スリックタイヤとは?F1やバイクで使用されるタイヤの特徴や使用条件を解説!のイメージ

スリックタイヤとは?F1やバイクで使用されるタイヤの特徴や使用条件を解説!

F1やMotoなどで使われている溝のないスリックタイヤとはどのようなタイヤなのでしょうか?スリックタイヤの特徴やなぜレースではスリックタイヤを使うのでしょうか?スリックタイヤの行動での使用はどうなのでしょうか?徹底解説していきます。

2019年04月13日更新

ゆうだい
ゆうだい
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目次

  1. スリックタイヤとは
  2. スリックタイヤのメリット
  3. スリックタイヤの種類
  4. F1で使われるスリックタイヤ
  5. バイクで使われるスリックタイヤ
  6. スリックタイヤでの公道は?
  7. スリックタイヤの価格は?
  8. スリックタイヤの寿命は?
  9. スリックタイヤとスリップタイヤの違い
  10. まとめ

スリックタイヤとは

溝のないタイヤのこと

F1やMotoが好きな人は知っているかもしれませんが、スリックタイヤとは溝のないタイヤのことをスリックタイヤといいます。皆さんが普段から車やバイクではいているタイヤは溝がありますね。それは、雨の時に水はけをよくするために溝があります。しかしF1などのレースの世界では、雨の日以外の時は溝をなくして、少しでもタイヤと路面の接地面積を増すために溝のないタイヤを使っています。

スリックタイヤのメリット

メリット

スリックタイヤを使うメリットとしては、とにかく溝がないためタイヤと路面の接地面積が広くなるというところです。そして、その能力を最大限に発揮させるために、タイヤに熱を加えて少しとかしながら走ります。そうすることで、ゴムの粘着力でよりグリップをして走ることができます。

デメリット

デメリットは、溝がないため雨の日にはとても滑ってしまうということです。そのため、F1などのレースの世界では、雨の日には雨の日ようにカットスリックタイヤというタイヤを用意しています。これにより、溝が若干あるので、水はけが若干よくなっています。また、路面温度が低いときには、表面のゴムがなかなか解けないので、スリックタイヤといえどグリップ力はあまり出ません。まさにスリップタイヤとなってしまいます。

スリックタイヤの種類

スリック

スリックとは、先ほどから説明しているF1などのレースで主に使用されているレース専用のタイヤになります。溝は一切ありません。そのため、1/1000秒を競っているレースでは少しでも滑らないようなタイヤが必要になるので、現状では一番グリップ力が高いといわれているタイヤになります。

カットスリック

カットスリックタイヤとは、スリックタイヤに溝を少しだけ掘ったものをカットスリックといいます。主に雨の日に使うことが多いです。スリックタイヤを雨の日に使ってしまうとハイドロプレーニング現象がすぐに起きてしまうため、少しだけ溝を掘ってハイドロプレーニングにならないようにしてあります。それをカットスリックといいます。カットスリックについては、溝の深いものから浅いもの、溝の多いもの、少ないものとたくさんの種類があります。

セミスリック

セミスリックというタイヤは、カットスリックと非常に似ているタイヤですが、まったく違います。カットスリックタイヤは基本的にスリックタイヤから溝を掘って作るタイヤのことをカットスリックといいます。それに対してセミスリックタイヤとは、作る段階から溝を掘って作ってあります。また、一般の方も購入が可能なタイヤになります。

F1で使われるスリックタイヤ

タイヤはワンメイク

2019年のF1でのタイヤはピレリというメーカーのワンメイクとなっています。つまりは、指定されてたタイヤしか使ってはいけないということですね。現在のF1では、イコールコンディションの中でどれだけ早いかというのが重要視されているという感じですね。ドライバーの腕の差が非常に重要になってくるといった感じですね。

種類について(ドライ)

メーカー自体は1つのメーカーしかありませんが、タイヤの種類はたくさんあります。ドライつまり晴の日に使うタイヤの種類は5種類です。その中で、そのサーキットに合わせて3種類を選びます。この種類というのは簡単に言うとタイヤの硬さのことです。すべてメリット・デメリットがあります。ソフトなタイヤは熱が入りやすくグリップもしやすいですが、寿命が短いです。しかしハードなタイヤになればグリップしずらいですが、寿命が長いということになります。どのタイヤを選ぶかが戦略の一つとなります。

種類について(ウェット)

ウェットつまり路面が雨などでぬれているときはカットスリックタイヤを使います。こちらは2種類あります。深溝タイヤと浅溝タイヤの2種類です。基本的に浅溝タイヤは雨があまり振っていないときに使います。浅溝タイヤの特徴はハイドロが起きやすいけどグリップする。逆に、深溝タイヤは雨が激しい時に使います。深溝タイヤは、ハイドロが起きづらいけどグリップしないといった感じになります。こちらもメリットデメリットがありますので、このタイヤ選択が非常に難しいとされています。

バイクで使われるスリックタイヤ

MotoGPではワンメイク

世界的バイクレースで有名なMotoGPでもF1と同様タイヤはワンメイクとなっています。こちらはミシュランというタイヤメーカーのワンメイクとなっています。2015年までは日本のタイヤメーカーでもあるブリジストンがタイヤを提供していましたが現在はミシュランとなっています。レース専用のタイヤを開発するのは非常にコストがかかるので、撤退してしまうのも仕方ないのかもしれませんね。

種類について(ドライ)

MotoGPでのドライの時のタイヤの種類は3種類です。ハード、ミディアム、ソフトの3種類の中から選択します。F1ではレースの途中でピットインしてタイヤ交換時にコンパウンドを変更することができますが、MotoGPについては変更することができません。そのため、最初のタイヤ選択でレースの勝敗が決まってしまう可能性があります。そのため、タイヤを選ぶときはとても慎重に選ばなければいけません。

種類について(ウェット)

ウェット路面でのタイヤはレインタイヤを使用することになります。そして、MotoGPではタイヤのコンパウンドの違う3種類があります。スーパーソフト、ソフト、ミディアムとこの3種類から選ぶことになります。こちらは、雨の状況を先読みしてどのタイヤを使うかを決めなければいけません。これからの天気をしっかりと予想しなければいけないので、チーム監督は天気予報に夢中になります。ちなみに1分刻みで天気が分かるような雨雲レーダーをずっと見ているそうです。

スリックタイヤでの公道は?

スリックタイヤは公道NG

スリックタイヤは基本的に公道での使用は禁止されています。なぜなら、雨の日にはスケートリンクを走っているくらいスリップタイヤとなってしまうからです。さらに、スリックタイヤの特徴として、タイヤのゴムを溶かしてグリップさせる構造となっています。そのため公道では、そこまでの熱が入らずまったくグリップしないスリップタイヤとなります。

セミスリックタイヤは公道OK

日本ではSタイヤと呼ばれているセミスリックタイヤについては公道での走行が可能になっています。しかし、ロードノイズや乗り心地、価格などは一切考えられておらずとにかく早く走るためだけに作られているので、公道での使用はおすすめしません。また、普通のスポーツタイヤよりも溝が少ないので、ちょっとした雨でもスリップタイヤとなってしまう可能性があるので雨の日の注意は必要です。

スリックタイヤの価格は?

車用のスリックタイヤの価格

車用のスリックタイヤは一般的には販売されていないのが現状です。しかし、レースなどのレギュレーションで必要となる場合があるので、一般向けではありませんが、一部特殊な形で販売をしているようです。価格は非常に高く1本60000円~80000円くらいの価格となっています。そのため、4本買うとなると、安くてお240000くらいの価格となってしまいますね。1セットだけではレースでは足りない可能性があるので何セットか用意するとタイヤだけですごい価格になってしまいますね。

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バイク用のスリックタイヤの価格

バイク用のスリックタイヤも基本的には公道での使用は禁止です。競技専用タイヤとして販売されています。しかし、車のスリックタイヤとは若干価格帯が違います。それは、タイヤの大きさと、本数が違うので当然ともいえるかもしれませんね。だいたいバイク用のスリックタイヤの価格は20000円~30000円くらいが多いですね。バイクの場合は前後違うサイズのことがよくあるので基本的に2本セットで販売されていることが多いです。

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セミスリックタイヤの価格

セミスリックタイヤは公道での使用もOKとされていますので、一般にも販売されています。また各メーカーいろいろなセミスリックタイヤを発売しています。セミスリックタイヤやSタイヤと呼んでいるのは日本だけなので、セミスリックタイヤとうたっていない海外メーカーのタイヤなどのもあります。海外メーカーになると非常に価格が低くなります。10000円~60000円とかなり価格に幅があるのがこのセミスリックタイヤというカテゴリーになります。

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スリックタイヤの寿命は?

寿命は非常に短い

スリックタイヤの寿命というのは非常に短いものとなっています。F1では開催されるサーキットにもよりますが、だいたい300㎞くらいを決勝1レースで走ります。そこで、いつも1回~2回のピットインをして、タイヤ交換を行います。ということは、F1のスリックタイヤの寿命は100㎞~150㎞くらいとなります。通常の一般的なタイヤは25000㎞くらい走れるので、どれだけ寿命が短いかがわかりますね。

スリックタイヤとスリップタイヤの違い

スリップタイヤとは

ごくまれにスリックタイヤをスリップタイヤと間違えている方がいます。それは全く違うタイヤのこのとなので間違えて覚えないように注意しましょう。スリップタイヤとは基本的に一般的なラジアルタイヤのスリップラインが出てしまったタイヤのことをスリップタイヤと呼びます。なので、スリックタイヤとスリップタイヤは全く別のものなので注意しておきましょう。

まとめ

モータースポーツを楽しむために

世界でのトップモータースポーツの世界では一般的に使われているスリックタイヤ。しっかりとした知識を知っていることで、よりモータースポーツを楽しむことができますね。単にタイヤといいますが、タイヤが地面とマシンを唯一つなげているものなので、ぜひこれから注意してほしいですね。モータースポーツだけでなく自分の車も地面についているものはタイヤだけなのでぜひ注意してメンテナンスをしてほしいと思います。

ほかにもタイヤについて知りたい方はこちらをチェック

タイヤというのは、たくさんのメーカーがあり、たくさんの種類があります。また用途によって全く違うので、ぜひほかのタイヤの使い方についても興味があるのであればチェックしてほしいとおもいます。タイヤは車だけでなく、自転車もたくさんの種類のタイヤが存在しています。一言でタイヤといっても奥が深いですね。

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