ハンガー物干し 洗濯ハンガー 平干し愛妻 H00127A1
まくら干し お手持ちの枕を洗濯した時、風通しのいい所に干したい時に使える枕専用のハンガー干しです。【日本製】
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はじめに
クッションの自宅での洗い方・コツや注意点は
クッションはまくら代わりに使ったり、ソファの背もたれに置いたりと人の肌が触れていることも多いですね。時々洗濯できたらさっぱりと使えるのにと思ったことはありませんか?きれいにしようと思っても洗濯機にかけても大丈夫か心配。洗って中までしっかり乾かなかったらどうしよう。など気にかかることもたくさんあって洗えないという人がほとんどです。今回は自分でできるクッションの洗い方を中身の種類別に解説します。正しいクッションの洗濯方法を知りたい方必見!
クッションの種類は詰め物で分ける
クッションの種類①木綿・パンヤ
クッションとひとくちにいってもその中身はいろいろです。その中でも昔あらあるベーシックな素材が木綿やパンヤと呼ばれる天然素材。肌が弱い人に好んで使われるオーガニックコットンなどもこの中に入ります。
クッションの種類②スポンジ
化学薬品を固めて作るのがスポンジ。中に穴が空いており適度な通気性と固めのクッション性が特徴です。子どもが学校で使う座布団などの中身になっていることが多い素材。
クッションの種類③ポリエステル綿
安い価格で売られているクッションの中身でよくあるのがポリエステル綿です。木綿やパンヤとは違った人工的な綿で見た目や構造は木綿などとよく似ています。
クッションの種類④羽毛・羊毛
高級クッションの中身として使われるのが羊毛や羽毛。羽毛はガチョウやアヒルの毛で外側の湿度によって閉じたり開いたりすることで保温性や通気性を自然に調整できる非常にすぐれた素材です。
洗濯のコツ・注意点は中身によって変わる
市販のクッションの中身といえばこの4つに分けることができるでしょう。中身の洗濯のしかたを知ればクッションも自分できれいにできるというわけです。それでは次ではそれぞれの素材別の洗濯のコツや注意点を解説します。
クッションの洗濯・種類別の洗い方①
木綿のクッションの正しい洗濯方法は
綿は布団の中に入っていたり座布団や半纏など古くから詰め物として活躍している素材でクッションの中にはあまり使われることはありませんが、おなじような天然の綿であるパンヤは市販のヌードクッション(靴ションの中身だけ)には非常にポピュラーな材料のひとつ。このような天然素材の扱い・特に今回のテーマでもある洗濯についてはどのようにしたら良いのか解説します。
木綿は洗濯機NG!手洗いがコツ
天然の綿花やパンヤから取れた綿は洗濯機にかけることはできません。なぜなら湿気を含むと塊になり遠心力で洗う洗濯機では綿が偏ってかたまり、乾いてもふかふかには戻らないからです。このような綿類は必ず手洗いで洗濯するようにしてください。
洗い方注意
天然の綿の洗濯の仕方で注意するのは、ぎゅうっと押さないこと。洗濯機ほどではありませんが、力をかけるとその部分がかたまり元に戻すのが大変。できるだけソフトに、中の汚れをそっと押し出すように洗濯してください。
クッションの洗濯・種類別の洗い方②
スポンジのクッションの正しい洗濯方法は
椅子に置いてその上に座るような座布団タイプのクッションによく使われるのがウレタンフォーム、ウレタンスポンジの素材です。このウレタンフォームは洗濯タグを見ると洗濯マークにすべて☓が付いているのがわかるでしょう。この素材は家で中身を洗うことができないのです。
カバーのみ洗濯・中には洗えるスポンジも
このような素材を使ったクッションの場合は、カバーだけを取り外して洗濯することになります。中までスッキリというわけにはいきませんが、外側がさっぱりすると座り心地も変わってきます。ごくごく稀に洗濯できるウレタンフォームの中身のクッションがありますので、そんな表示があればご家庭の洗濯機で洗うことも可能。
洗い方注意
スポンジが中身のクッションはカバーだけを洗うのがメインでありコツです。このような素材が使われるクッションはお尻の下に敷かれたりかなりハードな使い方を要求されますので、汚れも付きやすくカバーは綿やポリエステルの混紡など頻繁な洗濯にも耐えられる素材がほとんど。洗濯タグを見ながら洗濯機のモード調整をして洗ってください。
クッションの洗濯・種類別の洗い方③
ポリエステル綿のクッションの正しい洗濯方法は
最近パンヤの代わりとして増えてきたのがポリエステル中綿のクッションです。この特徴は軽くて天然素材と比べると安価、洗濯したり日に干したりすることでふかふか感が戻りやすくなっていること。自分できれいにできるクッションの代表素材といえますね。
クッションの中身素材で一番洗濯が簡単
汚れてきたら自分で洗濯機を使ってガンガン洗濯ができるのが、この中身のメリットです。天然の綿のように水に濡れてもくっついて塊にならないためこのような洗濯が可能になっています。外せるものはカバーと中身を分けて、外せないものならば色落ちなどを考慮してクッションだけで普通洗いの洗濯機コースにかけてください。
洗い方注意
洗うのは気を使わないですが、干すときだけは少し手間をかけてください。理想的な干し方は平干しです。吊るして干すと片側に綿が寄って戻すのが大変・厚みが出て乾きにくいという不具合が起こります。ハンガーをいくつか平行に並べてその上に置いたりするとたいらにクッションが干せますが、風が強かったり他の洗濯物が当たると落ちてしまうので気をつけましょう。
クッションの洗濯・種類別の洗い方④
羽毛羊毛のクッションの正しい洗濯方法は
とてもナイーブな素材で自分で洗濯機を使って洗えるような気がしない人も多いでしょうが、意外とこのダウンやフェザー素材は洗濯機OKなものが多いです。洗濯表示を確認して、できればおしゃれ着洗い用洗剤を使って洗ってください。
洗濯機のモードは手洗いやソフト水流で
洗濯機で自分できれいにできるといっても、やはり天然素材は水ぬれにはあまり強くありません。塗れたままギュッと圧力が加わるとかたまりになる場合もあるので、できるだけソフトに洗える手洗いやソフトコースにかけるとよいですね。
洗い方注意
洗濯機にかけるのが心配という方は、もちろん手洗いで自分できれいにすることができます。やさしく押し洗いして脱水だけ洗濯機を利用するのがおすすめ。これらの素材の場合、脱水は強めにかけてください。乾ききらないと臭くなったり虫が湧いたりしますので、しっかり乾燥させることが重要です。
クッション洗濯の後乾燥機にかけて良いか?
少しでも早く乾かしたいクッション
羊毛や羽毛に限らず、自分で洗濯したものを元通りに仕上げるにはしっかり乾燥させることが大切です。大きなものや厚みがあるものは1日ではなかなか乾ききったか心配なこともあるでしょう。天気の良い日であれば、何日か連続して天日で乾燥させれば良いのですがそうもいかない日もありますね。天気の悪い日にあまりに湿気った状態が長く続くと匂いや虫が心配されます。
乾燥機にかけられると便利だけれど
天気の悪い日の洗濯には乾燥機が便利です。衣服の洗濯ならば乾燥機に掛けて済ませる人も多いでしょうが、パンヤなどの中身は乾燥機にかけても大丈夫なのでしょうか?素材別正しいクッションの乾燥機のかけ方は以下のようになります。
乾燥機にかけて良いクッション悪いクッション
乾燥機が使える素材/羽毛・羊毛のみ。乾燥機が使えない素材/ポリエステル綿、天然綿。洗えないウレタンスポンジは除外してあります。乾燥機はほとんどの素材に使用不可能です。その理由は綿のかたよりによるふわふわ感の喪失。化繊の綿についても偏りの心配とともに発火の恐れもあり乾燥機は危険ですので避けてください。
洗濯同様乾燥機も中身によって分ける
このように正しい洗濯のコツには素材によって洗い方・乾燥させ方に気をつけることが必要です。ダウンなどはクリーニングに出さないといけないと思われていますが、タグを確認してみると意外と洗濯が簡単なのがわかりますね。
中身がわからないクッションの洗濯は?
クッションの中身はわかりにくい
市販のものなら洗濯タグがついていてわかりやすいけれど、例えば自分で材料を集めて作ったもの、中身の素材が化繊だったかパンヤのような天然素材だったか忘れてしまうということも多々あるでしょう。中綿が入っていた袋は使い切ったら捨ててしまいますから確認しようもない場合も。また最初から中身の素材が書かれていない。洗濯タグも取れてしまっている!そんなときはどうしたら良いのでしょうか。
クッションの中身の判別方法
まずは触り心地である程度の中身のよりワケが可能です。ふかふかの中身が綿であることが想像できる場合、押してみてすぐ元に戻るようであればポリエステル綿の可能性が非常に高いです。つぶつぶが感じられたらビーズクッション、ふかふかの中に芯のようなものが時々感じられたら羽毛というような程度ですが、簡単なところであれば判別できます。
わからない場合は手洗いで乾燥機も避ける
それでもわからない、お気に入りなのでダメにしたくないという場合はカバーを洗う程度で済ませておくのが無難です。どうしても洗いたい場合は手洗いで、ソフトにすばやく洗濯を終わらせて、脱水も洗濯機ではなくタオルドライでしっかり水分を取り、日陰の風通しの良い場所でたいら置きで乾燥させると最善の策を取りましょう。
使い古してきたら洗濯機や乾燥機を使っても
だいぶ使い込んでフカフカ感もなくなってぺったんこだけど、愛着があるのでまだ使いたい。そんなものであれば思い切って洗濯機にかけてみてもいいですね。ダメ元になりますが、洗えるのが確認できればいつもさっぱりとした使い心地をキープできます。
乾燥機不要でよく乾くクッション洗濯の便利グッズ
干しにくいクッションを平らに置いて乾燥
ハンガー物干し 洗濯ハンガー 平干し愛妻 H00127A1
クッションの正しい洗い方には洗濯だけでなく乾燥も大切だと繰り返してきましたが、クッションを干す場所にお困りではないでしょうか。できるだけ場所を取らずにたいらに干すならこのような道具を使うのがおすすめです。クッションの他にもハンガーにかけると型崩れするようなウール製品やぬいぐるみを干すのにも使えます。
クッションにも使えるまくら干し
まくら干し お手持ちの枕を洗濯した時、風通しのいい所に干したい時に使える枕専用のハンガー干しです。【日本製】
洗濯できない素材でも、ときには天日に干して湿気を取り除き気持ちよく使いたいですね。そんなときに便利なのがこのようなまくら干し。もちろん、まくらの代わりにクッションも干せます。たいら干しだと場所を取って困るという人、洗濯せず天日干しだけというときにおすすめのアイテム。
洗濯機から物干しまで使える洗濯ネット
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洗濯のコツはネットを上手に使いこなすこと。枕やクッションなどの大物の洗濯にネットとして使えそのままご家庭にある普通のハンガーを使って、物干し竿に簡単に干せるというとても便利なものも使っていきましょう。
まとめ
クッションの洗濯・乾燥は素材に注意して!
クッションはほとんどの中身の素材が自宅で洗えるものでしたが、洗い方も手洗いにしたり干し方にも注意が必要です。人の肌に触れることも多く汚れが気になるインテリア小物ですから、いつもきれいにしたいですね。この洗い方解説を参考にしてクッションをいつもきれいに使ってくださいね。
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