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ウシノシタはどんな魚?シタビラメとも呼ばれる魚の特徴や料理方法をご紹介!

ウシノシタとはどのような魚かご存知でしょうか?実は、フレンチ料理である「シタビラメのムニエル」でお馴染みの魚であり、釣りで釣って楽しむことも出来ます。今回はそんなウシノシタの特徴や種類の違いの比較、フレンチ以外の使い方などもご紹介していきます!
2020年8月27日
T・S
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ウシノシタはどんな魚?

フレンチ料理と言えば「シタビラメのムニエル」をイメージする方も多いかもしれません。しかし、シタビラメとは何かを調べると出てくるのが「ウシノシタ」。聞きなれない魚の名前と感じる方も多いのではないでしょうか。ウシノシタは実は身近な魚であり、釣りでも釣って楽しむことも出来ますし、料理も難しくありません。今回はそんなウシノシタの特徴や種類の違いの比較、フレンチ以外の使い方などもご紹介していきます!

ウシノシタの特徴

ウシノシタとは?

ウシノシタは、カレイ目ササウシノシタ科、もしくはウシノシタ科に属する魚の総称です。大きさは20~30センチのものが多いですが、もっと小さいものや、もっと大きい種類ものもあります。ヒラメのように平たく、片側に目が寄っているのが特徴ですが、形が全然違うので、比較すれば違う魚であることがすぐに分かります。フレンチ料理でよく使われますが、日本でも長く愛されている食材です。

ウシノシタの名前の由来・地方名

ユニークな名前も特徴的な魚ですが、この名前の由来は、まるで牛の舌のような見た目であることから来ています。また、靴底にも見えることから、一部地域では「くちぞこ・ゲタ」などと呼ばれたりもします。学名も「靴底」を意味するSoleaとなっているので、豆知識として覚えておくと良いでしょう。新潟周辺では、まるで寝ながら動いているような様子から「ねずり」・「ねずら」とも呼ばれます。

シタビラメとの違いは?

シタビラメとの違いが気になる方も多いのですが、この両者は同じ魚ですので違いはありません。ウシノシタ科の魚を「舌平目」と呼んでいるだけなのです。ヒラメのような魚であり、また牛の舌のようであることから、シタビラメと呼ばれているのです。どちらで呼んでも通じますので、お好きな方で呼びましょう。フレンチの会話であれば、シタビラメの方が分かりやすいかもしれません。

ササウシノシタ科とウシノシタ科の違いは?

ウシノシタはササウシノシタ科とウシノシタ科に分かれています。この二つの大きな違いは、サイズと目の位置です。ササウシノシタ科は目が体の右側にあり、ウシノシタ科は体の左側に目があります。また、ウシノシタ科は30センチ以上に育つ種類が多いのですが、ササウシノシタ科は小さいので、食用には向いていません。

ウシノシタの生態

ウシノシタの生息海域

どこに生息しているかも気になるところです。ウシノシタは世界中の温帯・熱帯域に生息しており、基本的には海水域に分布しますが、淡水で生息する種類もいます。フレンチで使われるシタビラメはドーバー海峡周辺で漁獲されており、ドーバソールと呼ばれます。日本で使われる為に近海で漁獲されるものは、5種類ほどあります。

ウシノシタの普段の生態

ウシノシタにも種類がありますが、どれも比較的違いはない生態をしています。ほぼ海底に張り付いて生活しており、砂に隠れるように身を擬態させています。餌は多毛類や甲殻類、貝、小魚などです。

ウシノシタの産卵期と成長

産卵期は夏頃、7~8月です。20~25センチくらいで成熟個体になり、産卵が始まる種類が多いです。種類によって若干の産卵期の違いがありますが、夏場になると浅場に来て産卵し、0.8㎜ほどの小さな卵を産みます。稚魚は目が片側に寄っておらず、しばらく浮遊して生活します。大きくなるにつれ目が片側に寄り、胸びれも無くなって、底棲生活が始まります。成長は3年で30㎝ほどです。


ウシノシタ科の種類

オオシタビラメ

こちらは日本近海で獲れる種類で比較的大型になる種類です。水深は50~120メートルとやや深めの場所に生息しています。シタビラメは薄い魚ですので、あまり刺身にされることはないのですが、大きなオオシタビラメは鮮度が良ければ刺身に出来るのが特徴。血合いが綺麗なお刺身になります。あまり沢山流通する種類ではありません。

アカシタビラメ

こちらは名前の通り、赤っぽい体が特徴の種類です。大体30センチくらいまで成長するのですが、もう一つ、コウライアカシタビラメという種類もいて、そちらは60センチまで成長します。コウライアカシタビラメの方が分厚くてしっかりしています。40メートルほどの水深に生息し、底生動物や小魚などを食べています。

クロウシノシタ

こちらは褐色タイプの種類で、大きさは30センチ以上に成長します。比較的見かける機会の多い種類で、関東で目にすることが多いでしょう。やや沖合の底に生息しており、他の種類同様に、底生動物を食べて生きています。煮付けやムニエルなどで食べると美味しい魚です。

イヌノシタ

こちらは、まるで犬の舌のような外観をしていることから名づけられた種類で、アカシタビラメと一緒に「アカシタ」とまとめられて扱われることが多い種類です。美味な魚で、アカシタビラメや実が柔らかいのが特徴です。両者は外見が似ていますが、イヌノシタは側線が2本しかなく、他の種類は3本あるので見分けられます。

アカシタとクロシタの違い・見分け方

「アカシタ・クロシタ」という呼び方が使われるのですが、これは画像のように目が無い方を見た際に、縁が赤いか黒いかで使い分けられています。イヌノシタやアカシタビラメは縁が赤いのでアカシタ、クロウシノシタなどは黒いのでクロシタと呼ばれます。使われる機会がある呼び方なので覚えておきましょう。

ウシノシタの味と旬

ウシノシタの味

気になる味ですが、どの種類も美味で、色々な料理方法で食べられます。フレンチでよく使われますが、唐揚げや煮つけなどもとても美味しい魚です。刺身にされることもありますが、大きな個体じゃないと難しいでしょう。皮はかなりしっかりしていますが、剥くのは難しくありません。

ウシノシタの旬

旬の時期は夏から冬とされています。夏時期に産卵を迎えますので、そのあたりから美味しく食べられるでしょう。7月~2月頃に食べてみて下さい。

ウシノシタの食べ方・さばき方

ウシノシタのさばき方動画


さばき方は上記の動画が参考になります。ウロコ取りをしてから、皮を剥いでいきましょう。動画のように、綺麗に剥がせます。煮付けなどで楽しむ場合は、その後に切るだけです。5枚おろしにする場合はヒラメのさばき方を参考にすると良いでしょう。

美味しいウシノシタの選び方

美味しいウシノシタの選び方ですが、触った時に張りがあるものが、鮮度の良い個体です。鮮度の良さは味に直結しますので、比較的新しいものを購入しましょう。古くなってきたものは白っぽくなるのが特徴です。

ウシノシタの料理レシピ

ウシノシタの料理レシピ①刺身

お刺身にする場合は、動画のようにある程度大きなものを使いましょう。身が薄いので、お刺身にするのは難しく、慎重に包丁を扱って下さい。5枚おろしにしたら薄く切って盛り付けて完成です。歯切れがよく繊維質な身をしており、薄くても噛み応えがあるのが特徴です。

ウシノシタの料理レシピ②ムニエル

フランス料理によく使われる食材であり、シタビラメのムニエルは定番の調理方法です。ムニエルはお刺身よりも手軽に楽しめます。ムニエルとは小麦粉をまぶしてからバターで焼く料理のことで、先に塩コショウして下味をつけてから小麦粉をまぶし、バターで焼きましょう。焼けたら、レモンソースやタルタルソースなどをかけていただきます。

ウシノシタの料理レシピ③煮つけ

和食に使われる場合は、煮付けも定番です。カレイの煮付けのように、とても美味しく食べることが出来ます。煮付けにする場合は皮付きでも構いませんが、臭いが出ることもある為、苦手な方は皮を剥いで煮付けにすると良いでしょう。ある程度強めの火加減で加熱し、ショウガを少し入れることで臭いが抑えられます。

ウシノシタの料理レシピ④唐揚げ

画像のように、唐揚げなどにも使われる、自由度の高い食材です。5枚おろし、ぶつ切り、まるごと、どのような形でも大丈夫ですので、小麦粉をまぶして唐揚げにしましょう。ちなみに、この唐揚げにフライドポテトを添えれば、イギリスのファーストフードでお馴染みのフィッシュアンドチップスになります。

ウシノシタの釣り方①用意するもの

ウシノシタ釣りの竿・ルアー

ウシノシタは釣って楽しむことも出来ます。ウシノシタ釣りに使われるものですが、あえてウシノシタを狙う方も少なく、キス釣り等の外道で釣れることが多いので、通常の投げ釣り仕掛けを用意しましょう。ラインはPEラインの2号を使用します。また、サーフの波打ち際から、渓流竿を使った釣りも楽しめます。

ウシノシタ釣りの餌

使用するエサは、アオイソメかジャリメが使われます。アオイソメの方が定番であり、価格も安いので、アオイソメを使うと良いでしょう。口が大きな魚ですので、たっぷり房掛けにして下さい。

ウシノシタの釣り方②時期・場所・コツ

ウシノシタ釣りの時期


時期によって生息する場所が変わり、夏時期になると浅場に移動してきますので、7~9月に釣りにいくと良いでしょう。特に活性が上がるのが、日没前後の夕まづめ以降です。夜釣りを楽しみたい方にもおすすめです。

ウシノシタ釣りの場所

サーフの波打ちぎわから狙っても良いですし、堤防から狙っても良いでしょう。シロギス釣りをしている際にかかることも多いので、シロギス狙いのついでに狙っても良いかもしれません。

ウシノシタの飼育について

ウシノシタの飼育環境

釣り方や食べる方法などをご紹介してきましたが、ペットとして飼育することも出来ます。淡水性のシタビラメも育てられますが、通常の海水シタビラメも販売されています。小さいものなら60cm水槽でも育てられますのでチェックしてみましょう。水温はヒーターで23度程度に調節し、隠れる為の底砂も敷いてあげます。餌は甲殻類や赤虫などです。

ウシノシタの飼育ポイント

ウシノシタは泳ぎまわるタイプではなく、大人しい魚です。一緒に混泳させる魚が泳ぎまわるタイプだったり、また攻撃的なタイプだったりするとストレスになりますので注意しましょう。ヒレを他の魚にかじられることもありますので、その時は薬浴治療をして下さい。

まとめ

今回の「ウシノシタはどんな魚?シタビラメとも呼ばれる魚の特徴や料理方法をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?ウシノシタの特徴や種類の比較、食べる方法やムニエル等の調理方法などをご紹介させて頂きましたが、今すぐ食べてみたくなった方も多いかもしれません。機会があればぜひ食べてみて下さい。煮付けが好まれますので、初めて食べる際は煮付けにするのがおすすめです。

ウシノシタが気になる方はこちらもチェック!

今回はウシノシタについて解説させて頂きましたが、他にも魚・釣りに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。