検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

帽子は洗濯できる?意外に知らない簡単で型崩れしない洗い方&干し方をご紹介!

気づけば帽子の額のところに大きな汗ジミを発見、かといって洗濯方法が分からないから汚れた帽子をそのまま使い続けている方も多いでしょう。しかし一部を除いて帽子は手洗いできる物も多くあり、手入れ次第では長持ちするものです。帽子の洗濯の仕方について解説します。
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

吸汗パッド PLATINA FRESH

帽子を型崩れから守って洗濯する方法は?

帽子を洗濯することはあまり一般的ではないことから、正しい洗い方が分からず汗じみがついたまま何年も使い続けてはいませんか。服は毎日洗うのに、帽子に限ってはほとんど洗濯する機会ないのはおかしいと疑問に思う方もいるでしょう。オデコが直接触れる部分に関しては汗の汚れが目立つだけじゃなく、蓄積された皮脂汚れが不衛生で気になることもあります。とはいえ愛用している帽子を洗濯して失敗するのも避けたいところです。

正しい方法を用いれば帽子は洗濯できる

帽子を洗濯することで、色落ちや型崩れなど心配な点はたくさんありますが、各種類の帽子それぞれの特性を知って正しい方法で手入れすることで洗える帽子もあります。この記事では帽子やキャップを簡単に洗う方法と型を壊さない干し方、洗濯機で洗うときの注意点、帽子を長く使っていくための毎日の手入れの仕方など帽子のケアにまつわる情報を分かりやすく解説します。

帽子の正しい洗濯方法1:洗濯表示を確認!

まず手持ちの帽子が洗うことができるかどうかチェックします。タグを確認して洗濯表示の桶のマークに×がついていなければ、帽子は水洗いすることができます。桶に手のマークがついていない場合は洗濯機洗いもOKなので簡単に洗うことができますね。PやWと記載されている場合はクリーニング店など専門店で処理する必要があるので自宅洗うことはできません。まずは洗濯表示を確認して帽子の耐性を知ることから始めましょう。

タグがついていない帽子について

商品によってはタグなしの帽子もあり、洗濯表示が記載されたラベルは購入時に切り離して捨ててしまったなんてこともあります。そんなときは帽子の素材から洗濯可能かどうか割り当てていきます。基本的に水で洗える帽子とは綿もしくはポリエステル素材の帽子で、タイプはニット帽かキャップが主になります。レザーやフェルト、ウール100%や麻の帽子で、つばの大きめなハット型の帽子は基本的に水洗い不可になります。

帽子の正しい洗濯方法2:色落ちチェック

洗濯可能な帽子であっても、水洗いで色落ちしたり変色したりする可能性があります。あらかじめ色落ちテストせずに洗濯機へ放り込んでしまい、取り出したときには手遅れ、なんて事態に陥らないためにも色落ちチェックは必ず行うようにしましょう。やり方は簡単です、まず白い清潔な布と中性洗剤を含ませたぬるま湯を用意します、布に洗剤入りの湯をしみ込ませて帽子の裏など万が一色落ちしても目立たないところに押しあてます。

色落ちしたら無理に洗濯しないこと

10秒ほど押し当てたら最後に軽く擦ってください、そして布を確認して白い生地に帽子の色がついていなければ色落ちチェックは完了です。このテストで簡単に色がうつってしまうようなら、セルフでの水洗いは控えておき、普段からできるブラッシングなど毎日のケアを重視して行っていくことをおすすめします。色落ちチェックは簡単にできるので、面倒に思わないで洗うまえは忘れずに行っていくようにしましょう。

帽子の正しい洗濯方法3:手洗いの手順


洗濯機OKの表示があったとしても、安全な帽子の洗い方としては手洗いがおすすめです。キャップでも物によっては洗濯で洗える帽子がありますが、型崩れから守るためには手洗いがマストです。用意するものは帽子が水にまんべんなく浸かる深さの桶とおしゃれ着洗い用の中性洗剤です、桶にぬるま湯を張って帽子と中性洗剤を投入します、洗剤の量は水4リットルに対してキャップ1杯程度にします濃度が濃いのでゴム手袋を着用すると良いでしょう。

押し洗いで汚れを浮かそう

押し洗いで汚れを浮かせたら10分つけ置き洗いします、あまり長い時間つけておくと帽子の生地が傷むので注意しましょう。綺麗になってきたら桶に水を流し入れてすすいでいきます、このとき押し洗いの要領で帽子全体を軽く揉みながらすすいでいきましょう。洗剤をすべて落としきったら脱水機は使用せずタオルドライ乾かします、手洗いの洗い方はここまでです。

頑固なシミ汚れの対策

手洗いで揉みこんだりつけ置き洗いしても、しつこいシミは取れないことがあります。そんなときは、一度水から帽子を取り出して、シミがきつい箇所に直接中性洗剤を塗るようにつけて上からトントン叩いてシミを除去していきます。それでも落ちないときはベンジンなどシミとり剤を使ってみましょう。

帽子の正しい洗濯方法4:洗濯機洗いの手順

帽子を洗濯機で洗うさいに用意するものは、中性洗剤と保護ネットです。他の衣類と一緒に洗濯すると服の繊維が帽子に付着して取り除くのに苦労することもあるので、帽子単品で洗うようにしましょう。強さは手洗いモード、ドライモード、などの優しい力で洗うコースを選択します、洗剤の量は通常の配分で構いません、通常の運転方法で回して脱水まで行えば完了。帽子を洗濯機で洗う工程は以上になります。

洗濯機を使用するうえでの注意点

タグに洗濯機可の表示がある帽子は洗うことができますが、型崩れしないという保証はありません。メッシュキャップやスポンジキャップは洗濯機でガンガン回しても大丈夫という認識が広く定着していますが、お気に入りのキャップであれば、なるべく手もみ洗いするようしましょう。洗濯機ではツバが変形するほかに、毛玉が付きやすくなったり、洗濯槽の繊維質のゴミが帽子に付着したりして、ニット帽はごわごわに仕上がってしまうこともあります。

帽子の正しい洗濯方法5:干し方

手洗いもしくは洗濯機洗いが終わったら、最後に型崩れを防止する簡単な帽子の干し方について知っていきましょう。水分を含んだ帽子は、重力で生地が伸び縮みしやすいので吊し干しはさけ、平干しがメインになります。頭が入る部分は乾燥と同時に形を正しい型にキープしたいので、中にタオルを詰めておくか、キッチンで使用するザルの円形に合わせてすっぽり被せておきます。そして地面と平行になるように通気性の良い所に干せば完璧です。

ニット帽の干し方について

ニットは型崩れの心配はありませんが、生地の伸び縮みが少し不安です。前述した干し方のように、頭を入れる部分にタオルを詰めたりザルに被せたりすると生地が伸びてしまうことがあるので、ニット帽子の場合のみ竿干しにすることをおすすめします。物干し竿がないときは100均で入手できる細めのロープなどにかける干し方で代用するのも良いでしょう。

おしゃれ帽子には陰干しが良い


天日干しは、繊維にしみ込んだ雑菌をなくす目的としては最適の干し方ですが、同時に生地を傷めて変色させてしまうデメリットがあります。作業用帽子など汗をたくさんかいて、そこまでデザインも気にしないのであれば天日干しをしましょう。おでかけ用の帽子は、陰干しでじっくり乾燥させて変色や生地が縮むのを守ってあげましょう。

帽子を正しい方法でお手入れしよう!

帽子が汚れてきたら今回紹介した正しい帽子の洗濯方法で洗えば、型崩れを軽減して汚れも綺麗に落とすことができますが、やはり洗濯することによって受けるダメージはゼロではありません。なので帽子を長持ちさせるには洗濯の回数を減らす、日々のお手入れが欠かせません。お手入れと言っても帽子の種類によってそれぞれ異なった手入れの仕方がありますので、ここでは各帽子の種類に合わせて1点ずつケアについて解説したいと思います。

帽子のお手入れ方法1:汗しみを防止

汗のしみ込みを防ごう

吸汗パッド PLATINA FRESH

帽子につく汚れの8割は額が帽子に当たる部分の汗じみです、なのでオデコにあたるところだけ汗の吸収パッドを挟んでピンポイントで汚れを防止しておきましょう。この簡単な処置をするだけで大切な帽子の寿命は大きく伸びるはずです、洗濯しなくても済むようにするのは汗の付着を事前に防ぐことが重要です。

バンダナでも代用可能

専用のパッドが手に入らないときはバンダナでも代用可能です、バンダナを三角形に折ってさらに3~4回たたんで額を覆える幅のサイズにしたら、鉢巻きのようにオデコに巻いていきましょう。これで帽子に汗がつくのを防ぐことができます。

帽子のお手入れ方法2:ブラッシング

スウェード・フェルト素材はブラッシング

フェルトハットやスウェード生地のキャップなど、水洗い出来ない帽子に関しては、ブラッシングが基礎的なお手入れになります。散り積もった埃をそのままにしておくと、帽子が傷んでしまい寿命はどんどん短くなってしまいます、なので柔らかいブラシで定期的に埃を落として毛の流れを整えていくことが大事です。毛の流れに沿ってブラッシングして下さい、逆らってしまうと毛羽立ちが目立ってしまうので注意しましょう。

汚れがひどいときの手入れ

天然素材の帽子が何らかの拍子で激しく汚れてしまったときは、水洗いしたくなりますが水分を含ませる洗い方は厳禁です、なのでどうしてもブラッシングでは取り切れない汚れに関しては湿らせたウエスで叩くようにふき取ります。革製品はデリケートなので湿らせたフキンで拭いた程度のところであっても、最後に必ず乾拭きで濡れたところを二度拭きするようにしましょう。

帽子の間違ったお手入れ失敗例は?


コロコロは使わなくていい

帽子の表面についた細かいチリはコロコロを使って取り除くようにする人もいますが、やりすぎるとコロコロの粘着質が帽子に付着してしまい新たなゴミが溜まりやすくなることがあります。掃除したあとは綺麗になりますが、またすぐに空気中のゴミをキャッチしやすくなるのでコロコロの使用はおすすめしません。手で払ったりブラッシングしたりするだけでも十分綺麗になりますよ。

防水スプレーは通気性をなくしてしまう

汚れ防止に防水スプレーは定番のアイテムです、靴をはじめ衣類にも防水スプレーを吹きかける人も少なくないでしょう。しかし帽子に限っては、防水効果が頭部のムレを助長してしまう結果になってしまいます。汚れ防止には効果的ですが、同時に通気性を悪くしてしまうので、夏場などただでさえ蒸した環境の帽子の中をさらに空気の通りが悪い環境にしてしまいます。帽子本来の効果を阻害することになるので、防水スプレーは控えておきましょう。

まとめ

帽子の正しい洗い方を知れば、型崩れや色落ちなど恐れることなく洗濯することが出来ます。形状や生地の素材によって対応は変わってくるので、それぞれの洗い方に適したやり方でケアしていきましょう。しかしどんなに正しい洗い方をしても、洗濯は回数を重ねるごとに帽子にダメージを与えてしまうので、洗濯回数を晴らすためにも出来るだけ毎日のお手入れをきちんと行っていくよう心掛けてください。

帽子の情報について気になる方はこちらもチェック

機能面が優れていたり、おしゃれさんに欠かせないファッション性など、夏はもちろん冬まで1年を通して私たちの生活をサポートする帽子。人気の帽子コーデ情報や紫外線対策に便利な帽子まで、知っておいて損はない帽子に関する記事はこちらからご覧いただけます。