検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

アーモンドの花は桜に似てる?!特徴や見分け方、見頃の時期などを解説!

春の訪れを教えてくれるアーモンドの花はとても美しいのですが、桜に似ているためか見間違われることが多くあります。実は簡単に見分けることができますので、特徴を覚えて探してみましょう。花の違い、見頃の時期など、アーモンドの花の特徴についてご紹介します。
2020年8月27日
421122oz
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

はじめに

Photo bystevepb

アーモンドはどんな花を咲かせるのかご存知ですか?日本では、アーモンドと言えば木の実であるナッツが有名ですが、魅力はそれだけではなく、春になると美しく可憐な花を咲かせます。日本ではアーモンドの花がまだよく知られておらず、また日本人の大好きな桜に似ているため、桜と見間違えられていることもしばしば。ここでは、それぞれの特徴の違いを見分ける方法を解説します。

アーモンドの基本情報

Photo byFree-Photos

 

学名 Prunus dulcis
Amygdalus dulcis
英名 Almond
和名 扁桃(へんとう)
巴旦杏(はたんきょう)
原産地 西アジア

和名の扁桃、という言葉、ご存知の方も多いかと思います。人間の扁桃腺は、アーモンド、つまり扁桃の形に似ていることからこの名がつきました。

日本におけるアーモンドの花の存在

Photo byajcespedes

日本ではマイナーな存在と言える、アーモンドの花。もともと日本には、梅、桜、桃のように、順番に咲くことで春を告げてくれる花々があります。それらは日本人にとってはなじみ深い存在です。それに比べて、「アーモンド」と聞いたら、たいていの人はナッツを連想することでしょう。実がなるということは花が咲くのは当然のことですが、アーモンドの花のことを思い浮かべる人は、まだまだ少ないのが現状です。

アーモンドの花の見頃の時期

Photo bywebandi

アーモンドの花は、いつ頃に見られるのでしょうか。まずは見頃の時期を知って、アーモンドの花に親しむきっかけにしましょう。

アーモンドの花と桜の見頃の時期の比較

アーモンドの花は、3月から4月に咲きます。見頃の時期は桜よりも少し早いと言われています。「この桜、ずいぶん早い時期に咲いているな」と思うことがありましたら、その木は桜ではなく、アーモンドの木かもしれません。日本人が心を寄せる桜よりも早く見頃の花を見せてくれるアーモンドの木を、ぜひ探してみてください。その年の気候により、桜と同じくらいに咲く場合もあります。その際は、両方を見比べるチャンスです。

早咲きの花の見頃の時期

早咲きのアーモンドの花は、3月初旬から咲き始め、中旬あたりに見頃を迎えます。その年の気候によりますが、だいたい3月20日あたりに満開になることが多いです。3月に気温が高い日が多ければ、もう少し早く満開になり、天候が不順だったり寒い日が続いたりすれば、遅れます。前述した桜との見頃の時期の違いは、早咲きのアーモンドの花との比較です。

遅咲きの花の見頃の時期

遅咲きのアーモンドの花は、早咲きの花が満開になる頃から咲き始めます。だいたいの目安としては、早咲きの花が散り始める頃に遅咲きが7分咲きほどになるので、遅咲きの花が見頃になるのは3月の下旬あたりです。こちらももちろん、気候により変動があります。見頃の時期を目安として、その年の気温や天気の状況を見極めた上で判断しましょう。


イベント開催日から考える見頃の時期

アーモンドの木が多く植えられている場所では、毎年お花見イベントが開催されています。それらの開催時期を複数年分を平均すると、おおよそ3月20日あたりに行われています。気温が低い日が続いたり、荒天のため花が散ってしまったときもありましたが、それでもまったく咲いていなかったというときはありません。咲き始めであったり、満開であったりその年によって状態はまちまちではありますが、やはり3月20日頃がアーモンドの花の見頃と言ってよいでしょう。

アーモンドの花と桜の類似点

花の色

Photo byAngeleses

アーモンドは、白とピンクの花を咲かせます。ピンクは色が薄いものから濃いものまであります。濃いピンクの花は、桜だけではなく桃に見間違われることもあります。日本ではアーモンドの花がさほど有名でないためしかたのないことですが、なんとも残念なところです。早咲きは白、遅咲きはピンクの花が咲くと言われています。

花びら

Photo bymakamuki0

アーモンドの花びらは、5枚あります。桜の花びらも5枚で同じ数ありますので、これもまた見間違いの原因のうちのひとつとなっているのです。どちらの花びらも、形が先で少し割れているという点も似ています。アーモンドと近い時期に木に咲く別の花と比較すると、いかに両者が似ているのかがわかります。例えば梅は、花びらが丸く花が全体的に平たく咲きます。また桃は、花びらの形が細長くて先がとがっています。

アーモンドと桜の花が似ている理由

Photo byClker-Free-Vector-Images

アーモンドの植物分類は、「バラ科サクラ属」です。桜の親戚のような存在ということになります。似ていてい当然なのです。ちなみにこのバラ科サクラ属は、先ほど例として登場した梅と桃も入っています。どれも春になるとまずは花を咲かせ、花が終わると葉が出て実をつける、という共通点があります。アーモンドの花は、桃の花に見間違われることもある、と花の色の部分でご説明したのも、その理由からです。

アーモンドの花の花言葉とは?

Photo byDarkWorkX

花言葉は、「無分別」「愚かさ」「真心の愛」「永久の優しさ」「希望」です。統一感がないように感じるかもしれませんが、それはそれぞれの由来に違いがあるからです。花言葉を誰かにプレゼントする際には、くれぐれもご注意ください。バラエティに富んだアーモンドの花言葉の由来をご紹介します。

花言葉①無分別・愚かさ

Photo bybngdesigns

花言葉「無分別」「愚かさ」はギリシャ神話から。トロイ戦争後、ブルガリアに漂着したギリシャの若者が美しい王女と出会い、恋に落ちました。その後若者はいったん帰国。王女は彼の帰りを待ちわびますが、なかなか現れません。実は彼は別の女性と愛し合っていたのです。何も知らない王女は病を得、亡くなります。神は王女をアーモンドの木にしました。それを知った若者が涙を流すと、アーモンドの花が美しく咲いた、というお話です。

花言葉②真心の愛・永久の優しさ


Photo byDidgeman

花言葉「真心の愛」「永久の優しさ」は、キリストの復活になぞらえられ、神の深い愛を意味する言葉です。アーモンドは旧約聖書にも登場する上、中世には宗教画のモチーフとして多く用いられました。アーモンドは、キリスト教と深いかかわりがあるのですね。

花言葉③希望

Photo byMichaelGaida

花言葉「希望」は、ヨーロッパの冬の終わりを告げるのは、アーモンドの花です。日本における桜と同じ役割と言えるでしょう。可憐に咲くアーモンドの花を見て明るくあたたかい春への希望を感じてきた、ヨーロッパの人々。イタリアやスペインでは、春の訪れを祝う、アーモンドの花のおまつりが開催される地域があります。

もう桜とは言わせない!アーモンドを見分ける方法

Photo byFree-Photos

アーモンドの花と桜の特徴、それぞれの違いと、見分ける方法について解説します。両者はとても似ていますが、特徴の違いで簡単に見分ける方法があるのです。また、なぜ似ているのかという理由についても説明します。これを知れば、あなたもアーモンドの花を見つけられるはずです。しっかり覚えて、アーモンドの花と桜を見分けてあげてください。

アーモンドの花と桜を見分ける方法①

Photo byLoggaWiggler

桜の花

アーモンドの花と桜を見分ける方法は、その花の咲き方の違いを見ていただくとわかりやすいです。上の写真をご覧ください。桜は、枝との間に花柄(かへい)があります。さくらんぼについている、あの細い茎のようなものです。しかし、アーモンドには花柄がありません。そのかわりに枝につぼみがつき、そこから花を咲かせます。

アーモンドの花と桜を見分ける方法②

Photo byTeroVesalainen

アーモンドには花柄がついてないと前述しましたが、品種によっては花柄があるものもあります。しかしアーモンドの花柄はきわめて短いので、桜と見分けるのには問題ないでしょう。ぶらん、と少し垂れ下がって見えるのが桜、枝にしっかりついているのがアーモンドです。

アーモンドの木が好む気候

アーモンドの木の生育に適した地域

Photo byFree-Photos

アーモンドの木は西アジアが原産なので、温暖で乾燥した気候を好む木です。アーモンドの生産が盛んなのは、地中海沿岸、オセアニア、カリフォルニアなど。日本で流通しているアーモンドの実で最も多いのが、カリフォルニア産のものです。カリフォルニアにはアーモンドの健やかな生育に欠かせない条件が整っているのです。確かに湿度が少なくカラッとしているという印象がありますね。

なぜ日本でアーモンドの木を見ることができるのか?

Photo bydiego_torres

日本は季節によって気温の変動が大きく夏は湿度が高いため、アーモンドの木の生育環境としては良好とは言えません。しかしながら、数は少ないものの、アーモンドの木を見ることはできます。日本にあるアーモンドの木は、実を収穫するためではなく、花を観賞するために植えられています。公園や植物園など、アーモンドの木が多い場所では、多くの人々の目を楽しませるために美しい花を咲かせるよう、きちんと手入れが行き届いているのです。

日本でアーモンドの木が生きやすい場所

Photo byara0w0ara

日本でアーモンドの木を多く見られる場所は、東海地方から南に位置する太平洋側の地域です。冬季の気温が著しく低く、日照時間が短い東北地方では、アーモンドの花を見ることはかなり難しいと言えます。北陸や中国地方の日本海側なども同様です。関東地方でも見ることはできますが、数が少なく、お花見を楽しめるような場所はありません。

アーモンドの木の見つけ方

Photo byguvo59

アーモンドの木は、葉の時期や落葉している状態で探すのは困難です。一番わかりやすいのは、花が咲いたときに特徴を見分けて判断することです。これまでお伝えしてきたアーモンドの花の見頃の時期と特徴を手掛かりに、春になったらアーモンドの木を探してみましょう。公園やテーマパークなどに植えられている木もあります。アーモンドの木は意外と身近な場所にあるかもしれません。

まとめ

アーモンドの花は、可憐で美しい花です。桜との特徴の違いと見分ける方法をお伝えしてきましたが、どちらも人々に春を知らせてくれる役割を果たしてくれています。近ごろは両方の花を楽しむことができる場所も増えてきました。アーモンドの花を見つけたら、ぜひよく観察してみてください。そして、あなたのまわりの人にもアーモンドの花の特徴と違い、見分ける方法を教えてあげてください。

アーモンドに関する情報が気になる方はこちらをチェック!

アーモンドの花を楽しむだけではなく、実際に育ててみたい、おいしく食べたい、アーモンドで健康になりたい、という方は、以下の記事もご覧ください。さまざまなアーモンドの魅力に、さらに迫ります!