モンステラの剪定の仕方は?適切な時期や位置、切り方まで簡単解説!のイメージ

モンステラの剪定の仕方は?適切な時期や位置、切り方まで簡単解説!

観葉植物の人気種であるモンステラ。丈夫で成長が早いため、すぐに大きくなってしまいます。そこで、剪定をすることによって長い間大きさを保つことができます。このページでは、モンステラの剪定のついて、時期や切り方など、適切な方法をご紹介しています。

2019年08月31日更新

のべじ
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目次

  1. はじめに
  2. モンステラとは
  3. モンステラの品種
  4. モンステラの育て方
  5. モンステラを剪定する理由
  6. モンステラの剪定時期
  7. モンステラの剪定の仕方
  8. モンステラの挿し木の仕方
  9. モンステラのその他の殖やし方
  10. まとめ

はじめに

観葉植物のモンステラは、丈夫で育てやすく、おしゃれなため人気があります。室内でも育てやすいですが、その反面大きくなりすぎてしまいがちです。そこで、剪定をして切り戻しを行うことで程よい大きさや形を保ったまま育てることができます。また挿し木などをすることで、モンステラを殖やすことも可能です。今回はモンステラの切り戻し剪定について、時期や切る位置、そしてその後の挿し木などについて詳しく解説していきます。

モンステラとは

熱帯アメリカ原産の植物

モンステラは熱帯アメリカ地方を原産とする観葉植物で、30種類前後が知られています。大木などによじ登るようにして絡みつくつる性の植物ですが、日本ではそれほど大きくならない種類が栽培されています。モンステラは切れ込みなどが入った葉の形状が特徴で、インテリア植物としても人気があります。

気根が生える植物

モンステラには、気根と呼ばれる第二の根っこがあります。これは茎から出てきた根っこで、本来は大木に絡まる際のつるの役割をしています。また、空気中の水分を吸収するのにも役に立っています。モンステラが大きく育つと、この気根が目立ちつようになり、独特の雰囲気を醸し出します。実は、この気根の存在もモンステラが人気の一つの理由です。

モンステラの品種

モンステラ デリシオーサ

最も一般的なモンステラの品種です。お店で単にモンステラとして販売されているものは、ほとんどが本種であると考えられます。大きくなると、背丈が2m近くにもなり、室内では少し扱いづらいかもしれません。大きくなりすぎた場合は、剪定して大きさをコントロールしてあげましょう。

モンステラ アンダソニー

ヒメモンステラとも呼ばれる本種は名前の通り、それほど大きく成長しません。モンステラ デリシオーサをそのまま小さくしたような姿で、室内であまり大きなモンステラは置けない場合におすすめです。

モンステラ フリードリヒスターリー

モンステラ フリードリヒスターリーは、別名マドカズラと言います。マドカズラは、漢字で「窓葛」と書き、葉っぱに窓が開くのが特徴です。多くのモンステラは葉っぱに切れ込みが入るため、ほかの種類とはまた違った雰囲気があります。

モンステラ ジェイドシャトルコック

まだ流通量の少ないモンステラです。他の品種と違い、葉っぱに切れ込みや窓がなく、代わりに凹凸があります。その姿は一見、モンステラとは違う種類にも見えてしまいます。育て方はほかのモンステラと同じで構いません。

モンステラの育て方

鉢や用土

モンステラは成長が早く、背丈も大きくなるため、あらかじめ少し大きめで、倒れにくいよう重さのある植木鉢がおすすめです。室内で育てる場合は、おしゃれなインテリア性のあるものがいいですね。用土はモンステラ専用の用土はないので、市販の観葉植物用でかまいません。鉢底に、軽石を敷き、残りに用土を入れて植え付けましょう。

置き場所

モンステラは直射日光は得意でなく、湿度が高い環境を好みます。暗い場所でも枯れはしませんが、間延びしてしまうため、明るい室内が最適です。屋外でも栽培可能ですが、その場合は直射日光に気を付けましょう。寒さには弱いため、冬場は暖かい室内に取り込みます。

水やりの仕方

モンステラは高温多湿を好みますが、乾燥にも強い植物です。生育期である春から秋は蒸れに注意しながらたっぷりと水やりをしましょう。反対に、モンステラの生育が鈍くなる冬場は、土を乾かし気味に管理すると上手くいきます。また、葉に元気がないときは、霧吹きで葉水を与え、湿度を高めてあげましょう。

肥料について

モンステラはそれほど肥料が必要な植物ではありません。生育期に緩効性の肥料を少なめに与えてあげるといいでしょう。反対に、肥料を与えすぎると大きな葉が出たり、無駄に伸びすぎてしまって草姿が乱れやすくなります。また、モンステラの生育が鈍る冬場に肥料を与えると悪影響が出るため注意してください。

モンステラを剪定する理由

モンステラを小さく育てるため

モンステラは本来大型になる植物です。順調に成長していくと、大きくなりすぎて室内などでは邪魔になってしまいますし、鉢とのバランスが悪くなってしまいます。そこで剪定して切り戻しをすることで大きさを保つことができます。もちろん、大きく育てたい方は無理に切り戻し剪定をする必要はありません。

モンステラが伸びすぎてしまったとき

モンステラの栽培中、光がうまく届かなかったり、肥料をあげすてしまったり、不適切な環境になってしまうと、間延びするように伸びすぎてしまうことがあります。茎が伸びすぎてしまうと樹形が崩れせっかくのモンステラが格好悪くなってしまいます。そのような時に剪定して切り戻しをすることで樹形を整えることができます。

モンステラを殖やしたいとき

モンステラを殖やす場合、剪定をして挿し木などをすることによって数を殖やすことができます。挿し木をしたばかりのモンステラは小さいため、デスクの上などちょっとした場所にも置けるため、大きく育ったモンステラとは一味違った魅力があります。

モンステラの一部分が弱ってしまったとき

モンステラを栽培していると、愛情をこめて育てていても弱ってしまったり、枯れてしまうことがあります。もし一部分だけであれば、その部分を剪定して切り戻すことで、新たな芽の生育を促し、本体を復活させることができます。また、邪魔な部分を切ることによって風通しがよくなり、モンステラの生育を手助けすることができます。

モンステラの剪定時期

モンステラの剪定は生育期がおすすめ

モンステラを剪定する場合は、生育期間である春から夏がおすすめです。その中でも5~7月頃は生育も旺盛で、新しい芽や根っこが出るまでがスムーズで、切り口の復活も早いため特におすすめです。しかし、真夏の8月は、暑すぎてダメージが出てしまう可能性もあるため、避けておいた方が無難です。少し涼しくなってきた9月頃に行いましょう。

冬場も不可能ではない

モンステラの剪定時期は、暖かい時期がおすすめと紹介しましたが、モンステラは丈夫な植物であり、冬場でも暖かい環境が用意できれば、剪定は可能です。枯れてしまったり、伸びすぎてしまって切り戻しをするくらいであれば、特に気にすることなく切ることができるでしょう。しかし、挿し木などの成功率は下がってしまいますので、その場合はわざわざ冬に剪定をしない方がいいでしょう。

モンステラの剪定の仕方

剪定道具

モンステラを剪定するためには、切れ味のいいハサミを用意しましょう。切れ味の悪いハサミを使うと、切り口がつぶれてしまい、その後うまく育たない場合があります。そして、切り口を整えるためのカミソリも用意します。また、発根を促すために、市販の発根促進剤も用意しましょう。

切る位置の決め方①

モンステラの切る位置は、伸びすぎた部分を整えたり、枯れてしまって剪定する場合と、挿し木などで増やす場合で位置がやや異なってきます。モンステラの茎にはいくつもの節があります。この節の部分から新しい芽が成長しますので、節がポイントになります。伸びすぎた部分などを単に切り落とす場合は、本体から新しい芽が出るように、本体に節が残るような位置で剪定を行います。

切る位置の決め方②

次に、モンステラの挿し木をする場合です。挿し木をする場合は、挿し穂側に節があることが大切です。挿し穂にうまく節が残る位置で剪定をしましょう。また、挿し穂に気根があると、その後の発根が早まります。そのため、気根が残るような位置で剪定ができると一番ベストな状態になります。

モンステラの剪定の仕方

モンステラの切る場所を決めた後は、いよいよ剪定です。この時のポイントは思い切って切ることです。ゆっくり切ってしまうと切り口が潰れたり傷ついたりしやすくなってしまいます。そのため、スパッと切ってしまいましょう。

モンステラの剪定後のケア

モンステラを剪定した後は、切り戻しした本体は直射日光を避け、風通しのいい場所に置きましょう。切り落とした挿し穂はまず、水分の蒸散を防ぐために葉を半分に切りましょう。そして、切り口をカミソリで斜めに切って切り口を大きくします。その後、水を張ったコップなどに挿して給水させます。

モンステラの挿し木の仕方

モンステラの挿し木の準備

モンステラを挿し木する場合時の用土は、無菌の用土を使用します。特に鹿沼土や赤玉土がおすすめで、適度なサイズの植木鉢に用土を入れておきます。そして剪定後に給水させた挿し穂の切り口に発根促進剤を塗り、ピンセットで用土に挿します。この時、挿し穂に気根がる場合は、気根も土に埋まるように挿すと発根が早まります。

モンステラの挿し木後の管理

モンステラを挿し木をした後は、たっぷりと水やりをし、数日間は日陰で管理した後に、徐々に明るい場所に移動させます。この時、直射日光は絶対に当てないように注意してください。そして、発根するまでは乾燥しないように毎日水やりをします。順調にいくと、3~4週間で新しい根っこが根付きます。

モンステラの発根後の鉢上げ

挿し木を軽く引っ張ってみて土から抜けなければ発根している証拠です。土から挿し穂を抜き取り、新しい鉢に鉢上げしましょう。この時に根っこを傷つけないように注意してください。新しい鉢には観葉植物用の用土を入れれ植え付けます。植え付けた後は水やりをし、数日日陰で管理し、その後は通常の管理をするようにしましょう。

モンステラのその他の殖やし方

モンステラを茎伏せで殖やす

モンステラが伸びすぎてしまって茎が長く、節がたくさんある場合は茎伏せでも殖やすのがおすすめです。茎伏せをする場合、節を含んだ茎を数センチに切り、挿し木と同じように無菌の用土に埋めます。同じように管理をすると、新たな芽と根っこが出てきて増やすことができます。もともと茎だけですから、大きくなるまでに時間がかかりますが、モンステラが伸びすぎてしまった場合は、ぜひ挑戦してみてください。

モンステラを水挿しで殖やす

モンステラを増やす方法で一番簡単なのは水挿しです。花瓶などの容器に水を張り、切った茎を挿すだけです。その後、徐々に発根してきますので、水替えだけは小まめに行いましょう。水が古くなってしまうと、切り口が腐ってしまい、そこから枯れてしまいます。夏場は毎日、冬場は数日に一度の間隔で水替えをしましょう。また、水挿したモンステラは大きくは成長せず、数か月程度しかその姿を楽しめません。最終的には鉢に植え付けてあげましょう。

まとめ

以上、モンステラの剪定の仕方についてご紹介しました。モンステラの剪定のポイントは時期と位置です。なるべくなら冬を避けて暖かい時期に剪定しましょう。また、うまく位置を見極めることで、その後の成長が良くなりますし、沢山増やすことも可能です。とは言え、モンステラは丈夫な植物ですので、失敗を恐れずに、思い切って剪定してみてください。

モンステラの剪定が気になる方はこちらもチェック!

今回はモンステラの剪定の仕方についてご紹介しましたが、その他にも様々な植物の育て方に関して、詳しく紹介した記事が沢山ありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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