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シュシュの作り方!簡単でかわいい髪留めシュシュを手作りしよう!

ぱっと髪をまとめられて、かわいい髪留め、髪飾りとして人気のシュシュ、実はとても簡単に手作りできるのです。ここでは布を使った作り方と、かぎ針編みでの作り方をご紹介します。ちょっとした贈り物にもおすすめのかわいい髪留めシュシュを作ってみましょう。
更新: 2021年4月25日
ryoumin315
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シュシュを作ろう!

かわいい髪留め、髪飾りのシュシュ、たくさん持っている方も多いのではないでしょうか。髪飾りとしてもかわいいですが、使わないときは手首につけていても素敵です。ゴムと布さえあれば初心者でも簡単に手作りできるんです。編み物が好きな方にはかぎ針編みで簡単にできるシュシュの作り方も併せてご紹介しています。作り方を覚えて、たくさん作ってみませんか。

シュシュとは?

シュシュとは布などを輪にした髪留めのことで、髪ゴムよりも髪の毛が絡まりにくい特徴があります。手櫛でさっとまとめることができる手軽さと、かわいさが受けて一般的になりました。使わないときはブレスレットのように手首につけていても素敵ですね。布で作ったものが一般的ですが、ビーズや編み物、レースなど様々な材料で作ることができるのも魅力の一つです。

シュシュ(フランス語: chouchou[1])は、装身具の一種。ドーナツ状にした薄手の布にゴムを通して縮ませた髪飾りである[2]。

シュシュの作り方①

基本のシュシュの型紙①

布で作るシュシュの型紙です。シュシュは長方形に布を裁つだけなので型紙なしでも作れますが、裁縫初心者など心配な方は型紙を用意しましょう。いろんな作り方がありますが、初心でも簡単に作れることを前提に考えてみました。使う布は柔らかい手触りの良いものが向いています。

作り方

横8.5~12㎝×58㎝で型紙を用意します。ハトロン紙など型紙用の紙のほか、コピー用紙などを切って貼り合わせて作っても作れます。布を裁断するときに失敗しないよう、縫い代をそれぞれ1㎝ずつ取ってあります。布は表裏2枚必要です。

シュシュの作り方②

基本のシュシュの型紙②

上の型紙は2枚の布を縫い合わせる形ですが、こちらは半分に折って作るタイプです。縫い方は2種類です。どちらも同じ型紙で対応できます。やはり、縫い代をそれぞれ1㎝ずつあらかじめとってあります。初心者は縫い代をつけるのを忘れて布を裁ってしまうミスをしがちです。縫い代をつけて型紙を作っておくとそういうミスを防げます。

作り方

横18~22㎝×58㎝に紙をカットします。紙の扱いは上の型紙と同じです。こちらは1枚の布を折って作ります。何種類かの布を使いたい場合は、最初に縫い合わせておくとよいでしょう。

シュシュの作り方③

基本のシュシュの作り方①

「基本のシュシュの型紙①」を使います。輪にした2枚の布を貼り合わせて作っています。真ん中にゴムを通すことで華やかな仕上がりです。縫い合わせる際にレースなどを挟んでアレンジすることも可能です。直線縫いができれば誰にでも簡単に縫うことができる初心者向きの作り方です。

材料

20~30㎝×60㎝の布(手芸店で求める時は50㎝カットにしてもらうと間に合います。端切れセットなどで足りなければ縫い合わせて型紙と同じサイズにしましょう)、髪留め用のゴム20㎝くらい

作り方

「基本のシュシュの型紙①」の型紙通りに切った布を2枚用意します。ここでは同じ布を使っていますが、表と裏で違う布を使ってもかわいいです。また、ここでは端切れセットを使っており、長さが足りないため2枚をはぎ合わせて長さを58㎝にしてあります。その場合、縫い代はアイロンで割っておきます。

それぞれの布を中表に合わせて半分に折り、端から1㎝のところにミシンをかけて輪にします。この時中央部分をゴム通し口として2㎝ほどあけておきます。(開けておくのは片方の布だけでよいです。)


表布、裏布の両端を1㎝ずつ折り、アイロンで押さえます。

輪にした2枚の布を外表に合わせます。待ち針などで留めてから、両端を端から5㎜くらいのところにミシンをかけます。レースなどを挟みたいときは、この工程で挟んで一緒に縫い留めます。

また、中央部のゴム通し口の左右に、両端の縫い目と平行になるように直線ミシンをかけます。最後にゴムを通してきつく結んで出来上がりです。ゴム通し口は気になるようでしたらまつり縫いなどで縫いとじてください。(そのままにしていても問題ありません。)

シュシュの作り方④

基本のシュシュの作り方②

「基本のシュシュの型紙②」を使います。輪にした布をぱたんと折ってゴム通しの脇を縫っただけの簡単なシュシュです。オーガンジーなどで作ると華やかな髪飾りになります。ギャザーをたっぷりにしたければ布の長さを伸ばしてみてください。使う布かなり表情が変わります。

材料

20~30㎝×60㎝の布(手芸店で求める時は50㎝カットにしてもらうと間に合います。端切れセットなどで足りなければ縫い合わせて型紙と同じサイズにしましょう)、髪留め用のゴム20㎝くらい
※上の作り方と同じ用尺で作れます。

作り方

「基本のシュシュの型紙」②の型紙通りにカットした布を1枚用意します。ここでは端切れを使っているので2枚を縫い合わせています。違う布を組み合わせてもかわいいです。

布を中表に合わせて半分に折り、端から1㎝のところにミシンをかけて輪にします。中央部分を1~2㎝縫い残しておきます。輪ができた状態で、両端の縫い代を5㎜くらいずつ2回折り返してアイロンで押さえ、直線ミシンをかけて始末します。(ロックミシンで始末してもOKです。)
 

縫い代通しを合わせるように外表に半分に折り、端から1㎝のところ(ゴム通し口の脇)にミシンをかけます。

ひも通しなどを使ってゴムを通して両端をきつく縛って出来上がりです。シンプルな作りなのでお好みで飾りにタグをつけてもかわいいです。写真ではわかりにくいですが、外側にくる布端は縫い合わせていません。この方が結んだときにひらひらとしてかわいい髪飾りになります。

シュシュの作り方⑤

基本のシュシュの作り方③

「基本のシュシュの作り方②」のゴム通し場所を変えただけの簡単レシピです。型紙はこちらも「基本のシュシュの型紙②」を使います。

材料

20~30㎝×60㎝の布(手芸店で求める時は50㎝カットにしてもらうと間に合います。端切れセットなどで足りなければ縫い合わせて型紙と同じサイズにしましょう)、髪留め用のゴム20㎝くらい
※上の2つの作り方と同じ用尺で作れます。

作り方

布を中表に合わせて半分に折り、端から1㎝のところにミシンをかけて輪にします。その時、片方の端から3~4㎝位のところから1~2㎝を、ゴム通し口として縫い残しておきます。縫い代1㎝折ってアイロンで押さえ、縫い代通しを外表に合わせて端から1㎝のところにミシンをかけます。次に中央部に縫い残したゴム通し口の左右の直線ミシンをかけます。ゴムを通して出来上がりです。

シュシュの作り方⑥

かぎ針編みのシュシュの作り方①

編み残しの毛糸で作れる簡単なシュシュです。編み物初心者でも作れるような簡単な編み方です。心配な方は下に「かぎ針編みの基本」をご紹介した記事のリンクを貼っておくのでご覧ください。


材料

髪留め用のゴム1本(20㎝くらいに切ったものを輪にして使ってもOKです)、毛糸(毛足の少ないコットンなどが編みやすいです)適量

作り方

ゴムの内側から毛糸を引き出してかぎ針にかけます。まだ糸が固定されていないので抜けないように、指でしっかり押さえておきましょう。

細編みの要領で一目編み、糸をかけて最初に作った輪に引き抜きます。

これで一目編めました。同様に細編みの要領で全部で40目編みます。

最後は引き抜き編みをしてつなげます。これで1段編んだことになります。

2段目を編みます。鎖目で5目立ち上げて、隣の目(細編みで編んだところ)から長編みを1つ編みます。

3目鎖目を編み、次の目を拾って長編みを編みます。同様に鎖目3目→長編み1目の順で編み進めます。

最後の目まで編んだら、鎖目を3目編み、最初の目を拾って引き抜き編みをします。(ここではわかりやすいように途中で糸を変えています。)

糸を5~7㎝残して切ります。

編み始めの糸と結んでとじ針で編目に通してから余った糸を切ります。

シュシュの作り方⑦

かぎ針編みのシュシュの作り方②

編み方を少しだけ凝ってみました。難しい編み方ではないので初心者の方でも安心して編んでいただけます。ポコポコ空いている穴は鎖編みで編んでいます。

材料

髪留め用のゴム1本(20㎝くらいに切ったものを輪にして使ってもOKです)、毛糸(毛足の少ないコットンなどが編みやすいです)適量

作り方

上の「かぎ針編みのシュシュの作り方①」と同様に、細編みで40目編みます。縛って輪にしたゴムはゴム端を巻くように編んでいくと仕上がりがきれいです。


2段目を編みます。鎖編みで5目編みます。

2目飛ばして3目目をすくい、引き抜き編みします。同様に5目鎖目→2目飛ばして引き抜き編みを繰り返します。最初の目まで戻ってきたら引き抜き編みをしてつなげます。

3段目を編みます。1目立ち上げて、細編みを1目、長編みを3目、細編みを1目の順で、鎖編みで作った輪に目を編み込みます。輪の中からかぎ針を入れて向こうから糸を引くように編んでいきましょう。最後の目まで同じように編み、引き抜き編みでつなげて糸を切ります。糸の始末は上の「かぎ針編みのシュシュの作り方①」と同じです。

アレンジ

2段目を編んだ後、3段目は細編みですべて編み、糸を切ります。

糸を変えて、飛ばしておいた細編みを拾います。飛ばしておいた細編みを拾いながら、鎖編み5目めで編み進めます。

3段目は細編み1目、長編み3目、細編み1目の順で編んでいきます。

上の画像のように、途中に飾りのビーズを入れたいときはあらかじめ糸に必要分のビーズを通しておきます。ビーズ刺しゅう用の針(長くて細い針です)を使うと通しやすいです。

2色遣いで、パールビーズがさらに華やかな髪飾りになりました。難しく見えますが、編み方はそれほど難しくありません。初心者の方も思い切って挑戦してみると素敵な作品が作れますよ。また、好きな編み方があれば糸を変えていろいろ作ってみてもかわいいですね。

シュシュの作り方!まとめ

シュシュの作り方!簡単でかわいい髪留めシュシュを手作りしよう!いかがでしたでしょうか。シュシュは初心者でも作りやすい簡単にできる髪飾りです。ご紹介した方法をアレンジしてオリジナルのシュシュを作るのも楽しですね。布や糸を組み合わせて、どんな形にするか考えるのも楽しい作業です。

ほかの手作りが気になる方はこちらをチェック!

暮らし~のでは他にも簡単にできる楽しい手作りを多数ご紹介しております。同じ髪留め、髪飾りでもあるターバンの作り方もご紹介しておりますのでぜひご覧ください。また、かぎ針編みの基本もご紹介しております。シュシュは短時間でできる編み物ですので、これから編み物をはじめる初心者にもおすすめです。YouTubeでは動画もご紹介しております。併せてご覧くださいね。