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ウインターコスモスの育て方は?植え替えのコツや増やし方までご紹介!

ウィンターコスモスの育て方をご存知でしょうか?ウィンターコスモスはとても可愛らしい黄色い花を付ける植物で、生命力も強いので育てやすく、初心者の方にもおすすめの植物です。今回はそんなウィンターコスモスの育て方や植え替え、増やし方のコツを解説します!
2020年8月27日
T・S
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ビデンス キャンプファイヤー・ホットオレンジ 3.5号苗

ウィンターコスモスの育て方は?

寒い季節にも葉っぱや花を楽しめる植物をお探しの方におすすめなのが「ウインターコスモス」です。こちらは名前の通り、秋から冬の寒い季節に主に楽しめる植物で、生命力も強く、初心者でも簡単に育てられるのがポイント。植える場所によっては葉っぱや花の調子が悪くなる可能性もありますが、基本的にはあまり心配のいらない植物です。今回はそんなウインターコスモスの育て方や植え替え、増やし方のコツを解説します!

ウィンターコスモスの特徴

ウインターコスモスとは?

ウインターコスモスとは、キク科ビデンス属(センダングサ属)の仲間です。主にメキシコが自生地となっており、その他の国でも見られます。このビデンス属は世界に約230種類も存在していて、日本にもセンダングサ属が自生しています。草丈は30~120㎝程度となっており、品種によって草丈が違うのも特徴です。

ウインターコスモスは初心者でも育てやすい?

気になる育てやすさですが、基本的にとても丈夫ですので、初心者でも簡単に育てられ、また増やし方も簡単です。日本でも雑草として自生するような植物で、メキシコでは普通に見られます。日本に自生している仲間であれば「ひっつき虫」としてお馴染みの植物があります。品種によって一年草・二年草・多年草があり、多年草であれば、越冬させて長く楽しめます。

ウインターコスモスの開花時期

開花時期は主に10~12月の寒い季節になります。ですが、品種によって夏に咲くものもあり、それも含めれば5~1月が開花時期となります。どの季節に花を楽しみたいかで選ぶと良いでしょう。寒い季節になっても葉っぱや花を楽しめる植物は少ないのでおすすめです。花は小さくて可愛らしい、黄色い花を付けますが、他にも白色やピンク色の花を付ける品種もあります。

ウィンターコスモスの種類

草丈の低い品種・草丈の高い品種がある

大まかに2種類に分けられます。フィルリフォリア種とラエビス種が主に流通しており、フィルリフォリア種は草丈が低いタイプ、ラエビス種は草丈が高いタイプです。草丈が低いタイプは花壇の縁取りに使いやすく、草丈が高いタイプは花壇の後列に使えます。どちらのタイプも育てやすいので、お好きな方を選びましょう。

種類①イエロー・キューピッド

こちらは、数ある品種の中でも有名な品種です。黄色と白色のグラデーションがとても美しく、人気があります。開花時期は晩秋から初冬で、草丈の高いタイプです。

種類②ピンク・ハート

ピンク・ハートも、晩秋から初冬に花を咲かせるタイプです。こちらは草丈が低い種類で、名前の通り、ピンク色の花を咲かせるのが特徴。葉っぱに細い毛が生えるのもポイントです。

種類③アイボリー・ホワイト

こちらも晩秋から初冬に花を咲かせるタイプです。草丈は高いタイプで、名前の通り、白色の花を咲かせる種類です。寒さに強く、防寒しなくても冬越ししやすいのがポイントになります。

ウィンターコスモスの花言葉と名前の由来

ウインターコスモスの花言葉

「忍耐・調和・真心・もう一度愛します」という花言葉が付いています。どれも誠実さを感じさせる花言葉で、強い生命力を感じさせます。「忍耐」は冬の寒さにも負けじと花を咲かせることから付いていて、「もう一度愛します」は開花時期が長いことから付いています。


ウインターコスモスの名前の由来

気になる名前の由来ですが、実はコスモスの仲間ではありません。ただ、寒い季節に咲くコスモスのような花ということで、名づけられています。ウインターコスモスと呼ばれることも多いのですが、ビデンスと呼ばれる場合もありますので、どちらの呼び方も覚えておくと良いでしょう。このビデンスという言葉は「2本の歯」という意味があり、トゲがあることから付けられています。和名は「キクザキセンダングサ」です。

ウインターコスモスの風水

飾る時に考えておきたい「風水」ですが、基本的に黄色い花を咲かせる植物ですので、「金運アップ」に使うと良いでしょう。西側に飾ってみて下さい。

ウィンターコスモスの販売価格は?

ウインターコスモスの販売価格

ビデンス キャンプファイヤー・ホットオレンジ 3.5号苗

秋頃から苗が流通します。苗は園芸店やホームセンター等で販売されていますので、見に行ってみましょう。ポット苗は500~600円程度で、安価に販売されていることがほとんどです。ネットショッピングでは2株でのまとめ売りもよく見かけます。お近くにお店が無い時は、ネットショップの利用も検討しましょう。

ウインターコスモスの選び方

お店で苗を選べる時は、なるべく良い株を選びましょう。葉っぱが青々としていて、茎もしっかりしているものを選んで下さい。徒長していたり、葉っぱの様子が悪かったりしていたら違う株を選びましょう。また、病気の心配はあまりいりませんが、害虫が付いていないもチェックしておいて下さい。

ウィンターコスモスの育て方①環境

ウインターコスモスは鉢植え?地植え?

鉢植えでも地植えでも育てられます。ただし、かなり寒い地域で地植えした場合、根が凍って枯れる場合もあります。寒い地域で育てる場合は鉢植えにした方が良いでしょう。ある程度気温がある地域であれば、花壇に植えて楽しむのがおすすめです。地植えであれば水やりの手間も少なくなります。

ウインターコスモスに適した生育環境

日当たりを好む植物です。日当たりが悪いと徒長してしまったり、花付きが悪くなったりしますので、なるべく日陰を避けてあげましょう。日陰に植えると葉っぱの状態も悪くなりがちです。また、水はけの良い用土を使う、水はけの良い環境を作ることも大切です。

ウインターコスモスの冬時期の管理

マイナス5度まで耐えられる植物ですので、寒すぎる地域でなければ、寒い季節もそのまま越えられます。もしそれ以上に寒い地域であれば、鉢植えにして軒下に避難させたり、室内に取り込んであげたりしてあげましょう。そこまで寒くなければ、地植えでそのまま冬越しが出来ます。多少防寒対策をしてあげると安心です。

ウィンターコスモスの育て方②用土・植え付け

ウインターコスモスの用土

ウインターコスモスは水はけの良い環境・用土を好みます。自分で混ぜて用土を作る場合は、赤玉土を5割、腐葉土を3割、ピートモスを2割の割合で混ぜると良いでしょう。ただし、あまりこだわりすぎる必要はありませんので、市販されている画像の「花と野菜の培養土」で問題無く育てられます。地植えにする場合は、植え付け前に腐葉土を混ぜておいて、少し盛土をすると良いでしょう。

ウインターコスモスの植え付け


ウインターコスモスの苗の植え付け適期は3~6月です。ある程度大きく育ちますので、株間は30㎝ほど取って植え付けると良いでしょう。特に植え付け時の注意点はありませんが、植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜておくとスムーズに育ちます。「花と野菜の培養土」には肥料分が入っていますので、肥料を与える必要はありません。

ウィンターコスモスの育て方③水やり・肥料

ウインターコスモスへの水やり

水やりは一般的な植物と同様に、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。少し乾燥しているくらいの環境を好みますので、水やりを焦る必要はありません。また、地植えの場合は雨水で十分足りますので、水やりの手間はほぼありません。寒い季節に入ると、休眠期となり、水をあまり必要としなくなります。水やりのペースを減らして管理しましょう。

ウインターコスモスへの肥料

植え付け時に与える元肥とは他に、追肥として緩効性肥料を与えましょう。春と秋に与えて下さい。地植えであれば追肥しなくても大丈夫です。元々肥料があまり必要無い植物ですので、与えすぎないこともポイントです。沢山与えてしまうと、葉っぱは沢山生えるのですが、花付きが悪くなります。液体肥料の場合は月に1度のペースで与えると良いでしょう。

ウィンターコスモスの育て方④植え替え・増やし方

ウインターコスモスの植え替え

ウインターコスモスは、品種によっては植え替えが必要です。多年草タイプを育てる場合は、春時期に植え替えをしましょう。植え替えと同時に株分け作業もして、株を増やせます。

ウインターコスモスの増やし方①種まき

増やし方は3通りあり、一つ目が種まきでの増やし方です。花が咲き終わると種を作りますので、その種を、秋まきであれば9~10月、春まきであれば3~4月にまきます。発芽には20度前後の気温が必要です。秋まきをするとすぐに寒い季節が来ますので、暖かく管理し、霜が降りてこない時期になってから植え替えをします。一年草タイプも同様に、秋まきをしたら、霜が降りてこなくなったタイミングで庭に植え替えします。

ウインターコスモスの増やし方②株分け

植え替え作業と同時に行いたいのが株分けでの増やし方です。地下茎で増える種類は、切り分けることで簡単に株を増やせます。株を掘り起こし、根に付いている土を落としてから、ハサミやカマなどで切り分けて下さい。あとは別々の株として、それぞれ植え付ければ完了です。

ウインターコスモスの増やし方③挿し芽

挿し芽でも増やせますので、剪定作業をした後に挿し芽をすると良いでしょう。剪定した茎の先端を、10㎝ほどの長さで切ります。下葉を取り除いてから切った部分を水に30分ほど浸けて水を吸わせ、あとは新しい用土に挿すだけです。乾燥しないように管理して、根が出てくるのを待ちましょう。

ウィンターコスモスの育て方⑤剪定・手入れ

ウインターコスモスの剪定

草丈が低いタイプは剪定しなくても問題ありませんが、高いタイプは剪定をしないとどんどん大きくなってしまいます。9~10月のタイミングで剪定をするとすぐにまた花芽を付けてくれて、コンパクトな大きさで花を咲かせてくれます。剪定をせずに伸ばしてしまうと倒れる可能性がありますので、草丈が高いタイプを育てる場合は剪定もセットで考えておきましょう。

ウインターコスモスの手入れ


ウインターコスモスはそのまま放っておいても花を咲かせるのですが、新芽の先を摘むと枝数が増え、咲かせる花の数も増えます。より沢山の花を咲かせるのであれば、新芽の先を摘む作業もしましょう。また、開花した後の花は、放っておくと種をつけようとしますので、花がら摘みをすることで、種に使う予定の養分を次の花に使えます。

ウィンターコスモスの育て方⑥病害虫・その他

ウインターコスモスの病気

生命力の強い植物ですので、病気になることはあまりありません。ただし、害虫が病気を持ってくることがありますので、害虫対策をしっかり行いましょう。

ウインターコスモスに付く害虫①ハダニ

観葉植物・ガーデニングの害虫としてよく知られているハダニが付く可能性があります。ハダニは夏時期に活発に活動しますので、事前に殺虫剤を散布しておくと安心です。また、水やりの際に、葉っぱの裏にも水をかけると予防になります。下記記事で詳しい対策方法を解説しています。

ウインターコスモスに付く害虫②アブラムシ

アブラムシも付く可能性がありますので注意しましょう。数匹程度なら問題ありませんが、沢山付くと危険です。先に薬剤を使って予防しておくと良いでしょう。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

まとめ

今回の「ウインターコスモスの育て方は?植え替えのコツや増やし方までご紹介!」はいかがでしたでしょうか?概要から育て方、増やし方などまで解説させて頂きましたが、気軽に育てられる植物ですので、是非の方も育ててみて下さい。肥料を上げすぎると花付きが悪くなってしまいますので、肥料は控え目にしましょう。

ウィンターコスモスが気になる方はこちらもチェック!

今回はウインターコスモスについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。