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果物で簡単酵素シロップを作ろう!酵素シロップの作り方とレシピをご紹介!

「酵素シロップ」って聞いたことありますか?私たちの体に欠かせない「酵素」を果物などの食べ物から上手に取り入れるためのシロップです。作り方はとっても簡単です。材料はお砂糖と果物だけ。お好きなフルーツで酵素シロップを作って、体の中からキレイに健康になりましょう。
更新: 2021年5月18日
ryoumin315
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酵素シロップを作ろう!

きれいなあの人が使っている「酵素シロップ」、お聞きになったことはありますか?フルーツとお砂糖を発酵させたシロップです。作り方はとっても簡単です。ただただ混ぜて待つだけ。準備と材料さえ間違えなえれば誰でも簡単に作っていただけます。しかもおいしい、体に良いといいことづくめなのです。

酵素シロップとは?

酵素シロップとは、果物や野菜、ハーブなどを砂糖でつけたシロップのことです。食物の持つ自然の体に取り入れて、健康効果が期待できると近年人気になっています。ここでご紹介するのは作りやすくて飲みやすい果物を使ったフルーツシロップ。まずは基本の作り方をマスターしましょう。基本が分かったら、お好みでハーブや豆類などを足してさらに健康的に作るのもおすすめです。

1日に摂取する量の目安

酵素シロップは毎日少しずつ飲んでいただくことをおすすめします。フルーツで作ったシロップは甘くて飲みやすいため、飲みすぎて当分の取りすぎにならないよう、一日一杯、水や炭酸(無糖)で割って飲むことをおすすめします。少しずつ酵素を体に入れることで健康を維持しましょう。

酵素の働き

酵素はたんぱく質の一種です。私たち人間も生き物ですから体内酵素を持っています。酵素は食べ物の消化吸収を助けるほか、代謝を促進したり、排せつを手伝ったりします。体内酵素の働きは壊れた細胞の修復や免疫を上げ、体を守る代謝酵素と、消化酵素の2種類です。どちらも生きるために必要な働きであることに変わりありません。

体内酵素は減少する

残念ながら、体内酵素は年齢やストレスなどで減少してしまいます。寝不足や運動不足、過食など生活習慣の乱れも体内酵素を減らすと言われています。ですから、食べ物から上手に酵素を体内に補うことが必要になります。果物や野菜、ハーブなど酵素が元気な食べ物から上手に酵素を取り入れることができる酵素シロップが人気なのも頷けますね。

酵素シロップの材料

ここでご紹介する酵素シロップの材料は果物です。果物以外の食物では、豆類や野菜などからも作ることができます。また、ハーブなども酵素が多いものがありますので、お好きなものを組み合わせていろいろ作るのも楽しいですね。化粧水代わりに薄めて肌につける方もいますが、肌の弱い方、傷がある場合は避けましょう。また、目立たないところで(腕の内側など)パッチテストをするとよいでしょう。

発酵シロップに向いている果物

レモン…柑橘類は酵素が元気で発酵がしやすいものが多い果物です。できれば国産の旬のものを使いましょう。
いちご…いちごをはじめとするベリー類も酵素シロップにおすすめの果物です。香りがよく、飲みやすいおいしいシロップができます。旬のものを元気に発酵させていただきましょう。
キウイフルーツ…キウイも酵素が元気で発酵しやすい果物です。うっかりふたをしてしまうとふたが爆発するかもしれません。
梅…梅酒や梅シロップを作ったことがある方も多いのではないでしょうか。クエン酸が乳酸菌を減らしてくれるので、疲労回復効果があると言われています。

発酵シロップに向かない材料

発酵シロップに向かないのは、ねぎやニンニクなどのにおいが強いもの、葉物野菜、お漬物に使う野菜です。ハーブは少しだけ入れるのがおすすめです。入れすぎると苦みが強く出たり草っぽい味になるそうです。

フルーツは丸ごと使う

酵素シロップを作るとき、フルーツは丸ごと使います。キウイや桃など皮に毛があるもの、柑橘など苦みが出やすいもの、色が悪くなりやすいもの以外は皮ごと、種も丸ごと使います。作り終わった後のフルーツはお菓子に混ぜたり、ガーゼでくるんでお風呂に入れたりと利用できますので取っておきましょう。

酵素シロップを作る前に

砂糖について

酵素シロップを作るときには材料の1.1倍の砂糖を使います。酵素の働きを邪魔しない上白糖が酵素シロップに向いています。きび砂糖など自然に近いお砂糖はミネラルが豊富な分、酵素がうまく働くことができません。上白糖は製造の過程で、不純物をのぞいて作られるお砂糖です。ここはぜひ上白糖で作ってみましょう。写真の左側はグラニュー糖です。結晶の粒が大きいため、上白糖よりも溶けにくいかもしれません。

瓶の準備について

使う瓶は透明で中が見えるもの、酵素に呼吸してもらうために密閉しない瓶、手で混ぜるのに適した広口の瓶が必要です。瓶の口をガーゼなどを巻いておくのもおすすめです。梅酒やジャムなどを作る際は瓶を消毒しますが、酵素シロップは常在菌を利用するためそこまでしっかり消毒する必要がありません。気になるようでしたら、熱湯をたっぷり入れてしばらく放置し、お湯を捨てて、自然に乾かしておきましょう。

発酵過程の保管場所について

酵素シロップを作る過程では、発酵を進めるために1週間くらい風通しの良い場所に置く必要があります。人の出入りがあって、温度の差がないところが適しているそうです。台所の流しの上とか、(コンロのそばは熱くなるので避けます)邪魔にならず、人の出入りのある場所を探しておきましょう。

水について

酵素シロップを作る過程では水は必要ありません。しかし、材料を洗うときはできれば水道水を避け浄水を使うとよいそうです。水道水しかない場合は、多めに汲んで1晩置いたものを使いましょう。

作るときの注意点

酵素シロップを作る過程で、酵素に元気に発酵してもらうために注意することをまとめておきます。酵素は「金属」「熱」「酸」です。うっかり金属のスプーンで混ぜてしまわないように気をつけましょう。また、手で混ぜる時は、自然派の石鹸で瓶に入ってしまう肘まできれいに洗います。

酵素シロップの作り方①

りんごの酵素シロップ


昔からリンゴは「医者いらず」と言われるほど健康効果が高い果物です。香りも味もよく使いやすいりんごのシロップは、そのまま飲むにはもちろん、お料理にも使い勝手の良いシロップができます。使うりんごの種類によって香りや色が変わるのも楽しみです。

材料

りんご適量(ここでは2個使っています)、りんごの1.1倍の上白糖

作り方

りんごを適当な大きさにカットします。ここでは4等分に櫛型に切った後で、1㎝幅に切っています。写真では種を取ってしまっていますが、種ごと入れて構いません。きれいにした瓶に砂糖→りんご→砂糖→りんご→砂糖……と入れます。最初と最後は砂糖になるようにしましょう。

瓶に材料を全部詰めたら、1日に1~2回手で混ぜながら発酵を促します。手で混ぜるので手は肘までよく洗ってきれいにします。傷があるときは反対の手で混ぜるようにしましょう。

2日目です。下に砂糖が残っていますが、りんごから水分が出てだいぶ上にりんごが上がっているのが分かります。下からすくうようにしてよく混ぜます。

3日目です。溶け残っている砂糖は前日の1/2くらいの量になりました。

4日目です。溶け残っている砂糖はさらに少なくなりました。りんごは縮んで色が変わっています。かき混ぜるとしゅわっとうっすら泡が立つようになってきました。

6日目です。溶け残っている砂糖の量はあまり変わりませんが、りんごの状態がさらに小さく、液体の量が多くなってきました。

7日目、砂糖はなくなり(隅に少しありますが)、混ぜるとしゅわーっと音がします。こうなると完成です。竹ざるなどでりんごを濾し、別の瓶に移します。

酵素シロップの作り方②

レモンの酵素シロップ

レモンなどの柑橘類は酵素シロップを作りやすく初めて作る方におすすめです。さわやかな香りと味が特徴です。ドレッシングなどの料理にも使えて便利です。お好みの柑橘を何種類か混ぜて作るのもおすすめです。

材料

レモン適量、レモン(皮をむいた状態)の1.1倍の重さの上白糖

作り方

レモンは皮をむいてはかりで重さを量ります。重さに1.1をかけて砂糖の量を計算し、用意します。皮をむいたレモンを輪切りにします。

りんごのシロップ同様、砂糖→レモン→砂糖……と最初と最後が砂糖になるように瓶に入れてよく混ぜます。1日に1~2回よく手で混ぜて発酵を待ちます。砂糖が全部溶けて、手で混ぜるとしゅわーっと音がするようになったら出来上がりです。竹ざるなどで濾して、別の瓶に移します。

レモンは出来上がりが早い

レモンの酵素シロップはりんごに比べて発酵が早く出来上がりも3~4日でできてしまうかもしれません。(季節など気温によります。)発酵も元気なので密閉しないように気をつけましょう。密閉すると容器が爆発する恐れがあります。

酵素シロップの作り方③

レモンの皮を使って

レモンの酵素シロップを作るときに皮をむきます。皮を入れると苦くなってしまうからです。余った皮はママレードやオイルにして利用できます。お水にレモンの皮を入れてレモン水を作るのもおすすめです。お好みの方法で再利用してください。

ママレード


レモンの皮でほろ苦い大人のママレードはいかがでしょうか。お砂糖(レモンの重さの2/3くらいが作りやすい)も硬さもお好みに作れるのでおすすめです。

小鍋に細切りにしたレモンの皮、お砂糖(お好みでOK)、弱火にかけ、あくをすくいながら好みの硬さまで煮詰めます。消毒した瓶に入れてすぐにふたをし、さかさまにして冷まします。

レモンオイル

消毒した瓶に、レモンの皮、唐辛子を入れてオリーブオイルなどお好みのオイルを注ぐだけの簡単オイルです。1日置いたら出来上がりです。ドレッシングづくりにはもちろん、パスタなどのお料理にもおすすめです。ほんの少し、お好みのお塩を入れてトーストに添えるのもおすすめです。

酵素シロップの作り方④

濾したフルーツの活用法

酵素シロップを作った後に濾して残ったフルーツはお菓子に混ぜたり、お風呂に入れたりして再利用できます。お砂糖がついているのでお菓子に使う場合はお砂糖を控えたほうがいいかもしれません。そのまま紅茶に入れてフルーツティーを楽しむのもおすすめです。

ホットケーキミックスに混ぜて

ホットケーキミックスに混ぜて蒸しパンを作りましょう。種など食べにくいところを取り除いて、細かくカットして混ぜ込みます。量はお好みで。入れすぎるとべちゃべちゃして食感が悪くなります。また、パウンドケーキやクッキーの生地に混ぜ込むのもおすすめです。

酵素風呂

フルーツをガーゼにくるんでお風呂にドボンと入れるだけ。この方法なら種を取り除かなくてもOK。とっても簡単です。

フルーツティー

1人前に1~3かけらのフルーツを入れてフルーツティーにします。きれいなフルーツ(柑橘がおすすめ)はポットに入れて見た目を楽しむのも楽しいです。入れる時に濾してください。

酵素シロップの作り方④

酵素シロップの保存法

出来上がった酵素シロップは密閉しない容器に入れて(ガーゼでふた代わりもOK)、冷蔵庫で保存します。冬場は涼しいところに保存しておいても大丈夫です。酵素は生きているので、健康効果を生かすためにも、酵素が生きられる環境を作ってあげましょう。

保存期間について

酵素シロップはお砂糖が入っているため保存期間は3~4か月と長めです。状態が良ければ1年もつこともあるそうです。健康効果を高めるためにも、作った酵素シロップはできる限り次の季節までに飲み切りたいものです。フルーツの旬に作ってその季節のうちにが基本ですが、残ってしまったら、なるべく早く飲み切るようにしましょう。

酵素シロップ活用レシピ①

酵素シロップの飲み物

生きた酵素をいただき、健康効果を期待できるのは水で割る、炭酸で割るなどしてそのまま飲むことです。ここでは飲みやすい飲み物の作り方をご紹介します。とはいえ、シロップはお砂糖を使っていますのでくれぐれも飲みすぎないようにしましょう。1日に大さじ4杯(子供はその半分の2杯)が健康維持にはベストだそうです。

炭酸、水割り

酵素シロップ1:水または炭酸5~6、の分量で薄めて飲みます。夏は氷を浮かべてキリっと冷たいものを飲むのがおいしいです。寒い季節はお湯で割りたくなりますが、酵素は50度前後で死んでしまうそうです。湯冷ましで少し冷ましてからシロップを入れて飲むとよいでしょう。

ワインなどのアルコールに

ワインやスパークリングワインなど辛口のアルコールで割るのもおいしいです。量はお好みで調整しましょう。白が味を邪魔せずにおすすめです。

紅茶に

残念ながら熱い紅茶に入れてしまうと酵素が死んでしまい、健康効果が期待できなくなります。少し冷ましてから、酵素シロップをたらしてすぐに飲むのが健康には効果的です。優しい香りがリラックス効果もあります。

酵素シロップ活用レシピ②

お米を炊く

お米を炊く時にほんの少し混ぜて炊きます。ふっくらとつやつやしたお米に炊きあがります。酵素の健康効果というよりはシロップの栄養効果を期待できるそうです。ただ混ぜるだけで簡単です。

作り方


お米3合に対して小さじ2くらいを目安に混ぜます。シロップの分、少しだけ水を減らしましょう。あとは普通に炊くだけで簡単です。

酵素シロップ活用レシピ③

お肉を漬ける

酵素シロップには肉や魚を軟らかくする効果があります。大さじ1位を混ぜて揉み込み、10分以上放置するだけと簡単です。(写真にはママレードを刻んだものも混ぜ込んでいます。)

作り方

ポリ袋に入れた鶏肉に、刻んだママレード大さじ1、酵素シロップ大さじ1を入れて揉み込み、10分いじょ置きます。フライパンにオイル(ここではレモンオイル)を適量入れて火をつけます。

薄切りにした玉ねぎと鶏肉を入れて炒めます。

途中で鶏肉を返しながら焼き色を付け、塩・こしょうで味を調えます。

火が通ったら出来上がりです。

酵素シロップ活用レシピ④

酵素シロップのドレッシング

酵素シロップでドレッシングを作りましょう。野菜の酵素と、酵素シロップとでダブルの健康効果を期待します。作り方は簡単、混ぜるだけです。冷蔵庫で1週間くらい保存できますが、出来立てをかけていただくのをおすすめします。

作り方

酵素シロップ大さじ2、お酢大さじ3、オイル(ここではレモンオイル)大さじ3、塩小さじ1/2、こしょう適量
材料を混ぜるだけで簡単に作れます。オイル以外を入れて混ぜ、塩が溶けてから最後にオイルを入れると上手に作れます。

酵素シロップを作ろう!まとめ

果物で簡単酵素シロップを作ろう!酵素シロップの作り方とレシピをご紹介!いかがでしたでしょうか。好みのフルーツとお砂糖で簡単に作れる酵素シロップを作ってみませんか。基本の作り方を覚えたら、お好みの材料を組み合わせてアレンジを楽しんでみましょう。旬のフルーツで健康的な酵素シロップを生活に取り入れてくれたらうれしいです。

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