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東大寺の御朱印巡りをしよう!全15個の種類を網羅する回り方や時間をご紹介!

御朱印ガールという言葉が生まれるほど、御朱印集めが流行しています。全国には、たくさんのお寺がありますが、東大寺は中でも修学旅行生や外国人のお客様で大変にぎわいます。奈良県の東大寺の御朱印の種類と短時間で巡る回り方をご紹介します。
2020年8月27日
いとさん
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東大寺とは

東大寺は奈良県にある盧舎那仏(るしゃなぶつ)をご本尊としているお寺です。奈良時代に聖武天皇によって建てられた東大寺は、世界遺産に指定されています。なんといってもならの大仏として有名なのが東大寺ではないでしょうか。また、東大寺はせんとくんで有名なように、奈良公園の鹿も人気です。敷地面積342600平方メートルもの広大な敷地にある東大寺周辺には野生の鹿がたくさんいます。東大寺は、大仏殿と合わせて観光される方も多い奈良随一の観光スポットと言えるでしょう。

東大寺の御朱印帳と東大寺の御朱印帳袋

東大寺には、限定の御朱印帳と御朱印帳袋があります。中の紙が、真っ白な御朱印帳が多い中、東大寺の御朱印帳は、少し、クリーム色がかった色をしています。味があっていただいた御朱印がより一層風情が出て、東大寺の御朱印帳は人気が高い御朱印帳と言えるでしょう。東大寺の御朱印帳も御朱印帳袋も、東大寺・大仏殿で購入可能なので、東大寺拝観記念にいかがでしょうか。次に、値段などもう少し詳しく紹介していきます。

東大寺限定の御朱印帳

東大寺限定の御朱印帳は、黄色の菊の花があしらわれた御朱印帳(大きいサイズ1300円、小さいサイズ900円)と若草色の菊の模様があしらわれた御朱印帳((大きいサイズ1300円)、ピンク色の桜の柄(小さいサイズ1100円)の4種類です。御朱印帳の表紙には、東大寺と金色の文字が書かれています。ページは全部で19面あります。

東大寺限定の御朱印帳袋

東大寺の御朱印帳袋は3種類あります。大きいサイズの御朱印帳に合う大きさの袋は、黄色と若草色の菊の模様のものがあり、小さいサイズの東大寺限定御朱印帳に合う大きさの袋はピンク色の桜柄の東大寺限定御朱印帳袋となっています。値段はどれも1000円です。生地感はハリがあり、御朱印帳を傷や汚れからしっかり守ってくれそうな印象です。紐はいずれも黒っぽい色でアクセントになっています。小さいサイズの御朱印帳ならば、2冊入るので、神社とお寺で分けている方にも便利ですね。東大寺の拝観の記念にいかがでしょうか。

東大寺の御朱印は全部で15種類以上

東大寺には、なんと15種類以上の御朱印があります。東大寺内のお寺を巡り、たくさんの種類東大寺限定の御朱印を集めたいものです。東大寺は広く1日で全種類いただくには時間がかかりますが、今回は東大寺の御朱印紹介と共に、東大寺の回り方もご案内します。また、御朱印帳や御朱印帳袋も東大寺限定のものがあり、こちらも要チェックです。大仏殿だけではない東大寺の御朱印をさっそくご紹介します。なお、あえて東大寺の実際の御朱印の紹介は避けたいと思います。実際東大寺に足を運んで巡り、頂く楽しみを感じていただきたいと思うからです。(こちらの記事の内容は2019年9月15日現在の情報を元に作成しております。)

東大寺限定御朱印①

東大寺・大仏殿で頂ける御朱印

現在、東大寺・大仏殿で授与されている御朱印は「華厳」のみです。もともとは、「聖武天皇」という御朱印と「大仏殿」という御朱印もありましたが、残念ながら、書き手がおらず、頂けません。また、東大寺・大仏殿では、東大寺限定の御朱印帳東大寺限定御朱印帳袋の販売もしておりますので、こちらも見逃せません。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺・大仏殿で御朱印が頂ける場所

御朱印がいただけるのは、大仏殿出口前の売店です。     
東大寺・大仏殿の御朱印をいただく時には、大仏殿へ入らなければなりません。大仏殿では、御朱印をいただくための300円のほかに、入堂料が必要です。
 

東大寺・大仏殿の入堂料

大人(大学生以上):個人600円、団体550円
高校生:個人600円、団体500円
中学生:個人600円、団体400円
小学生:個人300円、団体200円
​​​※団体は30人以上とする。

東大寺限定御朱印がいただける時間

4から10月:午前7時から午後17時30分
11から3月:午前8時から午後17時
 

東大寺限定御朱印②

東大寺・二月堂で頂ける御朱印

東大寺・二月堂で頂ける御朱印は全部で3種類あります。中央に書いてある文字が4種類あります。「南無観」と書いてある御朱印「観音力」と書いてある御朱印「観自在」と書いてある御朱印です。「南無観」は、観音菩薩様の「南無観自在菩薩」様の別名です。救済する衆生の姿に合わせて、自在に姿を変えるという意味があります。「南無」は、仏門に対しての信仰心を表現したものです。東大寺・二月堂の御朱印は、また、二月堂の御詠歌「ありがたや ふしぎは一か 二月堂 若さの水を むかへたもふぞ」と詠んでいます。はるか遠くの若狭(現在の福井県)から、修二会に使用されるありがたいお水が、この東大寺に流れていることが不思議だという意味です。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

御朱印がいただける場所は、東大寺・二月堂の舞台に上がる手前にあります。石段を登って左側にある「龍美堂」というお茶屋さんがあります・そこで御朱印をいただけます。拝観料は無料です。また、境内に立ち入るだけであれば基本的には、24時間可能です。

東大寺限定御朱印がいただける時間

4月から10月:午前7時30分から午後17時30分
11月から3月:午前8時から午後17時

東大寺限定御朱印③

東大寺・三月堂で頂ける御朱印

東大寺・三月堂の別名は、法華堂と言います。中央に「法華」と書かれた御朱印が有名ですが、他にも、「不空羂索観音」と書かれた御朱印12月16日限定の「執金剛神」と書かれた御朱印があり、期間限定の御朱印も合わせると3種類の御朱印があることになります。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

東大寺・三月堂(法華堂)の出入り口にある拝観受付で御朱印がいただけます。

東大寺限定御朱印をいただける時間

4月から10月:午前7時30分から午後17時30分
11月から3月:午前8時から午後17時
 

東大寺限定御朱印④


東大寺・四月堂で頂ける御朱印

東大寺・四月堂にも別名があります。四月堂の別名は、三昧堂といいます。四月堂は、今までに何度かご本尊が変わっているので、そのたびに御朱印が新しくなっています。現在のご本尊は、「十一面観音菩薩」と「普賢菩薩」であり、それそれの御朱印が頂けます。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

入堂して、最初に御朱印帳を預け、その間に拝観し、最後にまた受け取る形になっています。御朱印をいただくにあたって、四月堂の拝観料はかかりません。

東大寺限定御朱印をいただける時間

8時から16時まで

東大寺限定御朱印⑤

戒壇堂で頂ける御朱印

東大寺・戒壇堂の御朱印1種類です。御朱印の中央に「国宝 四天王」と書かれている御朱印です。拝観料が必要なお堂ですので、御朱印をいただくために、拝観料を払い、御朱印帳を預けて巡り、その間に御朱印を書いていただきます。拝観料が必要なお堂では、このように御朱印帳を預けるシステムで御朱印をいただくことが多いようですね。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

戒壇堂では、拝観受付で御朱印が頂けますが、御朱印をいただくには、拝観料が必要です。

東大寺限定御朱印がいただける時間

4月から10月:午前7時30分から午後17時30分
11月から3月:午前8時から午後17時
 

料金

大人600円、小学生個人300円、団体200円
※団体は30人以上とする。

東大寺限定御朱印⑥

念仏堂で頂ける御朱印

中央に「地蔵菩薩」と書かれている御朱印がメインの御朱印です。しかし、一般公開されていない御朱印で、「閻魔大王」という御朱印があります。お願いするといただける貴重な限定御朱印ですので、いただけるとラッキーな御朱印です。御朱印衣書かれる閻魔大王とは、日本仏教において、地蔵菩薩を習合して化身していると考えられている神様です。真摯に祈りをささげると、地獄へは向かわず、極楽浄土へいざなってくれるといわれています。

期間限定の御朱印

8月から9月の間限定の御朱印があります。「泰山府君」と書かれている御朱印です。たいざんふくんと読み、古代の中国の神様です。のちに閻魔大王や地蔵菩薩を習合して同様の神として崇められています。ちなみに、このエリアの御朱印をすべて いただこうとすると少々時間がかかってしまいますので、早めに行くことをお勧めします。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

念仏堂、行基堂、俊乗堂の御朱印は、期間限定の御朱印を除いて5種類が念仏堂と行基堂の間にある授与所で一括していただけます。

東大寺限定御朱印がいただける時間

8時から16時まで

東大寺限定御朱印⑦

俊乗堂で頂ける御朱印

俊乗堂の御朱印はたくさんの種類があります。中央に「愛染明王」と書かれてた御朱印、「重源上人」と書かれた御朱印、「阿弥陀如来」と書かれた御朱印書かれた御朱印、阿弥陀如来の真言が書かれた御朱印の4種類です。こちらの御朱印も書くのに時間がかかるので、御朱印をいただくには、回り方に工夫が必要です。御朱印をいただく方は、拝観前にお願いしておくことをおすすめします。国宝「重源上人坐像」は毎年7月5日と12月16日のみ拝観できます。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

念仏堂、行基堂、俊乗堂の御朱印は、期間限定の御朱印を除いて5種類が念仏堂と行基堂の間にある授与所で一括していただけます。

東大寺限定御朱印がいただける時間

8時から16時まで
 

東大寺限定御朱印⑧

行基堂で頂ける御朱印

行基寺でいただける御朱印は、1種類のみです。中央に「行基菩薩」と書かれた御朱印がいただけます。行基というと学生のころの歴史の教科書でも名前が上がるほど有名な方で、誰もが一度は名前を耳にしたことがある人物ではないでしょうか。聖武天皇は、東大寺を造る際の実質の責任者を行基に任せました。東大寺の四天王は、良弁、聖武天皇、行基、菩提僊那の4人と言われていますが、その1人の御朱印がいただけるということです。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間


東大寺限定御朱印がいただける場所

念仏堂、行基堂、俊乗堂の御朱印は、期間限定の御朱印を除いて5種類が念仏堂と行基堂の間にある授与所で一括していただけます。

御朱印がいただける時間

8時から16時まで
 

東大寺限定御朱印⑨

真言院で頂ける御朱印

真言院の御朱印は、1種類です。大和北部八十八か所零場の第12番の札所である「弘法大師」と書かれた御朱印です。真言院は、不在の場合がありますので、御朱印をいただく場合は事前に東大寺に確認しておくとよいでしょう。途中、歩いていると東大寺ミュージアムがありますので、回り方を工夫して、御朱印だけでなくミュージアムに立ち寄るのも楽しいでしょう。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

真言院は、東大寺から徒歩で2分ほどの距離にあります。南大門から中門に続く参道の脇にある勧学院の隣にあります。御朱印をいただく際には、入り口にあるインターホンで住職さんにお知らせください。

東大寺限定御朱印がいただける時間

午前9時ごろから午後15時ごろ

東大寺限定御朱印⑩

不動堂で頂ける御朱印

不動堂を巡りいただける御朱印は、「五大力尊」という御朱印です。御朱印をいただく方の回り方としては、二月堂を巡り、階段を上ったその奥にあるのですが、ここまで御朱印巡りをする方が少なく、ゆったりと拝観でき、御朱印もいただけます。お堂の外からも五大力尊を見れるものポイントです。お時間がある方やゆったりとたたずみたい方には特におすすめのお堂です。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

不動堂は、法華堂(三月堂)に隣にある石段を登ったところにあります。法華度王からはだいたい2分くらいで橈尺します。
 

東大寺限定御朱印がいただける時間

午前8時から午後17時

東大寺限定御朱印⑪

指図堂で頂ける御朱印

東大寺・大仏殿あたりを巡り終えてから御朱印をいただきに向かいたいのが指図堂周辺です。指図堂の御朱印は「圓光大師」と書かれた御朱印です。この御朱印に書かれた文字は法然の別名の1つです。ちなみに、法然の別名は9種類もあったといわれています。ほかの別名も、どこかのお寺に御朱印としていただけるかもしれませんね。迫力がある御朱印はぜひいただきたいものです。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

指図堂のお堂の中で御朱印がいただけます。指図堂は土日祝のみの開堂ですので、御朱印がお目当ての方はご注意ください。なお、平日にどうしても御朱印をいただきたい場合は、東大寺の社務所にて御朱印をいただけますので、こちらをご利用ください。

東大寺限定御朱印がいただける時間

午前8時ごろから午後16時ごろ

東大寺限定御朱印⑫

鐘楼で頂ける御朱印

中央に「題梵鐘」の墨書きと、梵鐘の押印がされている御朱印をいただけます。ここで御朱印がいただけるということを知らない方も多く御朱印巡りで飛ばしてしまいがちなお堂です。御朱印をいただきたい方は回り方を事前に確認してしっかり御朱印をいただきたいものです。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

鐘楼は建物の外にある売店で御朱印がいただけます。建物の外とあって、冬場などの寒い日は売店が閉まっている可能性があります。鐘楼の御朱印がお目当ての方は、事前に東大寺に確認してからむかいましょう。
 

東大寺限定御朱印がいただける時間

鐘楼の売店は、東大寺の関係者ではなく、一般の方が運営しているものになります。あくまでも、サービスの1つでの御朱印授与となっているので、ほかの御朱印のように、早朝に行ってもいただけない可能性があります。御朱印をいただくためならだいたい、午前9時ごろから、15時に行くとよいでしょう。
 

東大寺限定御朱印⑬

手向山八幡宮で頂ける御朱印


手向山には、菅原道真が腰かけたという「菅原道真公の石」があります。「手向山八幡宮」という御朱印をいただけます。「のたびは 幣もとりあへず手向山 紅葉の錦 神のまにまに」句は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。この句は、こちらで読まれた句で百人一首の句の1つでもあり有名です。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

手向山八幡宮といったら、楼門ですよね。その楼門を抜けてすぐの左手にある社務所で御朱印はいただけます。

東大寺限定御朱印がいただける時間

基本的には、午前8時から午後16時30分
9月:午前7時30分から午後17時30分
10月:午前7時30分から午後17時
11月:午前8時から午後16時30分
 

東大寺限定御朱印⑭

氷室神社で頂ける御朱印

「氷室神社」という御朱印をいただけます。別名かき氷神社と言われています。毎年夏になると、全国の有名人気かき氷店が軒を連ね、お堂巡りで疲れた体を癒してくれます。お供えもかき氷など、珍しいことが魅力です。通常、御朱印は300円ですが、こちらのみ600円です。御朱印をいただく際は、基本的におつりが出ないように納めます。時々、おつりがいただけないお寺もあるので、回り方に工夫したり事前に100円玉をたくさん用意しておくとよいでしょう。

東大寺限定御朱印がいただける場所と時間

東大寺限定御朱印が頂ける場所

氷室神社の社務所で御朱印はいただけます。拝観料がかかりません。

東大寺限定御朱印がいただける時間

4月から10月:午前6時から午後18時
11月から3月:午前6時30分から午後17時30分
 

多くの種類の御朱印を集める東大寺の巡り方!

1日で東大寺を巡り、御朱印をいただくつもりであれば、事前に拝観の回り方の確認が必要でしょう。今回は効率の良い回り方を1つご紹介します。拝観時間と御朱印をいただける場所をしっかり確認して1日で巡りましょう。

効率の良い回り方

住所

奈良県奈良市雑司町406-1
それぞれの神社の住所は上記の住所の後に、それぞれの神社の名前をつけたものなので省略させていただきます。大仏殿などに、地図がございますので、そちらをご活用ください。

連絡先

0742-22-5511(東大寺本尊)
それぞれの御朱印や、開門しているかはこちらにお問い合わせください。

順番

①氷室神社②大仏殿③俊乗堂④鐘楼⑤行基寺⑥念仏堂⑦手向山八幡宮⑧四月堂⑨三月堂⑩不動堂⑪二月堂⑫指図堂⑬戒壇堂⑭真言院

東大寺の御朱印まとめ

このように東大寺を巡りいただける御朱印は、たくさんの種類があります。御朱印帳や御朱印帳袋も合わせて手に入れたくなる美ししですので、ぜひ足を運んでいただきたいです。御朱印をいただく上で大切なのが東大寺の回り方です。せっかく訪れたのであれば、大仏殿だけでなく、ほかのお寺も巡り、歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

御朱印帳が気になる方はこちらもチェック!

東大寺の他にも、全国の神社仏閣で御朱印はいただけます。全国を巡り、御朱印を集めるのも楽しそうですね。各お寺には、個性的な御朱印帳や袋も取り揃えています。それぞれ字が違う御朱印をいただくと、より一層旅の思い出が濃く残ることでしょう。あなたも御朱印集めをはじめてみてはいかがでしょうか。