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基本のジャムの作り方!旬の果物でおいしいジャムの作り方をご紹介!

毎日のパンやヨーグルトに、ジャムは欠かせないという人も多いのではないでしょうか。旬の果物を使っておいしいジャムを作ってみませんか。基本の作り方を覚えれば、季節の果物のジャムを楽しむことができます。ここでは3つのジャムの作り方をご紹介しています。
2020年8月27日
ryoumin315
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この記事で紹介しているアイテム

富士ホーロー 片手鍋 ミニソースパン ポリフタ付 ホワイト/レッド 12cm 0.8L ホーロー鍋

錫引きあり【サイズ:36cm】【13.4L】ガス火対応 さわり鍋 銅製

基本のジャムを作ろう!

旬の果物でおいしいジャムを作りましょう。家庭で簡単に手作りできるジャムは無添加で優しいおいしさです。基本の作り方を覚えれば、季節の果物をジャムにして、長期保存も可能です。材料はシンプルで果物、グラニュー糖、レモン汁だけ。あとは消毒した瓶があれば簡単に作れます。毎日のパンやヨーグルトに添えて、紅茶に落として、お料理のアクセントにと大活躍します。また、お友達へのプレゼントにも喜ばれます。小さなかわいい瓶に詰めると心もウキウキしますね。

今から1万~1万5千年前、旧石器時代後期の人類が、みつばちの巣から蜜を取り、蜜を使って果実を煮たことが、現在のジャムの起源であるとされています。

ジャムは想像以上に古い歴史がある保存食品なのですね。調べてみると面白そうです。日本に入ってくるのは戦国時代のこと、今のようにどこでも手に入り、一般的になったのは何と昭和に入ってからだそうです。

基本のジャムの作り方①

ジャムに向く果物

ジャムに向く果物はペクチンの多い果物です。代表的なものはイチゴなどのベリー類、梅や杏、すももなどのプラム類、サクランボといった初夏の果物、リンゴやイチジク、ブドウなどの秋の果物、一年中出回るキウイフルーツなどです。また冬の柑橘類もジャムに向く果物の一つです。変わったところではルバーブやトマト、ショウガなども向いています。ペクチンが少ない果物(なしや柿など)はペクチンの多い果物や酸の多い果物(柑橘)などと混ぜて使うとよいようです。

果物の状態について

ジャムに使う果物は青すぎず熟しすぎずの旬のものを使います。季節によって果物が手に入りにくい時期もありますが、国産の熟した果物を使うと濃厚なおいしいジャムが作れます。ちょっともったいないですが、頂き物の果物がたくさんあって食べきれない時など、ジャムを作ると保存がきいて長く楽しめるようになります。

基本のジャムの作り方②

ジャム作りの材料

ジャム作りの材料は旬の果物、グラニュー糖、レモン汁の3つです。果物の甘さによりますが、果物の重さの1/3~1/2の重さのグラニュー糖を使うと失敗しません。砂糖は雑味が少なく、溶けやすいグラニュー糖を使います。レモン汁は色止めと果物のもつペクチンに作用させてとろみをつけるために必要な材料です。

砂糖を控えたい方に

ジャムを保存しておくために砂糖はある程度の量が必要です。使う果物がもともと甘い場合や、砂糖を控えたいときは果物の重さの1/3の砂糖にして作ってみましょう。これ以上控えると砂糖による殺菌効果、保存効果が薄れてしまいます。

基本のジャムの作り方③

ジャム作りの道具

ジャム作りに必要な道具は、鍋と木じゃくし、あくとり、量りです。レードルや漏斗があれば瓶に移し替える時に楽になります。また、上の画像のようなフードプロセッサーは、ミキサーと違って水気がなくても撹拌できて便利です。ハンドタイプのブレンダーも滑らかなジャムを作りたいときに便利です。鍋については下におすすめのものをご紹介しておきます。

ホーロー鍋

富士ホーロー 片手鍋 ミニソースパン ポリフタ付 ホワイト/レッド 12cm 0.8L ホーロー鍋

出典:Amazon
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ジャム作りに使う果物には酸が含まれているため、酸に強い鍋が必要になります。ホーローはにおいもつきにくく、手ごろな価格のものが多いのでおすすめです。

銅鍋

錫引きあり【サイズ:36cm】【13.4L】ガス火対応 さわり鍋 銅製

出典:Amazon

びっくりするほど高いですが、こちらは一生ものの鍋です。たくさんジャムを作るなら、熱伝導率が高い銅鍋をおすすめします。ジャムの色もきれいに仕上がるのが魅力だそうです。

基本のジャムの作り方④

ジャムづくりの準備


ジャムを作る前に、瓶を煮沸消毒しておきます。大きな鍋に水を入れてふたを外した瓶とふたを入れます。沸騰したら5分煮沸消毒して、水切り籠などにあけて水を切ります。熱いのでトングなどを使うとよいでしょう。そのまま伏せて自然に乾かします。熱いうちに伏せておくとに早く乾きます。どうしても水気が残ってしまったら、清潔なふきんかペーパータオルなどでふき取りましょう。
 

果物の重さを量る

果物の重さを量ります。皮をむいたり、へたを取ったりしたらまた量っておきましょう。ジャムにする分の重さを出したら、砂糖の量を計算して量っておきます。ここでご紹介するものは作りやすい分量で表示してあります。それ以外で作るときの参考にしてください。

基本のジャムの作り方⑤

いちごジャムのレシピ

ジャムと言ったら真っ先にイチゴジャムを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。春になるとたくさん出回るいちごで作るジャムは格別なおいしさです。いろんな種類のいちごで作って食べ比べるのもおすすめです。煮ているときの甘酸っぱい香りと出来上がりのかわいい赤色は幸せな気持ちになりますよ。

材料

いちご600g、砂糖200~300g、レモン汁大さじ2

作り方

いちごはたっぷりの水で泳がせるようにしてよく洗います。ざるにあげて水気を切ったら、包丁でへたを取ります。イチゴが大きすぎるようなら、半分か1/4にカットしておきましょう。

鍋にいちごとグラニュー糖の半分、レモン汁を入れて軽く混ぜ、10~15分置いておきます。

いちごから水分が出て全体にしっとりとし、砂糖が溶けています。

鍋を中火にかけます。煮立ってきたら弱火にして木べらで混ぜながら煮ていきます。

水分が増えてくるとあくが浮いてきますので、細めに取り除きます。ここでしっかりあくを取るとすっきりとした味わいに仕上がります。

あくが出なくなってきたら、残りのグラニュー糖を2~3回に分けて入れさらに煮詰めます。

木べらで鍋の底に線が書けるくらいに煮詰まったら出来上がりです。

熱いうちに瓶に移してふたを閉めます。

基本のジャムの作り方⑥

キウイジャムのレシピ

1年中出回っているキウイフルーツを使えば、いつでもジャムを作れます。酸味が強いので、カルパッチョやサラダドレッシングにも応用可能です。グリーンとゴールデンどちらでもおいしく作れます。パイナップルやマンゴーなどとも相性が良いのでミックスしてジャムにしてもおいしいです。


材料

キウイフルーツ800g、グラニュー糖250~400g、レモン汁大さじ2と1/2

作り方

キウイフルーツは皮をむいて、1㎝角くらいに切ります。

グラニュー糖の半分とレモン汁を入れて混ぜ合わせます。

15分ほど放置すると、砂糖が溶けて水っぽくなります。

中火にかけます。沸騰してきたら、弱火にしてとろとろと煮込みます。

しばらくするとあくが沸いてきますので、こまめに取り除きながらさらに煮詰めます。

あくが沸いてこなくなったら、残りの砂糖を2~3回に分けて入れます。木じゃくしでゆっくり混ぜながら、煮詰めます。なべ底に線が書けるほどに詰まったら出来上がりです。熱いうちに瓶に移します。

カルパッチョソースのレシピ

キウイジャム大さじ1、酢(フルーツ酢やワインビネガーがおすすめ)大さじ1、塩・こしょう少々を混ぜ、塩が溶けたらオリーブオイル大さじ2を入れて混ぜる。食べる直前にお好みのお刺身や野菜の上にかけていただきます。

キウイジャムのドレッシングのレシピ

キウイジャム大さじ1、酢大さじ1、塩・こしょうかしょうゆ大さじ1/2とこしょう、好みの油大さじ2を混ぜます。マヨネーズ2にキウイジャム1、マスタード適量を混ぜたドレッシングもおすすめです。

基本のジャムの作り方⑦

トマトジャムのレシピ

今では一年中出回っているトマト、旬を迎える夏には家庭菜園で大量のトマトを収穫する方もいらっしゃるのではないでしょうか。一気に熟れてしまうので、食べるのが追い付かないというときは、トマトソースもおいしいですが、ジャムもおすすめです。トマトでジャムなんてと驚かれるかもしれませんが、すっきりとした甘さは一度食べたら病みつきのおいしさです。食べやすさの秘密はりんごです。りんご抜きでも作れます。そのままはもちろんお料理にも応用が利きます。

材料

トマト500、りんご1/2個、グラニュー糖200g、レモン汁大さじ3と1/3、塩5g
※トマトはミニトマトやフルーツトマトがおすすめですが、あるもので構いません。

作り方

トマトは洗って、へたを取り、くし型に切ります。ミニトマトの場合は半分にします。フードプロセッサーに入れて1分以上しっかり撹拌します。多すぎて入らなければ2回に分けてください。

鍋に、撹拌したトマト液とグラニュー糖の半分、レモン汁を入れて中火にかけます。木べらで混ぜながら沸騰させます。水分が多くてはねやすいので、ゆっくり混ぜるようにしましょう。


煮立ってきたら弱火にし、あくをこまめに取りながら煮詰めます。

あくが出なくなってきたら、残りの砂糖を2~3回に分けて入れ、塩も入れてさらに煮詰めます。木べらで鍋底に線が書けるくらいに煮詰めて出来上がりです。

熱いうちに瓶に移します。

アレンジレシピ

・トマト味のスープに大さじ1加える。
・ナポリタンに少し加える。
・カレーに少し加える。
・味噌汁に少し加える。
いつものお料理に少し入れてみてください。優しい甘みとほんのりとした酸味、うま味がプラスされてまろやかな味わいになります。みりんや砂糖代わりに使うのもおすすめです。

基本のジャムの保存方法

ここでご紹介した方法(「基本のジャムの作り方④」に瓶の煮沸消毒の仕方を紹介しています)でしっかり消毒した瓶に、熱いうちに詰めたジャムは冷暗所で半年保存がききます。一度開封したら、冷蔵庫で保存し早いうちに使い切りましょう。

瓶の脱気

消毒した瓶に熱いジャムをきっちり詰めた後で、ふたをした瓶をさかさまにします。これは中の空気を追い出す方法ですが、写真のようにきっちり詰まっていない場合はあまり意味がありません。熱々で膨らんでいる瓶の中の空気が冷めて小さくなることを利用した方法です。

長期保存の方法

1年保存したいときはふたをきっちり閉めてさらに煮沸消毒します。かぶるくらいの水を入れたら、火にかけ、沸騰したら3分煮沸消毒します。この過程で色が悪くなる場合があります。一度開封したら、やはり冷蔵庫に移してはやめに使い切りましょう。

基本のジャムの作り方!まとめ

基本のジャムの作り方!旬の果物でおいしいジャムの作り方をご紹介!いかがでしたでしょうか。基本のジャムのレシピを覚えておけば、旬のおいしい果物で自家製ジャムを作れます。保存食といいつつ、本当においしいのですぐになくなってしまうかもしれませんね。材料もシンプルですので、ぜひ挑戦してみてください!

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