旅のしおりを手作りするのが流行っている？
「旅のしおり」といえば、修学旅行などのときに持たされた、日程表や持ち物などの項目が書かれた冊子を思い浮かべる人も多いでしょう。大人になった今、その旅のしおりを手作りするのが文具好きや旅行好きの間で流行っているのだとか。実は、材料や作り方の工夫でおしゃれな旅のしおりが作れてしまうのです。旅のしおりの作り方や、旅のしおり手作りに便利なテンプレートが用意されているアプリをご紹介します。楽しい旅行の前に、旅のしおりの手作りに挑戦してみませんか？
旅のしおりを手作りする方法＜アナログ＞
文字を書くことやイラストを描くことが好きという方、またはお気に入りのペンがある、写真を撮ることが好きという方は、手描きで旅のしおりを手作りしている人が多いです。文房具を集めるのが好きという方も、手持ちの可愛い文房具を駆使して、おしゃれな旅のしおりを手作りしています。テンプレートを決めたり、項目ごとに自由にページを構成したりと、作り方は自由自在。とっておきの材料を使って、世界にひとつだけの旅の思い出が詰まった一冊ができあがります。
旅のしおりの作り方：ノートにまとめる
最も一般的な旅のしおりの作り方は、冊子状にしてまとめることではないでしょうか。例えば一番簡単な作り方は、ノートにまとめること。自分の好きなノートを使えるのでとてもリーズナブルなうえ、表紙が汚れなどを守ってくれます。ボロボロになりにくいので、旅行の後もいつまでも残しておけるのもうれしいですね。
旅のしおりの作り方：製本からこだわる
また、オリジナルにこだわる人は項目ごとにページを作り、製本の状態から冊子にしてしまう人もいます。表紙に好きな紙を使ったり、紙の形を好きな形にしたりとオリジナリティあふれたデザインにする事ができます。冊子のとめ方はホッチキスや糸、製本テープなどで簡単。手作りの味ある旅のしおりです。
旅のしおりの作り方：1枚の紙にまとめる
冊子にまとめず、1枚の紙にまとめる方法もあります。イラストを描くことが好きな人は、地図を見本に日程表や項目を記入して、一目で見て楽しめるようなデザインにしてもおしゃれです。表紙がないので少々脆いという一面はありますが、周りと一味違った旅のしおりを手作りしたい人にはおすすめです。
旅のしおりを手作りする方法＜デジタル＞
細かい作業が苦手と言う方や、早く旅のしおりを作りたいという方は、デジタルを使うのもおすすめ。アプリケーションソフトを使ったり、無料素材のテンプレートを使ったりすることで、おしゃれでクオリティの高い旅のしおりが手作りできます。出力すればアナログと同じように、冊子にしたりノートに貼ったりしてもOK。データをスマートフォンで見られるようにすれば、荷物が増えることもなく片手で見ることが出来るので便利。自分だけの旅アプリ感覚でいろいろと作ってみましょう。
旅のしおり手作りにおすすめ：テンプレートサイト
WEB上で編集できたり、ダウンロードして使ったりと、いろいろ便利なテンプレートサイト。デザインを考えるのが苦手と言う方におすすめです。見本も充実していて、初めて旅のしおりを手作りすると言う方の参考になること間違いなし。
旅のしおり 特集 - Office テンプレート
ワードなどの文書作成用アプリケーションソフトがある方は、このサイトからのダウンロードがおすすめ！必要な項目が揃っていて、見本通りにテンプレートを埋めていくだけなのでとても簡単です。旅行メディア「RETRIP」監修のテンプレートはとてもおしゃれで、女子旅やカップル旅にもおすすめ。
girlip（ガーリップ）
Yahoo!トラベルが公開している無料テンプレート。WEB上で編集できるので、パソコンや編集アプリケーションがなくても大丈夫です。「女子旅」に焦点を当てており、かわいくておしゃれなテンプレートが充実しています。見本を参考に日程表に画像を入れたり、訪問予定場所のリンクを貼ったりしてもっと便利に！
工程さん
会員登録やアプリのダウンロードは必要なく、またスマホからでもアクセスできるので。WEB上でテンプレートを手軽に編集できます。スマホやタブレットで閲覧できる旅のしおりを作ることができます。シンプルなテンプレートのデザインに、アレンジ可能で実用的な日程表は、きっと旅行でも活躍する事間違いなし。
旅のしおり手作りにおすすめ：アプリ
パソコンではなくてスマートフォンで旅のしおりを作りたい、という方も多いはず。そんな方はぜひアプリを使ってみましょう。旅のしおりのテンプレートだけではなく、スケジュールや撮影した写真の共有など、便利な機能が揃ったアプリを紹介します。
trippiece-みんなで旅する旅行SNSトリッピース
tabiori(たびおり)
日程表や持ち物リストなど、それぞれの項目をアプリ上で作ることができます。お土産リストや撮影した写真のアルバム共有など、便利な機能が沢山のアプリです。LINEやSNSなどのアプリに作成した旅のしおりを共有する事もできて、管理やアピールにも大活躍。更にパソコンに連携すれば、印刷もできます！
旅のしおりの手作りにおすすめアプリ
旅のしおりを作りたい方におすすめのアプリはまだまだ沢山あります。便利な旅行アプリをこちらからぜひチェックしてみてくださいね。
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旅のしおりの作り方手順1：ページ構成を決める
旅のしおりを作る前に、必要なページの数と、おおまかな構成を決めます。どの項目を書くか決めて、更にどの項目に何ページ必要かもしっかり決めておくと便利です。具体的にどの項目があると便利かは、後述を見本にしてください。このときに、例えば「今回は食べ歩きをしたいから写真メインにしよう」「京都巡りをするから全体的に和っぽくいこう」なといったように、デザインを決めてもいいですね。ガイドブックやSNSに上がっているものを参考に、手作りならではの自由な発想で考えてみましょう。
旅のしおりの作り方手順2：項目をページに落とし込む
構成や書き込む項目を決めたら、あとはひたすらページを手作りしていくだけ。アナログまたはアプリなど、お好きな方法で作ってみましょう。またページや表紙を作るとき、雑誌やパンフレットの切り抜き、ご自身で書いたイラスト、お気に入りのシールなどの材料を活用すれば、オリジナルでおしゃれな旅のしおりが作れます。旅のしおりを手作りするときのおすすめアイテムは後述にて紹介します。この手作りの作業で、旅行に行く前のワクワク感をより盛り上げてくれます。
手作りの旅のしおりに入れたい項目1：表紙
旅のしおりを手作りするにあたり、表紙が意外と一番大事だったりします。この表紙をとびきりこだわることで、よりしっかりした印象の旅のしおりになるからです。表紙にはまず、「台湾3泊4日旅行」「大阪1泊2日食べ歩きツアー」など旅行のタイトルを書きましょう。
イラストや切抜きなどの材料であしらうとぐっとおしゃれになります。表紙の材質の紙を他のページと変えてみても特別感が出ます。ラミネート加工もおすすめ。表紙をうっかり濡らしてしまって汚くなってしまう…ということもありません。
手作りの旅のしおりに入れたい項目2：旅行の概要
次に、旅のしおりに必要なのが「目的地」「日時」「参加者」といった項目です。後ほど詳しい日程表を書くので、ここで記入するのはざっくりとで大丈夫です。それから忘れてはいけないのが「旅のコンセプト」。この旅行で何をしたいのか、目的を書きます。「大阪の食いだおれで気になるお店を制覇する」「九份でフォトジェニックな写真を撮りたい」など。この項目はできれば表紙の次に（あるいは表紙と一緒にしても◎）持ってくると、分かりやすくておすすめです。
手作りの旅のしおりに入れたい項目3：日程表
旅のしおりの中でもここを一番しっかりと書きたい、日程表。この日程表で細かく行動をリストアップしていきます。「何時にどこへ行く」と決まっているものはもちろん、空き時間があれば行きたい場所などもリストアップしておきましょう。
交通機関の時間やレストランの予約時間などが一目で確認でき、ダブルブッキングや遅刻も防げます。宿泊先の住所や連絡先はこの日程表に記入しておくと、万が一遅刻しそうな時や迷ったとき、慌てることなくスムーズに行動できます。
手作りの旅のしおりに入れたい項目4：場所の詳細
日程表とは別に、訪問する予定の場所の詳細を書いていくと、より旅行の楽しみが増えていくのでおすすめです。歴史のある観光名所ならそのあらましや予備知識、食べ歩き目的の旅なら、訪れる予定のお店の名物や見所などを書いておきます。これをまとめておくことで話題にもなるのでおすすめです。
写真やイラストを添えてもおしゃれですし、更に住所や電話番号などをあわせて記入しておくと、旅行当日にも便利。ガイドブックやWEBサイトなどを見本にして書いてみましょう。
手作りの旅のしおりに入れたい項目5：持ち物リスト
旅行でなるべく防ぎたいのが忘れ物。旅のしおりの項目に持ち物リストを取り入れることで、この忘れ物を防ぐ事ができるのです。チェック項目をつければチェックしながら荷造りが出来るので「あれ入れたっけ？」という焦りもなくなります。
また、「絶対忘れてはいけないもの」「荷物に入ったら持っていくもの」などの項目に分けておくのもおすすめ。宿泊先にあるアニメティを把握しておくことで、忘れ物の心配もなく、荷物も少し減らすことが出来るのでおすすめです。
手作りの旅のしおりに入れたい項目6：日記ページ
旅のしおりに必要な項目を書き終えたら、残りのページはフリーページをいくつか作っておきます。このフリーページはメモや暇つぶしなど色々な使い方ができますが、旅行の思い出をひたすら綴る日記ページにしてはいかがでしょうか。日記のページはテンプレートを決めてもいいですが、敢えて白紙のまま、旅行から帰ってきた後に自由に綴るページにしてもおすすめです。後々読み返して、懐かしくなってしまうような思い出のページを作ってみましょう。
日記の項目には何を書けばいい？
文字を書くのが好きな方は好きな色のペンで文章を綴りましょう。旅行先でペンを買った人はそれをふんだんに使ってもおすすめです。イラストを書くのが好きな方は絵日記風にしても楽しいですね。
写真撮影が趣味の方は旅先で撮影した写真を印刷してもいいですし、チェキを貼っても味が出て◎。スマホで撮影した写真を外出先で印刷できるプリンタもあり、とても便利です。
キャノン「インスピック」は、スマートフォンで撮影した写真を手のひらサイズに印刷できる優れものです。サイズはスマートフォンのアプリで調整できるので、貼るスペースに合わせられるのも便利。軽量サイズで外出先でも使えるので、旅先で旅のしおりを書きたいという方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
写真やイラストは苦手と言う方でも、旅先で買ったお土産のパッケージやパンフレット、チケットを取っておいてひたすら貼り付けても素敵なページにあります。海外にしか売ってないお菓子の包装紙は日本にはないおしゃれさで、捨ててしまうのは勿体無い！日記の材料にしてしまいましょう。
手作りの旅のしおりに使える、おすすめの材料やアイテム
旅のしおりの作り方はぜんぜん難しくありません！日程表や表紙、各ページは、身の回りにある材料を使って簡単に手作りできるのです。この材料を自分の使いやすいものにこだわることで、ちょっとおしゃれな旅のしおりを作ることができるのです。これから紹介するアイテムは、文房具愛好家もお気に入りのものばかり。これらを使えば、旅のしおりの手作り作業がもっと楽しく、便利になること間違いありません。おすすめの材料やアイテムを使って、旅のしおりをぐっとたのしくアレンジしてみましょう。
旅のしおりに使えるおすすめ材料：ノート
旅のしおりの材料で欠かせないのはノートです。安いものから高級志向のものまで色々なノートが販売されています。おすすめは「ロルバーン」のノート。ページが方眼タイプになっているので線が引きやすく、ポケットがついているのでチケットや切り抜きなどの材料をしまっておくことができます。カバンの中でバラバラになりにくいバンド付き。表紙やサイズも色々な種類が販売されているので、お気に入りの一冊を作りましょう。
旅のしおりに使えるおすすめ材料：マスキングテープ
文房具好きに根強い人気の材料がマスキングテープ。無地や模様つきなどさまざまな種類があるので、デザインやテーマにあわせて使いわけしても楽しい。ページのちょっとした部分に貼るとおしゃれにデコレーションできます。また、痕を残さず剥がせるので、メモなどのちょっとしたものを仮止めするのにも役立ちます。いくつかコレクションしてみて、マスキングテープ同士の組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
旅のしおりに使えるおすすめ材料：スタンプ
イラストや模様を描くのが苦手と言う方におすすめの材料がスタンプ。インクをつけて押すだけで、旅のしおりを彩ることができます。罫線や枠を作るのに便利な大きいサイズのものから、ちょっとした隙間に押せる小さいサイズまでさまざま。また押している箇所が分かりやすいクリアタイプのものや、自分で消しゴムスタンプを作っている方もいます。いくつか集めておくと、旅のしおりにかわいくて便利なアクセントになるのでおすすめです。
手作りの旅のしおり、おしゃれな見本を紹介！
旅好きの方々が作る旅のしおりを見本にしてみてはいかがでしょうか。それぞれ作り方や旅の内容は違いますが、とてもおしゃれに、見やすくまとめられています。旅行前の計画から旅行を振り返った記録の項目まで、自由な発想で旅のしおりを手作りしています。
ダイビングが趣味のこちらの方は、潜った海の場所はもちろん、海の状況や自分自身のコンディションなどをひとつのページ内で細かく記録しています。なによりも、ダイビングで発見した生き物達を鮮やかなイラストで記録しているのが特徴です。素敵なイラストにユニークな書き口で、読んでいて楽しくなってしまいます。これぞ「大人の絵日記」の見本。
海外旅行の旅のしおりの制作見本です。日程表には交通機関や訪問予定の場所について、細かく記載されています。この日程表を彩るのは、かわいいマスキングテープやシール。とても見やすく仕上がっています。日程表の最後に一言書ける様にスペースを空けていることによって、日記ページも兼ねているアイデアです。
海外旅行で行きたいレストランがあるけれど、どこに行こうか迷っているというときは、リストを作っておくというアイデアもおすすめ。ひとつに絞れなくても、いくつか候補を挙げておくと安心です。レストランの概要（営業時間や連絡先など）を書き出したり、ガイドブックの情報をコピーして貼り付けておけば、一緒に旅行する相手と現地で相談しながら決めることもできますね。
おしゃれなしおりの作り方をマスターしよう
おしゃれな旅のしおりの作り方や見本を紹介しました。切抜きやテンプレートを使って楽に作ってみても、アナログや手描きイラストにこだわってみても、素敵な旅のしおりを作ることができるということを案内しました。住所や連絡先などの基本情報をしっかりまとめておけば、万が一の時も安心。そのうえしっかり作っておくことで、旅行が終わった後に「こんな場所に行ったなぁ」と思い出になることでしょう。ぜひとっておきの一冊を手作りしてみてください。
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