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スリッパの洗い方は?洗濯機を使うときのコツや道具を使った洗い方をご紹介!

気づけば真っ黒に汚れてしまったスリッパ。そのままにしておくと床は汚れて嫌な臭いも発生したしまい、家の清潔感を阻害する存在になってしまいます。便利な道具を駆使して、もこもこの可愛いルームシューズの洗い方から、手洗いや洗濯機での洗い方までスリッパのケア方法を紹介。
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
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スリッパの洗い方のコツやアイデアを紹介

冬であれば防寒対策にスリッパ、夏なら素足による床の汚れ対策にスリッパ、集合住宅に住んでいる方は騒音防止にスリッパが役立ちます。このように年中出番が多いスリッパですが、長年使用しているにも関わらず、まだ一回も洗ったことがない人もいるのではないでしょうか。そもそも「スリッパって洗えるの?」「スリッパの洗い方が分からない。」このような理由でスリッパを洗えていない方がほとんどでしょう。

洗わないと何がいけないのか

何ヶ月も履き続けたスリッパは人の汗や床の汚れを吸って、いつのまにか悪臭を放ち底面には真っ黒な汚れがびっしりです。洗わないと自分の足が不潔になるだけでなく、長年蓄積した汚れを広げながら室内を歩くことになるので、床を掃除してもスリッパの汚れでまたすぐに床を汚してしまいます。

洗い方を知れば洗濯も怖くない

スリッパを洗えずにいるのは、洗濯機を使用することによって形が崩れて使いものにならなくなってしまうのではないか、という不安が大きいでしょう。スリッパにはルームシューズタイプのものや、もこもこした生地のものなど様々な種類がありますが、道具や便利アイテムを駆使すれば洗うことは可能です。洗えばまだまだ使えるかもしれません、捨てるのはもったいないので今回紹介するスリッパの洗い方を参考に、実際に洗ってみてください。

スリッパの洗い方のコツやアイデア 1

洗濯表示の確認

全てのスリッパが洗濯機や手洗いによる水洗いが可能かと言えば、そうではありません。最近ではルームシューズと呼ばれるかかとまでスッポリ収まるシューズタイプのスリッパが人気で、雑貨屋さんやアパレル店で見かけることも多くなりました。この手のスリッパは綿やウールで作られているので洗濯可能です。冬の温活グッズでも人気なもこもこスリッパも同様で、洗い方を間違えなければ洗濯機で洗うことも可能です。

厚紙入りスリッパは洗えない

昔ながらの従来のスリッパと言えば、底面に厚紙が張られたスリッパですが、このタイプのスリッパは水分を含ませると中の厚紙がふやけて形が崩れるどころか強度が弱って履けなくなってしまいます。無理に洗濯機で洗おうとすれば、中の厚紙が水により劣化して雑菌が繁殖しやすくなり衛生的にもよくありません。スリッパには衣服のように洗濯表示タグが付いているので、洗う前にまずは洗濯可能かどうか確かめるようにしましょう。

スリッパの洗い方のコツやアイデア 2

表面のゴミを取り除く

洗濯機や手洗いをする前にまず行いたのが、表面に付着した埃やゴミを取り除くことです。室内であっても床の上を毎日たくさん歩いているスリッパの裏側には想像以上の埃が溜まっています、そのまま洗濯機に入れてしまうと故障の原因になることもあるので、必ず最初に表面の取れるゴミからとっていきましょう。コロコロやガムテープの粘着テープなどの道具(アイテム)を使ったり、ハンドクリーナーや掃除機などの道具(アイテム)で埃を取り除いていきます。


埃とりは習慣づけておこう

定期的にスリッパの表面についたゴミを取るようにしていれば、洗濯する頻度は必然的に減っていきます。洗濯はスリッパを清潔にするメリットがありますが、回数を重ねるとスリッパの寿命を縮めてしまうデメリットもありますので、普段からコロコロなどの道具でお手入れを心がけていればスリッパを長く使っていくことができるでしょう。

スリッパの洗い方のコツやアイデア 3

手洗いの仕方

洗濯機で洗うことも可能ですが、洗い方のおすすめは手洗いです。用意する道具は大きめの桶と洗剤、あとブラシがあれば道具は十分です。洗剤は普段使いの洗濯洗剤でも手洗い用の石鹸でも構いません、もこもこの特殊な生地を使ったスリッパだったり、お気に入りの大事なスリッパなら中性洗剤を使いましょう。桶が用意できなければ浴槽や洗面器に栓をしてお湯を張っても良いでしょう。ブラシは不要になった歯ブラシを使うことをおすすめします。

つけ置き洗いとブラッシング

10:1の比率で薄めた洗剤水を桶もしくは洗面器に貯めたら、そこにスリッパを入れて5分間放置します、このとき36度から38度くらいのぬるま湯を使うと汚れが落ちやすくなります。もこもこスリッパやルームシューズなどの柔らかい性質のスリッパは、擦る必要がないのでこのままつけ置き洗いで完了です。底面が厚手のスリッパや形状記憶の固めのスリッパには、歯ブラシなどのアイテムでブラッシングをして汚れをかき落としてください。

手洗いの脱水方法

柔らかいルームシューズであれば、洗濯機に脱水機能を使っても問題ありません。もこもこスリッパは素材に関しては問題ありませんが、ファーや長い糸などの装飾が剥がれ落ちてしまうこともあるので、脱水機能は使用しないことをおすすめします。形がしっかりしている固いスリッパも脱水すると型崩れが懸念させるので、ルームシューズ以外は基本的にタオルドライによって水分をとるようにしましょう。

スリッパの洗い方のコツやアイデア 4

洗濯機を使った洗濯方法

スリッパについてる洗濯表示を確認して、洗濯機OKのマークがあれば基本的に普通のやり方で洗濯することは可能です。まず前提としてスリッパは単品で洗うことと、ネットなどの保護アイテムに入れて洗うことおおすすめします。洗濯コースはノーマルでも問題なく洗うことができますが、形の変形を避けるためには手洗いコースやソフト・ドライコースなどの力の優しいコースを選択するようにしましょう。

洗濯機による脱水方法

基本的に洗濯機OKの表示があるスリッパは、洗いから脱水まで全ての行程を洗濯機で完結させても大丈夫なようにはなっていますが、型崩れが気になる方は個別運転で洗い・すすぎだけの設定にしましょう。洗濯機によっては細かく設定方法が異なりますので、個別設定ができないときはそのまま脱水まで行ってください。

スリッパの洗い方のコツやアイデア 5

スリッパの干し方


手洗いもしくは洗濯機で洗いあげたスリッパは、風通しのよい場所に干してください。干すときはスリッパラックやピンチハンガーなどのアイテムを使って空気の通り道を確保すれば、効率よく乾かすことが可能です。理想の乾かし方は天日干しと陰干しの両方をバランスよく取り入れることです。洗濯直後は天日干しにして完全に乾ききる前に陰干しにすることで、スリッパを良い状態で乾かすことができます。

天日干しのメリット・デメリット

天日干しは日の光を直接洗濯物にあてることで、殺菌効果や速乾に優れている特徴がありますが、長時間太陽の光にあてられることで素材が劣化しやすくなるデメリットもあります。雑菌を増やさないためには天日干しが必要ですが、長くやりすぎるとスリッパにダメージを与えてしまうので注意が必要です。

陰干しのメリット・デメリット

陰干しは乾くまでに時間がかかってしまうデメリットがありますが、スリッパの生地を守って変色や変形を防ぐ効果があります。注意したいのが風通しの悪いところで陰干しを行ってしまうと、スリッパの中まで完全に乾かすことができず雑菌を増やしてしまうこともあるので、必ず新鮮な空気が循環している環境で陰干しをするようにしましょう。

もこもこルームシューズはドライヤーで乾燥

水分を多く含みがちなもこもこの長い毛を使ったルームシューズでは、陰干しでは1日かけても乾かない時があります。あまり長い時間濡れたままでいると雑菌がわくリスクもあるので、渇きが悪いときはドライヤーの風をあてて乾かすのもありです。近づけすぎるとドライヤーの熱で生地が傷むこともあるので、やや離して送風するようにしましょう。

スリッパの洗い方のコツやアイデア 6

洗っても落ちない汚れの除去方法

乾かすまでの順序を終えたら、仕上げにスリッパについた残りの細かい汚れを磨いて除去していきましょう。歯ブラシなどのアイテムで落としきることができなかった、しつこい汚れにはメラミンスポンジで磨くことで取り除くことが可能です。スリッパの裏面を見て黒くなっているヶ所を集中的に擦ってください、これでさらに綺麗な状態へ仕上げることができます。

綿やウール部分には使用しないこと

磨くのは裏面の硬くなっているところだけにしましょう。柔らかい素材の綿やウールの部分は磨くことで生地を傷めてしまうので、ポリエステル素材もしくは固い裏面だけをこするようにしてください。

トイレスリッパの洗い方について

トイレスリッパはそこまで使用頻度は高いわけではないけど、湿気のあるトイレに常に置いてあるので洗うべきなのか迷うのがトイレスリッパ。トイレのスリッパも厚紙が入っていない洗濯可能な表示タグがあれば、上述した方法で洗うことは可能です。来客がきたときにトイレスリッパが汚いと家のイメージも悪くなってしまいますので、トイレスリッパもできる範囲で洗っていく習慣をつけておきましょう。


トイレスリッパはビニール製がおすすめ

トイレのスリッパには、洗濯要らずのビニール製スリッパを置くことをおすすめします。ビニール製ならアルコール消毒で拭きあげるだけで、いつも清潔な状態に保つことが可能です。トイレの床を拭き掃除するついでに、サクッとスリッパも消臭・除菌することができるので、手間いらずで簡単な手入れが望めます。

スリッパのクリーニングについて

ご自身でケアするのが面倒に感じる方はクリーニングに出す方法もあります。クリーニング店によっては靴やスリッパのクリーニングも受け付けている店舗もありますが、まだまだ一般的ではないので近くのクリーニング店が必ずしもスリッパのクリーニングを行っている保証はないので、あらかじめ確認されてみてください。ネットで注文できる宅配クリーニングでは、スリッパを送るだけで済むので簡単に申し込むことができます。

スリッパのクリーニングの注意点

自分で洗うよりクリーニングの方がはるかに綺麗に仕上げてくれるので、高級スリッパをお持ちでしたらクリーニングはおすすめです。しかし靴やスリッパのクリーニングは料金が割高になるケースがほとんどです。一足数千円もすることもあるので、クリーニング代の方がスリッパの価格を上回ることも。なのでクリーニングに出すスリッパは高級ブランドのアイテム、もしくは思い入れのある愛用品などスリッパに限定されるでしょう。

まとめ

スリッパの汚れを放置していると、床を汚したり臭いが気になったり問題点がいくつも生じてしまいます。意外と知られていないスリッパの常識ですが、案外簡単に洗うこともできるので、汚れが気になり出したら自宅で洗ってみてください。普段からお手入れを怠っていなければ、洗濯の回数も減ってケアが楽になるので毎日の手入れもしっかり行っていきましょう。

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