枝豆の育て方と栽培方法!種まきから収穫までのコツや時期をご紹介!のイメージ

枝豆の育て方と栽培方法!種まきから収穫までのコツや時期をご紹介!

ビールのおつまみとして定番の枝豆。実は鮮度が落ちやすい野菜です。そのため、採りたての枝豆は、スーパーで購入したものとは違った美味しさがあります。育て方は比較的簡単で、家庭菜園でも育てることができますので、今回はそんな枝豆の育て方を詳しく解説していきます。

2019年04月14日更新

のべじ
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目次

  1. はじめに
  2. 枝豆とは
  3. 枝豆の品種
  4. 枝豆の育て方①:土づくり
  5. 枝豆の育て方②:苗づくり(種まき)
  6. 枝豆の育て方③:植え付け
  7. 枝豆の育て方④:追肥
  8. 枝豆の育て方⑤:日々の管理
  9. 枝豆の育て方⑥:病害虫対策
  10. 枝豆の育て方⑥:収穫
  11. 枝豆の育て方について
  12. まとめ

はじめに

夏のビールのおつまみと言えば枝豆ですが、もちろんおつまみだけでなく、様々な料理に使用できる優秀な野菜の1つでもあります。家庭菜園でも育て方は比較的簡単ですので、初心者の方にも作りやすい野菜です。何より収穫したての枝豆の味は格別です。今回は枝豆の育て方について、種まきから苗の植え方、追肥、収穫と詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

枝豆とは

枝豆は未成熟の大豆

枝豆は、「枝豆」と言う種類の野菜ではありません。枝豆は大豆が未成熟で緑色の時期に収穫したもので、大豆はマメ科ダイズ属に属した野菜です。しかし、枝豆としての収穫に適した品種と、大豆としての収穫に適した品種とそれぞれ異なります。

枝豆の歴史

枝豆の歴史は古く、平安時代には食べられていたのではないかと考えられています。江戸時代になると、街で枝にさやが付いたままの状態で茹でて売られ、それを手に持ちながら食べ歩いたとされているほど、庶民の生活に根付いていました。そして、近年では健康ブームや日本食ブームの影響で、欧米諸国でも人気の野菜となっています。

枝豆の栄養

枝豆は未成熟の大豆という事で、豆類と野菜の両方の栄養素をもちます。まず、大豆同様、タンパク質や、良質な資質が含まれています。このたんぱく質にはアルコールを分解するアミノ酸が含まれ、二日酔いを防止するため、おつまみの定番となっています。そして野菜のようにビタミンB類を豊富に持ち、糖質や脂質を効率よくエネルギーに変換してくれます。

鮮度が落ちやすい

枝豆は、枝からサヤを取ると急激に鮮度が落ちて風味も落ちてしまいます。スーパーなどでは一般的に、サヤだけが袋に入った状態で売られています。収穫から時間もたっているため、鮮度もそれなりに落ちてしまっています。家庭菜園で育て、採れたて味を楽しんでみて下さい。

枝豆の品種

青豆

一般的に「枝豆」としてイメージされる種類の枝豆です。サヤは緑色で、サヤに白い産毛が生え、豆は薄い緑色をしているのが特徴です。一つのサヤには2~3粒の豆が入っています。栽培期間によって早生種、中生種、晩生種と分かれます。

茶豆

主に東北地方で栽培される枝豆で、名前の通り、茶色の豆です。サヤは緑色で外見からは一般的な枝豆と変わりはありませんが、豆の数は基本的に2粒です。青豆より甘みがあり、独特の風味があります。

黒豆

京都を中心とした関西地方で栽培される品種で、名前の通り黒い豆をしています。本来は正月料理の煮豆に使用される黒大豆ですが、その黒大豆を未成熟で収穫したものが黒豆になります。強い甘みとコクが特徴です。収穫期間が短く、量も少ないため、市場にはあまり出回りません。

枝豆の育て方①:土づくり

連作はできれば避ける

枝豆は連作障害に強い野菜のため、前年に枝豆を栽培した場所でも育てることができます。しかし、環境によっては病気になりやすいなど連作所外が出る可能性もあるため、できれば連作は避け、2~3年枝豆やマメ科の野菜を育てていない場所で栽培する方が安心できます。

苦土石灰をまく

種まきの2週間ほど前までに1㎡あたり100gの苦土石灰をまき、しっかりと耕しましょう。あまり酸性に傾きすぎていると、枝豆が上手く成長できないので、しっかりと土づくりをしましょう。

肥料は控えめに

枝豆は肥料が多すぎると、枝ばかりが茂って、肝心のサヤが育ちません。そのため、肥料の入れすぎには注意しましょう。目安としては1㎡あたり1kgのたい肥と100gの化成肥料です。前年度に沢山の肥料をまいた場合は少なめでも大丈夫ですので、調整しましょう。

畝を立てる

肥料を入れたら、畝を立てて植え付けの準備をしましょう。幅90cm、高さ5cm程度の畝を立てます。畝を立てることで排水性が増し、病気の予防をすることができます。畝を立てたらクワなどを使ってなるべく平らにしましょう。マルチは敷かなくても大丈夫ですが、シルバーや銀線フィルム入りのマルチを敷くと防虫対策にもなります。

枝豆の育て方②:苗づくり(種まき)

種まきの時期

枝豆の時期は春の暖かくなった4月中旬から7月ころまで続きます。4月にまいたものは6月の終わりころ、7月下旬にまいたものは10月の始めに収穫することができます。

品種を選ぶ

枝豆の種まきの時期は長いですが、種まきをする時期に合わせて品種を選ぶ必要があります。4月から6月上旬は早生種、6月中旬から7月は中生種、晩生種を選びましょう。時期がズレると、うまく育たないので注意が必要です。

ずらしまきもおすすめ

枝豆と言えば夏のイメージですが、早生種であれば6月の下旬に収穫できますし、晩生種であれば秋にも楽しむことができます。夏の暑い時期に合わせて種まきをするのもいいですが、少しずつ時期をずらして種まきをすれば、長い間枝豆を楽しむことができるため、場所に余裕があれば、時期をずらしながら種をまくのがおすすめです。

ポットへ種まき

3号のビニールポットに市販の種まき用の土を入れ、3粒ずつ種をまきましょう。深さは指の第一関節程度が目安で、それぞれの種を離して植え付けましょう。種をまいたら土をかぶせてしっかりと鎮圧することが植え方のコツです。その後、水をたっぷりとかけて発芽を待ちます。

発芽したら間引き

毎朝水やりをし、順調に育つと、種まきから1週間程度で発芽します。発芽し、本葉が出始めたら生育のよい苗を1本か2本残して間引きをしましょう。指でつまんで引き抜くか、うまく抜けない場合はハサミで苗の根元を切って間引きしましょう。

枝豆の育て方③:植え付け

株間20~30cmで植え付け

苗の本葉が2枚出てきた頃に植え付けをします。株間は20~30cmで植え付けます。苗を1本残した場合は株間を狭め、2本残した場合は株間を広めにするなど、植え方を調整しましょう。マルチを敷いてある場合は、株間に合わせて予め穴を開けておくとスムーズです。あまり株間を狭くしすぎると、生育を妨げますし、風通しが悪くなり、病気が出やすくなるため注意しましょう。

苗の植え方

まず、ポットから苗を取り出します。この際、土の形が崩れないようにするのが、植え方のコツです。ポットと同じ大きさの穴を開け、苗を植え付け、しっかりと鎮圧します。植え付け後はたっぷりと水やりをしましょう。

防虫ネットを張る

発芽直後の枝豆は、害虫だけでなく、鳥にも食べられやすいため、防虫ネットを張りましょう。苗が育ち、防虫ネットに触れるようになったら防虫ネットを外しましょう。防虫ネットを用意できない場合は、不織布をベタ掛けするだけでも効果があります。

枝豆の育て方④:追肥

花が咲いたら追肥

花が咲き始めたら追肥を行いましょう。しかし、肥料の与えすぎはよくないため、成長に合わせて肥料の量を調整することが必要となります。目安としては、1㎡あたりの30gの追肥をしましょう。しかし、樹勢がしっかりしていれば追肥をする必要もありません。

追肥と同時に土寄せを

追肥として株元に肥料をまいたら、土寄せをしましょう。まいた肥料の上に土をかぶせるようにすると、肥料の効果もより期待できます。また、土寄せをすることで、枝豆が倒れてしまうことを防ぎます。

枝豆の育て方⑤:日々の管理

開花期に水やりを

順調に生育すると、枝の根元に小さな花が咲き始めます。この時期の王音と水不足が続くと身がつかなくなってしまうため、雨が少ない場合は水やりをしましょう。枝豆の根元よりも株間にたっぷりと水やりをするのがポイントです。この時期の水やりは、収量にかかわるので大切な作業です。

除草作業

マルチをしていない場合は除草作業が必要となります。枝豆よりも雑草の方が成長スピードが早いため、下手をすると雑草に埋もれてしまいます。特に発芽直後はこまめに除草をすることが大切になります。枝豆がある程度成長すれば、株本が日陰になるため、あまり雑草も生えてこなくなります。

土寄せ作業

除草作業と同時に、土寄せ作業も行いましょう。株元に土を寄せることで、苗が倒れにくくなりますし、周りに土が増えることで根っこの量が増え、収量も増えるので、しっかりと行いましょう。

枝豆の育て方⑥:病害虫対策

枝豆につきやすい害虫

枝豆栽培で注意したい害虫はカメムシやアブラムシです。特にカメムシは、若いサヤを吸汁し、収穫不可能にしてしまうため、注意が必要です。発芽後しばらくは防虫ネットで予防できますが、ネットを外した後は、市販の薬剤を散布しましょう。アブラムシも同じく、薬剤で予防します。

枝豆がかかりやすい病気

枝豆は病気に強く、それほど気にしなくても栽培は可能です。しかし、場合によっては病気が発生します。注意したい病気としては立枯れ病や白絹病、いちょう病などがあります。どの病気も高温多湿な環境が続くと発症します。予防するためには株間をしっかりと開け、雑草を刈り風通しを良くすることです。万が一発症してしまった場合は、市販の薬剤を散布して治しましょう。

枝豆の育て方⑥:収穫

8割くらい膨らんだら収穫

収穫期になると、サヤがプックリと膨らみ始めます。全体の8割くらいが膨らんだら収穫しましょう。採り遅れると豆が硬くなるため、早目に収穫をしましょう。不安な場合は、1株試し採りし、収穫の時期を見極めましょう。

収穫後はすぐに食べよう

枝豆は、収穫し、サヤを枝から切り取った瞬間から鮮度が落ちていきます。そのため、収穫をしたらなるべく早く茹でてしまうのが美味しく食べるコツです。すぐに食べない場合も、ひとまず茹でて保存してきましょう。

枝豆の育て方について

ニンジンの後作がおすすめ

ニンジンを収穫した後の畝に枝豆を育てると、味の良い枝豆が育つとされています。ニンジンも枝豆もカロテンや糖質を含むため、ニンジンを収穫した土壌にはそれらの栄養素を作り出す養分が残っているからです。春にまいたニンジンを6月頃に収穫し、晩生種の枝豆を育ててみましょう。

直まきでも可能

今回は苗を作る育て方をご紹介しましたが、枝豆は、畑に直接種をまいても育てることができます。苗を作ると水やりなどの手間がかかるため、あまり時間がかけられない方には直まきがおすすめです。苗の植え付けの作業がないだけで基本的には同じです。しかし、直まきすると鳥害に合いやすいためしっかりと対策を施しましょう。

プランターでの育て方

枝豆はプランターでも栽培が可能です。プランターで栽培する場合は、なるべく面積の大きなものを用意し。市販の培養土をいれます。植え方は畑の場合を同じで、株間を30cmほど開けて種をまくか、苗を植え付けましょう。プランターの場合は土寄せができないため支柱などを立てて倒れないようにしましょう。また、保水力も低いため、こまめに水やりをしましょう。

まとめ

以上、家庭菜園での枝豆の育て方について紹介しました。枝豆の栽培は、時期に合わせた品種選びと、肥料の量が美味しく育てるコツです。枝豆はおつまみとしてはもちろん、様々な料理にも使えます。鮮度が落ちやすい野菜だからこそ、ぜひ家庭菜園で育ててみて下さい。

枝豆が気になる方はこちらもチェック!

今回は枝豆の育て方についてご紹介しましたが、その他にも家庭菜園での様々な野菜の育て方や作り方などに関して、詳しく紹介した記事が沢山ありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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