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たけのこのレシピ!旬のたけのこの簡単おいしいレシピをご紹介!

春から初夏にかけての旬のごちそうといえばたけのこ(筍)です。ここではあくを抜く上手な下処理(茹で方)をはじめ、たけのこのおいしい簡単レシピをご紹介します。たくさんいただいても困らずにおいしいレシピで旬の味を楽しみましょう。
2020年8月27日
ryoumin315
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たけのこのレシピを作ろう!

初夏のが旬のたけのこ(筍)、ご飯に煮物にと和風の料理が合う、日本らしい旬のごちそうです。この時期にしか食べられないおいしい旬のたけのこ(筍)の茹で方(あく抜き)、おいしい簡単なレシピをご紹介します。たくさんいただいて処理に困った時にたくさん消費できるメニューもご紹介しています。新鮮な旬のたけのこ(筍)ならではの味わいをご家庭で簡単に頂きましょう。

たけのこ(筍)の種類

ここでは、手に入りやすい孟宗竹(もうそうちく)を使って調理しています。孟宗竹より細い淡竹(はちく)や細くて黒い斑点がある真竹(またけ)、東北や北海道で見られる小型で細い根曲竹(ねまがりたけ)や四方竹(しほうちく)など、さまざまな種類があります。それぞれに味や食感に特徴があります。

たけのこ(筍)の下処理

たけのこ(筍)の下処理の仕方です。早めに処理することで独特のえぐみを押さえることができ、その後の調理の時間も短縮できます。余ったら、食べやすい大きさに切って冷凍するか、汁ごと煮沸消毒した瓶に入れて保存します。

下処理の手順

さっと周りの土汚れなどをふき取るか洗い落としたら、縦に切れ目を入れていきます。反対側も同じように入れます。切れ目に手を入れて皮をむきます。小さめのたけのこの場合は先端を斜めに切り落とし、切れ目だけを入れて皮はむかずに茹でます。

米ぬかを大さじ2~3くらい、だしパックに入れます。米ぬかがないときは米のとぎ汁を使います。唐辛子を入れるやり方もあります。

大きめの鍋にぬかとたけのこを入れて水を張ります。ふたをして中火にかけ、沸騰したらふたを取り、さらに10分ほど湯がきます。火を止めてそのまま冷まします。たくさん茹でて保存したいときは茹で汁ごと、保存します。ぬかの入った袋は汁気を軽く絞って捨ててください。

下の方は固いので切り落として分けます。(捨てないでください。)

軟らかい上のほうは写真のように縦に4~8等分くらいに分けます。固い下の方は半月切りにします。冷凍保存する場合は小さく切ってから冷凍しましょう。

もう一つの下処理の仕方

先に皮をむかずに下茹でする方法です。皮付きのまま、さっと汚れを洗い落としたたけのこの上の部分を斜めに切り落とします。縦に1/3くらいの深さで包丁で切れ目を入れます。あく抜きのためのぬかか、米のとぎ汁で水から茹でて、そのまま冷まします。たくさんあるときはこの方が楽です。

たけのこの保存方法

冷蔵保存の場合は水を入れて保存容器に下処理したたけのこを入れて、毎日水を取り替えると1週間はもちます。瓶詰の場合は瓶を煮沸消毒し、茹で汁ごと熱いうちに並々に入れてふたをします。上下をひっくり返した状態で自然と冷まして出来上がりです。この方法だと真空状態になるため、長期保存が可能になります。冷凍保存の場合は小さめに切った後で、水気をよく切ってからきっちりとラップでくるみ、さらに保存用のポリ袋に入れて保存します。冷凍焼けしやすいので1か月以内に食べきるようにします。

たけのこのレシピ①

たけのこの味噌汁(孟宗汁)

たけのこと厚揚げ、しいたけを入れた山形県庄内地方の郷土料理です。最後に酒粕と岩のりをたっぷり入れます。家庭によっては豚肉を入れるところもあるようです。

材料

茹でて下処理したたけのこ1/2本、しいたけ1パック、厚揚げ1枚、だしパック1、味噌適量、酒粕適量、あれば岩のり適量


作り方

大きめの鍋に軸を切って半分にしたしいたけと、縦に3等分して1㎝幅に切った厚揚げ、食べやすい大きさに切ったたけのこ、水、だしパックを入れます。

中火にかけて煮立たせ、だしパックを引き上げます。火を止めて味噌を溶いて味を調え、好みの量の酒粕を入れます。器によそってから、あれば岩のりをのせていただきます。岩のりが手に入らなければ生わかめでもおいしく作れます。

たけのこのレシピ②

たけのこご飯

たけのこの下の方は、固くて食べにくいので小さく切ってほかの具と煮てから炊き込みご飯にします。もち米を少し入れるとごちそうっぽさが増しておいしいです。鶏肉やこんにゃくなどを入れてもっとボリュームアップしてもおいしいです。

材料

茹でて下処理したたけのこ1/4本分、ニンジン1/2本、干ししいたけひとつかみ、油揚げ、1/2袋、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1/2、酒大さじ1、うるち米2合、もち米1合

作り方

干ししいたけをひたひたの水で戻しておきます。戻し汁ごと鍋に入れ、薄切りにした油揚げとたけのこ、ニンジンを入れます。落し蓋、ふたをして火にかけ、煮立ってきたら調味料を入れて再度ふたをして5~10分ほど弱火で煮ます。

炊飯器に研いだ米を入れ、たけのこを煮た煮汁を入れます。白米の目盛りまで水を入れて具を入れ、さっと混ぜてから炊飯のスイッチを押します。炊き上がったら10分ほどそのまま蒸らし、さっくりと混ぜ合わせて出来上がりです。

たけのこのレシピ③

たけのこの土佐煮

めんつゆで作った簡単でおいしい土佐煮です。旬のたけのこはあくが少ないので、シンプルな味付けがおいしいです。一度火を止めて冷ましておくことでしっかり味がしみます。白だしで作るとまた違った味わいになりおいしいです。

材料

茹でて下処理したたけのこ1本分、めんつゆ50㏄、水50㏄、かつお節1パック

作り方

小鍋に食べやすい大きさに切ったたけのこを入れます。水とめんつゆを入れて落し蓋、ふたをします。中火にかけて煮立ったら火を弱めて5分ほど煮ます。

火を止めてふたをしたまま自然に冷まします。食べる直前に温めて、器によそってからかつお節をかけていただきます。

たけのこのレシピ④

たけのこの味噌マヨ焼き


味噌とマヨネーズを同量ずつあえて、かけて焼くだけの簡単おかずです。歯ごたえがよく、味も濃いのでおつまみに最適です。煮物やご飯に飽きてしまったときにおすすめします。

材料

茹でて下処理したたけのこ適量、味噌大さじ1、マヨネーズ大さじ1(味噌とマヨネーズはたけのこの分量に合わせて増やしても大丈夫です。)、かつお節適量

作り方

スキレットやココット型に、食べやすい大きさに切ったたけのこを並べ入れます。味噌とマヨネーズを混ぜ合わせておきます。甘い味が好きな方は少しだけお砂糖を入れてみてください。味噌マヨをたけのこの上に伸ばすように乗せます。トースターかグリルで5~8分焼き目がつくまで焼いて出来上がりです。お好みでかつお節や七味唐辛子を振っていただきます。

たけのこのレシピ⑤

たけのこのてんぷら

たけのこの独特の食感が楽しめるおいしいてんぷらです。ちょっと時間がたってあくが強くなったたけのこもおいしくいただけます。細かく刻んでほかの具材と合わせてかき揚げにしてもおいしいです。

材料

茹でて下処理したたけのこ適量、てんぷら粉適量、揚げ油適量

作り方

てんぷら粉を固めに溶いておきます。たけのこは食べやすい大きさに切って、クッキングペーパーの上などに広げて水気を拭いておきます。てんぷら粉にたけのこをくぐらせて揚げ油に落とします。

180度の油でからりと揚げます。たけのこは下茹でしたあるため、衣に火が通れば大丈夫です。すぐに浮かび上がって、泡が小さくなります。これが揚がったサインです。バットなどで油をよく切って出来上がりです。抹茶塩や天つゆで頂きます。

たけのこのレシピ⑥

たけのこのオイスター炒め

メンマのようでずっと軟らかくて癖の少ないおいしい炒め物です。たくさんたけのこがあるときの消費メニューにもおすすめです。味が濃いのでご飯にも相性がよいです。冷めてもおいしいのでお弁当にも喜ばれます。卵焼きとオイスター炒め、緑色や赤色の野菜や果物があれば、彩りも栄養もバランスのよいお弁当になります。

材料

茹でて下処理したたけのこ1/2本、オイスターソース大さじ1、鶏がらスープの素小さじ1、ごま油少々、いりごま適量

作り方

薄切りにしたたけのこをごま油を引いた鍋かフライパンに入れます。中火にかけて油がなじむまで炒めます。

鶏がらスープの素、オイスターソースを入れてさっと絡めて火を止めます。ごま油をほんの少したらして皿に絡めます。器によそってからいりごまを振り出来上がりです。

たけのこのレシピ⑦


たけのこのホイル焼き

掘りたての新鮮な筍はあくが少ないので、茹でずにそのままホイルに包んで焼くとおいしいです。えぐみもなくそのままホクホクの味を楽しめます。おすすめはオリーブオイルと塩をかけるだけの食べ方です。お好みで生姜醤油やわさび醤油でお刺身のように食べてもおいしいです。

材料

小さい生のたけのこ数本、味付け用のオリーブオイルや塩、しょうゆや生姜、わさびなど

作り方

掘りたての新鮮なあくの少ないたけのこを、皮ごとよく洗って泥汚れを落とします。

アルミホイルで1本ずつくるみ、天板に並べます。オーブンを200度に予熱します。アルミホイルを四角く切って、斜めにたけのこを置き、手前を向こう側に折ったら、両サイドを内側に折りこみ、あとは向こうへくるくるとまきこむようにくるむと上手にくるめます。

200度のオーブンで40分焼いたらアルミホイルを外して、皮ごと縦半分に切ります。底の部分は薄く切り落としましょう。

食べやすい大きさに切って熱々をいただきます。アルミホイルの上で焼き立てを縦に割った状態で包丁で切れ目を入れて、直にしょうゆなどをたらし、お箸でつついて食べてもおいしいです。

たけのこのレシピ!まとめ

たけのこのレシピ!旬のたけのこの簡単おいしいレシピをご紹介!いかがでしたでしょうか。簡単にできておいしいレシピで旬のごちそうを作りましょう。上手に下処理してあくを取り除けば、えぐみを感じず食感と味を楽しめます。材料もシンプルですので、色々試してお気に入りを見つけていただければ嬉しいです。

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暮らし~のでは他にも、簡単にできておいしいレシピを多数ご紹介しております。YouTubeでは暮らしに役立つアイディアをはじめ、DIYやお料理の作り方など詳しく分かる動画をたくさんご紹介しております。こちらも合わせてお楽しみください。