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庭の芝生はどれがおすすめ?天然芝や人工芝までメリット・デメリットを解説!

庭の芝生はきれいにグリーンの絨毯にするお手入れが少し大変と感じる人も多いでしょう。そのために人工芝にする方も多いでしょうが天然と人工ではどんな違いがあるのでしょうか?その寿命の長さや外構による芝生の選び方など自宅の庭をきれいにする方法について解説します。
2020年8月27日
佐藤3
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はじめに

庭におすすめの芝生はどちら?外構工事のお悩み解決

庭のガーデニングのひとつとして青々と生え揃ったグリーンの芝は美しいものですね。またエクステリア(外構)工事のひとつとして芝生を含めた庭づくりをされる方も増えています。芝生といえば水やりや刈り込みをして美しく整える天然芝と比較的手間がかからない人工芝のふたつの種類がありますが、このふたつにはいったいどのような違いがあるのかそれぞれのメリット・デメリットなどを見つつ庭の芝生について考えていきましょう。

自宅庭の芝生には?人工と天然の芝生①メリット

芝生を外構工事のひとつとして計画される方も増えています。いざ庭に芝生を敷こうと考えたときどんな種類を選んだら良いのか迷うことも多いでしょう。

外構工事で迷ったら?芝生の利点を知ろう

そのお宅の状況や人ごとに目指している庭づくりデザインやガーデニングにおける芝生の手入れの手間に対する考え方も変わってくるので一概におすすめというわけにはいきません。双方の芝生は一長一短でどちらが優れているとはいいにくいからです。自宅のエクステリアやガーデニングで迷ったときは比較してどちらが自分の庭に向いているか考えてみましょう。

天然芝のメリット

まずは天然芝のメリットから。日本のように四季がはっきり分かれている国ではそれぞれの季節での植物の変化も楽しみのひとつです。芝生にしてもそうで、春の若いみずみずしいグリーンから夏の青々とした勢いのある緑、秋冬になると茶色く色づき寒い季節がやってきたのだなと季節感を感じることができるでしょう。

人工芝のメリット

一方、人工芝はというとそんな四季による変化は当然のことながら感じることはありませんが、天然芝が枯れてしまう冬でも緑の庭が維持できるという良さが感じられる良さがあります。

自宅庭の芝生には?人工と天然の芝生②デメリット

良いことばかりではなく、特徴の中にはポジティブなものもあるのは仕方ないこと。ここではそんな注意しなければいけないそれぞれのデメリットについてお話します。

外構のお悩み・各芝生のデメリット

天然と人工それぞれの芝生の良さがある反面、どちらにもやはりあまり良くない点・デメリットが存在します。双方を比較して選ぶのならば良くない点もしっかり把握しておく必要があるでしょう。

天然芝のデメリット

天然芝で気をつけることは手入れの手間がかかるということ。月に1度程度の芝刈りはもちろんのこと雑草も生えてきますのでお世話をおこたるとせっかくの美しいはずの芝生の庭が雑草に栄養を取られて残念なことに。

人工芝のデメリット

人工芝は生物ではないので時間経過とともにだんだんと見た目が衰えてきます。その寿命の判断基準は色あせや芝の倒れ方です。特に芝の倒れ具合は見た目が悪くなるだけでなく、庭でゴルフの練習をされるために人工芝にしている方にとってはボールが転がらなくなり練習どころではなくなってしまうでしょう。


どちらもメリットもありデメリットもある

天然・人工どちらの芝生であってもそれぞれよいところ考えなければいけない面が存在するというのはしっかり認識してから芝生選びをした方が良いですね。良いところだけで選んだり、値段で決めてしまうとあとで管理が大変になってまた外構工事が必要になることも。良いところと大変なこと両面から、自分にとってどうだろうと判断してください。

自宅庭の芝生には?人工と天然の芝生③寿命

外構のリフォームに影響大!

芝生の寿命は自宅の庭のエクステリアのリフォームに大きく関わってくる問題です。天然人工それぞれの芝生の寿命を比較検討するのも芝生選びのときのひとつのやり方となってくるでしょう。それぞれの芝の寿命とはどんなものが、それは何年くらいなのか解説します。

天然芝の寿命はガーデニング次第

ある程度の寿命の時期がわかる人工芝とは違い植物であることからそのお宅のお手入れのやり方によって大きく違いがでてくるのが天然芝の特徴。大切に育てれば一度植えた芝生が十年以上たっても青々と美しい姿を見せてくれます。逆に水やりを忘れてしまうと翌春にはもう一度種まきをしなければいけないことも。

人工芝の寿命は長くて10年ほど

一方いつもきれいなイメージがある人工芝ですが手間がかからないぶんモノとしての寿命があるということ。普通の使い方をしていれば1年や2年でダメになってしまうようなものではありませんが、逆にどんなに大切に扱っていても長くて10年、通常は7年ほどで寿命がきて見栄えが著しく衰え張り替えも考えなければいけなくなるのが困りもの。

自宅庭の芝生には?人工と天然の芝生④価格

外構工事費に影響する芝生の値段

庭全体に敷き詰めるとなると量も多くなりがちで、外構工事費が大きく変わってくることもある芝生の価格。値段の面ではふたつの芝生にはどのような差があるのでしょうか。ここでは業者に依頼した場合の芝生の価格を元にしてふたつの違いを比較します。

天然芝は安い

天然芝を庭に貼ろうとしたとき、10平米あたり芝生代金として5000円程度が目安となります。貼っただけではあまり美しいとはいえずその後の成長次第ともいえる天然芝ですが貼るだけであればとても安い価格で庭をグリーンにすることが可能といえるでしょう。

天然芝の約10倍

人工芝は一度敷いてしまえば寿命がくるまで手入れもほとんど心配することもなく、人が踏んでも丈夫で枯れることもありません。ですが、手間はかからない分天然の芝生よりも高くなっています。目安として約10倍近い芝生代がかかると見ておきましょう。

自宅庭の芝生には?人工と天然の芝生⑤手入れ

手入れのしやすい芝生の外構にするには

手入れの手間のかかなさでいえば先程も申し上げたとおり人工芝がおすすめ。具体的にそれぞれのお世話は、どのようなものがあるのかご紹介していきます。

天然芝生の手入れ


生きている植物なので水やりや病気や害虫の駆除や対策といったお世話が必要となります。(具体的な芝の育て方は後述でご説明します)その他、春から夏の季節には伸びてくる葉を揃えるために芝刈りや栄養を取られないよう冬場も雑草の駆除が必要となるでしょう。

人工芝の手入れ

伸びず枯れない人工芝は敷いてしまえば雑草も生えにくく芝刈りはおろか草むしりの手間もほぼかかりません。ペットや野良猫などが粗相をしてしまったら水で流す程度でしょう。

人工芝の庭の芝生の注意点

値段が高い分何もしなくて楽なのがこの特徴で、それには間違いないけれどどんなことをしても平気と思わないようにしてください。丈夫なものですがやり方次第では一度でダメになってしまうようなしてはいけないこともあります。

人工の芝生は元に戻らない

費用はかかるものの、一度敷いてしまえば手間もかからず数年きれいなグリーンの庭が手に入る人工芝。しかしいつまでももつものではなく、次第に芝は寝てしまい見栄えがだんだんと悪くなってきます。このような寿命は大切にしていても、メーカーの研究が進んでいる今でも止めることができないでしょう。

人工芝でやってはいけないこと

経年劣化以外にも気をつけるのが火に対する弱さで、これは庭でバーベキューをしたりちょっとしたゴミを燃やすなどの熱が苦手です。直接火を起こすなどもっての他で、距離が近くても溶けが生じるので高価な芝生をダメにしないよう気をつける必要があるでしょう。

天然芝の庭の芝生ガーデニング

天然芝は植物なのでガーデニングという意味での手入れが必要です。ここではそんな芝の育て方、主に日常管理として水やりや肥料の与え方について解説します。

庭の芝生のガーデニング:日当たり

まずは芝生を敷く時に注意したいのがその日当たりです。日当たりが悪いと成長も悪くおすすめできません。どうしても日陰にグリーンが欲しい場合は、人工芝にするかまたは別の日陰に強いグランドカバー用の植物を植えると良いでしょう。

日陰に強いグランドカバーベスト10はこちらから

日陰用に庭に植える植物(グランドカバー)にどのようなものがあるのか詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になるでしょう。

庭の芝生のガーデニング:水やり

日当たりに敷いた(種まきをした)芝。地植えなので雨が降れば水まきは不要と思ってしまって失敗する方もいますが、芝生は定期的な水撒きが必要です。春ならば週に2-3回を目安に地面の乾燥と相談しておこないます。夏は水やりは雨が降らない日なら毎日してください。

庭の芝生のガーデニング:肥料

芝用の粉のような蒔くタイプの肥料もありますが、毎日水やりするような夏場であれば液体肥料を水に混ぜて与えるのが一石二鳥でおすすめです。


冬は水やりも肥料もお休み

冬の間のお手入れですが、こちらは水やりと肥料をあたえる世話は不要です。芝も枯れてしまうのですが、翌春のために根は生きています。雑草とりだけは冬も欠かさずおこなってください。そうしないと草に負けてしまってまばらにはげてしまうところが出てくるでしょう。そうなると新たに種まきからしないといけません。

おすすめの天然の芝生の種類

最後になりますが芝生には西洋芝と日本芝の大きく分けて2種類があります。どちらが優れているというものではありませんが、選ぶ時の比較用にその特徴を紹介いたします。

おすすめ芝生1.西洋芝

水やりや肥料がとても好きな植物で、きれいに生え揃えるためには十分な手入れが必要になる種類です。そのかわり品種によっては冬場も緑を保ってくれるものもあります。種まきから育てることも可能なので更にコストを低く抑えることもできるでしょう。

おすすめ芝生2.日本芝

コウライシバやノシバなどがこの種類の有名な品種。少ない水でも枯れにくくお世話がしやすいのが特徴ですが、冬になると枯れてしまうのが難点。丈夫な植物なので人が歩くような場所にでも植えることができます。

まとめ

芝生の特性を生かして理想の外構を

天然・人工の芝生のメリット・デメリットや価格。手入れの仕方などの比較と天然芝の種類や簡単な育て方をご紹介しましたがいかがでしたか?門から玄関までといった庭の広い範囲に植えることが多い外構のグリーン・芝生は、価格や手入れの簡単さなどその特徴から自分にあったものを選択するのがエクステリア工事の失敗をできるだけ少なくするコツとなります。一度敷いてしまえば何年ももつものなので慎重に選びたいですね。

芝生が気になる方はこちらもチェック

今回は人工と天然の比較で手入れなどは駆け足で紹介してきましたが、もっと詳しく手入れ方法を知りたい方や芝生で注意する害虫とその駆除方法などの記事もご用意しています。気になる方はこちらも是非御覧くださいね。