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はじめに
セツブンソウの季節のお手入れ方法は
セツブンソウに限らず植物にはその季節にあったお世話があります。成長期には肥料をあげたり植え替えたり。開花時期に花がら摘みをしたり結実したら種採りをするのも季節に合ったお世話です。セツブンソウの基本情報と季節ごとの育て方、花言葉も紹介します。
セツブンソウについて
この植物は何科の植物か知ることで、似た花を知りお世話のヒントにもなります。原産地も同様。また、セツブンソウには重大な問題があります。これらについても事前にお話しいたします。
セツブンソウの基本情報
科・属:キンポウゲ科セツブンソウ属
原産地:日本(本州関東以西の地域)
学名:Shibateranthis pinnatifida(Eranthis pinnatifida)/
準絶滅危惧種
早春の山野に咲く可憐で美しい白い花。それがセツブンソウです。名前は節分ですが開花時期は少しズレがあります。この花は苗乱獲や群生地の環境が変化していることで数を減らしています。絶滅の危険がある植物との指定も受けています。
セツブンソウの開花時期
セツブンソウの花
春のプリンセスというあだ名があるこの花。白い花弁に見える部分は実は萼(がく)でその数は5枚。その中心にある小さなものが花弁。10個くらいあり、熟すほど黄色くなってきます。中央も最初は緑色ですがだんだんと紫色を帯びてくるものもあります。
開花時期は
開花時期は早春の2月。2月といえば節分がある月ですね。正確には節分とは少しズレることが多いのですが、同じ季節に花の見ごろになるため、セツブンソウという名前が付けられたのは有名な話です。透明感のある白いキレイな花は、節分でなくても邪気を払って幸せを呼び込んでくれそうな気高さにあふれています。
セツブンソウの育て方カレンダー
季節の世話:春
春という季節はセツブンソウでいうなら花の終わりかけ~終わったころに当たります。この頃のお世話には花のあとのお礼肥えや種まき。花が終わるとセツブンソウは休眠期です。ほとんどの植物が春~秋が成長期寒い冬が休眠期なのに対して、こちらは暖かい時期が休眠期となるので植え替えなどの栽培の時期に注意しましょう。
季節の世話:夏から秋
夏から秋にかけてセツブンソウは休眠期間になります。この季節は植え付けや植え替えの時期となります。とはいえ植え替えは毎年おこなう必要はなく1年おきくらいで十分。庭に植えている場合も成虫を促したいのであれば一度掘り出して新しい土に植え替えましょう。
季節の世話:冬
セツブンソウの開花時期です。この時期のお世話は特にありませんが、種を必要としないのであれば株を充実させるために花がら摘みをまめにしてあげると良いでしょう。
セツブンソウの育て方①日当たりと置き場所
セツブンソウ栽培①日当たり
高原などで自生する山野草は日かげが好きな物も多いですが、セツブンソウは少し違います。晩秋から春までの活発に株が成長する活動期間中は、午前中日なたで午後日かげという環境がベストとなります。自然の中でもそんな環境になる場所に生えているので、自生しているところを見て参考にしてみると良いでしょう。
セツブンソウ栽培②置き場所
庭に植える場合も西日が当たらない場所にしましょう。その他、日当たりの他に落葉樹の下というのもこの植物が好む環境となります。平らではなく少し斜めな土地であれば更に理想的です。
セツブンソウの育て方②土と肥料
セツブンソウ栽培③土作り
それでは、セツブンソウを植える土はどんなものが良いのかというとズバリ水はけのよい土壌です。野草は保湿性にすぐれた土を好む物も多いですが、セツブンソウに関してはそれよりも排水を重視します。排水がよくなる赤玉土に鹿沼土、軽石を混ぜたものを使いましょう。割り合いは5:3:2程度にしてください。
石灰岩を好むが
自生する環境でお世話を考え工夫するのも植物栽培のコツですが、セツブンソウは石灰岩に生えているという特性もあります。しかし、石灰分が好きなのではないので植え付け植え替え時に石灰を蒔く必要はありません。ごくごく普通の山野草の土で十分です。
セツブンソウ栽培④肥料
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元肥として与える肥料は必要ありませんが、花が終わったあとに何も肥料を与えないと翌年に花が咲かないことがあります。開花時期が済んだら、月に2~3度くらいのペースで液体肥料を規定の量に薄めてあげてください。
セツブンソウの育て方③植え付け・植え替え
セツブンソウ栽培⑤植え付け・植え替え
通常植え付けも植え替えも同様な手順で行いますが、セツブンソウの場合は少し違います。それはこの植物が球根植物だから。植え付けの場合は球根で、植え替えの場合は株に対する作業手順になるのです。球根といっても分球はほとんどしませんので、増やす目的ではなく移植の手段と考えると良いでしょう。
セツブンソウの植え付け
球根で植え付けるなら時期は8月ころが適期となります。土の中から球根を掘り返してバラバラにしたものを一旦きれいに洗います。その後、ベンレート1000倍液に20分ほど漬け込んだあとに培養土に植えていきます。一度掘り返して植え付け直すことは、株間の間隔を適正にすること庭から鉢への移動などに使えます。
球根の植え付け方向で困ったときは
球根はとがった方から芽が出るのですが、ほぼ丸い形をしているので少々わかりにくいことが多いです。迷ったときは横向きに植えると、どちらから芽が出たときにも対応できて発芽してくれます。本来はちゃんととがった方を上にするのですがピンチの時の対策として覚えておきましょう。
セツブンソウの植え替え
株の植え替えも植え付けと同時期に行いましょう。毎年行うという人もいますが、それほど神経質にならずに2年に1度の頻度で良いです。古い土をできるだけきれいに落とすようにして、土も一新します。このとき、植え付ける土の面に傾斜をつけてあげることも忘れないでください。
セツブンソウの育て方④種
セツブンソウ栽培⑥種について
セツブンソウは球根植物ですがあまり分球をしないのは先ほどもご説明しましたね。そのため増やすのであれぱ、種まきで増やした方が効率的です。種を取るには開花後の花がら摘みをせずに、熟すまで肥料をあげながら育てましょう。4月ころになると実が割れて種が出てきます。種をとった後は株が疲れていますので、しっかりとお礼肥えは忘れずにあげてください。
セツブンソウの種まき
果実が熟して種が取れたら、すぐに培養土に植え付けましょう。植え方はばら蒔きでまいた後に5ミリほど土をかけて軽く押さえ水をあげておきます。セツブンソウの発芽までは1年かかりますので、ついつい忘れてしまう場合も珍しくありません。長く変化がない状態が続きますが、きちんと思い出してお世話をしてください。鉢の土に苔が生えてしまうことがあるので、それを防ぐためにも棚下で育てるとよいでしょう。
種まきの注意点
種まきから発芽までとても時間がかかります(1年)。ポット植えの場合は、植えたことを忘れてしまうことも多々ありますのでいつも目に入る場所に置くとよいでしょう。また種まきの時にも、土の下に緩効性肥料をまいておくと発芽率があがるのでおすすめです。発芽まで1年、開花する株に育つにはさらに数年必要になりますので、急ぐ時は苗を購入して植え付けてください。
セツブンソウの花言葉は「微笑み」
美しいセツブンソウの花にはやさしい意味の花言葉が付けられています。でも、この花は優しいだけではありません。いくつかの花言葉の意味をご紹介します。
花言葉①微笑み
微笑みという優しい花言葉を持ったセツブンソウの花。2月という寒い時期に咲く花は、寒空の下微笑んでいるように見えるのではないでしょうか。この花の優しい雰囲気が伝わってくる花言葉ですね。
花言葉②人嫌い・拒絶
人があまり入らないような山の中に咲く野草。まるで人を避けているかのようなその花には、人嫌いという花言葉が付けられました。そのほかに拒絶という花言葉もあります。心ない人の苗目的の乱獲も準絶滅危惧種になっている原因のひとつなので、さらに人嫌いに拍車が掛かってしまっているかも知れませんね。
セツブンソウの群生地
セツブンソウが群生しているのは、家ではなかなか見ることができない素晴らしい光景です。そのためセツブンソウの群生地はとても人気がありたくさんの人が訪れます。日本で有名な群生地を3つご紹介しましょう。どこも地域などがしっかり管理し、守っているので毎年美しい花を見ることができます。
群生地①田殿神社
住所・アクセス:岡山県美作市田殿。自動車を利用して、中国縦貫道美作ICから4km。
道路沿いにあるので、車で通り過ぎながらでもセツブンソウの群生地を確認できる場所です。神社の鳥居横には節分草と書かれた看板も。
群生地②江古花園
住所・アクセス:兵庫県丹波市青垣町東芦田981(電話番号0795-87-0357)。JR石生駅より神姫バス佐治・大名草行き「東芦田口」下車、徒歩で30分。
毎年2月にはセツブンソウまつりが行われるくらい群生地としてはイベント規模が大きい場所です。開花時期には地元民だけでなく花を見にたくさんの人が集まります。
群生地③千曲市戸倉
住所・アクセス:倉敷公民館より北に2.2km。屋代駅より8km。国道屋代から東に7km。
約2,000㎡と非常に広大なセツブンソウの群生地です。地域の戸倉セツブンソウを育てる会が管理していて、無断で群生地に立ち入ったり植物を採取したりすることを禁止しています。セツブンソウの開花時期には整備された敷地内で花を観察することが可能です。
まとめ
群生地や自宅でセツブンソウを愛でよう
薄い絹のような美しさがある白い花色と中心の紫色や雄しべの黄色といった色のコントラストが素晴らしいセツブンソウ。ひと目見ただけで心を奪われる人が多い、大変魅力的な姿の花です。春まだ浅いころに開花時期が訪れるのも花の少ない季節に舞い降りた天使のような存在です。たくさんの人が訪れる有名な群生地があちこちにあるのも納得できますね。自宅でも育てることは可能ですので、庭や鉢植えで栽培してみてはいかがでしようか。美しい花をもっと身近に感じられることでしょう。
開花時期や花言葉が気になる方はこちらもチェック
もっと多くの花の開花時期や花言葉を知りたいという方は、下記の記事も参照ください。暮らし~ののガーデンカテゴリには、豊富な草木や花についての特徴から育て方、活用のヒントなどを掲載しています。お探しの植物があるときは、ぜひ利用してくださいね。

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