ヤマモモとは?食べられる実を付ける庭木の育て方や花言葉などを解説!のイメージ

ヤマモモとは?食べられる実を付ける庭木の育て方や花言葉などを解説!

ヤマモモとはどんな植物かご存知でしょうか?色々な庭木がありますが、果実を食べられる庭木で、かつ手間もあまりかからない木として知られており、初心者の方でも育てられます。今回はそんなヤマモモの特徴や実の食べ頃、食べ方、育て方などを解説していきます!

2019年09月02日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. ヤマモモとはどんな庭木?
  2. ヤマモモの特徴
  3. ヤマモモの花言葉と名前の由来
  4. ヤマモモの食べ頃と食べ方
  5. ヤマモモの販売価格は?
  6. ヤマモモの育て方①環境
  7. ヤマモモの育て方②用土・植え付け
  8. ヤマモモの育て方③水やり・肥料
  9. ヤマモモの育て方④植え替え・増やし方
  10. ヤマモモの育て方⑤剪定・手入れ
  11. ヤマモモの育て方⑥病気・害虫
  12. まとめ

ヤマモモとはどんな庭木?

せっかく庭木を植えるなら、食べられる果実がなる木を植えたいと考えている方におすすめなのが「ヤマモモ」です。ヤマモモは熟せば生のまま食べられる果実をつける木で、初心者でも気軽に育てられるので人気があります。また、果実を付けるのに病害虫の被害が少ないのもポイントです。今回はそんなヤマモモの特徴や実の食べ頃、食べ方、育て方などを解説していきます!

ヤマモモの特徴

ヤマモモとは?

ヤマモモとは、ヤマモモ科ヤマモモ属に分類される庭木で、原産地は日本の本州中部以南、樹高は5~10m程度に成長します。また、中国南部やインドにも自生しています。モモと名前に付いてはいますが、バラ科のモモとは関係がありません。常緑性の植物で、街路樹としても使用されています。最大の特徴は生食出来る果実をつける点で、ジャムなどにもよく使われています。ちなみに、果実は平安時代から食用として親しまれています。

ヤマモモは初心者でも育てやすい?

庭木を育て慣れていない初心者の方が心配になるのが育てやすさですが、ヤマモモは病害虫の心配も少なく、丈夫な木として知られています。初心者でも問題なく育てることが出来る上に、剪定の手間も少ないので世話が簡単です、また、果実も楽しめますので、果樹を育ててみたいと考えている方にもおすすめ出来ます。

ヤマモモの開花時期

開花時期は春、4月頃です。小さくてあまり目立たない花を咲かせますので、花の観賞価値はあまりありません。実は雌雄異株の植物ですので、花後に実を付けるかどうかは、ちゃんと受粉しているかどうかによります。受粉していれば、花が終わった後に雌木に実がなります。

シロヤマモモもある

ヤマモモの品種は20種類以上あります。中でも人気なのが、実の大きいタイプで、「森口」「瑞光」などが一般的な品種として扱われています。また、中には果実が白い「シロヤマモモ」もあります。白いまま熟するのが特徴です。

ヤマモモの花言葉と名前の由来

ヤマモモの花言葉

育てる際に気になる花言葉ですが、花言葉は三つあります。「教訓、一途、ただひとりを愛する」の三つの花言葉で、どれも良い意味となっているので、どなたかに渡す際にも問題ありません。ちなみに、一途という花言葉は、雄株と雌株が離れていても受粉することから来ているという考えがあります。

ヤマモモの名前の由来

花言葉と共に気になるのが、名前の由来です。ヤマモモはその名の通り、山に自生している果実を食べられる木としてその名前が付けられています。モモとは関係ありませんが、甘酸っぱい味から連想されたのかもしれません。また、別名も色々あり、ヨウバイ(楊梅)、ヤマウメ(山梅)、ユスラウメ(山桜桃)、シブキ(渋木)、ジュバイ(樹梅)、火実などがあり、和歌などにも登場しています。

ヤマモモの食べ頃と食べ方

ヤマモモの食べ頃

花後の実の食べ頃も気になるところですが、完熟しているかどうかを確かめましょう。食べ頃じゃないものは酸味が強く、赤色から黒色になってきたら熟して甘酸っぱくなり、美味しくなります。食べ頃は6~7月なのですが、雨に当たると味が落ちてしまいますので、少し早めに収穫するイメージを持っておくと良いでしょう。食べ頃になったら一つ一つ取っても良いですし、ネットを敷いて木をゆすっても良いでしょう。

ヤマモモの食べ方

食べ方は多様で、生食も出来る他、ジャムや果実酒にするのも一般的です。まずはそのまま食べてみて、余った分は他の食べ方で消費すると良いでしょう。果実酒の作り方は簡単で、よく洗った実を清潔な瓶に入れ、氷砂糖を入れてから焼酎を注ぎ、二ヶ月ほど経って色が出てきたら実を取り出します。あとは、ろ過してから保存用の瓶に移し替えて完成です。実2㎏に対して焼酎は1.8ℓ、氷砂糖は1㎏ほど使うと良いでしょう。

ヤマモモのジャムの作り方

ジャムでの食べ方も一般的で、味も良いので人気があります。実をよく洗って、ヤマモモの三分の一くらいの量の砂糖と一緒に鍋で煮込み、ろ過してから瓶に詰め変えたら完成です。ジャムは砂糖の量で味を調整出来ますので、甘い味が好きな方は砂糖を増やし、あっさりさせたい方は減らして下さい。また、保存用のジャムの瓶はしっかり消毒しておきましょう。食べ方・使い方は一般的なジャムと同様です。ジャムを塗ったり、飲み物に入れたりして楽しみましょう。

ヤマモモの販売価格は?

ヤマモモの販売価格

ヤマモモ / 樹高0.8m前後 15cmポット
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育てようと考えている方が気になる販売価格ですが、小さい苗であれば1500~3000円ほどで販売されていますので、初心者の方でも気軽に購入出来ます。ただし、1.5mを超えるような大きい株になると15000円以上しますので、まずは小さな苗から育てるのがおすすめです。気温が合わない地域ではお店で取り扱っていないこともあります。

ヤマモモの選び方

ネットショップで販売されているものを購入する際は選べないことが多いのですが、お店で販売されているものを購入する際は、なるべく良い株を購入しましょう。葉が青々としていて、枝や幹がしっかりしている、安定感のあるものが良い株です。また、雄木と雌木がありますので、実を楽しみたい方は両方育てて下さい。少し離れていても受粉出来ますので、至近距離に植えなくても大丈夫です。

ヤマモモの育て方①環境

ヤマモモは地植え?鉢植え?

地植えにするか鉢植えにするかも大切なポイントです。どちらでも育てられますので、お好きな方を選びましょう。ただし、ヤマモモは最終的に大きくなる木ですので、いつか地植えにしなければならないサイズになってきます。最初は鉢植えで育てて、タイミングが来たら地植えに切り替えると良いでしょう。鉢植えにする場合は、7~8号の鉢を使います。

ヤマモモに適した生育環境

生育環境はとても大切です。ヤマモモは日当たりが大切ですので、日当たりの良い場所で育てましょう。また、強い風を好みませんので、強い風が当たらない場所が最適です。耐寒性は高くありませんので、関東以南で育てることをおすすめします。根に放線菌の一種であるフランキアによる根こぶが出来て肥料を補えますので、土地はやせていても構いません。

ヤマモモの夏冬の管理

厳しい季節である夏と冬の管理ですが、暖かい気候を好みますので、夏越しは問題ありません。問題は冬越しで、あまりにも寒いと枯れる恐れがあります。関東以南で育てるようにして、かつ冷たい風が強く当たらない場所に植え付けるのがポイントです。大きく成長するほど耐寒性が高くなりますが、小さい内は少し防寒してあげると良いでしょう。

ヤマモモの育て方②用土・植え付け

ヤマモモの用土

植え付ける際に使う用土ですが、地植えであれば植え付け一週間前に腐葉土や堆肥を混ぜて土質を良くしておきましょう。多少やせた土でも問題ありませんが、通気性が良くて保湿性がある環境を好みます。鉢植えであれば、ホームセンター等で販売されている、果樹などに適した培養土を使うのがおすすめです。

ヤマモモの植え付け

苗と用土を用意したら植え付けしましょう。ヤマモモの植え付けの適期は3~4月です。地植えであれば、株に合った深さの穴を掘って植え付けましょう。鉢植えの場合は、先に用土を少し入れて、苗を入れてから周囲に用土を入れて完了です。最後に水やりをして根を活着させて下さい。苗が小さい間は倒れやすいので、支柱を立てて支えると安心です。

ヤマモモの育て方③水やり・肥料

ヤマモモへの水やり

植え付けが終わったら、水やりに気を付けて育てていきましょう。地植えの場合、数か月たてば根づきますので、根づいてしまえば雨水だけで育ってくれます。かなり乾いている場合のみ水やりをして下さい。鉢植えは水切れしますので、土の表面が乾いたら水やりをします。土の表面が乾く前に水やりをしてしまうと、根腐れ等が発生するかもしれませんので注意しましょう。

ヤマモモへの肥料

根に付く根粒菌が窒素分を補助してくれますので、肥料は特に必要ありませんが、与えた方が成長が良くなります。夏に果実を収穫し、お礼肥として施しましょう。油かすと骨粉を混ぜたものを少量与えて下さい。

ヤマモモの育て方④植え替え・増やし方

ヤマモモの植え替え

鉢植えで育てた場合、2~3年に1回のペースで植え替えをします。植え替えの適期は3~4月で、一回り大きな鉢と新しい土で植え替えましょう。植え替えをしないと水やりをしても水が入りづらくなってしまいます。また、ある程度大きくなったら地植えに切り替えると良いでしょう。

ヤマモモの増やし方

増やし方は種まきが一般的です。熟した実から種を採取し、果肉を取り除き、種を水苔などで乾かさないようにして袋に入れて冷蔵庫で保管しましょう。3~4月に種をまいて育てていきます。種まきをしたら半日陰の場所で管理して下さい。種まきから育てた場合、実がなるまでに15~20年ほどかかりますので、早く実を楽しみたい場合は新しい苗木を買った方が早いです。

ヤマモモの育て方⑤剪定・手入れ

ヤマモモの剪定

最終的にかなり大きくなる木ですので、ある程度大きくなったてきたら剪定をしましょう。また、混みあって風通しが悪くなっていたり、見た目が悪くなったりした場合も間引き剪定をして整えます。剪定の適期は3~4月で、全体のバランスを見ながら切っていきましょう。切る位置は、枝分かれしている部分の付け根の所です。

ヤマモモの手入れ

特別な手入れは必要ありませんが、摘果という果実を摘み取る作業があります。花が咲いた後に実をつけますが、余計な果実は自然に落ちていきます。それでも落ち切らず、実が多すぎる場合に、摘果をしましょう。目安は、葉が5枚につき1果です。実が多くなければ摘果する必要はありません。

ヤマモモの育て方⑥病気・害虫

ヤマモモの病気

あまり病気にはなりませんが、こぶ病という病気にかかる可能性があります。これは最近が侵入することによって発症する病気ですので、ハサミなどを使う際は清潔なものを使うようにして予防しましょう。

ヤマモモの害虫

著しく被害がある害虫はありませんが、ミノムシやコガネムシといった虫による葉の食害がありますので、定期的に様子を見て、被害があれば補殺した方が良いでしょう。

まとめ

今回の「ヤマモモとは?食べられる実を付ける庭木の育て方や花言葉などを解説!」はいかがでしたでしょうか?特徴から育て方、食べ方、害虫についてなどを解説させて頂きましたが、特に難しい点はありませんので、暖かな地方の方であれば問題なく育てられます。苗木も手頃な価格で販売されていますので、気になる方はぜひ育ててみて下さい。

ヤマモモが気になる方はこちらもチェック!

今回はヤマモモについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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