DA17W エブリイワゴン 専用マットレス
コンパネ 12mm
イレクターパイプ 28
ユーザー(USER) 折りたたみ式レジャーマット
Naturehike エアーマット 自動膨張
OSLEEP 高反発マットレス シングル
セルスター IS-330
DC/AC正弦波インバーター DC12V
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キャプテンスタッグ UC-501
スペーシア メタルジョイント NSJ1
どこでもベープ 未来 虫除け
JCH-127D-W
ウミネコ(Umineko) UM-SH-01
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エブリィワゴンはどんな車
DIYで車中泊仕様に仕立てるエブリィワゴンとはどんな車がご存知でしょうか。エブリィワゴンはスズキ自動車が発売している軽ワンボックス車です。DIYで車中泊仕様に挑戦するには、ちょうどいい大きさです。最大乗車人員は4名ですが、車中泊仕様にするために2名仕様にして話を進めたいと思います。
しかし、後部座席を取り外す事はしませんので、車中泊仕様ではなく普段の場合は、中の物を出せば4名乗車で仕様できます。エンジンや動力性能で定評のあるスズキの軽ですので、長く使用できるでしょう。(この記事は2019年6月17日現在の情報にもとずいて書いています。)
エブリィワゴンで簡易的に車中泊
スズキ・エブリィワゴンの特徴として、シートの倒し方によってフルフラットシートにする方法があります。この方法により、休憩や簡単な車中泊もできるようになっています。
キャンプなどにこのまま使用できる感じがしますが、キャンプ用具など意外と場所とるものもあり、収納の出し入れの問題等もあります。また、乗用車のシートですので、座面や背もたれ部にサポートが入っており、凸凹があり寝返り等で不自由があります。休憩や仮眠などに、この方法を使用するのが良いでしょう。
エブリィワゴン・車中泊のためのサイズ
スズキ・エブリィワゴンは、スズキ・エブリィJOINという商用車と基本は同じベースを仕様しています。スズキ・エブリィJOINは荷物を大量に積載する場合、簡易後部座席をたたみ、後部がフルフラットになります。感じとしては、軽トラの荷台ようになります。
スズキ・エブリィワゴンは内張りを外すと、軽トラの荷台のようなサイズが取れます。後部のサイズは縦:1,910mm横:1,320mmが基本サイズ。平均的な日本人が1人で寝るには十分サイズで、二人でも何とか寝られるサイズとなります。十分に車中泊仕様にできるサイズです。
エブリィワゴンの縦方向の荷室サイズ
スズキ・エブリィワゴンを車中泊仕様にするにあたり、荷室の天井までのサイズも重要です。キャンプなどにも使うでしょうから、荷物をどれだけ積めるかも考えておく必要もあります。
荷室の高さは、標準ルーフ1,315mm/ハイルーフ1,420mmとなります。立って服の着替えには多少きついですが、膝立てや荷室に座れば何とかなるサイズです。このサイズですので、荷室を二段にして下に荷物を収納して、上は就寝用に使用する方法も良くみます。
エブリィワゴン・車中泊のためのタイプ
スズキ・エブリィワゴンは3機種(PZターボスペシャル・PZターボ・JPターボ)があり、それぞれに標準ルーフとハイルーフがあり、合計6タイプが発売されています。エンジンなど基本はすべて同じモデルで、装備品の味付けが違うだけです。さらに駆動方法が2WD・4WDのオートマチックに細分化されます。
基本が同じですのでどのタイプを選らんでも問題ないのですが、最上級モデルと廉価版モデルの価格差が約36万円ほどありますので、差額で車中泊仕様の自作材料やキャンプ用品を購入する方法もあります。燃費は2WDの方が良く、燃費で選ぶ方法のあります。
エブリィワゴン・車中泊自作ベッド
スズキ・エブリィワゴンの車中泊仕様を自作する場合、一番最初に考えるのがベッドでしょう。エブリィワゴンに搭載されているフルフラットシートを倒して、フルフラットシートの上からベッド材を被せる方法です。
ベッド材にはある程度固い材料を使用し、その上に自作マットなど置く方法とします。マットを含め、DIY好きであれば簡単にできる事でしょう。
DIY自作ベッドの見本となる市販ベッド
スズキ・エブリィワゴンの自作車中泊仕様に使える市販ベッドがあります。後部座席の一つも使用することもでき、いろいろ使い勝手の良いベッドです。この構造を参考にして板などのベッド材を切り出して蝶番などを使用して折りたためるように自作します。
DIY好きな人なら簡単に切り出す事ができるでしょう。この上にマット材やキャンプ用のマットなど使用をして車中泊をします。もちろん、この市販ベッドを購入して使用しても問題はありません。
DA17W エブリイワゴン 専用マットレス
車中泊用自作ベッドの材料
車中泊用自作ベッドを製作しようとした場合、特殊な材料は必要としません。誰でも手に入れる事のできる材料を使用します。エブリィワゴンのフルフラットに倒したシートの上から、製作したベッドを被せるように置いて使用します。
本当のフルフラット・ベッドが出来上がります。DIYショップやホームセンターに入手する事ができ、特殊な方法で製作することはなく、DIY好きなら簡単に製作する事ができます。
コンパネ
自作DIYの車載ベッドを製作するとき、メインの部材となるのがコンパネです。畳一畳くらいの大きさカットされた合板材です。DIYショップやホームセンターでも販売されており、簡単に手にすることができます。ベニヤ板の厚いものです。
エブリィワゴンの荷室の大きさを計測し、その大きさにコンパネをカットして使用すればフルフラットなベッド床が出来上がります。エブリィワゴン用には2枚ほど購入すれば良いでしょう。必ず余りが出ますので、キャンプ用テーブルなども作る事ができます。DIYショップやホームセンターでもカットできます。
コンパネ 12mm
イレクターパイプ
イレクターをご存知でしょうか。イレクターパイプはDIYショップなどで売っている直径3~5cmくらいの樹脂コーティングされたパイプです。最近、DUYシーンや一般的にイレクターパイプをみる事が多くなっています。カラーが多くあるので、使いやすいのでしょう。
このイレクターパイプを自作DIYベッドの骨組みに使用します。四角形のボックス状にイレクターをいくつか組んで、骨組みに使用します。設計した長さにカットして使用します。DIYショップなどでもカットすることができます。
イレクターパイプ 28
イレクターパイプ・ジョイント
スペーシア メタルジョイント NSJ1
イレクターパイプだけでは四角形に組むことはできません。イレクターパイプを組むためには、イレクターパイプのジョイントが必要になります。
通常のL型やT型、三又形状など色々あり、コンパネの下に取り付けイレクターパイプをはめ込むジョイントなどもあります。イレクターパイプ・ジョイントにもカラーがたくさんあり、自分の好みによって選ぶことができます。
エブリィワゴン・車中泊用のマット
エブリィワゴン車中泊仕様のベッドの形はできたとしても完成ではありません。ただのフルフラットなスペースが完成しただけです。ベッドとしての使用はマットが必要でしょう。マットはどのようなものがあるのか見ると、いろいろなマットを使用しています。
銀マット
キャンプ好きな人なら良く知っている銀マットです。スチロール系のシートの片側に薄いアルミ泊を溶着させてあるものです。価格が安く、断熱効果や保温効果をもあります。
キャンプで使用した人は、効果は良く知っているでしょう。2枚重ねでの使用がおすすめです。使わないときはクルクル丸めて、ベッドの下へ収納もできます。ホームセンターなどで購入でき、いろいろなサイズや切売りなどもあります。
ユーザー(USER) 折りたたみ式レジャーマット
キャンプ用テントマット
キャンプでテント泊をする人は良く知っている、寝袋の下に敷いて使用するマットです。凸凹な地面の上に敷いて寝られるのですから、フルフラットな自作ベッドの上で使用するのに全く問題はありません。エアー入りなど各種タイプがあり、使用しない時は収納袋に入れてベッド下に収納できます。
Naturehike エアーマット 自動膨張
寝具用マット
寝具用の小さ目のマットも使用している人もいます。小さ目なマットでもエブリィワゴンの荷台では、多少大きく感じます。マットの端が多少浮き上がる場合もあります。見た目は気にしなく、寝心地重視の人向きです。丸めて収納するのですが、ベッド下に収納できる場合は少ないと思います。丸めてクッション代わりに使用する方法もあります。
OSLEEP 高反発マットレス シングル
エブリィワゴン車中泊仕様の電力確保
現代の車を車中泊で使用する場合、テレビやDVDなど数多くの電化製品を使用することに慣れていますので、当然それを使用したくなります。オートキャンプ場や道の駅などは、一晩中エンジンをかける事が禁止になっていますので、一晩中電化製品を使用するとバッテリー上がりが心配になります。
バッテリーは、どうしても使用する事になるので、バッテリーの電源確保を優先しますので、どうしても夜など電化製品を使用したい場合の電源確保を紹介します。
サブバッテリーとサブバッテリーの充電
エブリィワゴン本来のバッテリーの他に、もう一つバッテリー(サブバッテリー)使用します。夜間に使用する電化製品などはサブバッテリーから電源を取ります。
サブバッテリーへの充電は、シガーソケットより走りながら充電できる簡易型アイソレータ―で行うのが便利です。サブバッテリーより配線を引き、各家電等の電源とします。サブバッテリーはベッド下にケースに入れて固定してください。
セルスター IS-330
DC/ACインバーターの使用
DC/ACインバーターとは、12V電源で100V電源の物が使用できるようにしてくれる機器です。ホームセンターなどで入手でき、100V電源のコンセントやUSBなどが付いていますのでいろいろと便利に使えます。サブバッテリーを電源として使用します。多少放熱がありますので、機器の上などに物を置いてはいけません。
DC/AC正弦波インバーター DC12V
車載用ソーラー発電
車載用のソーラー発電も使用できます。ダッシュパネルの上など日当たりの良い所にソーラーパネルを取り付け、専用の12Vバッテーリーに電気を貯めて使用します。かなりたくさんのタイプが発売されていますので、自分の好みに合わせて選ぶ事ができます。
suaoki ポータブル電源 S270
エブリィワゴン車中泊仕様の夏の夜
オートキャンプ場や道の駅などは、停車中はエンジンをかける事は禁止されます。当然エブリィワゴンのエアコンは使用できません。窓を全開にしたりするのですが、その場合困るの虫類の侵入です。
侵入を防ぐには、ホームセンターなどで網戸の網を購入して、窓の大きさにカットしてテープで固定します。丁寧な人だとDIYで窓枠に合う枠を自作して網を固定します。後は必要に応じてサブバッテリー電源で扇風機を利用します。もちろん香取線香など、虫よけ対策も必要となります。
どこでもベープ 未来 虫除け
エブリィワゴン車中泊仕様の暖房
冬にエブリィワゴンで車中泊する場合、銀マットを社内側か貼り込めば、ある程度の寒さは防げます。予め銀マットを各部の形に合わせてカットしておくと良いでしょう。それでも寒いという場合は、キャンピングカーでお馴染みのFFヒーターを使用しましょう。
FFヒーターというのは、小型の灯油ファンヒーターです。非常に燃費効率が良く暖かい小型ヒーターです。燃料タンク容量が1Lくらいの小型ヒーターです。エブリィワゴンの車内だと、FFヒーターで十分な暖はとれますが、換気は必ず必要となります。
JCH-127D-W
エブリィワゴン車中泊使用の寝具
エブリィワゴンの車中泊には、シュラフ(寝袋)が最適と思われます。使用しない時は、収納袋に入れてベッド下に入れたり、クッション代わりに使用できます。シュラフ(寝袋)は季節毎に適応温度にあった物を用意すると、快適な就寝ができます。
購入時のタグに適応温度が明示されているので参考にすると良いでしょう。形状やカラーがたくさんありますので、好みに合わせて選ぶ事ができます。名前の通ったキャンプ用品メーカーのシュラフ(寝袋)でしたら問題なく使用できます。
ウミネコ(Umineko) UM-SH-01
エブリィワゴン車中泊仕様のプライバシー確保
キャンプ場の車中泊は楽しいものですが、夜にエブリィワゴンの中で過ごす場合、外から車中を覗かれないように注意しましょう。銀マットをカットしたり、車用のブラインドを窓に貼り付けたり、車用のカーテンを使用しましょう。
車用のブラインドやカーテンは多種多様な製品が販売されており、カーショップなど簡単に手に入れることができます。濃い色のフィルムを窓に貼るのも有効ですが、法律上荷室部分の窓にしか貼れないので、ブラインドやカーテンが必要となります。
B4-005-R
エブリィワゴン車中泊仕様にあると便利な物
車中泊をするときに、便利な物の一番手にローテーブルがあります。あぐらをかいて使用できるテーブルは必要です。あまり大きいテーブルは、狭いエブリィワゴンの車内に合いません。車内の大きさに合わせてDIYで製作するのも楽しいでしょう。
次に必要になるのは、料理道具です。家庭用カセットコンロやキャンプ用ガスストーブなどがあると便利です。特にキャンプのテント泊など使用する料理に使用するセットを揃えると、コンパクト収納できるので便利。最低限、お湯が沸かせる道具は用意した方がいいでしょう。
キャプテンスタッグ UC-501
車中泊をする場所
日本は血管ような道路網で繋がっています。その道路脇の少し広くなっている場所なら車中泊は可能です。知らない土地ですので、道路なのか私有地なのかを慎重に見極めるてください。
夜中には、警察による職務質問などを受ける場合があります。節度を持った使用が前提で、ゴミ捨てや騒ぎながらの使用が厳禁です。その他にはどのような所が使用できるか紹介します。
道の駅
日本各地の自治体が道路脇に設置し、国土交通省に登録されているのが道の駅です。一日中解放されており、ドライバーの休憩等が目的です。車中泊禁止と明記されていなければ利用が可能です。トイレ・洗面所・休憩所が設置されています。地域振興を目的とした物産館が併設されており、開いていれば現地の食材などが入手できます。
オートキャンプ場
目的地の現地情報などを調べると、オートキャンプ場がかなりあること分かるでしょう。車を利用してのキャンプが可能です。トイレ・シャワー・炊事場が設置されており、外部電源や温泉・風呂なども設置されているオートキャンプ場などもあります。オートキャンプ場の使用規則に従って利用してください。
公園駐車場
都市部の駐車場付きの公園は、夜間は旋錠されて使用できない事が多いです。山間部の有名な山などの登山口近くの公園駐車場などは利用できる可能性が大きいです。登山者などが良く仮眠をしています。どの公園にも利用規則が明記されていますので、それに従ってください。トイレなどがない場合もあります。
自動車道路のサービスエリア
日本には多くの自動車専用道路があります。自動車道路は他の自動車道路と綿密に繋がっており、広大な自動車道路網を形成しています。
その自動車道路には、休憩用にサービスエリアが設けられており、誰でも利用可能となっています。トイレや洗面所が最低限設置されています。大きいサービスエリアなどは、売店やレストランなどが設置され、現地情報なども手に入ります。
車中泊の楽しみ方
スズキ・エブリィワゴンでの車中泊の楽しみ方は、人それぞれで違うと思います。しかし、根本的な考え方は同じになるはずです。自由な自動車旅ができるのです。行き当たりばったりの旅もできます。行き先を決め、廻る観光地なども決め、車中泊地を決めてから出発する車旅もできます。
そして何より計画の自由度が高いので、旅先の急な変更も簡単に行えます。時間に囚われない自由な旅が、車中泊をすれば可能となります。可愛いがっているペットも連れていって、一緒に旅をすることも問題なくできます。
車中泊をする時のマナーについて
車中泊がブームとなっていますが、マナーについての問題が多発しています。一つ目はゴミの問題です。ゴミは持ち帰るの基本で、車中泊に限らず楽しんだ後のゴミ問題が各地で起こっています。走行中山の中に捨てるのは論外です。
次に騒音の問題です。夜中に騒ぐのは当然として、エンジンをかけるのも禁止です。アイドリングの音は、低音公害のもとで寝られない人も多くいます。道の駅などは、今の所は各道の駅の判断に任せていますが、今後車中泊禁止などになったら大変ですので、各自注意しましょう。
BUNDOK(バンドック)BD-903
エブリィワゴン・自作車中泊仕様のまとめ
スズキ・エブリィワゴンは、そのままでも車中泊ができる軽のワンボックスカーです。ノーマルでは休憩程度の使用に向いています。良く走るエブリィワゴンをDIYで車中泊仕様に改造をすれば、楽しくキャンプ旅ができるようになります。材料はホームセンターなどで簡単に手に入ります。
この記事は基本のスタイルを示しただけですので、後はスズキ・エブリィワゴンの車中泊仕様を製作しようとする人のアイディア次第で、車中泊の楽しさは広がります。
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現行エブリィワゴン用の市販ベッドです。