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車中泊ベッドをDIYで制作する方法は?マットやキットの作り方をご紹介!

いつも利用している車に、快適に車中泊ができるベッドがあればいいなと思いませんか?車中泊ベッドがあれば、車が駐車できるところならどこでも快適に寝泊まりできるようになります。今回は、安価にDIYで車中泊ベッドを制作する方法をご紹介したいと思います。
更新: 2021年2月25日
yuuyuuwork
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この記事で紹介しているアイテム

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DIYできる車中泊ベッド

車中泊ベッドというと、何か特殊なベッドを想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、車の中で快適に寝ころべて泊まれるアイテムなら、それらは全部、車中泊ベッドだといえるのです。

後は、自分の創意工夫のDIYで、どの程度まで快適さを高め、自分の好みを満たしつつ、コスト低減を目指すのか…だけのことなので、「車中泊をしてみたい」というお気持ちがああるならば、ぜひ、車中泊ベッドのDIY制作にチャレンジしてみてください。

車中泊ベッドのDIYは難しくない

心の準備としては、「やりたい気持ち」を大事にすることです。そして簡単にできることからやってゆくことです。「これなら自分でも絶対にできる」というところから手を出してゆくといいでしょう。

大工道具の扱いに自信がないなら、上記の動画の方のようにスノコとかを買ってしまってもいいのです。DIYにチャレンジする時には、あまり難しく考えないことが重要です。試行錯誤を楽しみましょう。

誰でもDIY可能!最速最安の車中泊ベッド

まずは、DIYチャレンジへのハードルを下げるために、誰でもできる最速最安の最も簡単な車中泊ベッドについて説明しておきます。安心してください。コストもかからず、工具も必要ありません。時間もほとんどかかりません。キャンプ初心者でもできるお勧めのベッドです。

家のお布団も車中泊ベッドになる

誰でもDIY可能な最速最安の車中拍ベッドは、普段使われている布団を車中に持ち込むことです。軽自動車でもお布団くらい入るので、そのまま普段のお布団で寝てしまうのです。

普通の敷布団やマットレスがあるなら、床の硬さはあまり気になりません。家のお布団でそのまま車中泊する場合、快適さは確実にダウンしてしまうでしょうが、「それでもどうしても今すぐ車中泊がしたい!」ならば、この方法なら今すぐ実行可能です。

人気のあるベンチベット型の車中泊ベッド

ベンチベッド型が人気の理由

ベンチベッド型の車中泊ベッドは、DIYで最も多くの人が選んでいます。その理由として上げられるのがその作りやすさ。架台の材料の種類も豊富であり、いろいろな形を自由にアレンジしやすいという点も人気の理由でしょう。

コストも材料がホームセンターなどでほとんど手に入るので、そんなにかかりません。総合的なパフォーマンスが高いタイプになります。下記に三大メリットをご説明します。

快適さ、収納、平坦化の三大メリット

「ベンチベッド型」にすると、ベッドが棚型になるので重い荷物をベッドの下に入れることができ、その荷物の取り出しも車のサイドや後部から引き出せる形になります。また、でこぼこがある場合、そこに平坦な寝床の制作も容易です。

微妙な床脚の高さのアンバランスの調節などもアジャスターなどを脚先につけると可能になります。高床となるのでエンジンからの熱なども直接伝わってこないというメリットもあります。

車のルーフに設置する車中泊ベッド

予算はかかりますが、車のルーフに車中泊ベッドを車載するという手段もあります。ルーフベッドという名前でそうした製品があります。車の屋根にルーフベッドを車載すれば、そこが車中泊ベッドとなります。高い場所に寝泊まりしたいなどのこだわりがあれば、チャレンジしたいものですが、制作の難易度は高いです。


ルーフベットのDIYは慎重にしよう

すでに市販のルーフベット製品があるので、それを真似ることでDIYでも制作できる可能性があるのですが、これをDIYで制作する場合、その強度や走行中の安全などにはしっかり配慮し気をつける必要があるでしょう。

車の中にベッドが収まらない形になるので、走行中の風圧や悪天候などへの備えなどをすべて自分で安全対策してDIYしなければならないからです。準備すべき材料として、車のルーフにルーフベッドを固定するための架台が別途必要になります。

車中泊ベッドをDIYで制作してゆこう

この方は、イレクターパイプで一段ベッドだけでなく、二段ベッドまで制作されています。とっても参考になります。木材利用の制作なども、「車中泊ベッド」などの検索キーワードで動画を探すといろいろな方法で作成された方の動画がたくさんあります。

多くの方のいろいろな工夫を知ると様々なアイデアが生まれてくるでしょう。それでは、DIYで車中泊ベッドを制作してゆくための基本となる具体的な方法を見てゆきましょう。

車中泊ベッドの選定方法

車中泊ベッドを選ぶポイントとして、「コスト」「快適さ」「軽さ」「自由度」「個人的なこだわり」などを総合的に考えます。何を一番優先するかをまず決めるとよいでしょう。

どのようなシーンで車中泊ベッドを使いたいのかを具体的にイメージされるとよいでしょう。DIYで制作するなら、臨機応変に自分の求めるシーンに合うように車中泊ベッドを制作し、また、改造も可能でしょう。

車中泊ベッドのサイズの決め方

車中泊ベッドのサイズは、利用する車のサイズや利用する人数や利用形態から考えます。サイズが大きすぎると、荷物の積載や他の利用方法に問題が発生する可能性がでてきます。また、サイズが小さすぎると、快適さが犠牲になる可能性がでてきます。利用シーン全体を総合的に考えて最適なサイズを選定しましょう。

車中泊ベッドをベンチベッド型で作る

今回は、最も利用者の多いベンチベッド型の車中泊ベッドの作り方を説明してゆきます。DIYする場合のハードルがとても低く、様々に自分でアレンジしやすいからです。

初心者がDIYで車中泊ベッド制作にチャレンジする場合、まずは、ベンチベッドタイプがいいかと思います。ベンチベット型の車中泊ベッドを作る場合の架台の基本材料は、大きく分けて、三種類です。「木材」「パイプ」「箱」の三種類です。それぞれに一長一短があります。

架台の材料別メリットデメリット

木材は、安価で加工がしやすい反面、一度、釘止めやねじ止めなどをしてしまうと、分解して取り外したりすることが他の材料に比べて難しくなります。

パイプは、ねじとナットで簡単に組み立てれる車中泊キットを制作し車載すれば、必要に応じて分解しコンパクトに積載することも可能です。箱は、箱を並べるだけなので制作する手間が激減します。

木材利用の車中泊ベッド架台の制作方法の基本

木材を材料とする場合には、基本、のこぎりで木材を切断し、釘やボルトなどの材料を使って組み上げてゆくパターンが一般的です。ビスを使う場合は、電動ドリルがあるといいでしょう。安い「2×4材や角材」と「コンパネ」を材料とするパターンが一般的です。木肌の感触や木の香りなども魅力です。

パイプ利用の車中泊ベッド架台の制作方法の基本


パイプ利用では、主に「イレクターパイプ」という樹脂でコーティングされたスチールパイプ材料に使います。ボルトとナットでくみ上げてゆく形です。

ジョイントにはプラスチック製とメタル製があり、プラスチック製は接着剤で接着してしまう形式が多いので、後で分解する可能性がある場合は、ボルトとナット締めのメタルジョイントを材料に選ぶといいでしょう。その方が強度も高いです。

箱利用の車中泊ベッド架台の制作方法の基本

箱を材料にして制作する形は、非常に簡単です。選ぶ材料は、上に人が乗っても壊れないくらいの強度がある同サイズの箱です。複数の箱を後部の平坦な床の左右に配置して、その上にコンパネやマットを乗せるだけです。

ただし、運転席後部に大きな段差などがあって車内の床が平坦にならない車種では、この方法は原則使えませんので、お持ちの車の床面状態を先にしっかり確認しましょう。

車中泊ベッドのマットの制作

上記動画のようにDIYでマットを作られている方もいらっしゃいます。ですから、ベッドにこだわりがある方は、自分だけのベッドマットを作ることもできます。

板とウレタンを合わせて、それをシートで覆って、板の裏側でシートをタッカーで止めてしまえば自作のベッドマットになります。「ウレタン」には、固めと柔らかめがあるので、上に柔らかめ(低反発ウレタン)その下に固め(高反発ウレタン)の二種類を組み合わせて使うとマットの快適度が上がるようです。

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車中泊ベッドマットを制作する場合のヒント

ただ、車中泊ベッドマットはこうでなければならない!という決まりはありませんので、梱包材に入っているようなプチプチを重ねてみたり、稲わらや段ボールや新聞紙でマットを作ってみるなど、いくらでもアイデアは広がります。

要するに、自分や利用者が車中泊で満足できればいいのです。それが最重要だと理解しておくとよいでしょう。

車中泊ベッド周りの内装を考える

ベッド周りの内装の主なものには、カーテン、ライト、ハンガー、電源や配線、小物入れ、娯楽のための各種グッズ…などがあるかと思います。車載できるいろいろなグッズやキットが市販されていますが、そこにDIYの工夫もつけ加えて、お好みに応じて素敵な内装に仕上げてゆきましょう。自分の願いやこだわりを形にしてゆくこともDIYの楽しみです。

とりあえず内装にカーテンを作ろう

基本的な内装として、今回は、カーテンキットの簡単な制作方法をご紹介します。車の中が外から丸見えでは、恥ずかしいし、落ち着かない!と思う方も多いでしょう。そこで内装として間仕切りやカーテンを取り付けましょう。

それによって、外から見えなくできるだけでなく、強い日射やひどい寒さも和らげてくれますので、一石二鳥です。

突っ張り棒を使った格安カーテン

突っ張り棒 取付幅:110〜190cm ミニ3L 突ぱり便利ポール 細タイプ ( つっぱり棒 カーテンレール 突っ張りポール 伸縮棒 突ぱりポール 収納 カーテン ハンガー 暖簾 )

費用をできるだけ抑えたい場合、突っ張り棒を車載し、その棒に毛布やシーツを洗濯物を干すような感じでかけてカーテン替わりにしてしまうやり方があります。その毛布やシーツは、マットに使ったり、ブランケットに使ったり、座布団に使ったり、丸めて枕に使ったり、風呂敷のように利用したり…と、いろいろなことに転用できます。

車載可能なマグネットフックでカーテン吊り下げキットを自作する

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突っ張り棒以外でも、上記のような車載可能な小さなマグネットフックを車の鉄製部分につけることで、カーテンを吊るすキットが制作可能です。二つ付ければ、60KGの体重の人がぶら下がれるくらい強力だそうです。

このマグネットを使うとカーテンキットだけでなく、太陽電池などを車のルーフや側面に固定したりも可能でしょう。

車中泊の楽しみ方

車中泊の楽しみ①

素敵にアレンジした軽量化した内装キットをバッチリと車載して自由にいろいろな場所に行けるそのフットワークの軽さは素晴らしいです。気軽にちょっと車を運転すれば、すぐにワクワクする別世界に飛び出して行けます。

サイズの小さな軽自動車なら、細い山奥の道にも対応できます。未知の世界を旅しながらも、車の中は快適安全な自分好みの内装キットがいつも完備されていて、どこでも安心して宿泊できることは、素晴らしいことです。

車中泊の楽しみ②

車中泊では、自分だけの車中泊内装キットを創意工夫できる点も楽しみになります。快適な内装キットを自分でDIYで自作して車載するだけで、楽しくなってきます。DIYは様々な好みに応じて気軽に楽しむことができます。自作内装キットづくりを試行錯誤して楽しみましょう。

車中泊ベッドDIYのまとめ

いかがでしたか?車中泊ベッドにもいろいろな種類がありましたが、一番大事なことは、「車中泊を楽しむこと」です。DIYの楽しみや可能性は無限にあります。そもそもDIYにチャレンジすることが楽しみであると考えましょう。

そう考えれば、どんどんと人生が楽しみに満ちたものになってゆきます。あなたの望む最高の車中泊を、ぜひ追求してみてください。次はどこで夜を過ごそうか…とワクワクドキドキして人生を最高に楽しみましょう。

「車中泊が気になる方はこちらもチェック!」

他の方の記事にも車中泊をDIYでチャレンジすることに役立ちそうな記事がありますので、気になる記事を参考にされてくださいね。