MYmama スムース ニット
moonfarm 全17色 プレミアム
綿ローン
ターバンを作ろう!
家事や仕事の時、さっと髪をまとめられるターバン、ヘアバンドをご愛用の方も多いのではないでしょうか。市販のものもかわいいもの、おしゃれなものが多いですが、意外とぴったりサイズのものを見つけるのは難しいと思いませんか。
手作りなら、サイズを自分に合わせられるのがよいところです。作り方はとっても簡単なのでかわいいもの、おしゃれなものと、いろいろ作りたくなりそうですね。
ターバンとは?
ターバンとは頭にまく布のことを指します。ヘアバンドとも言いますが、幅の広いものがターバンを指し、細いものをヘアバンドとする場合もあるようです。日本ではおしゃれなもの、かわいいものと女性がするイメージですが、もともとは宗教的な意味合いを持つ民族衣装です。以下はウィキペディアからの引用です。
イスラームではアッバース朝期以降、宗教的敬虔さの象徴として扱われ、現代でもウラマーやイスラーム復興に親近感を持つ者が好んで用いる。またインドなどのシク教徒も日常的に用いており、インドにおいてはターバン着用者は二輪車運転時のヘルメット着用を免除されているほか、軍隊にも制定品が準備されている。
ターバンに使用するおすすめの生地
布について
ターバンやヘアバンドに向いている生地は薄めの布です。また、頭につけるので肌触りの良いものがよいでしょう。写真は「リバティプリント」という有名な綿ローンでかなり薄手です。手触りもよく柄も豊富でおすすめです。
手芸店でよく見かける端切れセットなどを組み合わせるのもおすすめです。また、伸びの良いスムースニットも薄手のものならおすすめです。布が厚いと縫いにくくなるのと、着用サイズが小さくなってしまいます。型紙より少々大きめに作って、縫い合わせる前にサイズを調整してください。
綿ローン
綿ローン
無地や柄物など種類が豊富です。薄手で縫いやすく、見栄えもよい布でおすすめです。薄いので洗濯の乾きがよいです。かわいい柄が多いのでお子様にもおすすめの布です。簡単に縫えるのもよいところです。
綿麻
moonfarm 全17色 プレミアム
色の発色がよく、綿と麻の良いところを併せ持っている布です。適度な厚みがあり、初心者でも簡単に縫うことができ見栄えもよい布です。おしゃれな印象にしたい方におすすめです。最近はかわいい柄物も見かけるようになりました。
スムースニット
MYmama スムース ニット
無地やかわいい柄物など種類が豊富です。テンション(伸びのこと)が低めのものが縫いやすくおすすめです。小さめに作って伸縮させたいならテンションの高いものを使いましょう。縫い合わせる前に安全ピンなどで仮止めし、サイズを確認してから縫うことをおすすめします。ミシンで縫うときはニット用の針と糸に変えましょう。
ターバンの作り方①サイズの取り方
手持ちのターバンからサイズを取る方法
市販のターバンやヘアバンドから、直接サイズを取ってみましょう。ちょうどよいサイズのものがあったら、幅と長さを測ります。縫い代分をそれぞれ1㎝ずつ取れば(左右で2㎝)型紙づくりの目安になります。ゴム部分はひっぱって、生地の長さを、手を離してゴムの長さを測ります。
ベーシックターバンの型紙
ターバンは長方形の布を使うので型紙がなくても大丈夫ですが、あると裁断がうんと簡単になります。一番ベーシックなタイプのターバンです。縦幅はお好みで変えていただいて構いません。ここでは40㎝幅を輪にしてから3つ折りにして作っています。
ゴム通し布は頭の後ろ側に来る部分です。細いほうがお好みでしたら6㎝にしますが、ゴムを細くする方がきれいにできます。長方形ですので型紙を使わずに、直接布をサイズ通りに裁っても作れます。
ねじりタイプのターバンの型紙
本体用の布を2枚交差させるタイプのターバンです。おしゃれな印象に仕上がります。布の厚みがある場合は縦幅をもっと狭く、横幅を長くした方がよさそうです。
バブーシュタイプのターバンの型紙
広げると三角巾のように頭を覆う形になるバブーシュタイプのターバンです。布の厚みがある場合は縦幅を狭くしましょう。ゴム通し布はお好みで幅を変えましょう。
ターバンの作り方②ベーシックターバン
ベーシックターバンの作り方
見た目もシンプルなターバンは作り方も簡単です。使うのは布とゴムだけ。縫い方も直線縫いができればOKです。慣れるとあっという間に作れるのでいくつも作りたくなりそうですね。使う布で印象がガラッと変わります。
布をいくつか縫い合わせてパッチワークのように作ってもかわいいです。もっと細く作ってシンプルなヘアバンドにしても重宝します。
材料
50㎝×50㎝の布1枚、幅1.5㎝くらいの平ゴム10~15㎝1本
作り方
型紙通りに布を裁ちます。ここではゴム通し布を6㎝幅と細くしています。
本体用の布の中表に合わせて半分に折り、端から1㎝くらいのところにミシンをかけます。ゴム通し用の布も同じように中表に合わせて半分に折り、端から5㎜くらいのところにミシンをかけます。
縫い代を割ってアイロンで押さえ表に返してアイロンで調えます。ゴム通し布は細いので、表に返してからアイロンで調えます。この時、ゴム通し布の両端を1㎝ずつ中に折りこんでアイロンをかけておくとあとできれいに仕上がります。
上糸を緩くするか、針幅を大きくして本体の左右に端から5㎜くらいのところにミシンをかけ、ギャザーを寄せます。手縫いでぐし縫いにしてもOKです。折りたたんで作るやり方もありますが、この方が簡単です。
ゴムの端をくるむように三つ折りにして待ち針で留め、ミシンをかけます。ゴムが引っ張られた拍子に取れないように何度か往復して丈夫にミシンをかけましょう。
ゴム通し布にゴムを通します。ここではゴム通し布を細く作ったので、ひも通しを使って通しています。ゴムが布の中にもぐってしまいそうなときは待ち針などで留めておきましょう。
ゴムのもう片方の端を本体に縫い付けます。やはり取れやすいところですので、何度も往復してミシンをかけ丈夫にしておきましょう。
ゴム通し布を本体の縫い代を隠すようにかぶせてミシンで縫い留めます。布が厚いときはミシンをかけにくいところです。その場合はまつり縫いで始末しましょう。
完成です。
ターバンの作り方③ねじりタイプ
ねじりタイプのターバンの作り方
2つの布を交差して作ったおしゃれなターバンです。凝って見えますが実はとっても簡単です。ここではダブルガーゼを使っています。ちょっと厚みが出てしまうので、本体を長めに作るか、ゴムを長いものにするとよいようです。綿ローンなど薄い生地の場合はこのままの長さで作って問題ありません。
材料
50㎝×70㎝の布1枚、幅1.5㎝の平ゴム10~15㎝1本
作り方
まずは型紙通りに布を裁断します。
「ベーシックターバンの作り方」のように、本体とゴム通し布を中表に合わせて半分に折り、縫い合わせて表に返し、アイロンで調えます。
本体の布を十字に合わせておきそれぞれの端通しをつまむように左右に引き待ち針で留めます。左右の端はギャザーを寄せるか降りたたたんでゴムの片方に留めます。ゴムが取れてしまわないよう、何度も往復して丈夫にしておきましょう。布が厚くて縫いにくいようなら手縫いにします。
ゴム通し布にゴムを通します。中にゴムがもぐってしまうようなら待ち針などで留めておきましょう。
ゴムをもう片方の本体に重ねて留めます。ここもゴムが取れてしまわないように何度も往復して縫い、丈夫にします。縫い代を隠すようにゴム通し布を重ねてまつり縫いかミシンで始末をします。
完成です。
ターバンの作り方④バブーシュタイプ
バブーシュタイプのターバンの作り方
本体の布をたっぷりとっているバブーシュタイプのターバンです。こちらも作り方はとても簡単です。家事の時など頭を覆うことができるので非常に便利です。普段は細くくしゃくしゃとまとめておけば、ぐんとおしゃれな印象です。かわいい布で作れば子供用にも喜ばれます。調理実習やお掃除の時間に活躍しそうですね。
材料
50㎝×50㎝の布1枚、幅1.5㎝くらいの平ゴム10~15㎝1本
作り方
まずは型紙通りに裁断します。ここではゴム通し布の幅を10㎝と広めに作っています。
本体の布の上下を1㎝ずつ2回折り返してアイロンで調えます。
本体の布はアイロンで押さえたところの端から5㎜くらいのところにミシンをかけます。ゴム通し布は上の二つの作り方を参考に縫い合わせて表に返しアイロンで調えておきます。
本体の布の左右にギャザーを寄せます。
ゴムの端をギャザーを寄せた本体でくるむようにして待ち針で留め、ミシンをかけます。ここでも何度も往復して丈夫に縫い留めます。ゴム通し布を通したら反対側も本体に縫い留めます。
ゴム通し布を本体の縫い代を隠すようにかぶせて縫い留めます。この作業はまつり縫いで始末してもOKです。
完成です。上の画像は本体を広げたところです。共布で輪を作って本体の端にセットしておくと、真ん中に移動させたり、後ろ側に寄せたりして簡単に表情を変えることができます。普段は細くまとめてヘアバンドとして使って、家事の時などに広げて使えます。
ターバンの作り方⑤ねじりタイプのアレンジ
ねじりタイプのターバンのアレンジ
スムースニットでねじりタイプのターバンをアレンジしました。布自体に伸縮性があるため、さらにフィットします。生地に厚みがあるため、縫いにくいところは手縫いでしたほうが楽かもしれません。
材料
50㎝×70㎝のスムースニット1枚、幅1.5㎝の平ゴム10~15㎝1本、ニット用の糸と針
作り方
型紙より横幅を3㎝ずつ広く、縦幅を10㎝狭くした布を裁断します。ここではゴム通し布を8㎝で作っています。
上の「ねじりタイプのターバン」の作り方を参考に各パーツを作ります。
「ねじりタイプのターバン」の作り方を参考に組み立てていきます。生地に厚みがあるので縫いにくいところは手縫いで縫いましょう。生地幅と布の種類が違うだけでだいぶ印象の違うターバンに仕上がります。もっと薄い布で、細くヘアバンドに作ってもかわいいです。
ターバンの作り方⑥バブーシュタイプのアレンジ
バブーシュタイプのターバンのアレンジ
バブーシュタイプのターバンをゴム通し布を2つに分けて中央に髪用のゴムを使ったアレンジです。後ろのゴムで髪を縛ることもでき、さらにおしゃれなアレンジが可能です。また、広げると頭を覆うデザインなので、家事の時など実用的に使っていただけます。
材料
50㎝×50㎝の布1枚(ここでは違う布をそれぞれ使っています。)、髪用のゴム1個
作り方
本体用の布を裁ち、上下を1㎝ずつ2回折り返して直線縫いで始末します。(ここでは2枚を組み合わせています。縫い合わせか所の縫い代はくるんで、直線ミシンで押さえています。)
ゴム通し用の布を2枚(横16㎝×10㎝)用意します。頭の小さい方は横幅をあとで縮めてください。上下を1㎝ずつ2回折り返して、直線ミシンで縫い代を始末します。
本体の左右にギャザーを寄せ、ゴム通し布の幅に合わせます。ゴム通し布の1枚と中表に合わせて待ち針で留め、端から5~7㎜のところにミシンをかけます。
髪留め用のゴムをゴム通し布に通します。
ゴム通し布の端を1㎝折りこんで本体と縫い合わせたところに縫い代を隠すように乗せ、待ち針で留めます。ゴム通し布の生地端から5㎜くらいのところをミシンで留めます。
反対側も同じように処理します。上の画像はギャザーを寄せてミシンをかけた後、ゴムを通してから、待ち針で留めたところです。
完成です。本体を広げるとこんな感じになります。薄い生地なので細くまとめて使うとヘアバンドらしいおしゃれなイメージで着用いただけます。ゴムで髪を結びたいときはまずは頭にターバンを着用し、髪を引き抜いてまとめてからゴムで縛ってください。
ターバンの作り方⑦サイズ調整をする
サイズ調整の仕方
ターバンのサイズはゴム通し布とゴムの長さで調節するとよいでしょう。ねじりタイプのターバンの場合は厚手の生地を使うと交差した分、長さが足りなくなります。あらかじめ横幅を3~5㎝位長く切ってみましょう。
それぞれのパーツができたら待ち針や安全ピンで仮止めし、頭に当ててみてください。縫い合わせる前にサイズ調整してしまいましょう。お子様用など小さい頭の方も同じように調整できます。
ターバンの作り方⑧頭部に合わせる
子供用頭位のはかり方
頭の小さい人や子供用に作る場合、耳から耳までの長さを測って反対の横幅を決めましょう。メジャーがない場合は写真のようにひもを耳から耳までに当てて、基準にして置くと簡単です。
布を裁つときは縫い代分を+2㎝(左右それぞれ+1㎝)足してサイズを出します。ゴムの長さは10㎝で足りそうですが、ゴムの強さ(伸び具合)を確かめてから縫い合わせたほうがよさそうです。せっかくかわいいものを手作りするなら、気に入ってつけてもらいたいですものね。
ターバンの作り方!まとめ
ターバンの作り方!おしゃれでかわいいヘアバンドを手作りしよう!いかがでしたでしょうか。おしゃれでかわいいターバン、ヘアバンドが簡単に作れるなんて素敵ですね。また、サイズも自分好みに作れるのも手作りならではです。お気に入りを作っていただけたら嬉しいです。
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