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【簡単&綺麗】真鍮の錆や汚れを落とす方法6選!くすみや変色の原因も解説!

真鍮アクセサリーの渋い金色の輝き。おしゃれな人からの注目を集めています。でも気になるのが錆や黒ずみなどの色の劣化。真鍮のくすみや変色の原因や劣化の心配、上手な洗浄方法などきれいにするやり方をご紹介します。真鍮アクセサリーの錆などお手入れに悩んでいる人必見です。
更新: 2024年3月11日
佐藤3
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はじめに

真鍮の変色は錆?汚れをきれいにする方法

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流行りの真鍮アクセサリー。気に入って使っているうちにだんだん変色して、くすみが気になってきていませんか。

アクセサリーだけでなく、真鍮製品は黒ずみや色の劣化が気になります。スッキリきれいにする方法はないのでしょうか。変色の原因と汚れを洗浄する方法をご紹介します。

真鍮について

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まずは真鍮という金属がどんなものでできているのかを知ることで、その変色や汚れの原因がわかります。どんな洗剤を使ったらいいのか、どんなお手入れが合っているのか見えてくるでしょう。

真鍮は合金

真鍮はそういう単一の金属名ではありません。銅と亜鉛の合金が真鍮(ブラス)です。きれいな赤金色と加工のしやすさ、コストも抑えられてよいことがいっぱい。

その半面、銅が半分以上含まれているので、特有の黒緑色の汚れ(錆)が付きやすいのが悩みのタネですね。

真鍮の硬さ

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この金属をお手入れするには、その硬さも頭に入れておいた方がよいでしょう。お手入れするときに傷ついたりしたら大変です。特に大切な置物や指輪やネックレスなど、アクセサリーは磨き傷が目立ってしまうとがっかり。

先ほど加工がしやすいといいましたが、真鍮は柔らかな金属です。あまり固いブラシでゴシゴシこすると、すぐに傷がつきます。磨き専用クロスなどを使うのが磨き方のコツです。

真鍮が使われている物

アクセサリーで、真鍮という金属の名前を知ったという人も多いでしょうが、意外と古くからあちこちで使われています。たとえばドアの取っ手。抗菌作用がある金属なので、多くの人が直接手を触れるドアノブによく使われています。

他にも多いのが、その美しい赤金色を利用した置物です。

真鍮の錆は何?原因は?

金属変色の原因

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真鍮製品が劣化して黒く変色する原因は、ただのホコリ汚れがたまったものではなくて錆。だから、ただ拭いただけでは落としにくいです。磨き用クロスであれば、それなりにきれいにすることができます。

それだけでは完璧にきれいにはならないので、ちゃんとした磨き方をするには洗浄剤が必要。

ロクショウは銅に発生する錆

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金属の汚れや変色の原因といえば錆。真鍮の汚れもほとんどが錆汚れです。銅と亜鉛の合金なので、10円玉につくような錆(ロクショウ)が付きやすいです。ロクショウといえば、一昔前は有毒物質と思われていました。

最近では毒性はないと厚生省からも発表されて、そんな話も聞かなくなりました。もし、毒だから怖いと思われている方がいたら、どうぞご安心ください。安心して手で触れることもできます。

真鍮の錆落としは手袋をして

錆をきれいにするには、酸性の液を使用することもあります。洗浄剤は、皮膚には刺激がある場合がほとんどです。ゴム手袋などを着用して、手の皮膚をしっかり保護をするのはお忘れなく。

真鍮の錆汚れの洗浄方法①酢


それでは早速、真鍮の錆汚れをきれいにする方法を見ていきましょう。まずは身近なものを使って簡単に落とす方法から。

程度の軽いものなら、これでくすみの膜が取れ、金属の劣化の心配なく美しい色が戻ってきます。

酢でのくすみのお手入れ

それではおすすめの酢でのお手入れ方法です。用意するものは、酢(穀物酢、醸造酢何でも可能)、洗浄するものがすっぽり入る容器、水道水、柔らかな布数枚。①まずは真鍮についたほこりなど布で拭いて、落ちるものは落としておく。

②容器に酢を入れ、真鍮製品を2分ほど漬け込む。③取り出して、柔らかな布で磨く。④落ちきらない場合は、2と3を繰り返す。⑤真水でよく洗って、最後に布で水分をよくふきとり完成です。

酢洗浄後の注意点

サビーヌブラス 200g 銅真鍮用防錆剤

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サイズ‎14.2 x 4.8 x 1.19 cm
重量200g

酢に漬けて洗うのは、金属の劣化もなく、くすみを取る効果的な方法です。注意点はよく酢を洗い流すこと。そのままにしておくと、酢のせいで赤くまだらに変色します。また、酢だけに限りませんが、一度きれいにしても時間経過と共に、また錆が付きます。

適度な変色は真鍮の味でもあるので、それがお好きな方も多いでしょう。変わっていく様子を観察するのも、ひとつの楽しみ方ですが、気になる人は、変色を止めるコート剤を塗布してください。

真鍮の錆汚れの洗浄方法②酢+塩

しつこいくすみには塩をプラスしたお手入れを

ゴールドでもなく、プラチナでもなく、真鍮が好きという人は、均一にピカピカではない、少しまだらになったアンティークな渋い色みがお好みの方が多いでしょう。

酢を使った洗浄方法は、金属の劣化や傷も付きにくいおすすめの方法ですが、一度徹底的にきれいにする場合は、塩を研磨剤の代用品として足します。

酢と塩の汚れ落とし方法

酢を塩と混ぜて、ざらざらしたペースト状にします。それを使って真鍮製品を磨いていきましょう。塩の粒が研磨剤になって、隙間の汚れを落とし、酢がくすみの膜を剥がします。指ややわらかな布に付けて、強くこすりすぎないように注意して行ってください。

塩が残るのは金属にとってよくないので、こちらも洗い終わったらしっかり真水で洗浄、乾燥させて仕上げます。

落ちにくい部分は歯ブラシや爪楊枝でお掃除

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細かい溝などに酢と塩をまぜたペーストが入り込んだときは、歯ブラシや爪楊枝でしっかり取り除いてください。歯ブラシを使うときは傷つける心配がありますので、できる限りそっとソフトに動かします。

エビス プレミアムケアハブラシ

出典:Amazon

真鍮の錆汚れの洗浄方法③重曹

変色劣化を重曹でクリアに

重曹は、料理に使えるだけでなく、掃除にも便利な薬品として人気です。真鍮の汚れにも効きますよ。やり方は、酢と塩を使った方法と同じ。酢の代わりに水を、塩の代わりに重曹を使います。

混ぜ合わせる量の目安

重曹の激落ちくん 粉末タイプ 1kg

出典:Amazon

分量は、小さなアクセサリーなら、ほんの少しの重曹がベトベトの状態になる程度の水数滴。大きな置物などをきれいにするには、大さじ2くらいを掃除に使ってもいいような小皿の上で、水数滴で溶いて使うとやりやすいです。

洗い方はゴム手袋使用やわらかいブラシで


使い捨て手袋 手にやさしい ゴム手袋

出典:Amazon
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サイズSS、S、M、L、LL
ブルー

金属を洗うときは、基本的にゴム手袋着用がおすすめです。洗剤のこともありますし、汚れが手につくのを防いでくれます。こちらも細かい部分は、やわらかな歯ブラシを使用してくすみを落としを。

歯ブラシの種類は、子供用の小さく毛がやわらかなものがよいでしょう。通常サイズに比べ、気になる汚れがより落としやすくなります。

クエン酸で代用も可能

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重曹はないけれど、クエン酸があるというご家庭もあるでしょう。重曹とクエン酸は別物ですが、真鍮のくすみに対する効果はほとんど同じ。代用品としてクエン酸や同じ成分のレモン汁でもきれいになります。

真鍮の錆汚れの洗浄方法④重曹+塩

重曹で落ちないときは塩と合わせてお手入れ

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酢に塩を入れて磨いたように、重曹と塩を足しても、研磨効果がプラスされた洗浄剤になるんです。磨きすぎず不自然な色にならないように、きれいに汚れを落とすので、大変便利な方法です。

強い薬剤を用いないで済み、手が荒れる心配もありません。子供と一緒に使っても安心の成分のみで重宝します。使用箇所に合わせて適量を作るようにしましょう。

重曹洗浄をもっと効果的にするアイテム

ジョイ 除菌ジョイ コンパクト

出典:楽天

重曹だけでもきれいにすることはできますが、もっと早く手軽に洗いたいときは、石鹸や台所用洗剤を少しだけ足します。錆だけでない普通の汚れを落とすには、やはり洗剤の方が効果的。

汚れの種類に合わせて、的確な汚れ落とし剤を選びましょう。もちろん洗ったあとの乾燥は、錆が再び付かないように予防するために、絶対に忘れずに。

真鍮の錆汚れの洗浄方法⑤錆落とし専用クリーム

真鍮のくすみ落としには専用クリーム

ピカールケアー 150G

出典:Amazon
出典:Amazon
容量150g

酢や重曹でも、くすみ落としは可能ですが、短時間に効果的に落とすには、やはり専用のクリームを使うのが一番です。真鍮製品がたくさんある、頻繁にお手入れをするというときは、専用磨き剤を買って持っていると、用意するものも少なくすぐにピカピカに。

真鍮以外の金属にも対応しているものなら、家中の金属錆に使えて役に立ちます。

専用クリームの使い方

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磨きクリームの他に、やわらかな布を用意しましょう。金属に直接付けず、どこかに適量出したものを布につけてからこすると、ムラにならずに仕上がりがきれいです。みがき布が汚れてきたら、きれいな面に変えながら、新しくクリームを付けて掃除します。

最後に、新しい布でやさしくクリーム成分をふきとり仕上げます。新品のような美しさが戻ってきますよ。

真鍮の錆汚れの洗浄方法⑥錆落とし専用洗剤

研磨せず化学反応で落とすから傷つけない

ブラスケア 銅・真鍮用メンテナンス剤

出典:Amazon
容量1kg
液性中性

塩や重曹などは、ある程度の化学反応はあるものの、メインは研磨での汚れ落としです。酢はくすみの膜を取る働きがありますが、専用の洗剤ではないので、実際のところ効果はそこそこ。

プロが行ったような、きれいな仕上がりを求めるのであれば、真鍮専用の洗浄剤で洗うようにしましょう。こする必要がなく、手軽で傷も付きません。

汚れのひどいものはつけ置きで

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使い方は、洗浄液をつけて酸化皮膜を剥がすようにしましょう。洗剤をひたした布やペーパーで湿布したり、そのまま漬け込んでも。漬け込み時間は数十秒から数分。漬けすぎは厳禁です。

専用の容器に液を入れておき、何度か繰り返し同じ洗剤を使うことができます。古くなってくると漬け込む時間が長くなります。落ちなくなったなと感じたら、新しい液と交換しましょう。

アクセサリーをきれいにするときの注意点

真鍮アクセサリーの劣化

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アクセサリーの劣化の主なものは、作りに問題があります。酢や重曹などでは劣化することはありません。洗剤類も専用洗剤も、規定の範囲内で使う分には心配いらないでしょう。

リングなどの丸いものを作るときに、金属を接合するロウが汚れによって黒く変色し、洗剤などではその汚れが落ちないため、劣化したと感じます。どうしても気になる場合は、貴金属店に相談してみましょう。

真鍮アクセサリーの傷に注意

塩を使った方法で特に注意するのが、こすることによってできる金属の細かな傷です。傷がついてしまうことにより、今後つく汚れが落ちにくくなることにもなりかねません。

やわらかな金属ですので、あまりゴシゴシこするのは厳禁です。傷つきやすいものとよく理解した上で、やさしく汚れだけを落とすようにすると、いつまでもきれいな状態で使えます。

いつもきれいにするにはこまめなお手入れを

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真鍮に限らず、金属は空気にふれることで、大なり小なり酸化します。これは避けることができないもの。ただ真鍮はそれが目立ちやすいので、こまめなお手入れが必要。人の汗はとくに原因になります。

水分、塩分は拭いただけではきれいに落ちないので、超音波洗浄機などで隙間まで洗ってあげるとよいでしょう。その際も、洗ったあとはしっかり乾燥させます。

まとめ

真鍮の錆落としは簡単!

金属の汚れは、専用のクリーナーや洗浄液が必ず必要というわけでなく、身近にあるものやドラッグストアで安く買えるもので、きれいにすることができます。

置物やアクセサリーをいつまでも美しいまま使うには、日頃のお手入れも重要ですね。黒ずみやくすみがひどくなる前に、いつでもきれいさを保っておくように心がけましょう。

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