芝生の張り方は?植え方などの施工手順から注意点まで簡単で上手な方法を解説!のイメージ

芝生の張り方は?植え方などの施工手順から注意点まで簡単で上手な方法を解説!

家のお庭に素敵な緑の芝生を張りめぐらせたいと思ったことはありませんか。芝付きの庭を作るにはプロの施工が必要かと言えば、意外と簡単な手順でDIYによる芝生張りが実現可能です。ここでは、張り方のポイントやコツなど自宅で出来る芝張りの方法を解説しています。

2019年05月29日更新

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目次

  1. 使用する芝生の種類について
  2. 芝生の張り方(植え方)の種類
  3. 芝生張りに適した季節とは
  4. 芝生張りに必要な物一覧
  5. 芝生張りの施工手順1:土を耕そう
  6. 芝生張りの施工手順2:目地張りしていく
  7. 芝生張りの施工手順3:目土をかけていく
  8. 芝生張り後のケアについて
  9. 気をつけたいポイント!芝生張りの注意点
  10. まとめ

使用する芝生の種類について

ガーデニングのシーンで使用する芝は大きく分けて「高麗芝」「西洋芝」の2種類です。この2種類の中でも、国内でポピュラーな芝は高麗芝(日本芝)が有名です。高麗芝は関東から南に位置する地域が生育に適した範囲と言われており、水やりや芝刈りの頻度が西洋芝と比較して少なく済み、簡単なお手入れが人気で、庭や公園、ゴルフ場など幅広い用途で採用されています。

高麗芝生の張り方(植え方)をご紹介

日本芝と西洋芝では、育成にマッチする環境が違うことはもちろん、張り方(植え方)にも大きな異なるポイントがあります。この記事では日本国内でも最も使用率が高いとされる高麗芝の張り方(植え方)のコツついて解説したいと思います。

芝生の張り方(植え方)の種類

植え方の種類1:べた張り

その名前の通り芝生を隙間なくベタベタ地面に植えていく簡単な張り方です。メリットは芝生をまんべんなく敷き詰めることにより、養生(芝を育てる)期間が短縮されることと、完成後の見た目が美しく整いやすいことです。デメリットは、芝生を大量に使用するコストが大きな負担となってしまう点です。

植え方の種類2:目地張り

芝生と芝生のあいだに1cmから2cmほどのすき間を開けて張っていく方法です。こちらのメリットはベタ張りよりも使用する芝の量が少ないのでコストカットが期待できる点と、芝生がもつ本来の生育パワーによって空けた隙間を埋めるように育ってくれるので、将来的な芝の強度が高まる点です。デメリットは養生に時間がかかるところでしょう。この記事で紹介する芝張り方法は、この目地張りになります。

植え方の種類3:市松張り

正方形の切芝生を1個空け間隔で敷き詰める方法です。メリットはコストがベタ張りの半分に抑えられる点です。デメリットは養生にかかる時間が長く、平均で半年以上かかると言われています。また植え込み時期を間違えると芝が完全に土部分を埋め尽くすのに1年ほどかかってしまうので、失敗のリスクも高まります。初期段階では簡単な植え方ですが、後のメンテナンスを考慮すると返って難しい方法だと言えるでしょう。

芝生張りに適した季節とは

高麗芝は特徴として、冬は緑色の色素が抜けて枯草のような茶色になり10月下旬から2月下旬ころまでは生育がストップしてしまいます。よって植え付けは冬を避けて暖かい春の時期にします。3月の上旬から4月下旬までが植えつけに適した季節とされており、遅くても梅雨入りまえには終了させておくことがポイントです。梅雨は雨によって水やりの面倒も省かれるので、梅雨前に植え込み自然の力を利用するのも1つのコツです。

真夏の芝張りはNG

暖かい時期ならいつでもよいというわけではありません。厳密には15度から27度くらいまでが生育に丁度いい気温ですので、連日30度を越えるような猛暑の中では、高頻度で水やりを行わなければならないので渇きと潤いが何度も繰り返されることになります。そうすることで芝生の根っこがうまく土に根付かなくなり、生育の初期段階では芝に負担を与えてしまうことに繋がってしまいます。

芝生張りに必要な物一覧

DIYで庭に芝生を植える施工で、最低限必要なアイテムについてご紹介します。綺麗な仕上がりにするためには、道具収集にお金と時間を惜しまないことがポイントです。

芝生(切芝)

高麗芝(コウライシバ) 10束
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今回紹介する芝生の張り方では、長方形に切り出した芝生の苗を使用していきます。1面の長さは商品によって多少の違いがありますが、基本的に1辺が30cm前後の大きさで販売されているものが多いでしょう。通販でもホームセンターでも簡単に購入することができます。1束1平米くらいになるので、目地張りの場合は庭の植えたい部分の平米から8割程度の切芝を購入しておくことがポイントです。

下地の砂

芝生の生育に欠かせないのが、水はけのよい土壌環境がポイントです。下地にはきめの細かい砂を用いることが一般的です。雨が降ったあと、の庭にできた水たまりの水が何日も引かないような状態であれば、施工前の砂の利用は必須とも言えるでしょう。

張り終えた芝の生育をサポートする役割を担うのが目土と呼ばれる土で、仕上げに芝生の上からたっぷりかけてあげます。目地張りをする上では、なくてはならないアイテムの1つでしょう。

芝生張りの施工手順1:土を耕そう

まずは雑草の除去から

芝張りの施工を行った後では、一度根付いた芝を掘り起こすわけにはいきません。なので正しい手順として、芝張りのまえにできる限り雑草は根絶させておくことがコツになります。基本は草取りナイフを使って手作業で1本ずつ雑草を刈り取っていくことが好ましいですが、広範囲にわたる雑草がある場合は、芝には影響を与えない除草剤を使って雑草を根っこから枯らせていくことをおすすめします。

土を掘って耕していく

土は7cmから10cmほど均一に掘っていきましょう、このとき石や雑草が見えてきたらすかさず取り除いてください。土が粘土質で水はけが悪いと感じたら川砂を庭全体にまいてください、掘り返した土は高さにばらつきが出ないように平行に整えていきます、最後に家の玄関口から排水口に水が流れるように緩い傾斜をつけてあげると水はけがよくなりますよ。スコップの裏でも良いですが、レーキやクワなどの農具があれば手順が簡単になります。

土にたっぷり水を与える

芝生を地面に効率よく根付かせるコツとして、芝張りをするまえには必ず土に水分をたっぷりしみ込ませてあげましょう。出荷されてくる芝は、切り取られたままで土も水分もない環境のなか売買されているので自宅までたどり着くころにはとても弱っています。人からすれば簡単そうな植え付け作業でも、植物からすれば移植手術のようなデリケートな作業になりますので、土台となる土にはあらかじめ水を沢山あげておくことが重要なコツになります。

芝生張りの施工手順2:目地張りしていく

土のコンディションを整えたら、さっそく芝生を張っていきます。今回ご紹介するのは「目地張り」の方法です。1~2cmの間隔を空けて1枚ずつ切芝を並べて地面に張り付けていきましょう、張り方は目地が交差するように置いていきます、ブロック積の用途で交互に芝を置いてい下さい。目地が1本の直線になってしまうと、そこから水が流れ出してしまい、芝が横に成長することを妨害する結果にむずびついてしまいます。

綺麗に仕上げるコツは家の前から張っていく

正方形や長方形の枠の中に芝張りをしていくのであれば、どこから張っても仕上がりに大きな差があらわれないのですが、円形の庭やカーブが多い形状の花壇では端に置く芝を曲線に合わせてカットしていく必要があるため仕上げが難しくなります。庭の奧の方から芝張りを行ってしまうと、最後に家の前(目立つところ)に余った芝を形に合わせてカットしなければならないので失敗しやすくなってしまいます。スタート地点はミス防止のため玄関前から始めることをおすすめします。

芝生張りの施工手順3:目土をかけていく

芝生を必要な個所に張り巡らせる作業が完了したら、次の手順は上から目土をかけていく作業に入ります。芝生は置いて完成ではなく、ここから先は数ヶ月かけて地面に根をはっていく養生期間になります。生育手助けするためには追加で上からも土が必要になります、目土は芝に栄養を届けるだけではなく、上からまんべんなくかけることで葉の乾燥を防ぐ役割も果たします。目地のところだけでなく草の部分にも沢山振りかけてください。

水をあげて踏みつける

目土を全面にしっかり与えたら、最後に水をひたひたになるまであげて上から人の体重で押しつけていきます。この踏み込みを忘れてしまうと、養生のスピードが大幅に遅くなってしまうので、芝生の根と土をぴったり密着させるイメージで真上から垂直に押し込んでいきましょう。1カ所ずつ足の裏で踏みつける方法でも十分ですが、予算がある方は鎮圧ローラーなどの農機具を使用することをおすすめします。

芝生張り後のケアについて

芝張りが終えたら、しばらくの期間は芝の中に足を踏み入れることはできません。一見すると庭は綺麗なグリーンのじゅうたんが広がっており、つい中に入りたくなりますが初期段階では芝と土が絡み合っていないので、斜めに重圧を加えてしまうとせっかく敷いた芝がズレてしまいます。ここで養生という芝を育てる期間に入ります。

草が5cm程度まで伸びたころがサイン

養生期間はできるだけ人や動物の侵入を控えて、水をあげるときはなるべく体重を斜めにかけないように歩数を減らして芝に入るようにしましょう。水やりの頻度は、春は週に1回、夏は週3回もしくは気温の高い日なら毎日でもOKです。水やりを続けていき芝の草の長さが地表から5cmくらいまで伸びてきたら、根が土に根付いているサインなので、普通に足を踏み入れて構わないでしょう。またその頃になったら芝刈りも同時進行していきましょう。

気をつけたいポイント!芝生張りの注意点

注意点1:作業用手袋は必須アイテム

ハサミなどの器具を使用する芝張りの場面では、どんなに気をつけていても怪我をしてしまうことがあります。ちょっと切り傷から、酷いケースでは指の切断などの重症に至ることもありえるので注意が必要。その道10年の経験がある人でさえも素手で作業する人はほとんどいませんので、基本中の基本になりますが、ガーデニングや畑仕事では必ず手袋を装着するように注意してください。

注意点2:肥料を与えるタイミング

芝を敷き詰めるまえに肥料を添付する方法をとってしまうと、土深くに生き残った雑草に栄養分を与えてしまうので、芝生の養生期に雑草も一緒になって生えてきてしまう恐れが生じます。早く成長させて気持ちは分かりますが、ここは逸る気持ちをおさえて、肥料を添付するのは芝を張ったあとにまくようにしましょう。ちょっとしたタイミングの違いで余計な雑草までも元気付けさせないように注意してください。

まとめ

出典: https://www.photo-ac.com

芝生はデリケートな生き物だと思って優しく扱いましょう。水は命です、土を耕したら散水、芝生を張って目土をかけたら散水。芝張りの1連の流れで2回ほど水やりのシーンがあるので、ここが大変重要なポイントだということを覚えておきましょう。芝張りの季節は春を選択する、土の質の改善、適度な水やりと貼り方(目地張り)の基礎など、最低限のルールなどさえ守っていればDIYでの芝張りは成功するはずです。

芝生のDIYについて気になる方はこちらもチェック

芝生は張って終わりではありません、夏に発生する害虫対策や、芝生の生育を助ける肥料選びのコツなど、覚えておくべき知識や注意点はまだまだ豊富にあります。関連記事ではDIYで扱う芝生にまつわるお役だち情報を公開していますので、興味のある方は是非チェックされてみてください。

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