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プロトリーフ 培養土 赤アジサイの土 5L
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紫陽花(アジサイ)とは?
アジサイ科アジサイ属
梅雨の時期に咲く花として有名な紫陽花(アジサイ)。大きな花が雨に濡れて下垂れる様子はとても風情がありますよね。日本では多く栽培されており、さまざまな場所で見ることができます。また、アジサイは落葉低木なので、冬には枯れるかのように歯を全て落として休眠します。春になると新しい新芽を出し、一年ごとに株が一回り生長します。こちらの記事ではアジサイの鉢植えの育て方について、解説していきます。
アジサイの花色が変わる理由
アジサイは土の酸度によって花の色が変わるのをご存知ですか?酸性よりの土だと青色になり、アルカリ性よりの土は花色が赤に近くなります。アジサイを好きな花色にするには、土の酸度が影響するので、赤い色味が好きな方は苦土石灰を撒いて調節するといいでしょう。
アジサイの開花期
開花時期は主に、6月〜9月ごろまでが見頃になります。梅雨の時期から暑い夏の日にも鑑賞することができますが、アジサイの花は枯れ落ちることがないので、そのままにしておくと景観が悪くなります。花色が変わってきた頃に、適宜剪定していきましょう。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方1.環境
耐陰性がある
アジサイには耐陰性があるので、日陰でも育てることが可能です。日が当たらない花が咲きづらい場所でも葉を茂らせてくれるので、シャドウガーデンにおすすめ。鉢やプランターに植えて、置き場所を適宜移動すれば花付きが悪くなる心配もありません。日陰をアジサイの花色で、明るく彩ってみましょう。
日向の方がおすすめ
耐陰性はありますが、やはり植物なので日向で育てた方が花付きはよくなります。鉢植えやプランター栽培であれば置き場所を移動できるので、夏場の日差しが強い時期は半日陰で育て、それ以外の季節はあたたかい日当たりのいい場所で育てるようにしてください。
冬は軒下へ移動
アジサイはある程度の寒さに耐えますが、まだ植え付けたばかりの若い苗は寒さに慣れていません。寒風や霜により枯れることもあるので、冬の時期には軒下へと移動させましょう。アジサイの鉢植えに寒風が当たらないよう、北風が防げる場所がベストです。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方2.用土
保水性をよくしよう
アジサイは水が大好きな植物です。鉢植えやプランターは水切れしやすいので、保水性のある土作りをしましょう。ピートモスは土を酸性よりに、また保水性を高めてくれる効果があります。赤玉土6:腐葉土3:ピートモス1の割合でブレンドして植え付けてみてください。
アジサイ専用の培養土がおすすめ
プロトリーフ 培養土 赤アジサイの土 5L
土の酸度によって花色が変わるので、鉢植えかプランターで赤いアジサイを咲かせたい方は、「赤アジサイの土」を使うことをおすすめします。弱アルカリ性の土づくりがされているので、すぐに植え付けることが可能です。綺麗な青アジサイを栽培したい方向けに、「青アジサイの土」も販売されているのでそちらもチェックしてみてください。
鉢底石を使おう
プロトリーフ かる〜い鉢底石 12リットル
鉢植えやプランターでアジサイを育てる場合には、鉢底石を敷き入れましょう。鉢底石を入れることで、用土が流出を防ぎ、排水性がよくなります。根腐れで枯れる予防にもなるので、基本的には鉢底石を使うようにしましょう。また、鉢底石の代用として、赤玉土も使用可能ですよ。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方3.肥料
アジサイの肥料をあげる時期
アジサイの肥料は、花が咲き終わった時と、冬の時期の「寒肥」と呼ばれる肥料を与えます。花が咲き終わった後の肥料は、一般的に「お礼肥」と呼ばれており、養分を補うための肥料になります。また、「寒肥」は一年の生育を左右すると言われているほど、重要な肥料です。アジサイには一年に2回肥料を与えるということを覚えておきましょう。
アジサイの元肥
地植えで育てているアジサイは、基本的に肥料を必要とはしません。しかし、鉢植え・プランター栽培は土が限られているため、アジサイに必要な養分がすぐに失われてしまいます。緩効性化成肥料は持続性があり、ゆっくりと効果が続くので、鉢植え・プランター栽培には元肥を入れるといいでしょう。
アジサイの追肥
アジサイの追肥は、お礼肥と寒肥になります。緩効性化成肥料を株元に1〜2つまみほど与えましょう。お礼肥には液体肥料を与えても構いません。液体肥料は速効性があるので、花の開花終わり1ヶ月に3〜4回与えましょう。7〜10日の間隔をあけて液体肥料を与えてください。
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紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方4.水やり
アジサイの水やりの仕方
アジサイは水をよく吸い上げます。水切れに注意し、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。プランター栽培の方で、鉢底の穴が1つしか空いていないタイプのものがあります。水がプランターに溜まるので、一見アジサイにとって良さそうに思われますが、そういったプランターは根腐れを起こし枯れる場合があります。水やりをした後は、プランターの穴から水をだし、加湿に気をつけるようにしてください。
夏場の水やり
アジサイは夏場の水やりに特に注意しましょう。水切れを起こすと生長が止まってしまうことがあります。下葉が枯れることもあるので、夏場は1日に1回必ず水やりをしてください。特に鉢植えとプランターは水が乾きやすいので、鉢底から水が流れ出るまでしっかりと水やりをしましょう。朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行ってください。
冬場の水やり
冬場は葉を全て落として休眠するので、水やりは控えめに与えます。1ヶ月に2〜3回ほどを目安に水やりをしましょう。秋頃から徐々に水やりの間隔をあけ、春の新芽が芽吹いて来る頃には再び基本的な水やりを再開してください。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方5.植え付け
アジサイの植え付け時期
アジサイの植え付けは休眠期に行います。葉が落葉している時期は植え付けが可能なので、地植えはこの時期に行うといいでしょう。12月〜3月ごろまでが、植え付けに理想の時期です。
アジサイにおすすめの容器
プランターやプラスチックの鉢は、保水性があり、軽量で移動が楽です。アジサイを2種類育てる方は、プランターに2株寄せ植えしてみてはいかがでしょうか?テラコッタ鉢は土でできているため、細かな穴が空いており、通気性や排水性に優れています。植物に優しいといったメリットもあるので、根腐れが心配な方はテラコッタ鉢もおすすめですよ。陶器鉢はおしゃれなものが多く、デザイン性を重視したい方におすすめです。
アジサイの植え付け方
容器の穴が大きい場合は、鉢底ネットを敷いてから鉢底石入れましょう。次にアジサイの用土を入れて、苗を植え付けていきます。土で高さを調節し、ウォータースペースを作っておくと、水やりの際に土が流れ出ることがありません。最後に棒で土を揺すって、隙間に土を入れ込んで植え付けの終了です。水やりも忘れないようにしましょう。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方6.植え替え
アジサイの植え替え時期
植え替えも植え付け同様に、アジサイが休眠している時期に行うようにしてください。植え替えで根に与えるダメージが少なくすみ、生育にも影響が出づらいメリットがあります。植え替えのタイミングは鉢植えやプランターの底から根が飛びててしまった時です。他にも水が染み込みづらくなったり、植え替えず2年を経過してしまった時にも植え替えをするといいでしょう。そうすることで根詰まりにより枯れる心配が無くなります。
アジサイの植え替えの仕方
植え替えをする時には、アジサイを引き抜き、根の手入れをしましょう。まず古い土を軽く落とします。次に根の手入れを行います。根がぐるぐると回っている場合には、手で軽くほぐしてください。手でほぐせないほど固まっているようであれば、クマデを使ったり、ハサミを使って少し切ってあげると、新たな根の発根に繋がります。根の手入れが終わったら、一回り大きい容器に植え替えをしましょう。容器への植え替え方は、上記の植え付けの仕方を参考にしてください。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方7.剪定
アジサイの剪定の仕方①花後
アジサイは放っておくと、目線以上の高さまで生長します。コンパクトに仕立てるには剪定が不可欠。まずは、アジサイの花がひと段落したら1度目の剪定を行います。先端の花から数え、葉の1段目も一緒に剪定し、2段目の葉の2cmほど上を切り取るようにしてください。7月下旬までには花後の剪定を行うようにしましょう。
アジサイの剪定の仕方②秋の剪定
秋には花後の時期に剪定した2段目の葉の部分から脇芽が伸びているはずです。この秋の剪定では、1度目に剪定した場所の下で剪定を行います。つまり、せっかく伸びてきた脇芽も、花後に剪定した跡も含めて剪定することになります。アジサイの花芽は、花後に剪定した葉の部分より下の茎から出るからであり、この花芽がつく茎を剪定しないようにすることがポイントになります。
アジサイの剪定の仕方③強剪定
強剪定は大きくなりすぎてしまったアジサイに対して行います。強剪定は花芽まで落としてしまうこともあるのでよっぽどのことでない限り行いませんが、コンパクトに仕立てるためには非常に有効な剪定方法です。株全体の半分、または1/3くらいまで強剪定を行いましょう。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方8.手入れ
アジサイの花柄摘み
花の手入れを行いましょう。アジサイの小さな花が咲き終わり、花色が悪くなったら手で摘み取ります。全体が咲き終わったら、上記の花後の剪定方法を参考にして、花ごと剪定してください。また、アジサイの花は日持ちするので、花を剪定して室内に飾るのもおすすめですよ。
アジサイの枯葉の手入れ
葉の手入れは、茶色くなったり、黄色くなったりした葉を摘み取りましょう。地道な作業ですが、枯葉をそのままにしておくと、湿気でカビてしまい、アジサイが病気になってしまうことがあります。病気はアジサイが枯れる元なので、枯葉の手入れは有効な病気の予防方法と言えるのです。
アジサイの害虫・病気をチェック
花や枯葉の手入れの際に、茎や枝、葉の裏もチェックしてください。害虫が潜んでいたり、病気が発生していることがあります。普段の手入れの時から、アジサイの状態を知っておくと、異変をすぐに察知することができます。早期の発見はアジサイが枯れることを防げるので、手入れの際にはよく全体を確認することをおすすめします。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方9.病気
うどんこ病
葉が白い粉をまぶしたような状態になっていたら、うどんこ病を疑いましょう。風通しが悪く、春や秋の湿度が低い時期に発生しやすいです。風通しがよくなるよう、混み合った枝は剪定しておくと予防することができます。
すす病
黒い斑点が葉にできてしまった場合には、すす病の可能性があります。すす病は主にカイガラムシによる排泄物が発生源となり、状態が悪くなると枯れることがあります。見た目も黒っぽくなるので、景観を損ない、アジサイにとってはかなりのダメージなので、あらかじめ害虫予防の対策を施しておくといいでしょう。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方10.害虫
カイガラムシ
カイガラムシは枝や茎から養分を吸汁し、大量発生すると景観を損ねるだけでなく、アジサイが枯れる元にもなります。少ないうちにこそぎ落として駆除するか、殺虫剤を使ってカイガラムシを退治しましょう。また、排泄物からすす病を発生させることもあるので注意してください。
アブラムシ
アブラムシも吸汁するタイプの害虫なので、薬剤を使って駆除しましょう。オルトランなどの浸透性薬剤を散布しておくと、アブラムシだけでなくその他の害虫対策にもなるのでおすすめです。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方11.枯れる原因
水切れによるもの
アジサイは水切れを起こすと全体が萎れて、枯れることがあります。夏場は特に水が乾きやすく、水切れを起こしやすいです。高温期には朝と夕方の1日2回、水やりを行うと確実に水切れを防止することができます。
過湿によるもの
水が大好きだからといって水やりをしすぎると、今度は加湿でアジサイが枯れる原因になってしまいます。常に水で土が湿った状態でいると、根から酸素を吸収できなくなり、根が腐って枯れてしまうので、水やりは土が乾いてからあげるようにしましょう。
紫陽花(アジサイ)鉢植えの育て方12.増やし方
アジサイの挿し木
アジサイは挿し木で増やすことができます。挿し穂を用意して、清潔な用土に挿し木をし、発根するまで日陰で管理します。約1ヶ月くらいで発根してくるので、挿し木がぐらつかなくなった頃にポット上げをしましょう。発根してからは日向で管理し、健康な株に育てましょう。
アジサイの株分け
株元から独立した株があれば、株分けで増やすことができます。休眠期に鉢植えやプランターから取り出して、根鉢を分けましょう。根が固い場合には、ナタやハサミを使って切り分けると株分けがしやすくなります。
アジサイのアレンジ
アジサイのドライフラワー
アジサイを育てたら、ぜひドライフラワーにしてみましょう。花を剪定した後、室内の日陰で風通しのいい場所で吊るしておきます。カラカラに乾いたらドライフラワーの完成です。好きな場所へ吊るしても可愛いですし、そのまま置いて飾るだけでも素敵です。
アジサイのリース
ドライフラワーを使って、アジサイのリースを作りましょう。アジサイの細かな葉がとても可愛らしく、アンティークな雰囲気のリースが簡単に作れます。赤や青のアジサイを使って、さまざまなリースを作ってみてはいかがでしょうか?
紫陽花(アジサイ)を育てよう
素敵なアジサイを育ててみよう
アジサイは水切れに注意すれば、比較的簡単に育てることができる花です。鉢植えやプランターで育てることで、置き場所を変えることができ、管理も楽になります。自分好みの花色を見つけ、育て方、手入れ、植え替え、剪定方法などを参考に、ぜひアジサイを育ててみてくださいね!
アジサイが気になる方はこちらもチェック!
アジサイが気になる方は、以下の記事もチェックしてみましょう。花言葉や特徴、さまざまな種類のアジサイをご紹介しています。剪定方法も詳しくまとめているので、アジサイを育てている方は必見ですよ!

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