝床の確保があります。高価ですが、12月以降の真冬でも寒さを感じず、ぐっすりと寝る方法はダウンシュラフを用意することです。同価格帯の化繊と比べるとダウンのほうが暖かいので気温が下がり冷え込みが強くなる夜や山でも安心して使えます。ただし安すぎるダウンは化繊より寒いこともあるので注意してください。

冬キャンプに必須の装備4

コットの活用


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夏のときのようにマットを使って寝るのではなくコットを使って寝るという方法もおすすめです。コットは簡易ベッドなので寝床が地面と離れるため、底冷えしにくく気温低下の影響を受けにくいです。登山だと持ち運べませんが、標高が高い山のキャンプ場でもオートキャンプなら簡単に持ち運べますよ。12月以降の真冬で冷え込みが激しい夜もコットの上にマットを敷くだけで暖かくなるので、冬キャンプなら用意しておきたい道具です。

初心者にはハイコットがおすすめ

背の高いハイコット、背の低いローコットがありますが、気温低下の影響をより受けにくいのはハイコットです。また寝る時以外でも昼夜問わずベンチとして利用できるて使用方法に幅があり冬キャンプ以外でも活躍します。ローコットがコンパクトで軽量で持ち運びやすく小さな子どもが使っていても落下の心配が少なくファミリーキャンプにおすすめです。

冬キャンプに必須の装備5

各種マット類

エルパソサドルブランケット ラグ ネイティブ柄 ソカーペット テキサス

夏でも利用することが多い銀マットなどのマット類は、冬キャンプでは必須アイテムです。キャンプ場についたら必ずやることになる暖かい寝床作りにおいてマットがないと始まりません。夏ならば1枚だけで充分ですが、12月以降の真冬はかなり地面から冷えてくるので、マットを重ねるなどいろいろな方法を試行錯誤しながら寝床を作っていきます。例えばマットの上にカーペットやマットの下にダンボールなどを敷いて重ねると暖かいです。

起毛素材で暖かに

より暖かく過ごす方法としては持ってきたマットの一番上に起毛素材のマットを使うとより暖かく過ごせるようになります。小さな違いですが少しでも暖かくしましょう。またマットではなく自宅から毛布やブランケットなどを持ってくるという方法もありますよ。つまり冬キャンプ楽しめるかは、寒さに対処できる装備をきっちり整えているかが分かれ道になります。

冬キャンプに必須の装備6

防寒着・ウェア

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12月の気温は暖かい九州の鹿児島県でも最高気温14度、最低気温5度程度しかありません。山だとさらに冷え込むのでテント周りの道具だけではなく、しっかりとした服装、防寒着が必要になります。大切なのは寒いからといって着込みすぎて動きにくくならないことと、汗をかかないことです。キャンプは意外とやることが多いので動きやすい服装で重ね着をしましょう。動きやすい防寒着なしでは冬キャンプはできません。

一般的な重ね着について

冬キャンプの夜でも寒さを感じないようにするにはしっかりとしたインナーが必要です。速乾、発熱性に優れている機能性インナーを用意しましょう。次に温かみのあるフリースを用意し、一番外側に風を通さないウィンドブレーカーなどのジャケットを着込むようにして暑くて汗をかきそうなら脱げるように工夫しないと、汗は冷えの原因になります。下半身もタイツなどを履いていつもより暖かい格好をするのが冬キャンプ攻略のポイントです。

冬キャンプに必須の装備7

暖房器具(ストーブ)

トヨトミ:対流型石油ストーブ(グリーン)/RL-250-G

薪ストーブに関しては下記のリンクをご確認ください。

冬キャンプは自己責任でテントの中で暖房器具を使います。種類がいくつかありますが大きく分けると2種類あり、何かを燃やす燃料を使うタイプと電源付きサイトで電力を使用する電気ストーブになります。前者のストーブは暖かく12月以降の真冬の夜でも充分暖かいですが、換気が必須になるので初心者は特に注意しないと非常に危険です。後者の電気ストーブはあまり暖かくないので、暖房効率が山や夜の気温低下に追いつきません。

寒さ対策の小物も忘れずに

ハクキンカイロ ハクキンウォーマー

出典:楽天

使い捨てカイロではなくベンジンを入れるタイプがおすすめです

薪ストーブや石油ストーブだけではなく、冬キャンプにはカイロ、湯たんぽなどの小物も必要です。特に気温がさらに低下する12月以降は湯たんぽを寝袋の中に入れてみたり、テントの外で活動する時はカイロがないと寒く感じることも多いです。特に夜になると寒さ対策グッズがあるのとないのでは大きく違ってきます。

電源付きサイトを利用するなら

電源付きサイトを利用するなら電気毛布を床に敷いたり、ホットカーペットを使ってみたりと暖かい寝床を作る方法が一気に増えます。キャンプ場によりますがおよそ100W~1500Wまで使えますよ。電源付きサイトを利用する時は延長コードを忘れないようにしましょう。ホットカーペットを使うなら対応した延長コードを用意しておくのも大切です。


冬キャンプに必須の装備8

雪山でのキャンプについて

ロゴス(LOGOS) テントアクセサリー 強力防水スプレー 420Ml

山のキャンプでは積雪しているということが分かっていると、スコップなども用意しておくといいでしょう。またペグも雪上キャンプ用のペグがあるので用意しておいたほうが便利です。通常の冬キャンプより大変なので初心者向けではありませんが、よく雪を踏み固めてテントを設営しましょう。あらかじめテントに防水スプレーを振りかけておけば積雪、凍結を防いでくれるので、キャンプ場についたらやることとして覚えておいてくださいね。

水分を拭けるようにしておく

モップミニ

山でも平地でも昼と夜の寒暖差、テント内と外の寒暖差で結露や夜露が発生して濡れてしまいます。気温が低いのでほったらかしにしておいても乾くことはないので、水分を拭き取るための小さなモップを用意しておくといいでしょう。マイクロファイバータオルなどもおすすめです。撤収前に駆らなずやることになるので準備しておかないとなかなか乾かず大変です。初心者は撤収するときの結露で苦戦することも多いです。

冬キャンプに必須の装備9

ユニフレーム UNIFLAME 焚き火台 ファイアグリル

焚き火台、ダッチオーブンといった夏のキャンプでも必要な道具も冬キャンプでも必要です。この部分は過ごし方で大きく変わるので夏に焚き火をしないという方もいるかも知れませんね。しかし冬キャンプでは焚き火台を持っていき、焚き火は絶対にやることにしましょう。いろいろな暖房器具がありますが、焚き火を楽しむだけで暖房器具を使っているかのように暖かくなります。

夜の気温すらも醍醐味になる

前述したように冬キャンプは夏のキャンプよりしっかりと装備を整えないといけませんが、夏や秋のキャンプにはない楽しみが冬にはたくさんあります。キャンプにはやることが多いですが、実は暖かい季節よりも冬のほうが楽しめるアクティビティが多く初心者にもおすすめの季節です。前述した装備があれば初心者でも冬キャンプが楽しめるようになるので、ここからは冬キャンプの醍醐味や魅力、やることを紹介していきますね。

冬キャンプの醍醐味・やること1

キャンプで雪遊び

Photo byFree-Photos

冬の醍醐味といえば冷え込む温度や雪を利用した遊びです。雪が積もっているようなら童心に帰って子どもと一緒に遊んでもいいでしょう。広場があるキャンプ場なら雪合戦も楽しめますよ。12月や1月のように寒い時期は人も少なくキャンプ場の広場で思いっきり遊べる魅力がります。気温が氷点下を下回るような場合は水を使って氷を作る遊びも楽しめますよ。雪が積雪しているようならスノーシューズがあると便利です。

人が少なくキャンプ場を独り占めできる

冬のキャンプの特徴は人が少ないということです。運がいいとほぼ貸切状態ということも多いので、キャンプの醍醐味である喧騒から開放され自分の時間をゆっくり過ごせますよ。虫が嫌いな方も虫がいないので思う存分キャンプができます。他にもキャンプ場の近くにスキー場がればスノボやスキーも楽してお得です。

冬キャンプの醍醐味・やること2

「暖かい」が楽しい

Photo by whitefield_d

前述した焚き火は気温が下がる夜だけではなく昼でも楽しめます。さらに鍋料理、煮込み料理などの温かい料理、お風呂や温泉など温かな場所などが楽しめます。焚き火や温泉、温かい料理は夏でも楽しめますが、汗をかいてしまうので長時間楽しむには冬のほうが向いています。特に焚き火は寒さ対策にもなるので昼間から夜までは絶対にやったほうがいいですよ。衣服に穴をあけないように風向きなどに注意してくださいね。

夜も楽しめる

日の入りまでの時間が早くなるので、夜の静かな時間を満喫したり、サイトをランタンで照らすといった夜にしかできないこもとたくさんできます。夜だからこそ焚き火を楽しんだりといろいろな方法で夏よりも長い夜を楽しむことができますよ。

冬キャンプの醍醐味・やること3

天体観測

Photo byFree-Photos

冬キャンプの醍醐味としてキャンプ中にやることにしてほしいのが天体観測です。天体望遠鏡を持ってきてもいいですが冬は裸眼で夏の頃の星とは比べ物にならないぐらい美しく見えますよ。特に寒さが強くなる12月以降はより星空がきれいに見えておすすめです。また日本の冬は運がいいことに冬のダイヤモンドと呼ばれる6つの一等星が集結している場所がありより賑やかで華やかな星空が見えます。

体が冷えたら温まる


綺麗な星空をみて心は癒やされますが、寒くて体が冷えてきます。そうなるとテントの中に入って温まるというマッチポンプを楽しむことも冬キャンプの醍醐味の1つです。それぞれいろいろな方法で楽しく暖かく過ごしながら冬の寒さを楽しみましょう。

運がいいと珍しい絶景に出会えることも

Photo by s.sawada

もともと珍しい現象で北海道以外の場所となると極めて稀なですがダイヤモンドダストやサンピラーと呼ばれる大気光学現象に出会える可能性があります。-10度になるほど寒い場所というのがポイントになります。北海道以外では茨城県や熊本県の阿蘇山などで確認されていています。写真家は発生しやすいポイントに泊りがけで撮りに行くこともあるぐらいです。

冬のキャンプの注意点

暖房器具の使い方について

9 [CARBON MONOXIDE CHECKER 2(キャンプ用一酸化炭素チェッカー)]

薪ストーブ、石油ストーブなど何かを燃やすストーブは必ず換気をしてください。無味無臭の極めて有毒な一酸化炭素が発生して過去には命を落とす事故につながった事例があります。ベンチレーションだけでは換気が不十分になることもあるのでメッシュパネルを開くなどしましょう。初心者の方は一酸化炭素を検出すると音や光で知らせてくれる警報機を利用しておくといいでしょう。

乾燥に気をつける

長時間焚き火をしたり、大きなテントの中に暖房器具を入れているとかなり乾燥します。もともと気候自体乾燥気味なので火の取り扱いには最大限注意しましょう。また唇なども乾燥しやすいということなのでリップクリームや化粧水などを用意しておくと役立ちます。

無理はしない

Photo by Kyoto Sanada

道が雪で通れそうになかったり、キャンプ場が凍結により断水していたり、これから大雪になるようだったりとキャンプ自体が難しそうな状態だと初心者の方は特に無理をしないようにするということも大切です。

冬キャンプのまとめ

冬の装備とは暖かく過ごすための準備

Photo byNoel_Bauza

突き詰めれば冬の装備とは暖かく過ごすための装備です。いろいろな方法で暖はとれますが、夏に使うマットだけではなく毛布や起毛素材のラグを用意するなど季節に応じた道具を追加しないといけません。装備がしっかりしていると初心者でも楽しい冬キャンプができますよ。冬しかできない楽しみ方も色々あるので充実した装備で楽しんでくださいね。

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