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栄太郎飴とは?人気のかわいくておいしい飴、スイートリップの使い方などをご紹介!

旅先で悩むのが「女性の喜こぶお土産」ですね。しかし東京では悩みません。榮太樓(栄太郎・えいたろう)飴さえ買っておけば何とかなるからです。榮太樓(栄太郎・えいたろう)飴は今から200年も前からお菓子の製造・販売をしている会社です。その人気の秘密を紹介いたします。
2020年8月27日
kuma10
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榮太樓(栄太郎・えいたろう)飴とは

関東地方で育った方ならばテレビから流れるコマーシャルの「は~い榮太樓です」というフレーズを知っておられると思いますが、昔からおいしい飴といえば「栄太郎・えいたろう」の代名詞でした。また、創業当時からずっと売られてきた「梅ぼ志飴」は栄太郎飴の代名詞になっています。そしてポルトガル伝来の有平糖(あるへいとう)を江戸庶民の味に定着させた栄太郎飴は、東京土産の代名詞になっています。ちなみに梅ぼ志飴に梅は入っていませんよ。

榮太樓(栄太郎・えいたろう)飴の歴史

栄太郎飴の始まり

文政元年といいますから今から約200年前、1818年に栄太郎飴の初代は埼玉県の(現在の)飯能市から東京へ出て、九段下に菓子屋台を開きます。当時の屋号が「井筒屋」。最初は飴ではなく瓦せんべいだったようです。飯能から出て来た時に初代(細田徳兵衛)は二人の孫を連れて出てきたのですが、その孫が安政四年に日本橋に「キンツバ」の屋台を出し、これが大当たり。その子(栄太郎)が榮太樓本舗の初代となります。

東京進出は日本橋から

日本橋の榮太樓のキンツバは江戸の庶民に大いに受け入れられました。当時菓子といえば華やかな色や形のきれいな「京菓子」がもてはやされた時代です。しかし江戸の庶民には「実(じつ)」が無ければウケません。つまり「甘い」「大きい」「おいしい」の三拍子を揃えた榮太樓のキンツバは江戸っ子にウケる下地がありました。そこに栄太郎の親孝行ぶりまで広まり、江戸で「榮太樓」は大成功を収め現在に至ります。

榮太樓飴総本舗ラインアップ

栄太郎飴の代表作

榮太樓飴といわれてこの缶の飴を思い浮かべる方は少なくないでしょう。特に「梅ぼ志飴」と「黒飴」は個人的にも懐かしいものがあります。もともとポルトガルから伝わった「アルヘイ糖」を庶民にというコンセプトで作られた梅ぼ志飴は、昔ながらの純粋な甘さが楽しめる一品です。価格も389円(税込:2019年6月現在)とお手頃ですし、栄太郎飴を知らない方が最初に手に取るには最適な飴です。

新しい栄太郎飴

「榮太樓総本舗」と「ファミリーマート」。何だか字面だけ見るとミスマッチな感じがしますね。でもこれがウケているんです。定期的にファミマに並ぶ「黒みつしみうま生どら焼き」は、「スプーンで食べるどら焼き」として、店頭に並べるとあっという間に売り切れてしまう人気商品なんです。これだけでなく、榮太樓監修のスイーツはファミマを中心に何本もヒットを飛ばしています。「おいしい」「きれい」「かわいい」「安い」など、新しい栄太郎飴がお手軽に食べられるようになりました。

和菓子の栄太郎

創業当時の大ヒット作が「金鍔(キンツバ)」です。武家社会の江戸の町であったことからも金の鍔と表記するキンツバが受け入れられ易かったのは想像にかたくありませんが、それでもおいしくなければ売れるわけがありません。その大ヒット作を中心に栄太郎飴は甘味全般、すべて高いレベルで製造販売しています。羊羹や大福、まんじゅうなどはもとよりピーセンや赤飯、餅などまで販売されていますが、そのどれもが人気商品になっています。

女子に人気の「あめやえいたろう」とは


「かわいい」「きれい」あめやえいたろう

2007年に突然立ち上げられた栄太郎飴の新ブランド「あめやえいたろう」。ちょっと甘いものが欲しくて、と買い求める榮太樓の甘味とは違い、「特別な日のギフト」的な使い方をするブランドです。このブランドから出た商品はきれいでかわいい事はもちろんですが、味もおいしい事で人気になっています。画像のスイートダイヤモンドやスイートジュエルなど、気になる方へのギフトとしての使い方が多いようです。

あめやえいたろう銀座店

画像のものはこの後ご紹介させていただきます「スイートリップ」シリーズのあめやえいたろう銀座店の店舗で「銀座店限定」で売られているオリジナルスイートリップです。味は「あまおう」で、実際の果汁は福岡産あまおうを使用しています。深い味わいと爽やかな後味が特徴のスイートリップです。ちなみにこの他この項の最初に紹介したスイートダイヤモンドはあめやえいたろう銀座店と新宿店の2店舗のみの販売になっています。

あめやえいたろう新宿店

こちらの画像も後ほど紹介させていただく「スイートリップ」の、あめやえいたろう新宿店の店舗でしか販売されていないものです。味は白桃の中でもおいしいと評判の「白鳳」。もちろん本物の果汁を使っています。リップグロスのように少し唇に塗って「桃の香りの唇」で彼氏を誘惑するのもアリかも知れませんね。

あめやえいたろう基本情報

銀座店:中央区銀座4「銀座三越地下2F」
電話番号:03-3562-1111
新宿店:新宿区新宿3「伊勢丹新宿本館地下1F」
電話番号:03-3352-1111

あめやえいたろうの「スイートリップ」の楽しみ方

あめやえいたろうオリジナル

前項であめやえいたろうの2店舗オリジナルをご紹介させていただいた「スイートリップ」は、現在「有平糖」「ダマスクローズ」「不知火」「りんご」「ゆず」「コンコードグレープ」の6種類の味があり、どれも594円(税込:2019年6月現在)で売られています。包装を解いた瞬間「きれい」「かわいい」と声が出ること請け合いです。SNS映えもばっちりの大人気商品です。

あめやえいたろうのおすすめ

蜜飴(みつあめ)と呼ばれる柔らかい飴は江戸時代からありました。当時甘味は貴重なものでした。中にはおいしいだけでなく薬の代用品としての使い方もあったそうです。ですから冬場の寒風にさらされ荒れてしまった唇に少量塗るなどの使い方もありました。現代で言う「薬用リップ」でしょうか。あめやえいたろうでもこの使い方をおしゃれでかわいい使い方として紹介しています。甘く輝く魅惑の唇を楽しんでみませんか。

あめやえいたろうの「クールリップ」の楽しみ方

あめやえいたろうオリジナル


スイートリップの季節限定バージョンが「クールリップ」です。作りはスイートリップと同じなのですが、特徴は「2種類のフルーツをブレンド」しているところ。味は現在「青梅と杏」「ストロベリーとライム」「パインアップルとライチ」の3種類です。どれもきれいな箱入り。お値段が1本702円(税込:2019年6月現在)と少し割高ですが、春と夏のみ販売される限定品ですので、お買い求めはお早めに。

あめやえいたろうのおすすめ

あめやえいたろうではクールリップに関して「ソーダ割り」や「炭酸水割り」など、そのものを食べるよりも何かに混ぜて食べることを押しているようです。販売される時期が夏だということもありますが、アイスクリームやフローズンヨーグルトなどにかける使い方がおすすめです。白いアイスにきらきら光る蜜飴で文字や絵を描いたらかわいい写真やきれいな写真が撮れますよ。しかもおいしいのですから言うこと無しですね。

榮太樓飴直営店舗

栄太郎直営は都内に6店舗

実は直営(榮太樓総本舗の社員さんが販売員)店舗は6店舗しかありません。日本橋の高島屋と三越本店、新宿の京王百貨店、二子玉川の高島屋S・C店と羽田空港内に2店舗の計6店舗になります。この6店舗に関しては「主要商品取扱店」として商品の数も種類も充実していますが、何より社員さんに直接質問できるのが良いですね。仏のお返しやお歳暮などの相談なども気軽に出来ますよ。

6店舗の詳細情報(引用)

日本橋 日本橋髙島屋店 フロア 本館B1F TEL 03-3211-4111(代表) 日本橋三越本店 フロア 本館B1F TEL 03-3241-3311(代表) 新宿 京王百貨店新宿店 フロア 中地階 TEL 03-3342-2111(代表) 二子玉川 玉川髙島屋S・C店 フロア 本館B1F フーズシティ TEL 03-3707-0456(直通) 羽田空港 羽田特選和菓子館 フロア 羽田空港第1旅客ターミナル2F マーケットプレイス TEL 03-5757-8125(特選和菓子館代表) 羽田第二食賓館 フロア 羽田空港第2旅客ターミナル2F ターミナルロビー 東京食賓館(時計台3番前) TEL 03-6428-8716(代表)

榮太樓飴一部商品取扱店舗

各県に1店舗はあります

前述のスイートリップなどでご紹介させていただいたあめやえいたろう銀座店などもこちらの一部商品取扱店舗になりますが、とにかく店舗数が多く、紹介しきれません。北は北海道の丸井さんから南は沖縄のリウボウまで1県に1店舗は必ずあります。お近くの大きな百貨店などをのぞく時にちょっと気にして探してみて下さいね。

工場は八王子

余談のようになってしまいますが、現在工場は東京の西、八王子市にあります。こちらでは「工場直営アウトレット(みなみ野)」があり、衝動買いするレベルの安さで栄太郎のお菓子が手に入ります。こちらも一部商品取扱店舗に入れておきますね。

榮太樓飴を通販で手に入れる

公式通販サイトは3つ

栄太郎飴は地方では手に入らないのでしょうか。いえ、大丈夫です。きちんと公式の通販サイトがあります。通販で購入する場合は榮太樓総本舗の公式サイトをまず検索されて下さい。どのページでも良いのですが、一番下までスクロールすると、通販サイトに誘導する「オンラインストア」の文字が現れます。そこをクリックすると通販サイトが3つ(直営店・楽天・老舗通販)出てきますので、その中からお好きな通販サイトに入ってお買い物をしましょう。

各通販サイトの特徴


老舗通販のサイトではキンツバやどら焼き、昔ながらの飴などがメインにきており、ある意味榮太樓総本舗らしいサイトになっています。サイトの入り口でまず「手提げ袋」の入り用を訪ねてくるあたり、とても「粋」を感じます。公式直営店舗と楽天のサイトはこの時期(現在2019年6月)だからでしょう、夏の贈答品特集など、季節に合わせた入りになっています。お値段はどのサイトでも一律になっていますので、求めやすい店舗を選んで使われると良いと思います。

榮太樓飴の消費者への心使い

栄太郎飴は食べやすい

栄太郎飴で一番有名な「梅ぼ志飴」はとてもかわいい三角形をしていますが、なぜあの形なのでしょう。実はきちんとした理由があります。昔の飴の作り方は、棒状に伸ばした飴を熱いうちに叩いたりハサミで切ったりして成型していました。しかしその作り方ですとバリ(鋭い角)ができてしまい口中を切ってしまう可能性があります。そんなわけで昔ながらのハサミで切った三角形の飴から角をとったものが作られるようになりました。

栄太郎飴は健康志向

平成の世になり食の安心・安全が食品に求められる時代になると栄太郎飴もその流れの中で「のど飴」や「果汁キャンディ」などの商品を開発しました。のど飴は実に栄太郎本舗として50年ぶりの新製品だったそうです。日本ハッカと国産蜂蜜を使うこだわりは、その後の果汁シリーズにも受け継がれ、「果汁飴」は添加物一切なしの果物本来の甘さやおいしさで大人気です。糖質を抑えた「からだにええたろう」シリーズもウケていますよ。

特別な日に榮太樓飴はいかがでしょう

昔ながらの伝統的な味の中に現代風の装いをほどこした栄太郎飴。特に「あめやえいたろうブランド」の創り出すきれいでかわいい飴の数々は自分を誉めたい時のご褒美として、また大切な方の特別な日のプレゼントとしてとても重宝します。数ある東京土産の中でも色合いの違う「榮太樓総本舗」の甘味を特別な日に味わってみませんか。

東京土産がもっと気になる方はこちらもチェック!

今回東京の老舗飴屋「榮太樓総本舗」から出たおしゃれなスイートリップなどを紹介して参りましたが、「暮らし~の」記事で東京の他のおしゃれなお土産も紹介しておきますね。ぜひ参考にされて下さいね。