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カラーボックスに扉をつける方法と作り方!おすすめ100均アイテムも!

便利で安いカラーボックスは、棚として扱いやすいので人気があります。でも扉のないことが玉にキズ。扉があれば完璧と思っている人は、DIYで自作しましょう!リメイクしだいでおしゃれなカラーボックスに変身!キットのように取り付けるだけの簡単な作り方をご紹介します。
更新: 2021年5月13日
gauyorim
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カラーボックスと扉について

ちょっと棚が欲しいと思った時、真っ先にカラーボックスを思い浮かべませんか?安いから費用の心配をしなくてもいいですし、小型なのでサイズが合わないということはめったにありません。

本や小物を収納するのにちょうどいいんですが、扉が無いから中が丸見えで、来客の時に恥ずかしい思いをすることもしばしば。 それにすぐホコリがたまったりと、汚れやすいスペースになってしまいます。

カラーボックスに扉をつけるメリット

扉を取り付けることで、ちょっとチープ感のあるカラーボックスが立派な家具になります。 中が見えると生活感がでてしまって、こだわりインテリアのじゃまをしかねませんが、扉で簡単に隠すことができます。

それにホコリをよけられるから、収納したものがキレイな状態のまま保たれます。 このように扉を取り付けるメリットはたくさんあるんですよ。

カラーボックスにDIYで扉をつける

カラーボックスを購入する際、扉つきのものがあれば検討したいところですが、あのサイズでただ扉がついているものはなかなかありません。あったとしても値段がグッと上がってしまったり、扉のつき方が自分の用途に合わないことも多々あります。

ちょうどよいものが無いなら、DIYで扉を取り付けたカラーボックスを自作しちゃいましょう!

DIYで自作することが流行り

手先に自身のない人は、DIYと聞いて身構えてしまうかもしれません。でも怖がることはないですよ。DIYは楽しいものなんです。 実際にDIY愛好家が増えてきています。

自分だけの使い勝手のよい家具をリメイクしたり安く設置できますし、作る工程が楽しい趣味になるからです。おしゃれな加工をほどこして、インテリアの質を上げることも可能。 カラーボックスはリメイクやDIYに最適なアイテムです。

自作で個性を表現する

カラーボックスに扉を取り付けるというリメイクは、ポピュラーなDIYで多くの人がチャレンジしています。 DIY初心者による簡単な作り方やキットでもアレンジを加えることで、個性豊かなものができあがります。

。例えばペイントなどの装飾にこだわってみたり、100均一の便利なアイテムを加えたりと方法は様々です。 自分の感性に合う家具に囲まれて生活できれば、毎日をもっと楽しく過ごせますよ。

カラーボックスの扉の寸法を測る

カラーボックスに扉を取り付けてみたくなってきましたか?簡単に作り方をご紹介していきます。 まずは寸法です。ここをアバウトにしてしまうと扉が上手く取り付けられません。

それに棚に対して扉が小さすぎると見た目が悪くなってしまいます。 ちょっと面倒でもしっかりと寸法を測りましょう。といっても通常のカラーボックスは大きくなく、棚が3段しかないのであっという間です。

どこに扉を取り付けるのか

カラーボックスのどの棚に扉を取り付けるのか、最初に考えてみましょう。全部に取り付けるなら、全ての寸法を測ります。一見同じ大きさに見えてもサイズはちょっと異なるからです。

カラーボックスの内側に取り付ける場合、扉は少し小さめのサイズにしておきます。外側に取り付けるなら、棚の中のサイズではなく端の分も加えて測りましょう。

カラーボックスの扉の材料

カラーボックスに扉を取り付けるためのキットもあるので、手軽に済ませたい人はキットを使うのもいいでしょう。 ちゃんとDIYをして自作するなら、扉にする木材と、蝶番(ちょうつがい)、扉を開閉する取っ手、扉を閉めたままにするキャッチ、これらをつけるネジなどが必要になります。

材料の数としては少ないので、キットと同じようなものですね。

扉用の木材について


全てホームセンターで入手可能です。100均一でも材料をそろえることができるんですよ。おすすめの100均一アイテムは後半でご紹介していきます。 扉に使う木材は薄めの板がいいですね。

先に測っておいた寸法通りにカットして準備します。 無料でカットしてくれるホームセンターがあれば、ぜひお任せしましょう。有料でも対応してくれるならお願いした方が確実です。

カラーボックスの扉をおしゃれに

扉にする板をペイントしておしゃれに加工しましょう。DIYの工程の中でも感性的で楽しい作業です。 好きな色のペンキを刷毛(はけ)やローラーで塗っていきます。100均一でも売られていますよ。スプレーだと簡単です。

アンティーク感をだしておしゃれの質をあげるなら、ヴィンテージワックスがおすすめです。安く済ませた板も年月を経たような味わいをまとってくれます。

ペイントの注意点

扉用の板の全面にペイントしていきますが、片面がしっかり乾いてからもう片面を塗装していきます。

風のない場所で乾かしてください。ホコリやゴミが飛んできて塗料に埋まってしまいますので。紙の上に置いて乾かすと、たれた塗料がくっついちゃうことも。 それから側面は塗りすぎに注意してください。ペンキなどの塗料は厚みがでてくるため、サイズが大きくなって開閉できなくなることもあります。

板をヤスリがけする

ヤスリやサンドペーパーで板の断面を削ると、キットの扉のようにちゃんとした板になります。 キレイになっていくのが楽しくて、ついつい削りすぎてしまうと小さくなって寸法が狂ってしまうので、注意してくださいね。

ヤスリがけをするなら、大きめに板をカットしてちょうどいいサイズまで削るのも作り方のひとつです。ただ、根気がいりますよ。

カラーボックスの扉に蝶番を取り付ける

扉用の板がおしゃれになったら、蝶番(ちょうつがい)を付けます。内側に取り付けるか外側かで、扉のサイズや見た目、使い勝手が変わってきます。

蝶番を隠してよりおしゃれにしたいなら内側へ取り付けることになりますが、開閉が少し不便になります。出来上がりをイメージしつつ寸法もよく考えないといけません。 外側に取り付けるのであれば、簡単で開閉も問題がでてきません。

蝶番の付け方

蝶番をマスキングテープで仮止めして、取り付ける位置を決めていきます。決定したら仮止めしたままネジを打っていくと、ズレない上に楽ですよ。終わったら仮止めしていたマスキングテープを取り除いてください。 ここではまだ扉側だけに蝶番を取り付けます。

カラーボックスの扉に取っ手を取り付ける

取っ手は開閉するのに必要で実用的なパーツです。でもただのパーツではなく、おしゃれに仕上げるポイントでもあります。 100均一でもおしゃれなものがたくさんありますが、さらにこだわるなら雑貨屋さん巡りをしてみてはいかがでしょうか。

キットやパーツを販売しているネットショップから探すのもいいですね。 完成イメージのテイストに合わせると失敗を避けられますよ。

取っ手の取り付け方

ハンドルタイプの取っ手なら、上下にネジを打つことになります。 注意点として、先に取っ手のネジ穴の位置を測り、それに合わせて扉に穴を開けると、位置がズレて上手くいかない場合がほとんどです。

まずは上部分にあたる場所に下穴をあけネジ打ちでとめます。そして取っ手を完成の位置に合わせ、下部分の穴をチェックしつつ下穴をあけネジ打ちします。

カラーボックスと扉にキャッチをつける

扉が閉まった状態を固定するためのキャッチをつけます。 キャッチには磁石でくっつくマグネットタイプと、2つの小さなローラーに留め具を差し込んでハマるローラータイプがあります。

このDIYに関してはマグネットタイプの方がやりやすいですが、どちらを選ぶかはお好みで。 扉とカラーボックスをマグネットキャッチで固定させると、蝶番を取り付ける際にズレずに済みますよ。

カラーボックスに扉を取り付ける


扉へ蝶番を取り付けた時と同じように、カラーボックスもネジ打ちする前にマスキングテープでしっかりと蝶番を固定してください。そして扉を開閉してみて位置を確認します。

カラーボックスの棚の天地サイズに対して、扉は小さいはずです。天地のスキマが同じになる位置にしてください。どちらかにかたよると、開閉しずらくなります。 位置が決まったら、下穴をあけネジ打ちして固定させます。

蝶番もペイントする

蝶番を外側に取り付けた場合、おしゃれ的に見た目が気になるという人は、蝶番もペイントしちゃいましょう。 ただし、あまり塗りすぎると塗料がかたまって開閉に支障をきたしてしまいます。

目立たなくなる程度のほどほどにした方がいいですよ。 以上が簡単な作り方になります。このようにキットでなくても全て自作でリメイクできます。

扉つきカラーボックス100均一材料

カラーボックスの扉を取り付けるのに必要なものは、キット以外にも100均一でそろいます。材料、パーツ、アレンジ用のアイテム、DIYのための道具など、おしゃれで使いやすいものが、ほとんどまかなえちゃいますよ。

費用が安く済むので助かりますよね。あれもこれもと買いすぎに気をつけましょう。 まずは100均一にある扉の材料をご紹介します。

プラスチックドア

プラスチック製のドアです。付属の蝶番(ちょうつがい)でドアとカラーボックスをくっつけますが、下穴もネジもいりません。なぜかというと、蝶番は両面テープでとめる仕組みだからです。

軽いドアなので、両面テープでも大丈夫なんですね。 驚くほど簡単な作り方で扉を取り付けられますが、これもちゃんとしたリメイクでありDIYです。最初は簡単に済ませて作る楽しみを実感するのもいいですね。

コルクボードドア

100均一にはコルクボードもあります。このコルクボードをそのまま扉にしてしまいます。 サイズがちょうどよく、カラーボックスの扉として売られていても違和感がないくらい。

というのは冗談ですが、木材の寸法を測ってカットしてヤスリがけして…といった工程がまるまるはぶけます。 それに本当の姿はコルクボードなので、メモや写真をピンでとめたりなど実用的な使い方ができます。

扉つきカラーボックス100均一パーツ

取っ手や蝶番などのパーツも100均一にたくさんあります。キットにはないおしゃれなものが手に入りますよ。このパーツを使った作り方は、これまでご紹介した方法と同じです。

100均一のパーツはナチュラル、アンティーク系が多いので、どんなテイストのインテリアにも合わせやすいですね。扉付きカラーボックス以外にも、ちょっとリメイクしたい時におすすめのアイテムになります。

扉つきカラーボックス100均一アレンジ

扉付きカラーボックスが完成したら、アレンジをほどこしておしゃれな家具に仕上げましょう。自作リメイクっぽさがでると個性的になっていいですよ。

アレンジするためのアイテムも100均一でそろえられます。アイデアしだいでバリエーションは無限大。リメイクに慣れている人なら案がパパッと頭に浮かびますが、初心者の人はなかなか難しいですよね。アレンジ案をご紹介しますので参考にしてみてください。

黒板シート

チョークで何でも書けて消せる黒板。この黒板をシートにしたものが100均一で売られています。

カラーボックスに付けた扉に黒板シートを貼れば、便利でおしゃれな黒板に早変わり!ちょっとしたメモを書き込んたり、イラストを描いてオリジナリティたっぷりの飾りにするのもいいですね。子供の落書きスペースとしても活躍してくれますよ。

リメイクシート

ペイントはちょっと大変、でもせっかく自作した扉付きカラーボックスをオシャレに仕上げたいし…という時にもってこいなのがリメイクシートです。

柄をつけたい面に貼るだけで、あっという間にイメージチェンジできますよ。100均一のリメイクシートはおしゃれなデザインばかりなので、いい感じになります。

貼ったリメイクシートははがせるので、いつでも気軽に模様替えできるのもポイントです。

ステッカー

扉付きカラーボックスの最後の仕上げとして、ステッカーで飾り付けしましょう。おしゃれなものから、かわいいデザインのステッカーが100均一で売られています。

ペイントした上からや、リメイクシートに重ねて、または無地にペタペタと簡単です。 ハロウィンやクリスマスなどイベントごとにステッカーを貼り替えるのも、その時の季節感を満喫できるので楽しいですよ。

扉つきカラーボックスの実例5選


扉付きカラーボックスの簡単な作り方や、アレンジ方法をご紹介してきました。これだけでもキットを超えた素敵な自作リメイク作品になります。

ですが、DIY愛好家さんたちが実際に自作したものを参考にすると、幅が広がって今後のDIYに役立ちます。これから自作しようと思っている人は、アイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか。 DIYによる扉付きカラーボックスをいくつかご紹介します。

実例5-1.リメイクシートと黒板の合わせ技

板がプリントされたリメイクシートを貼って、取っ手をつけた扉。その上に黒板を貼り付けています。黒板にはクリスマスツリーのイラストを描いて、素敵な飾りになっています。 どれか一つだけではなく、いくつか組み合わせても面白いですね。

実例5-2.端はマスキングテープで飾り付け

扉と棚の背面に、リメイクシートを貼っています。白ペイントの板を合わせたプリントがおしゃれですね〜!それ以外の面は白くペイントしているのがポイントです。

そして目を引くのが、端をフチどるように貼られたマスキングテープです。マステは様々な幅とデザインがありますので、いくらでも飾り付けのバリエーションを増やせます。マステだけ変更しても模様替えになりますね。すぐはがせるから簡単ですよ。

実例5-3.木の質感が素敵

年代もののワインが保管されていそうなカッコイイ扉付きカラーボックスです。

まず扉へ板がプリントされたリメイクシートを貼ります。扉のタテはばに合わせたツーバイ材などに同じリメイクシートを貼って、扉の両はしにつければ、板を組み合わせて作られたような扉ができます。 2つのカラーボックスを隣あわせにして上に天板を置くと、一体感がでますよ。

実例5-4.カラーボックスに脚をつける

カラーボックスに脚をつけて、高さの調節ができます。台にのせても高くできますが、脚をつけた方がひとつの家具としてなりたちますね。

シンプルに白でまとめることで、圧迫感がなくなって空間が広く感じられるようになりますし、さわやかな清潔感もでてきますよ。まわりの色味を統一すればインテリア全体として違和感が生まれません。 シンプルな分、おしゃれな取っ手が活きてきますね。

実例5-5.本格的な家具に

しっかりとDIYされた扉つきカラーボックスです。扉の板に凹凸の装飾がほどこされていて、これだけでも高級感がでます。取っ手や蝶番(ちょうつがい)のパーツはアンティーク調のテイストでこだわりが感じられますね。

ペイントはムラをだしてヴィンテージ感を演出。厚めの板を使った天板が全体をまとめ、本格的な家具として成立しています。 カラーボックスといわれなければ分からないぐらいのクオリティで、憧れちゃいます。

カラーボックスの扉をカーテンに

最後にとっておきのアイデアをお教えします。カラーボックスの扉は、板状のものを使った作り方をご紹介してきましたが、カーテンでも代用ができるんです。

中を見えないようにする、ホコリやゴミが入らないようにするといった条件はみたせます。 スタンダードなカラーボックスとはサイズがちょっと違うために合わせるのが難しかったり、とにかく手間をかけたくないという場合におすすめです。

まとめ

カラーボックスに扉をつける方法や作り方は、お役に立ちましたでしょうか。簡単な作り方でキットを使わなくても、立派でおしゃれな扉つきカラーボックスはDIYで自作できます。

カラーボックは安くて便利、でも中が見えることや、ホコリがたまりやすかったり、チープさを感じるといった理由で避けていた人は、ぜひチャレンジしてみてください。安くて便利はそのままに、素敵な家具に変身させられますよ。