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ミニひまわりの育て方!種まきの時期や間引きのコツをご紹介!品種別の特徴も!

ミニひまわりは夏をイメージさせるかわいい花です。鉢植えで寄せ植えにしたりプランターでミニひまわり畑を作ることもできます。種まきから育てるミニひまわりの栽培・育て方をご紹介します。種類も豊富なミニひまわりの品種の中から気に入った一本を見つけましょう。
更新: 2022年6月11日
佐藤3
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はじめに

鉢植えやプランターでミニひまわりを育てよう

まぶしい日差しの下で、元気にいろいろな個性の強い花を咲かせるミニひまわり。大きな品種と違い鉢植えやプランターで育てることも簡単にできます。マンションのベランダでも夏らしい花が楽しめる植物です。ここではこのかわいらしい花の育て方や種類をご紹介していきます。寄せ植え用のごくごく小さくする育て方も解説していますので、お楽しみに。

ひまわりについて

ひまわりの基本情報

科・属:キク科ヒマワリ属
原産地:アメリカ中西部
学名/英語名:Helianthus annus L./Sunflower
夏の花のイメージが強く、太陽を求めて首を動かすことから向日葵と漢字で書く植物です。子供でも育てやすいことから小学校の理科の植物栽培の教材にもなることがあります。

ひまわりの特徴

手を加えなければ一本の茎の上に1つから複数の大きな黄色い花を咲かせる植物です。丸めで先端がすぼまった大きめの葉を付けます。学名のHelianthusにも太陽の花という意味があります。実はこのひとつの花に見えるものは小さな花の集まり。春まき夏に開花する花の代表的ともいえる品種です。

ミニひまわりの栽培カレンダー

最近はミニひまわりの需要が高まり品種改良を重ねて、花の日持ちもよく冬でも栽培できる種類があります。むしろ、寒い時期にフレームで管理した方が花の時期も長くなり、寄せ植えなどに積極的に使用されます。四季それぞれのミニひまわりのお世話や成長の特徴を解説します。

ミニひまわりの栽培①春

春は多くの地域でミニひまわりの種まきをする季節です。暖地なら3月中旬から中間地域で4月が種まきの時期になります。ミニひまわりはF1種(品種改良されており種を採っても同じ花が咲かない種類の植物)が多く、前年の種を種まきに使うことができません。

ミニひまわりの栽培②夏

寒地や寒冷地では5月はじめから中旬が種まき時期になります。こうすることで苗づくりからの定植時期が6月に揃い管理しやすいです。種まきは地域によって大きくズレがありますが定植は同じ時期、開花は7~8月と比較的あまりズレずに育てることができます。暖地では夏まきで冬咲きのミニひまわりの栽培をはじめることができます。

ミニひまわりの栽培③秋

秋は暖地での定植の時期になります。夏の間温度管理したフレームの中で育てた苗が大きくなっている頃です。9月中に定植を行えば10月からが秋冬のミニひまわりの花の見ごろになります。

ミニひまわりの栽培④冬

暖地でのミニひまわりの開花時期が12月頃まで続きます。秋から冬の寄せ植えにもミニひまわりを使うことができるでしょう。

種類も色々!ミニひまわりの品種

ひとくちにひまわりといってもたくさんの種類があって、背の高さや花びらの形、芯の色などバリエーションが豊富です。ここでは、おすすめの品種をご紹介します。

メーカーの品種改良品ですので季節になると店頭でも買い求めやすい種ばかりです。F1種は種をとって翌年もというわけにはいきませんが、その分また違った花に挑戦してみようかなという気持ちにさせてくれます。


ミニひまわりの品種①ビンセント

茎がしっかりしているので花束に向いている種類です。アレンジしやすく切り花として使ってみてはいかがでしょうか。

サカタのタネ ヒマワリ ビンセント ポメロ

出典:Amazon
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ミニひまわりの品種②小夏

特に矮性で世界最小クラスの小さな花を咲かせる種類。花粉がないので室内に置いても汚れることがありません。寄せ植えとして小夏をさらに小さく育てて使う人が多いです。そのコツも後述で詳しくご説明します。

ミニひまわりの品種③モネ

モネの絵の中に描かれているような芯まで黄色い花を咲かせるミニひまわりです。ほんの少しカールした細い花びらをたくさん付けます。

ミニひまわりの品種④マンチキン

茎が分岐しやすいので1本でたくさんの花を咲かせることができる種類です。ひとつの鉢植えやプランターでもたいへんボリューミーなひまわり畑風な作り方ができます。

ミニひまわりの栽培・育て方①種まきと定植

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おまたせしました。それではミニひまわりの育て方を種まきから解説していきます。鉢植えとプランターでの栽培方法の違いも解説していますので、育てたい環境にあったものを見てください。

ミニひまわりの土

この植物は水はけのよい栄養が豊富な土が好きです。化成肥料と堆肥で元肥をした畑の土であればとても元気に大きく育ちますが、ミニひまわりなので草花用の培養土で普通に育てるのが良いでしょう。逆に小さく育てたかったのに大きくなりすぎるということがありますので、畑で育てるときは要注意。

ミニひまわりの種まきのやり方

あまり移植を好まない花なので、直播きにするのがおすすめです。ミニひまわりでも品種によって大きさがずいぶん違います。背の高いものなら間を40cm。中くらいであれば30cmを目安に1ヶ所2~3粒の種をまきます。

鉢植えの種まき

リッチェル ボタニー ハイポット 30型

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鉢の大きさに合わせて2~3粒ずつ点まきをします。埋める深さは1cmくらい。軽く土をかけて指の腹でおさえ、たっぷり水をあげます。複数個の種まきをするのは、あとで間引きをして丈夫なものを残すためです。

ひまわりの種が必要個数しかなく全て育てたい場合は、1粒ずつにしてもかまいません。その場合は成長したときの大きさがまばらになることもあります。

プランターの種まき

アップルウェアー クイーンプランター 450型

出典:Amazon
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プランターでも同様。株の間を適度に取って、1ヶ所に2~3粒。ある程度大きくなったら間引きで育てます。鉢植えよりもプランターの方が大きく育つ傾向にありますので、株間は広めに取るのがおすすめです。

ミニひまわりの間引きから定植


ポットまきにした種はふたば2枚で1回目、本葉がでてきたら2回目の間引きをして最終的にポットひとつに1本の苗にします。寄せ植え用は間引き後に定植せず、そのまま蕾が出るまで育てます。

1本立てで鉢やプランターに植えるときは間引き後ある程度成長したら、最終的に育てる場所に植え付ける「定植」という作業をします。本葉が3~4枚くらい出たところが目安です。

鉢植えの定植

お好みの鉢に定植します。間引きで大きさがそろった丈夫な苗ができていますので、いくつも鉢植えにするときも鉢の大きさを揃えることで花も背丈もそろって飾りやすいミニひまわりに育てることができます。鉢の大きさを変えることで、どのように成長に差ができるのか試してみるのも楽しいですね。

プランターの定植

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プランターに植える場合は、株間に注意です。先ほどご紹介した品種ごとの株間を参考に植え付けてください。

ミニひまわりの栽培・育て方②管理

管理①ミニひまわりの水やり

定植後の水やりは鉢やプランターの様子を見て乾きすぎないよう毎日たっぷり水をあげてください。特に夏の暑い時期は乾きすぎだと思ったら朝と夕方の2回水やりをしたほうが良いでしょう。鉢が小さい場合は特に水不足になりがちなので気をつけてあげます。

管理②ミニひまわりの肥料

ミニひまわりには肥料は不要です。特に大きく育てる必要がないからです。中~高い背の高さで育てる品種であれば、花の時期に液体肥料をあげても良いでしょう。薄め方はパッケージの裏の割り合いを守ってあげましょう。

ミニひまわりの栽培・育て方③摘心

ミニひまわりの摘心をする意味

ミニひまわりの摘心をする意味は小さく育てるというよりも、いくつも花の咲く茎を出すためにおこないます。摘心をする時期は最初の花を終わったらでかまいません。これも花の使い方によって摘心をする場合と、そのまま1本立ちで終わりにするかを選んでください。

摘心は必ず必要ではない

摘心をすると花はより小さくなりたくさんの数が咲くことになります。しなければ1つの花が大きく咲くことになります。どちらを選ぶかは作る人の好みや目的に合わせてください。例えば寄せ植えにしたとき。あまりひまわりばかりたくさん咲いても他とのバランスが悪くなってしまいます。そんなときは摘心せずにそのまま育てましょう。

ミニひまわりの栽培・育て方④開花時期

ミニひまわり開花時期の支柱

ひまわりはとても大きな花になりますので、首が重くなって倒れてしまうものも出てきます。頭の大きさに体が絶えられないと感じたら開花時期だけ支柱を立てて支えてあげてください。

ミニひまわりの開花を楽しむ

花を植え向きにしたいときは、通常よりも少し狭めに株間を取りましょう。そうすることでひとつの株がスリムで背が高くなり、花が上向きになるので鑑賞しやすいです。

ミニひまわりに限らず、ひまわりは一度に全ての花が咲くわけでなく、中央から外に向けてだんだんと開いて大きくなっていきます。その過程をじっくり楽しむのもひまわりの花の醍醐味です。

ミニひまわりの寄せ植え


ミニひまわりの寄せ植えが人気!

秋から冬に咲くように仕立てたひまわりは、寄せ植えにしてもとてもかわいいものができあがります。ひまわりをメインにして引き立てるような植物を合わせたり、逆の使い方もあります。そのためには、特に小さく育てるコツがありますのでご紹介しましょう。

寄せ植え用に小さく育てるコツ

寄せ植え用の特に小さなミニひまわりを咲かせるためには、小さいサイズのポットで蕾がでるまで育てます。定植の時期になっても植え替えないということです。小さなポットがない場合は、紙コップを使って育てる方もいます。こちらはすぐに真似できる方法ですので、試してみてください。

ミニひまわりの寄せ植えに合わせたい植物①

ケイトウとラベンダーとミニひまわり。ひまわりはまだ最後まで開花していませんが、お花ばかりを集めた夏の寄せ植えです。サンサンと降り注ぐ夏の日差しが似合いそうな色の組み合わせで素敵です。

ミニひまわりの寄せ植えに合わせたい植物②

こちらはこれから寄せ植えにする予定のハイビスカスとひまわりです。ハイビスカスの葉の色がアクセントになる組み合わせですね。もう少し涼しくなってきたらシルバーリーフを足してあげても素敵なものになりそうです。

ミニひまわりの寄せ植えに合わせたい植物③

ひまわりとの組み合わせ写真ではありませんが、シロタエギクは寄せ植えのシルバーリーフとしてよく使われる植物です。もちろん、ひまわりと合わせても失敗なしで素敵に仕上がるでしょう。

まとめ

プランターや鉢植えでミニひまわりを楽しもう

小さくてかわいいミニひまわり。ベランダでも十分栽培できて夏を感じさせてくれる素敵な花です。種類も豊富で背の高さや花色、形など選べるので次はどんな種類を育てようかと楽しみになる植物です。気軽に栽培できる季節の花としておすすめです。慣れてきたら夏まきで秋や冬に咲かせることにも挑戦してみてください。

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