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ニオイヒバの育て方とは?普段の管理や剪定・増やし方などのコツを解説!

ニオイヒバの育て方をご存知でしょうか?ニオイヒバはとても良い香りのする木で、生命力が強く育てやすいので人気があります。夏場に水切れさせてしまうと枯れることがありますので注意しましょう。今回はそんなニオイヒバの育て方・増やし方などを解説していきます。

2019年09月17日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. ニオイヒバの育て方とは?
  2. ニオイヒバの特徴
  3. ニオイヒバの種類
  4. ニオイヒバの花言葉と名前の由来
  5. ニオイヒバの販売価格は?
  6. ニオイヒバの育て方①環境
  7. ニオイヒバの育て方②用土・植え付け
  8. ニオイヒバの育て方③水やり・肥料
  9. ニオイヒバの育て方④植え替え・増やし方
  10. ニオイヒバの育て方⑤剪定・手入れ
  11. ニオイヒバの育て方⑥病気・害虫
  12. まとめ

ニオイヒバの育て方とは?

庭に植えるおしゃれで育てやすい木を探している方におすすめなのが「ニオイヒバ」です。ニオイヒバはとても生命力が強いので育てやすく、また剪定にも強いため生垣にしやすいのも特徴です。植物を育てるのに不安がある方でも気軽に育てられます。また、良い香りがするのもポイントです。今回はそんなニオイヒバの育て方・増やし方などを解説していきます。

ニオイヒバの特徴

ニオイヒバとは?

ニオイヒバとは、ヒノキ科ネズコ属に分類される庭木です。クロベ属とされることもあります。原産地は北アメリカで、自然に分布しているものは樹高15mまで成長する、とても大きな木です。日本で園芸目的で育てられているものはそこまで大きくなることはなく、大きくて5m程度に成長し、品種によってはもっと小さくまとまります。成長スピードは早いのですが、気軽に剪定出来ますので、生垣によく利用されています。

ニオイヒバは初心者でも育てやすい?

初心者の方が気になるのが育てやすさですが、非常に育てやすい植物ですので気軽に育てられます。自生地が寒い地域ですので、冬の寒さも問題ありません。生垣にもよく使われていますので、生垣が欲しい方にもおすすめです。暑さも問題ありませんので、北海道から沖縄まで育てられます。

ニオイヒバの花と実

ニオイヒバは4~5月頃に花が咲き、秋頃に実を付け種子が出来ます。実は画像のような形をしており、種子には翼があるのが大きな特徴です。その翼を使うことで遠くに生息範囲を広げるようになっています。この種子を使って増やすことも出来ます。

ニオイヒバの種類

ニオイヒバの種類①スマラフト

こちらはエメラルドグリーンという名でよく流通している、最も一般的な種類です。スマラフトが本来の発音ですが、スマラグやスマラグドと呼ばれることもあります。本来は樹高が高い植物ですが、剪定をすることで小さく抑えておけますので安心です。こちらは葉がよく茂る種類ですが、茂りすぎて風通しが悪くなると良くありませんので、定期的に剪定して風通しを良くしてあげましょう。

ニオイヒバの種類②グロボサ

こちらは画像のように、丸く可愛らしい形になるタイプの矮性の種類です。樹高は1.5mほどまでしか成長しませんので、扱いやすい品種です。ちなみに、名前はラテン語の「球形の」を意味する「globosus」から付けられています。丸い形がお好きな方におすすめです。

ニオイヒバの種類③ラインゴルト

こちらは「ラインゴールド」とも呼ばれることがある種類です。画像のように明るい色をしているのが特徴で、お庭を華やかにしてくれる品種です。樹高は2mほどまで成長します。こちらも剪定に強いので扱いやすいのがポイント。冬の寒さに当たると茶褐色に変わります。他の種類と比べて葉が柔らかな印象です。

ニオイヒバの花言葉と名前の由来

ニオイヒバの花言葉

育てる際に知っておきたいのが花言葉です。ニオイヒバの花言葉は「固い友情」となっています。また、「真の友情」や「私のために生きて」などの花言葉もあります。どの花言葉も悪い意味ではありませんので安心です。挿し木にして増やしたものをどなたかにあげる際も、誤解されて困るようなことがありません。

ニオイヒバの名前の由来

気になる名前の由来ですが、これは名前の通り、香りがあるところから名づけられています。葉をもむとパイナップルのような甘い香りがあります。別名はニオイネズコです。また、英語では「生命の木」と名づけられています。これは北アメリカのとある探検隊が壊血病になった際に、葉の搾り汁を飲んで病気を治したという伝説がある為とされています。ちなみに香りにはリラックス効果があり、バスタブに葉を入れることもあります。

ニオイヒバの販売価格は?

ニオイヒバの販売価格

育てる前に知っておきたいのが販売価格です。こういった苗木はサイズによって大きく価格が異なります。小さな苗木であれば2500円程度の価格となっていますので、買いやすくなっています。大きなものは20000円ほどの価格となることもありますので、じっくり育てたい方は小さな苗木を、最初から大きなものを植えたい方は価格は高くなりますが成木を選びましょう。

ニオイヒバの選び方

最初に調子の悪いものを選んでしまうことのないよう、良い苗を選びましょう。葉の色が悪くなく、全体的に生き生きとした雰囲気のものを選びます。ネットショップで購入する際は選べないことが多いので、価格だけじゃなく、信頼出来そうなお店かどうかもチェックして下さい。

ニオイヒバの育て方①環境

ニオイヒバは地植え?鉢植え?

育てる形ですが、ニオイヒバを大きく育てる場合は地植えにしましょう。矮性の品種を育てる、もしくは小さく育てる場合は鉢植えでも構いません。地植えにすると水やりの手間が減りますが移動しにくくなります。鉢植えでは植え替えの手間があります。どちらにもメリット・デメリットがありますので、お好きな方を選びましょう。

ニオイヒバに適した生育環境

日光を好む植物ですので、日当たりの良い場所で育てます。また、水はけの良さも大切です。日当たりが悪いと葉の色が悪くなりますので注意しましょう。また、水切れすると葉が傷んできますので、水切れしないよう管理していきます。

ニオイヒバの夏冬の管理

耐寒性も耐暑性も高い植物ですので、夏冬の管理はあまり心配いりません。ただし、夏は土が乾燥しやすいので水切れしないよう注意して下さい。特に鉢植えは水の具合を逐一チェックしてあげます。地植えでも水やりが必要な時がありますので見てあげて下さい。冬が来るとあまり水を消費しなくなりますので、土が乾いてから3日ほど待って水やりすると良いでしょう。

ニオイヒバの育て方②用土・植え付け

ニオイヒバの用土

用土は水はけの良さが大切です。地植えの場合は植え付け時に腐葉土を混ぜておくと良いでしょう。鉢植えにする場合は一般的に販売されている培養土を使用するか、赤玉土の小粒を7割、腐葉土を3割の割合で混ぜた土を使うことをおすすめします。

ニオイヒバの植え付け

ポット苗を植え付ける際は、特に適期はありません。いつでも植え付けられます。地植えする際は、根鉢よりも大きな穴を掘り、腐葉土を混ぜてから少し土を戻し、緩効性肥料を元肥として入れます。その上にまた土を入れて肥料に苗が直接当たらないようにしてから苗を置き、隙間に土を入れ、最後に水やりをして完了です。鉢植えの場合は鉢底石を敷いて、あとは同様に植え付けて下さい。

ニオイヒバの育て方③水やり・肥料

ニオイヒバへの水やり

管理で大切なのが水やりの具合ですが、地植えであれば雨水がありますので、植え付けて2年以降の株は水やりが不要になります。よほど乾燥している場合には水を与えて下さい。2年未満の株は水切れになる可能性がありますので、土の表面が乾いたら水やりをします。鉢植えは特に水切れしやすいので、鉢底から水が出るまでたっぷりと与えて下さい。

ニオイヒバへの肥料

肥料は寒肥として与えます。地植えにした場合は2月に有機質の肥料を、鉢植えにした場合は3月に与えましょう。肥料を好むタイプの植物で、肥料が少ないと成長が悪くなりますので注意して下さい。もし成長具合が良くなさそうであれば10月にも与えて構いません。

ニオイヒバの育て方④植え替え・増やし方

ニオイヒバの植え替え

地植えの場合は植え替えは必要ありません。そのまま育てていきましょう。鉢植えにした場合、根詰まりしている様子であれば大きな鉢に植え替えて下さい。移植に強いタイプの木ですので、気軽に植え替え出来ます。植え替えの適期は特にありませんので、真夏だけ避けて行うと良いでしょう。

ニオイヒバの増やし方①種まき

ニオイヒバは種まきか挿し木で増やします。10~11月に実から種を採取して種まきをしましょう。実が薄茶色に変わったら熟したタイミングです。清潔な土にまいて、5㎜ほど覆土し、あとは水切れしないよう発芽まで管理していきます。

ニオイヒバの増やし方②挿し木

挿し木の適期は2~3月です。昨年に伸びた枝の先端を10㎝ほどの長さで斜めに切りましょう。切り口を2時間ほど水につけて吸水させてから、挿し木用の土に挿します。あとは日陰に移して水切れしないよう管理し、発根するのを待ちましょう。切り口に発根剤を塗ると発根しやすくなります。確実に発根する訳ではありませんので、何本か挿し木して下さい。

ニオイヒバの育て方⑤剪定・手入れ

ニオイヒバの剪定

剪定に強い木ですので、気軽に刈り込めます。年に1~2回は剪定して整えましょう。生垣に使われることが多いので、生垣が乱れる度に整えます。寒い時期が理想の剪定の時期です。剪定しない場合は円錐の形に育っていきますが、刈り込むとモコモコとした形になります。

ニオイヒバの手入れ

秋時期になると古い葉が茶色くなって枯れていきます。葉は自然に落ちにくいので、落としてあげると良いでしょう。手が届かない高さであれば、ほうきなどで軽く叩くと落ちます。また、若い木で倒れそうになっている場合は支柱で支えてあげて下さい。

ニオイヒバの高さを抑えたい場合

品種によっては放っておくとどんどん成長していきます。高さも特徴ですが、高くなって欲しくない場合は、頂部の幹を切ってしまいましょう。頂部を切ると下の枝が伸びてきますが、高さを抑制することは出来ます。途中で切っても枯れることはあまりありませんので、お好きな高さで切って調整しましょう。

ニオイヒバの育て方⑥病気・害虫

ニオイヒバの病気

心配なのが植物の病気ですが、実は香りの強い木は病気に強いことが多く、ニオイヒバも病気になりにくいタイプの庭木です。その為、生垣にも利用しやすく人気があります。水の与えすぎなどで過湿にならないようにだけ注意しましょう。

ニオイヒバに付く害虫

害虫はミノムシに注意しましょう。ミノムシの幼虫は夏頃に葉を食害します。秋になるとミノを作り、成虫となって増えていきます。放っておくと増えていって被害が大きくなってしまいますので、ミノを見つけたら駆除しましょう。幼虫には薬剤も効きます。

まとめ

今回の「ニオイヒバの育て方とは?普段の管理や剪定・増やし方などのコツを解説!」はいかがでしたでしょうか?生命力が強く気軽に育てられるのが特徴の庭木ですので、初心者の方も気軽に育ててみて下さい。生垣にする際も、剪定をいつえも行えますので安心です。また、実生で増やすことも可能ですが、挿し木が簡単でおすすめです。

ニオイヒバが気になる方はこちらもチェック!

今回はニオイヒバについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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