植木鉢のサイズって?号数と高さや容量の関係、大きさの選び方もご紹介!のイメージ

植木鉢のサイズって?号数と高さや容量の関係、大きさの選び方もご紹介!

植木鉢のサイズは号数で表記されていますが、1号っていったいどんな大きさ?高さは?容量は号数に関係ある?いまさら聞けないそんな疑問にお答えします。号数の測り方や、植木鉢の種類の違い、用途に合わせた鉢のサイズの選び方などもご紹介いたします。

2019年06月12日更新

chirevo
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ガーデニングなどをメインに分かりやすく読みやすい記事作成を心がけています。特にガーデニング関連では、花屋勤務・園芸店勤務で培った知識を活かして、みなさまのお役に立つ情報を発信していきたいと思います。
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目次

  1. 植木鉢のサイズの定義
  2. 鉢の号数ごとの大きさ一覧
  3. なぜ「号」という?
  4. 鉢の号数と高さの関係
  5. 鉢の号数と容量の測り方
  6. 鉢カバーのサイズは?
  7. 植木鉢の選び方、注意点は?
  8. 鉢の種類と選び方〜室外編〜
  9. 鉢の種類と選び方〜植え替え編〜
  10. 鉢の種類と選び方〜観葉植物編〜
  11. 植物に合わせた植木鉢の選び方
  12. 植木鉢のサイズをよく知ろう

植木鉢のサイズの定義

鉢のサイズとは

植木鉢を買うとき、または観葉植物や胡蝶蘭などを買うときに気になるのが鉢のサイズです。お店や通販などでは10号鉢など「号鉢」と表記されていますが、「号」とはいったいどういう単位でどういった大きさなのでしょうか。

1号とは?

鉢のサイズで表記される「号」では、1号=直径約3cmのことを指しています。つまり、号数に3cmをかけると鉢の直径がわかります。通常売られている一番小さい植木鉢のサイズは3号ポットからで、直径9cmの鉢のことを指します。

サイズの測り方は?

鉢の号数は普通、植木鉢の口の直径を指しています。たいてい外寸の長さを指していることが多く、内寸はそれよりも小さいことがあります。また、陶器である素焼き鉢などは大きさに多少の誤差があり、厚みにも違いがありますので、外寸と内寸の表記に注意が必要です。

鉢の号数ごとの大きさ一覧

号数と大きさ

おもな植木鉢の号数と直径を一覧にまとめました。一般的には3号鉢から1号ずつサイズがあり、大きいものは20号や30号などもありますがたいていは15号までがよく見られます。小さいものは3.5号など0.5ずつ大きさが分けられていることもあります。

おもな号数と直径一覧
号数 直径
3号 9cm
3.5号 10.5cm
4号 12cm
5号 15cm
6号 18cm
8号 24cm
10号 30cm
12号 36cm
15号 45cm

大鉢とは?

大きい観葉植物や大きな胡蝶蘭などは「大鉢」と言われることもありますが、たいてい直径30cm以上、つまり10号以上のことを指しています。一般的な家庭に置きやすいと人気の観葉植物はたいてい8号などで、中鉢と呼ばれることもあります。

なぜ「号」という?

尺貫法に基づく

1号=直径3cmとは、尺貫法に基づいた測り方です。尺貫法は日本ではもうあまり使用されていませんが、メートル法が入ってくる前に使われていた単位です。1寸が約3cmで、1尺はその10倍で約30cmを指します。そのため、直径が1尺(約30cm)である10号鉢のことを「1尺鉢」や「尺鉢」とも言います。

海外での測り方は?

では海外の植木鉢の表記はどうなっているのでしょうか。たいていは、鉢の直径をメートル法で表記しています。しかしイギリスなどの古い植木鉢は、その大きさをインチで測っているものがあります。ちなみに1inchは約2.54cmです。

鉢の号数と高さの関係

号数と高さは関係ない

植木鉢の号数には、鉢の高さは関係ありません。高さが同じでも直径のサイズが違えば号数が違うことになります。鉢の高さはデザインにもよりますが、一般的には直径と近い長さです。つまり3号鉢の直径は約9cmですが、高さも9cmに近くなります。

浅鉢と深鉢

植木鉢にはさまざまなデザインがあり、高さのあるものや低いものなども見かけますよね。鉢の直径よりも丈が低いものを浅鉢、鉢の直径よりも丈が高い鉢を深鉢と呼んだりもします。植物には根が深くまっすぐ育つものや浅く広がるタイプなどがあり、その性質などによっても使い分けます。

鉢の号数と容量の測り方

容量の計算式

植木鉢の容量は、「半径×半径×3.14(円周率)×高さ」という計算式で出ます。その際、半径は内寸の半径ですので測り方にご注意ください。ちなみに、スクエア型は「縦×横×高さ」という計算で容量を割り出すことができます。
 

土の量は容量の6〜7割が目安

植木鉢の説明に容量が書かれていることがありますが、それは上記の計算式による測り方です。実際に植物を植える際は、排水性を高めるため底に鉢底石を敷き、鉢の上部は水が溜まるようにウォータースペース分を空けます。つまり、植木鉢に必要な土の量は容量の6〜7割ほどが目安です。

鉢カバーのサイズは?

植木鉢と鉢カバーの違い

観葉植物など室内で植物を育てる場合には、化粧鉢に植え替えるケースと、売られていた状態の植木鉢を鉢カバーに入れるケースがあります。植木鉢や化粧鉢は底に穴が空いており排水ができますが、穴が空いていないのが鉢カバーです。

「◯号」と「◯号用」

鉢カバーは通常、植木鉢を中に入れて使用します。そのため鉢カバーの表記には、「8号」と書かれているものもあれば、「8号用」と書かれているものもあります。一般的には「8号」は鉢カバーそのものが8号サイズのことであり、「8号用」は8号サイズの植木鉢が中に入ることを示しています。

鉢カバーと植木鉢のサイズに注意!

「8号用」の鉢カバーを用意して、8号の植木鉢に入った観葉植物を入れようとしても、高さが合わなくて植木鉢が鉢カバーからはみ出したり、鉢カバーの内寸が小さくて入らないといったこともあります。鉢カバーと植木鉢両方の内寸と外寸をしっかり確認しておきましょう。

植木鉢の選び方、注意点は?

根のタイプで選ぶ

植物には、根が下へ伸びるタイプと横へ広がるタイプがあります。根が下へ伸びるタイプはすぐに根詰まりしてしまうので、高さのある鉢が向いています。逆に横へ広がるタイプを深鉢で育てると、根腐れしてしまう原因になります。

水が好きな植物かどうか

素焼き鉢などは通気性に優れていますが、逆を言えば暑い時期には水切れが早くなってしまうのも特徴です。アジサイのような水が大好きな植物にはあまり向いていないと言えます。保水性の高いプラスチック鉢や釉薬のかかった化粧鉢などが合います。

黒い鉢に注意

プラスチック鉢では、スタイリッシュな黒色の鉢も人気があります。しかし黒色の鉢は直射日光に当たると鉢の中の温度が高くなりすぎてしまうため、置き場所を考えましょう。逆に保温性に優れているので、熱帯が原産の植物には向いています。

アスファルトに置く場合

玄関前など、鉢を置く場所がアスファルト面だった場合にはアスファルトからの熱にも気をつけなければいけません。上げ底機能のついた鉢や、鉢と地面の間に挟むポットフィートなどを使いましょう。ワイヤーフレーム脚がついているデザインの植木鉢も効果があります。

鉢の種類と選び方〜室外編〜

室外用植木鉢の種類

ひとことで植木鉢といっても、植木鉢にはさまざまな種類があります。選び方はデザインや用途、植物の特性によっても変わってきます。ここでは汎用性が高く一般的な種類をいくつかご紹介します。

素焼き鉢

ホームセンターやガーデニングショップでもよく出回る、おもな植木鉢の種類です。釉薬を使用せず低温で焼かれた陶器で、大抵は茶色をしています。通気性と通水性に優れどんな植物にもよく合いますが、特に蒸れに弱い植物に最適です。

テラコッタ鉢

素焼き鉢によく似ていますが、主にイタリア産のものを指しており、素焼き鉢より高温で焼かれています。通常、素焼き鉢より赤っぽい色をしています。通気性や通水性は素焼き鉢に少し劣りますが、素焼き鉢より強度が高く重量感があります。

駄温鉢

駄温鉢は素焼き鉢より高温で焼かれた鉢で、縁に釉薬が塗られています。通気性・通水性は素焼き鉢やテラコッタ鉢のほうが上ですが、逆に保水力があるともいえます。素焼き鉢より強度があります。

プラスチック鉢

軽量で扱いやすいプラスチック鉢ですが、通気性・通水性に欠けるため土が湿りがちになるのが難点です。鉢底の穴を多くして排水性を高めているものや、底に深いスリットが入ったスリット鉢などがあります。

鉢の種類と選び方〜植え替え編〜

植え替えは重要

鉢で植物を育てる場合、成長に合わせて植え替えをしなくてはいけません。根がどんどん成長しているのに小さい鉢に植えたままでおくと根詰まりの原因となり、植物の元気がなくなってしまいます。

1〜2号大きいサイズを選ぶ

大きい鉢に植え替えることを鉢増しともいいますが、急に大きすぎる鉢に植え替えると水分の調整がうまくできず、根腐れの原因にしてしまいます。鉢増しをするときは1〜2号ずつ大きさをあげていきましょう。

ポット苗から植えるときにも

ガーデンショップで買ったポット苗を植木鉢に植え替える際も、1号大きい鉢に植え替えます。「ひとまわり大きい鉢に植え替える」と書かれていることが多いですが、3号ポットの苗なら4号サイズの植木鉢が適しています。

鉢の種類と選び方〜観葉植物編〜

観葉植物の鉢を選ぶときは

室内で楽しむ観葉植物などは、水が漏れて部屋が汚れないようにしなければいけません。そのため、水が漏れないように鉢の下に受け皿を敷きます。受け皿に水が溜まったままだと根腐れの原因になるため、こまめに捨てるようにしましょう。

化粧鉢と鉢カバー

観葉植物を楽しむには、プラスチック鉢を鉢カバーの中に入れる方法と化粧鉢に植え替える方法があります。化粧鉢とは釉薬などをかけたデザイン性のあるもので、受け皿とセットになっているものを選ぶとよいでしょう。

化粧鉢の選び方

化粧鉢は材質やデザインもさまざまなデザインがあります。しかし尺鉢など大きいものになると素焼き鉢などでは重くなりすぎ、室内には向きません。軽量な材質を選びましょう。また、容量に対して底の穴が小さすぎると排水性が悪く根腐れしてしまうので気をつけます。

鉢カバーの選び方

鉢カバーにもさまざまな種類があり、置く場所に合わせて高さや大きさなどを選びやすいのが特徴です。中の植木鉢が8〜9分目ほどの高さにくるように調整すると見栄えが良くなります。また、ヤシ繊維などで株元を隠すと美しく見えます。

植物に合わせた植木鉢の選び方

特性に合わせた鉢を選ぶ

愛好家が多いような植物は、その植物の特性に合わせた植木鉢の開発などもなされています。たいていの植物はスタンダードな素焼き鉢でも十分ですが、植物の特性と鉢の関係を知ればもっと栽培が楽しくなりますよ。いくつか例をご紹介します。

バラに最適な植木鉢

バラの根は真下に伸びていく種類が多いため、高さのある深鉢がおすすめです。またバラは一定量の水が必要となるため、通気性のよい素焼き鉢ではこまめな水やりが必要です。プラスチックのスリット深鉢が育成には向いています。

多肉植物に最適な植木鉢

多肉植物は比較的どんな鉢でも楽しめることが人気です。多肉植物は熱帯原産なので、鉢内の熱が保たれやすい黒いプラスチック鉢も向いています。セダム系などぷっくりした多肉植物は根が浅いので、浅鉢で寄せ植えなどもできます。

植木鉢のサイズをよく知ろう

鉢のサイズを知って楽しもう

店頭には「◯号」などの表記がされている植木鉢ですが、測り方を知れば難しくありません。植木鉢のサイズについて分かれば、植物に合った鉢を探しやすくなりますよね。お気に入りの鉢を見つけるヒントにしてみてくださいね。

植木鉢についてもっと知りたい方はこちらをチェック!

鉢のサイズや用途については分かったら、今度はガーデンやインテリアに合わせたデザインを探してみましょう。おすすめの植木鉢や鉢カバーについては別の記事でご紹介しています。もっと鉢について知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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