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カラーボックスで机をDIY!簡単で強度のある作り方のポイントをご紹介!

カラーボックスは机の代わりになるのを知っていますか?カラーボックスと天板で簡単に作れることから、SNSやインターネットで広く紹介されています。カラーボックスを使った机のメリットは何か?また、作り方やアイデア案などを紹介します。
更新: 2021年2月20日
haduki0
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カラーボックス机とは

カラーボックス机とは、その名の通りにカラーボックスを使った机のことです。カラーボックスの上に天板を乗せることによって学習机の代わりになることから、SNSなどで有名となっています。手軽でアレンジのしやすいことからオリジナリティがあると評判になり、子供机をはじめ、さまざま方法で活用されているのです。

いろいろなカラーボックス机

カラーボックス机の一般的な使い方として、子供机などの学習机が有名ではありますが、他にも、カウンターテーブルや化粧台などの使い方もあります。単純な形ですので、いろいろと応用が利く机といえるでしょう。

カラーボックス机のメリット①「簡単」

カラーボックス机は簡単に作ることができます。簡単に作り方を説明すると、「2つのカラーボックスに天板を乗せるだけ」と、DIYの必要がなく誰でもカラーボックス机を作ることができます。

もちろん、実際に使うなら天板の固定や強度あるカラーボックスを準備するなどありますが、DIYと呼ぶほどの作業はありません。簡単に子供机などができるのが、カラーボックス机のメリットです。

カラーボックス机のメリット②「値段が安い」

カラーボックス机は値段があまりかかりません。物にもよりますがカラーボックス1個が大体1000円くらいの値段ですので、カラーボックスが2つと天板合わせて大体3000円前後の値段ですむでしょう。

それに、天板固定用のネジやすべり止め、引き出し代わりのプラスチックトレー、壁紙などを合わせても約5000円前後の値段で作ることができます。学習机は10,000円を超える値段の物が多く、それと比較すると約半分の値段で学習机が用意できるのです。

カラーボックス机のメリット③「直しやすい」

カラーボックス机は作り方が簡単なことから直しやすいのが特徴です。一般的な学習机だと、脚や天板が固定されていることが多く、部分的に修復するのは手間がかかります。人によっては修復するのを諦めて捨ててしまう人もいるのではないでしょうか?

ですがカラーボックス机なら、壊れたら取り換えるのだけで修復ができます。元々個別の物ですので、取り換えにDIYはいりません。カラーボックス机は作り方が簡単だからこそ、修復や管理も簡単なのです。

高さも変えやすい

カラーボックス机は修理が簡単なだけではなく、高さを変えるのも簡単にできます。単純に「2段ボックスだったのを3段ボックスにするだけ」とDIYの必要なく簡単に高さを変更することができるのです。

大人になるまで使えるように、成長に合わせて高さを変えられる子供机を選ぶ家庭も多いと思いますが、カラーボックス机なら必要に応じて高さ調整が可能なのです。将来性を考えるなら、高さを変えて大人机にもなるカラーボックス机がおすすめです。

カラーボックス机のメリット④「捨てやすい」


カラーボックス机は撤去しやすいのも特徴です。家庭によっては、大人になると子供机を捨てる家庭は多いと思います。ですが、子供机は大きく撤去するには手間もお金も必要でとても大変です。

それに比べてカラーボックス机は、カラーボックスと天板だけですので撤去も簡単にできます。分解すれば持ち運びしやすいですし、DIYができるなら切断して細かくする事もできます。カラーボックスなら別のことに使うこともできるでしょう。カラーボックス机は使い終わっても処分に困らなくてすみます。

カラーボックス机のメリット⑤「アレンジ」

カラーボックス机は組み立てているだけですので、アレンジが簡単にできます。壁紙を使って見た目を変えるのはもちろん、100均のプラスチックトレーで引き出し、物掛けようのフックの取り付け、キャスターを取り付けて移動可能にするなど、目的と好みに合わせてアレンジし放題です。

子供机を選ぶ際に機能で選ぶ家庭も多いと思いますが、カラーボックス机なら必要に応じて後からアレンジが可能です。

カラーボックス机のメリット⑥「軽い」

カラーボックス机は、基本的にカラーボックス2つと天板のみで作られているため、中身を空にすれば簡単に動かすことができます。そのため、模様替えも簡単にすることができるのです。特に、天板をネジで固定せずにすべり止めシートを使用している場合には、天板とカラーボックスに分解して移動ができます。

カラーボックス机の作り方

必要な材料

・カラーボックス:2個
・天板(約3cm程の厚み)
・ネジ(滑りど止めシート)
・やすり
・ニス(使うなら)

カラーボックスを選ぶ

カラーボックスに決まりはありません。正座して使うなら1段の方がいいですし、椅子に座って使うなら2~3段のほうがいいでしょう。一般的な2段は60cm程度と大人では低く、3段は88cmと子供には高いです。

使う人に合わせて選んでください。もしくは、可能ならば段数よりも高さで選ぶことをおすすめします。背の低い3段カラーボックスも販売していますので、探してみるのもいいかと思います。
 

天板の加工

天板代わりの板は事前にホームセンターでカットしてもらうといいです。脚となるカラーボックスの上底の幅に合わせてカットしてもらいましょう。サイズが丁度でないと出っ張りにぶつかって怪我することもあります。DIYが得意ならのこぎりで調整してもいいですが、面倒ですのでホームセンターでカットしてもらうことをおすすめします。

作り方

1:カラーボックスを2つ立てる
2:2つのカラーボックスの上に天板を乗せる
3:天板をネジで固定する

もし、天板の側面や表面が荒れているようならやすりで綺麗にする。

ネジの代わりのすべり止めシート

天板の固定にはネジの代わりにすべり止めシートでも作ることができます。天板とカラーボックスの間に入れるだけですので、作るのも処分するのも簡単です。100均でも販売していますので値段も安く準備できるでしょう。

ただ、すべり止めシートはネジと違って固定されていませんので、天板がズレる心配があります。子供机など安全や強度を気にする場合にはネジで固定したほうがいいでしょう。

必要ならニスを塗る


もし必要なら、天板にニスを塗るといいです。ニスを塗ることで手触りがよくなり、ささくれなどによる怪我を減らすことができます。また、防腐効果や強度の補強効果もあり、机を丈夫にして長持ちさせてくれます。絶対にニスを塗る必要はありませんが、DIYに慣れている人は手間ですがニス塗りも考慮するといいです。

作り方のコツ①「カラーボックスの向き」

天板を取り付ける際には、カラーボックスの向きを気にしてください。机の外面に入れ口を向けるか内側に向けるかで使い勝手がだいぶ違ってきます。例えば、学習机の場合なら座る方向と同じに向けると勉強しながらでも取り出しやすなりますし、外側なら別の人が取りやすくなります。

また、カラーボックスによっては上底が長方形の物もあり、下のスペースや安定性を考慮する必要もあるでしょう。天板を固定する前には実際に置いてみて、どの方向に入れ口を向けるかを確認するといいです。

作り方のコツ②「ネジの使い方」

ネジを使う際はカラーボックスの内側から使うといいです。天板のほうからネジを止めるとネジの頭で見えて凸凹してしまいます。カラーボックスのほうから止めれば、天板の表面はスッキリして使いやすく見た目もよくなるでしょう。絶対ではありませんが、カラーボックスの内側からネジを止めることをおすすめします。

カラーボックス机のアレンジ案

いくつかカラーボックス机のアレンジを紹介しますので、DIYの参考にしてください。

アレンジ案①「フック」

簡単にDIYするならフックを付けると便利です。ランドセルやカバンをかけることができ、整頓ができるようになります。ホームセンターにネジで止められるフックが市販されていますので、購入して取り付けるといいでしょう。

もしくはすのこを取り付けます。すのこには隙間があり、その部分にS字フックを引っかければ、子供でも簡単にアレンジできます。見た目も変わっておしゃれになるでしょう。

アレンジ案②「プラスチックトレー」

カラーボックス机を学習机として使う場合は引き出しが欲しくなります。そのような場合には、100均でも市販されているプラスチックトレーを入れると引き出しの代わりになります。ホームセンターで引き出し用のレールを購入して組み合わせたり、下段に入れるならキャスター付きのトレーを入れるとより引き出しやすくなるでしょう。

アレンジ案③「扉」

見た目をすっきりさせたいなら、カラーボックスに扉を付けるといいです。中身がごちゃごちゃしていても扉で蓋をすればすっきりするでしょう。板と蝶番とドアノブの3つがあればDIYをしてカラーボックスに扉を付けることができます。小さい子供に悪戯されたくないときには、鍵を付けてもいいかもしれません。

アレンジ案④「天板を長くする」

もし子供が2人以上いるなら天板を長くするといいです。カフェテリアの窓際デスクのように、横に並んで机を使うことができます。

真ん中にカラーボックスを一つ付けたせば、支柱と仕切りの代わりになり、机を2つ作るよりもカラーボックスを1つ減らす事ができるでしょう。他にも、高さを上げてオープンキッチンに設置すればバーカウンターのようにもなります。


カラーボックス机の注意点

簡単にいろいろな使い方のできるカラーボックス机ですが、使う際には注意してほしいことがあります。

注意点①「強度の問題」

一般的な机と比べるとカラーボックス机は強度に不安があります。もちろん、簡単に壊れるものではなく普通に使う分には問題はありません。ただ、元々カラーボックスは物を入れておくための物ですので、市販されている専用の学習机などと比べると強度は低いといえます。いないとは思いますが、踏み台にしたりなどはしないようにしてください。

注意点②「角がある問題」

カラーボックス机を小さい子供が使う場合には、角に注意してください。手や足を角にぶつけて怪我をする可能性があります。必要なら角を丸めたり、ぶつかり防止用のゴムカバーを取りつけるようにしてください。

市販されている子供机を確認してもらえればわかりますが、机の角は丸く加工されています。そのままでも大丈夫かも思いますが、安全を考慮して対処してください。

まとめ

カラーボックスといえば「物を入れるための棚」と思われがちですが、ちょっとした工夫によって別の使い方もすることができるでしょう。学習机だけではなく、化粧台、作業台、サイドテーブルなど使い方はいろいろあります。ぜひカラーボックスで机を作って、部屋を便利にしていきましょう。

カラーボックスの使い方が気になる方はこちらもチェック!

カラーボックスの使い方が気になる人は他にも記事があります。それぞれ、ベッドとテレビ台の作り方やアレンジ方法を紹介されていますので、参考にしてみてください。

机、ベッド、テレビ台以外にもカラーボックスを使ってDIYができるかもしれません。他にも、扉を付ける方法も紹介されていますので、カラーボックス机のアレンジの参考にしてみてはどうでしょうか?