子どもから大人まで人気のパスタ料理
ソースによって味がさまざま
パスタは主にイタリアで食べられている麺料理の一種で日本でいうところの、そばやうどん、ラーメンと一緒です。最大の特徴はイタリアン、ミートソース、アラビアータソース、カルボナーラにペペロンチーノなどソースの種類が豊富で子どもから大人まで人気があります。一般家庭でよく食べられるパスタは乾麺タイプが多いですがパスタやスパゲティ専門店に行くとモチモチとした食感が特徴の生麺のスパゲティなども食べられます。
パスタは日本でも人気
喫茶店が発祥といわれているナポリタンケチャップを使用した日本生まれのパスタソース、ナポリタンは特に子どもから大人まで人気です。日本生まれのソース以外にもチーズとの相性もいいため牧場が経営するチーズパスタの専門店があるぐらいで、特に茨城県や北海道、長崎県などでは特によく食べられています。乾麺タイプはインスタントラーメンのように茹でるだけで出来上がるので手軽なところも食べられやすい要因かもしれませんね。
パスタの種類
パスタとスパゲティの違い
日本にはスパゲティ専門店、パスタ専門店という店がありますが、スパゲティとパスタの違いは、さほどありません。日本人からすればどちらも同じ料理に見える理由はスパゲティが多く使われているからです。スパゲティとは細麺タイプのパスタのことで一番目にしやすいパスタです。つまりスパゲティとはパスタという小麦粉を使ったイタリアの麺料理の一種のことで太さや形状の違いからスパゲティ、ペンネなどに分かれます。
ペンネとマカロニの違い
ペンネもマカロニもパスタの一種です。両方共スパゲティと比べ遥かに短く中が空洞になっている特徴があり、ペンネは切り口が斜めになっていて尖っているので、万年筆のペン先に似ています。マカロニは輪切りにしたようなきれいな断面です。ペンネをよく見ると表面に筋がありソースが絡みやすくなっている特徴があります。本格的なペンネ、マカロニを使用した料理をしない場合はペンネでマカロニの代用もできます。
ゴルゴンゾーラチーズとは
ブルーチーズの一種
ゴルゴンゾーラチーズはプロセスチーズや白カビを利用しているカマンベールチーズと比べると非常に癖のある香りと風味のするチーズで、好き嫌いがはっきりするチーズに分類されます。ゴルゴンゾーラチーズは青カビを使用していることからブルーチーズの一種となり、スパゲティやペンネ同様イタリアを代表する非常に有名なーズです。ブルーチーズは切ってみると断面が大理石のように青カビが入っていて模様ができています。
人を選ぶブルーチーズもパスタでは人気
前述したようにペンネでもスパゲティでもパスタ料理とチーズは相性がよく、独特の風味があるブルーチーズでも相性の良さは変わりません。ゴルゴンゾーラチーズと牛乳を使った、カルボナーラにゴルゴンゾーラチーズにトマトを使ったソースなど本格的なレシピがさまざまあります。ブルーチーズも熱で溶けるのでパスタと合わす時に溶かして食べるレシピが多いです。
カルボナーラといえばスパゲティ
本格的なカルボナーラのレシピだとスパゲティを使うことが多いですが、ペンネでも作れます。またブルーチーズにはゴルゴンゾーラチーズ以外にも種類がるので他のブルーチーズでも代用できます。ブルーチーズは風味が特徴的なので食べ比べてみて好みに合ったブルーチーズで作るといいでしょう。
上手にパスタを茹でるコツ
大きな鍋で茹でる
美味しくパスタを茹でるには大きな鍋で100gの乾麺に約2Lの水を用意しましょう。小さな鍋で茹でると沸騰したときにパスタがあまり動かないのでよくありません。できるだけ大き鍋でゆでるようにしましょう。
塩はお好みで
パスタに塩を入れる目的は下味を付けるという目的が家庭では多いです。店の場合は塩を大量に入れてアルデンテ(固茹で)の状態の食感をよくしていることが多いですが、2%ほどの塩になるのでソースの塩分などを加減しないとしょっぱくなり難しいです。またパスタを茹でる際の塩を入れるタイミングや量はさまざまな説があります。
吹きこぼれ防止にスプーンを使う
吹きこぼれを防止雨するには耐熱性のスプーンを入れるという方法が有名です。スプーンを鍋の中に入れることで対流が変化し吹きこぼれにくくなります。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ1
フェットチーネを使ったゴルゴンゾーラパスタ
フェットチーネは平麺タイプのパスタで少し珍しい形状をしています。作り方は基本的に大きな違いはないのでペンネやスパゲティ同様に茹でるだけで大丈夫です。イタリア本場の本格的なレシピというより、フェットチーネにブルーチーズやプロセスチーズなどを合わせるのはカナダやアメリカの方で人気のパスタ料理になります。慣れないパスタは必ずパッケージに書いてある時間を確認しましょう。
作り方
材料 (2人分) パスタ(フェットチーネ)240㌘ ゴルゴンゾーラ50㌘ 生クリーム200ml ベーコン80㌘ 塩コショウ適量
チーズを使ってソースを作るパスタは本格的なものでも簡単なものが多く料理初心者でも作りやすい特徴があります。作り方は適量の水を大きな鍋に入れてしっかり沸騰してからパスタを入れましょう。茹でている間に具材となるベーコンを軽く炒め生クリームとゴルゴンゾーラチーズをいれ、チーズが溶けたら茹で上がったパスタを入れ絡めて塩コショウ味を整え完成です。絡める最中にも日が通るのでアルデンテ気味に茹でても大丈夫です。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ2
スパゲティを使ったゴルゴンゾーラのパスタ
一番食べられているパスタであるスパゲティを使った基本のゴルゴンゾーラパスタのレシピを紹介します。作り方自体はフェットチーネと大きく変わらないので料理初心者でも作りやすいです。またスパゲティは日本では最も標準的なパスタなのでコンビニでも手に入りやすいですよ。
作り方
材料 (2人分) スパゲッティ160g にんにく1/2片 生クリーム200cc ゴルゴンゾーラ大さじ3〜4 塩こしょう適宜 黒こしょう適宜 オリーブオイル大さじ1/2
アルデンテ気味にスパゲティを茹でておきます。スパゲティを茹でている間にフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて香り出てきたら、固めに茹でたスパゲティをフライパンに入れましょう。生クリームとゴルゴンゾーラチーズも一緒に入れ、チーズが溶けるまで煮ていき最後に塩コショウで味を整えて完成です。好みで黒コショウを追加しても美味しいです。シンプルレシピですが本格的なゴルゴンゾーラチーズのパスタが作れます。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ3
ペンネを使ったシンプルで簡単なパスタ
ショートパスタのペンネは表面の溝のおかげでソースが良く絡むことからカルボナーラなどのチーズソースとも相性がよく人気があります。パスタとして利用される他、グラタンなどの料理にも使われます。癖のあるゴルゴンゾーラチーズと食べ慣れているパルメザンチーズ(粉チーズ)を使うので誰でも食べやすい人気のレシピで、材料も少ないので手軽にできるレシピです。
作り方
材料 (1人分) ペンネ60〜80g ゴルゴンゾーラチーズ10g パルメザンチーズ5〜15g 生クリーム100cc 胡椒適量(好み)
大きな鍋に適量の水をいれてペンネを湯でていきましょう。その間にソースを作っておきます。フライパンにパルメザンチーズとコショウ以外の材料を入れゴルゴンゾーラチーズを溶かしていき風味を出します。ペンネが茹で上がったらペンネを加えパルメザンチーズを加えてから、茹で汁をさらに加え数分間とろみが付くまで煮込んでいけば完成です。ソースと合わせて煮込むのでペンネがまだ硬い状態でとりだしておくのがポイントです。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ4
ニョッキを使ったパスタ
ペンネやマカロニ、スパゲティは麺のような形状をしていますが、ニョッキは他のパスタと大きく形状がことなり大きな粒となっていて形状は楕円形になっていることが多いパスタです。じゃがいもやかぼちゃで作られることも多く製麺機が無くても作りやすいことから家庭でニョッキから作る場合もあるパスタになります。団子がたので他のパスタにはないしっかりとした食べごたえが特徴です。
作り方
材料 (2人〜3人分) 市販のニョッキ400g クリーム200cc ゴルゴンゾーラチーズ50g 引き立て粗挽き黒胡椒少々 塩少々 ニンニク1片 オリーブオイル小さじ2
適量の水がわいたらニョッキを茹でていきましょう。ニョッキは他のパスタにはない特徴があり湯で時間で判断もできますが、茹で上がると鍋の底に沈んでいたニョッキが自然と浮き上がってきます。ソースの作り方は香りが出やすいように潰したにんにくをオリーブオイルで炒め生クリーム、ゴルゴンゾーラチーズを入れてチーズが溶けてからニョッキを合わせて軽くとろみが付くまで煮込めば完成です。最後に塩コショウで味を整えましょう。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ5
ゴルゴンゾーラとトマトを使ったスパゲティのレシピ
トマトとゴルゴンゾーラチーズを使った本格的なレシピですが、作り方は意外と簡単です。最近は湯で時間を短縮するためスパゲティにY字状の独自の切れ込みが入っているものや、電子レンジでスパゲティが茹でられる容器などいろいろな商品が発売されています。基本的には2mm程度のものですが、細いものでは1.2mmを下回るものなど太さの種類も多いで本格的なレシピほど使い分けます。
作り方
材料 ( 4人分 トマト(完熟のもの)4個 ゴルゴンゾーラ(ドルチェ)80~100g スパゲティー(1.6mm)160g 塩適量 黒こしょう適量 ■ A ニンニク(みじん切り) 小さじ1 オリーブオイル 大さじ2 ■ <辛いオイル(作りやすい分量)> 鷹の爪5本 オリーブオイル200ml
あらかじめ辛いオイルを3日前に作っておく本格的なレシピで、作り方はトマトを湯剥きしゴルゴンゾーラチーズと共に適当な大きさに切り、オリーブオイルでにんにくをいため香りが出てきたらトマトをいれて炒めていきます。水分がなくなってきたらゴルゴンゾーラチーズを入れ最後にスパゲティと一緒に合わせて完成です。好みで事前に作っておいた辛いオイルや黒コショウで味を整えましょう。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ6
ゴルゴンゾーラのスープパスタ風のレシピ
スープパスタはキャンプや登山でも人気の料理で本場のイタリアでも食べられているパスタ料理の一種です。茹で汁をスープにしてしまうことで登山では環境の負担にならないように配慮ができます。一般家庭でもスープパスタを作る時は茹で汁が活用できるので光熱費を抑える事ができるエコな料理です。スープパスタですが作り方に大きな違いはなく初心者でも作りやすい料理となっています。
作り方
材料 (1〜2人分) ホールトマト1缶 ゴルゴンゾーラチーズ適量(私は50gと多目が好きです) お好きなパスタ人数分 ニンニク1片 生クリームor牛乳50〜80cc 固形ブイヨン1個 塩胡椒少々 砂糖少々
ソースを多くすることでゴルゴンゾーラチーズのスープパスタ風の料理になります。作り方はにんにくをオリーブオイルで炒めて香りを出していき、ホールトマトを入れて煮ていきます。このときトマトはヘラなので潰しながら、塩などの調味料で味を整えます。最後に生クリームを入れてひと煮立ちさせた後ゴルゴンゾーラチーズを入れしっかり溶けたら茹でたパスタと合わせて完成です。しっかり味をつけるレシピになります。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ7
ゴルゴンゾーラを使った冷製パスタ
温かいソースだけではなく冷たい冷製パスタも人気です。冷製パスタといえば夏に食べるあっさりとしたパスタというイメージがあるかもしれませんが、独自の風味があるブルーチーズ(ゴルゴンゾーラチーズ)でも美味しい料理が作れます。冷製パスタはソースとパスタを冷やしておくのがポイントになり作り方自体は通常のパスタと大きな違いはありません。
作り方
材料 (1~2人前) スパゲッティー(1.4mm)適量 ゴルゴンゾーラ(ブルー)チーズ50g 生クリーム90~100ml 牛乳(無くても可)50ml トマトケチャップ約180g プチトマト2~6個 バジルの葉(乾燥したもの)少々 サーモンのたたき(無くても可)適量
ゴルゴンゾーラチーズを細く切り、ミキサーにゴルゴンゾーラチーズ、生クリームや牛乳を入れてペースト状にします。あとはケチャップを入れてよく混ぜ冷やせば冷製パスタソースの完成です。茹で上がったパスタを氷水で冷やしてからパスタソースをかければ冷製パスタになります。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ8
ゴルゴンゾーラを使ったカルボナーラ
カルボナーラはチーズと玉子のシンプルなパスタソースで前述したように本格的なものはスパゲティを使うことが多いです。本格的なレシピでは生クリームを加えずに作られる事が多いのですが、家庭で作る場合は生クリームを入れて作ることが多いです。少ない材料でも作りやすいことから粉末タイプのソースが市販されているぐらい人気があります。
作り方
材料 (1人分) パスタ1人分 熱湯1.5リットル 塩大さじ1 ベーコン35g オリーブオイル小さじ1/2 白ワイン20cc ★卵1個 ★ゴルゴンゾーラ15g ★黒こしょう小さじ1/2 ★生クリーム20g 黒こしょう少々
あらかじめ卵をよくといて卵液をつくりパスタを茹で始めます。次に適当な大きさに切ったゴルゴンゾーラチーズや生クリームなどを入れて合わせカルボナーラソースを作っておきましょう、フライパンで適当な大きさに切ったベーコンを炒め白ワインを入れて水分の量が半分近くになるまで煮詰めた後、パスタとカルボナーラソースを入れて完成です。ソースを入れてから好みで煮詰めていくとカルボナーラソースの味が濃くなります。
人気のゴルゴンゾーラパスタのレシピ9
ゴルゴンゾーラとトマトのカルボナーラ
本格的なカルボナーラソースにトマトを追加してアレンジしたレシピもあります。生クリームを使わないので作りやすく、豆乳を使うのでまろやかになり癖のあるゴルゴンゾーラチーズ(ブルーチーズ)を使用していても、誰でも食べやすくなるレシピです。材料に森のバターとも呼ばれているアボカドを使っているので、コクのあるカルボナーラとなっています。
作り方
材料 (3人分) 生パスタ3人分 豆乳100㏄ 牛乳50㏄ 卵2個 パルメザンチーズ大さじ4 トマト1/2個 トマトの水煮(カット)大さじ2 アボカド1個 ベーコン1枚 コンソメの素(顆粒)小さじ1 オリーブオイル適宜 塩コショウ適宜 ゴルゴンゾーラチーズお好みで
アボカド、トマトなどの具材は食べやすい大きさに切り、豆乳、牛乳、卵、パルメザンチーズ(粉チーズ)を合わせてカルボナーラソースを作りましょう。パスタを茹でている間に切った具材を炒めてトマトの水煮とコンソメを合わせて、水気がなくなるまで煮詰めた後はカルボナーラソースとパスタを合わせてパスタの熱で火をじっくり通していきとろみがつけば完成です。ソースと合わせる時は熱々のパスタを合わせましょう。
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具がたくさんあるレシピ
カルボナーラやクリームパスタだと具が少な目のものばかりしたが、鮭、きのことの相性が良いので美味しいゴルゴンゾーラのパスタが作れます。魚介類を使うと難しく感じますがパスタ料理は簡単なものが多いので初心者向けです。
作り方
材料 サーモン50g いくら適量 しめじ50g ゴルゴンゾーラチーズ30g 生クリーム100cc オリーブオイル30cc パセリ(飾り用)適量 塩・コショウ適量 生フェットチーネ1人前
フライパンにオリーブオイルを入れサーモンなどの具材を炒めます。次に生クリームとゴルゴンゾーラチーズを加え、塩コショウで味を整えてからパスタと和えれば完成です。シンプルなレシピですが、専門店が考案した本格派のパスタ料理です。
ゴルゴンゾーラパスタのまとめ
癖のある風味がパスタを美味しくする
ゴルゴンゾーラなどのブルーチーズは青カビが生えていて食感もジャリッとするような独特なものがありますが、その特有の風味がパスタを美味しくします。特にゴルゴンゾーラチーズを使うソースはほとんどのレシピも予熱などでチーズを溶かして食べるのでパスタにしっかり味が絡みます。今回はゴルゴンゾーラを使うものを中心に紹介しましたが、チーズを使うレシピをアレンジしてゴルゴンゾーラを少し足してみても美味しいですよ。
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