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夏の花の種類17選!日本の夏の暑さや日差しに強く育てやすい人気品種をご紹介!

日本の夏は花にとっても厳しい時期。日差しに強い夏の花を植えればで簡単で育てやすいですよね?この記事では夏に育てやすいおすすめの夏の花の種類を17選ご紹介します!園芸・ガーデニング好きはぜひ、庭に植える夏の花の種類の参考にしてみてくださいね!
更新: 2022年2月17日
くずうまま
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日本の夏に咲くおすすめの花とは?

夏は多くの花にとって厳しい時期

日本の夏は気温が40度にもなる猛暑日があるほど、近年暑さが厳しくなってきています。暑さは人や動物にとって過酷な環境ですが、それは花や植物にとっても同じこと。暑さに弱い草花は、次第に枯れていきます。春の時期には賑やかだった花壇も、暑さをしのぐために花を休めたり、生長を止めて休眠する植物もおり、夏の時期に花を咲かせる種類は限られてくるのです。この記事では夏にも元気に咲かせる人気の夏の花をご紹介します。

夏の花壇にはどんな植物がおすすめ?

夏のガーデニングは耐暑性が強く、日差しに強い種類を選ぶようにしましょう。耐暑性がある程度あっても、直射日光で葉焼けを起こして枯れることがあります。直射日光に耐えられる花を選ぶと、植える場所を気にすることがなく、管理も簡単になるでしょう。また、乾燥に強い植物も水やりが簡単になり、育てやすいのでおすすめです。種や苗を選ぶ時に、耐暑性が強いかどうか、直射日光に当てても大丈夫か、乾燥に強いか、この3つのポイントをチェックしておきましょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類①

ペチュニア

夏に咲く花の代表種として知られるペチュニア。品種改良によりさまざまな花色があり、多くの園芸家から愛されている夏の花です。暑さや直射日光をものともせず、長期間花を咲かせてくれるのも嬉しいポイントです。ガーデニング初心者でも簡単に育てることができるので、庭や花壇に植えてみてはいかがでしょうか?

育て方のポイント

ペチュニアを上手に長期間咲かせるには、花柄摘みと切り戻しが必要です。種をつけてしまうと株が弱るので、花が終わったら都度摘心しましょう。また、ペチュニアがある程度の大きさに育ったら、半分くらいに切り戻しをしましょう。すると、形がまとまり、中心がハゲてしまうようなことがなくなります。水やりは必ず株元にあげ、花に水をつけないようにしましょう。

植える時に注意しよう!

ペチュニアはナス科の花です。ナス科の植物は連鎖障害を起こします。昨年と同じ場所にペチュニアを植えると連鎖障害を起こし、株が徒長しうまく育ちません。植える時は土を新しく入れ替えるか、別の場所に植えるようにしましょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類②

カリブラコア

ペチュニアよりも小さな花が咲くカリブラコアは、茎を触ってもベタベタせず、生育が旺盛でこんもりと茂るように茎を伸ばします。こちらも豊富なカラーがあり、特に八重咲きのアンティークカラーは園芸家から人気を集めています。直射日光にもよく耐え、乾燥にも強いことから夏の花に最適です。

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育て方のポイント

乾燥気味に育て、よく日差しに当てて育てるようにします。咲き終わった花を摘み取り、種ができないように手入れしましょう。摘心することで脇芽がすぐに出て、株のボリュームアップに繋がります。長期間花が咲くので、液体肥料か緩効性肥料を与えるようにしましょう。カリブラコアは冬越しをすれば翌年も育てることができます。冬越しにもチャレンジしてみて、ガーデニングをさらに楽しんでみてはいかがでしょうか?

植える時に注意しよう!

カリブラコアもナス科の植物です。ペチュニアと同じように連鎖障害を起こすので、植える時に注意しましょう。鉢植えで育てれば連鎖障害を気にすることなく育てられるのでおすすめです。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類③

アンゲロニア

ゴマノハグサ科のアンゲロニアは、白・ピンク・紫などの花色があり、5月ごろから霜が降りる頃まで開花をみることができます。日本の猛暑を物ともせず、手入れがほとんど必要ないため、ガーデニング初心者でも簡単で育てやすい草花です。草丈は30cm程度。花付きがよく脇芽をたくさん出して、一株でも華やかに庭や花壇を飾ってくれるでしょう。

育て方のポイント

乾燥に強いので、土が乾いてから水やりをするようにします。地植えは降雨だけで問題ありません。次々に花を開花させるので、液体肥料か緩効性肥料をあげるといいでしょう。挿し木で簡単に増やすことができるので、園芸好きな方はやってみてくださいね。摘心してあげると脇芽が次々と出て、株が大きくりますよ。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類④

ニチニチソウ

日本の庭によく合うニチニチソウは、耐暑性が強く開花期が長い夏の花です。生長の仕方が3タイプあり、這うように生長するもの、高くなる高生、茂るように育つ矮性があります。植える場所によって、どの種類が適しているのかあらかじめ考えておくといいでしょう。夏場の猛暑にも問題なく簡単に育ちます。


育て方のポイント

湿気を嫌うので、乾燥気味に育てるようにしましょう。地植えにした場合は水やりは不要。降雨だけで育ちます。摘心をすることで株が大きくなるので、こまめに摘心しましょう。

植える時に注意しよう!

ニチニチソウは直根性の植物です。植え付け時や植え替え時に根をダメージを受けると、うまく生長しないので、根を触るときは十分に気をつけましょう。植えるときは根鉢をいじらずに、そのまま植え付けると失敗がなくなります。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑤

マリーゴールド

黄色とオレンジ色が特徴のマリーゴールド。元気の出るビタミンカラーが日本の夏の花壇に人気です。マリーゴールドを植えると、土の中のセンチュウを退治できると言われており、多くの園芸家から信頼されている植物でもあります。土壌改善の効果が期待できるので、数年に一度はマリーゴールドを植えてみるといいかもしれませんね。

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育て方のポイント

花柄を摘み、追肥を与えて花付きをよくしましょう。液体肥料は10日に一度、緩効性肥料は1〜2ヶ月に一度与えるようにします。花がひと段落したら切り戻しをすると、再び葉を茂らせて咲き始めるでしょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑥

アガパンサス

茎を長く伸ばした先に、小さな花が集まるように咲きます。紫・青・白などのカラーが、夏の花壇を涼しく彩ります。大きいものは1m以上にもなり、大型の草花です。土質を選ばず、ほとんど手がかからないため、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができるでしょう。

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出典:Amazon

育て方のポイント

一度植え付ければほとんど植え替えが必要ないので、庭に植えることをおすすめします。水やりは降雨だけで問題なく、手入れは花後に茎ごと切り取るだけ。あとは特に手を加えなくても問題なく育つでしょう。日本の猛暑の中でも特に強く育つ種類です。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑦

ヒマワリ

こちらも夏の花の代表的な種類であるヒマワリ。大きなひまわりが一般的ですが、園芸家によって品種改良が進み、鉢植えでコンパクトに育てることができる矮性のヒマワリも人気を集めています。育てやすいので、お気に入りの種類のヒマワリを見つけてみてはいかがでしょうか?赤いヒマワリもおしゃれで素敵ですよ。

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育て方のポイント

日光が大好きなので、植え付け場所は一日中日光が当たる場所に植えるといいでしょう。大きいヒマワリは、支柱を立てて倒れないようにします。矮性のヒマワリは開花後に花を摘み、次の花が咲くように促すようにしましょう。

植える時に注意!

ヒマワリの根は直根性なので、移植や植え替えはなるべく避けましょう。苗を購入して植える時には、根鉢をいじらないようにそのまま植えるよう注意してください。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑧

サルビア

日本の夏花壇によく植えられていた赤いサルビアは、現在では青やピンク、白い色などのカラーバリエーションがあります。暑さに強く、開花期が長いので、夏から秋にかけても活躍してくれる花です。寒さは弱い傾向にありますが、暖かい地域ではうまくいけば屋外でも越冬が可能です。サルビアも育てやすいので、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができるでしょう。

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育て方のポイント

夏の暑さには強いですが、水切れには弱いため、水やりをするようにしましょう。水やりの際に活力剤を混ぜて与えると、夏バテを予防することができます。下葉が黄色くなったり、花付きが悪くなってきたら肥料切れの合図です。液体肥料か緩効性肥料を与えて、晩秋まで花が咲くようにし、花壇を彩りましょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑨

ジニア


ジニアは百日草とも呼ばれる開花期の長い夏の花です。草丈は30cmほどのコンパクトなタイプから、1m以上になる大きい種類もあります。霜が降りるまで花を楽しめるので、夏から秋にかけてのガーデニング計画を立てておくようにしましょう。

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育て方のポイント

ジニアは花が咲き終わると見た目が悪くなるので、早めに摘み取りましょう。夏に雨が降らない時期が続くようであれば、地植えであっても水やりをするようにします。また、開花期が長いので液体肥料か緩効性肥料を与えてあげるといいでしょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑩

ユーフォルビア

小さな花が溢れるように咲くユーフォルビアは、夏の間も涼しさを感じさせてくれる草花です。寄せ植えに使うと、他の花の素晴らしい引き立て役になるでしょう。病気になることがほとんどなく、暑さや乾燥にも非常に強い花です。大きくなると一株で30cmほどの株張りになるでしょう。霜が降りる頃まで花を咲かせ、管理も楽なとても育てやすい植物です。

ユーフォルビア ダイアモンドスノー

出典:楽天
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育て方のポイント

日当たりのいい場所で育てるようにします。乾燥に強いので、水やりは土がしっかり乾いてから与えるようにしましょう。生長して形が乱れたら切り戻しをすると、新しい脇芽が出て形がよくなります。生育期に肥料を与えると、一株でも大きく育つでしょう。

切り戻す時に注意!

ユーフォルビアを切り戻すときには、手袋をはめて行うようにしましょう。切り口から白い液体が出るのですが、直接触れると手が荒れてしまうことがあります。手についてしまったらすぐに洗い流すようにして気をつけてくださいね。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑪

エリゲロン

エリゲロンは日本で馴染み深いハルジオンの仲間です。日本の環境に適応し、耐暑性はもちろんのこと、耐寒性もあり、多年草としても活躍します。夏の間もよく咲き続け、手入れがほとんどいらないので育てやすいのも魅力です。株張りがいいので、花壇に植えると大きく育つでしょう。

エリゲロン カルビンスキアヌス

出典:楽天
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育て方のポイント

庭植えにしていれば、水やりや肥料を与えなくても育ってくれる優秀な一面を持ちます。そのまま放任していてもよく育ち、自然な姿を楽しむことができるでしょう。切り戻してあげると、コンパクトにまとまります。こぼれ種でもよく増えるので、園芸を楽しむ方にはおすすめです。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑫

ポーチュラカ

ハナスベリヒユとも呼ばれるポーチュラカは、肉厚な茎と葉が特徴で、茎が這うように生長します。花の色は明るく彩度が高いので、夏の花壇を元気に彩ります。夏までに横に大きく広がり、秋まで花を見ることができるでしょう。日光が大好きな植物で、夏の日差しにも特に強い花です。

育て方のポイント

日当たりのいい場所に植え付けて育てるようにしましょう。夏の直射日光にも平気なので、西日が当たる場所で育てるといいでしょう。庭植えなら水やりは不要です。横に大きく伸び過ぎてしまったら、適宜剪定をしたり、切り戻しを行いましょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑬

センニチコウ

センニチコウは、丸い花をポンポンと咲かせる可愛らしい夏の花です。開花期は5月ごろから晩秋までと、長い間咲き続けます。乾燥にとても強く、耐暑性は抜群です。花が小さいので、メインの花を引き立てる小花として、寄せ植えや花壇に植えて楽しむといいでしょう。

サカタのタネ 千日紅 ちなつミックス

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育て方のポイント

日当たりのいい場所で育て、水はけのいい土で育てるようにします。鉢植えは土が乾いてから水やりをするようにしましょう。庭植えは降雨だけで十分に育ちます。ただ、夏場に乾燥が強いとハダニが発生することがあります。葉が白っぽくなってきたハダニにやられていることがあるので、葉に水をかけて洗い流しましょう。大量に発生していたら、殺虫剤を散布することをおすすめします。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑭

ペンタス

ペンタスは小さな花が丸い形に集まって咲きます。白やピンク、赤い花色などがあり、秋まで花を咲かせます。原産地が熱帯の地域なので、暑さに強く日光が大好きな植物です。ただ、蒸れには弱いので、梅雨の時期を過ぎてから植えることをおすすめします。

育て方のポイント


日当たりがよく、風通しがいい場所で育てるようにしましょう。蒸れにやられてしまうと、カビが発生して弱ってしまいます。過湿にし過ぎないよう、土が乾いてから水やりをするようにしましょう。庭植えであれば、降雨だけで水やりの必要はありません。液体肥料か緩効性肥料を与え、肥料切れを起こさないようにします。花が咲き終わったら茎の付け根から剪定して摘み取り、次の花を咲かせるようにしましょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑮

ランタナ

ランタナも5月〜11月ごろまで長く花を咲かせる夏の花です。斑入りの葉をもつ種類は、葉から冷涼な雰囲気を楽しむことができ、カラーリーフのような使い方もできるのでおすすめです。草丈は約40cm程度になります。低木なので病害虫に強く、丈夫な植物です。

育て方のポイント

日当たりが悪いと花付きが悪くなるので、必ず日光によく当たる場所に植え付けましょう。鉢植えにするなら水はけのいい土作りを心がけます。鉢植えは夏場に水切れを起こしてしまうと茶色く枯れることがあるので、毎日水やりをするようにしましょう。普段の手入れは、咲き終わった花の花柄摘みです。また、冬越しをすれば翌年も花を咲かせることができます。園芸好きな方はぜひ室内に移動させて冬越しにチャレンジしてみましょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑯

アゲラタム

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白・ピンク・青・紫の花色があり、日本では夏の花として馴染み深い花のひとつです。5月〜11月ごろまでと絶え間なく花を咲かせます。こんもり茂る矮性タイプと上に伸びる高性種があります。丈夫で手がかからず、放任でもよく育つので、園芸を始めたばかりの方でも育てやすいでしょう。

タキイ種苗 アゲラタム タイムレスミックス

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育て方のポイント

肥料を与えすぎると、返ってアゲラタムにはよくありません。植え付け時に元肥を施したら追肥を与えなくてもいいでしょう。鉢植えは土が乾いてから水やりをします。花が咲き終わると茶色くなるので、花柄摘みをすると景観をよくすることができます。庭植えならほとんど手をかけなくても、問題なく育つでしょう。

日差しに強い!夏の花のおすすめ・人気種類⑰

コレオプシス

夏から秋にかけて花を咲かせ、耐寒性もある多年草なので、植えっぱなしでも簡単に育てることができます。暑さに強く、夏の猛暑の中でも元気に花を咲かせてくれるでしょう。草丈は大きいもので1mにも育ちます。コンパクトな品種は20cmほどで、寄せ植えにもよく使われています。

コレオプシス ゼスティ ジンジャー

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育て方のポイント

日当たりのいい場所で、乾燥気味に育てましょう。大きく育つ種類のコレオプシスは、植えっぱなしで育てられるので庭植えがおすすめです。大きくなると次第に茎が重みで倒れてくるので、支柱を立ててあげるか、半分くらいに切り戻しをしてあげるといいでしょう。霜が降りる頃には地上部が枯れるので、地際で剪定してあげましょう。

夏に咲く花でガーデニングを楽しもう

育てやすい夏の花を植えると簡単!

日本の猛暑にも負けない日差しに強い夏の花を植えることで、ガーデニング初心者にも簡単に育てることができ、庭や花壇が華やかに彩られます。今回ご紹介した夏の花は、咲く期間が長く、育てやすいものがほとんど。上手に育てて夏を過ぎても開花を楽しみましょう!

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