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移動ポケットの作り方!子供が喜ぶかわいい移動ポケットを手作りしよう!

学校や幼稚園で必要なハンカチやティッシュなどを入れる便利な移動ポケットの作り方をご紹介します。子供の服のポケットは小さくて不便ですが、移動ポケットの作り方を覚えれば、ズボンやスカートが変わってもさっと取り出せて安心です。とても簡単なのでぜひ挑戦しましょう。
2020年8月27日
ryoumin315
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この記事で紹介しているアイテム

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移動ポケットを作りましょう!

子供服や女性の服はポケットが小さかったりついていなかったりしますよね。ハンカチやティッシュなどが入ってボトムスが変わってもベルトやウエストに差し込めばOKの移動ポケットはそんなときにとても便利なアイテムです。複雑そうに見えますが、実は手作り初心者向けの簡単なものが多いのです。かわいい生地で手作りすれば子供達に喜んでもらえそうです。

準備するもの

綿テープ(バイアステープやチロリアンテープ、厚手のリボンでもOK)、生地15~17㎝×60㎝(50㎝以上で量り売りのところが多いので、50㎝で注文しましょう。)、ハンドクリップ1組(手芸店や100均で手に入ります。)、お好みでタグやアップリケなど。

生地の選び方

物を入れるため伸びやすい生地でなければ割と何でも作ることができます。作りやすいのは厚すぎず、薄すぎず、適度に張りのある素材です。綿麻や、薄手のデニムなどカバンを作るのに適した生地を探してみましょう。手拭いで作っている方もいるようです。入園グッズを作った余りの生地でも作れそうです。

綿麻生地

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綿麻素材は厚みも程よく、かわいいプリントが豊富です。裁縫初心者に扱いやすいおすすめの生地です。

デニム生地

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パンツを仕立てるような固い素材ではなく、柔らかい薄手のものを選びましょう。アイロンがかけやすい厚みをイメージしていただくと選びやすいと思います。生地がシンプルなので、フタなどにタグをつけてもかわいいですね。

帆布生地

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トートバッグによく使われる生地ですが、11号くらいの厚みなら移動ポケットを作るのにちょうどよいでしょう。シンプルな生地ですので、レースやタグをつけるアレンジで雰囲気を変えられます。

移動ポケットの型紙①

ティッシュ入れ付き移動ポケットの型紙の作り方

ハンカチもティッシュも入る便利な移動ポケットです。15㎝×57㎝の長細い布を用意します。生地方向は縦横どちらでも作成可能です。折りたたんでいくだけの簡単な仕様です。裁断したら、型紙通りの位置にチャコペンなどで印をつけていきましょう。

移動ポケットの型紙②

マチ付き移動ポケットの型紙の作り方

本体とふたが別々になっているマチ付きの移動ポケットの型紙です。まち幅は2㎝です。ただスポンと物を入れるだけで使いたい方はこちらを作りましょう。表布と裏布を違う生地にしてもかわいいです。ふたを長くしてマジックテープ無しの仕様にしてもよいでしょう。

移動ポケットの型紙③

ティッシュ入れマチ付き移動ポケットの型紙の作り方

①の型紙のアレンジです。奥のポケット部分に2㎝のマチがついています。タオルハンカチなど厚手のものもすっと入ります。

移動ポケットの作り方①

ティッシュ入れ付き移動ポケットの作り方

ティッシュ入れと、奥にハンカチを入れるポケットがついた移動ポケットです。マジックテープで簡単にふたを開け閉めできるようになっています。一見複雑そうですが、布を折りたたんでいくだけで簡単に手作りできます。上手に作るコツはしっかりと印をつけて、アイロンをかけていくことです。


作り方の手順

テープ付け位置にテープを縫い付けます。最初に両サイドから5㎜内側、中央、サイドから3㎝内側の計5か所を縫い留めます。(生地からはみ出ている部分ははさみでカットしておきましょう。)

次に布の両端を裏側に1㎝ずつ2回折り返して端から8㎜くらいのところにミシンをかけます。マジックテープを画面の向かって左側は縫った後に合わせて、左端から24.5㎝のところに合わせて縫い付けます。左側にマジックテープの固いほう、右側(ふた側になります)はふわふわして軟らかいほうをつけましょう。

右側の4.5㎝を裏側に折り、9㎝の印のところを左側に倒します。左側は4.5㎝のところで内側に倒しておきます。ここでアイロンをしっかりかけておきましょう。(※違う生地で作っている画像ですが、こちらの方がわかりやすかったのでこちらをのせています。)

次に左側半分を右端に重ねて半分に折りアイロンで押さえて、上下を待ち針で留めます。

この時向かって左側にティッシュ入れが来ているのですが、生地をめくって、先ほど1㎝ずつ折り返したところが向かい合ってぴったりくっついていることを確認してください。ここがティッシュ入れの口になります。(※違う生地の画像です)

画面の上と下の端から1㎝のところにミシンをかけます。左側がティッシュ入れのある下側、右側がふた部分です。

左側から手を入れてひっくり返します。角のところは目打ちなどを使ってきちんと出しておきましょう。ここでもアイロンをかけるときれいに仕上がります。

画面下の部分(ティッシュ入れの下の部分)をひっくり返し、同じように形を調えます。

ふた(上の部分)を折り返して後ろにハンドクリップを挟んで出来上がりです。上の画像ではハンカチとティッシュを入れた状態で撮影しています。

移動ポケットの作り方②

マチ付き移動ポケットの作り方

ティッシュ入れはいらないから、ポンポン物が入るものが欲しい方におすすめの形です。ハンカチやリップクリームがさっと取り出せて便利です。ふたは小さめに作っていますが、お好みでもう少し長くして、マジックテープ無しにしてもよさそうですね。

作り方の手順

型紙通りに裁断したら、本体の布の片方に印通りに綿テープを縫い付けます。縫い方は上の②の作り方を参照してください。

マジックテープを出来上がり線の1㎝内側につけておきます。(画像はスプリングホックをあとからつけているのでここでつけていません。)ふた用の布を中表に合わせて端から1cmのところにミシンをかけます。(上の画像のようにふたを丸く作りたい方は下の作り方④をご参照ください。)

表に返してアイロンで形を調えます。

外側にくる布の上から4㎝のところにマジックテープをつけておきます。本体の布を中表に半分に折って両脇をミシンで縫います。2枚とも同じように縫います。

アイロンで縫い代を割り、脇の縫い目と底の線が合うように開いてアイロンで押さえます。


アイロンで三角に抑えたところに定規を当てて、脇の縫い目からそれぞれ1㎝ずつになるところにチャコペンなどで印をつけ、印部分をミシンで縫います。

本体の口の部分1㎝を折りこんでアイロンをかけておきます。本体の片方をひっくり返して、中に入れ込むようにします。次にふた部分を端が本体の脇に来るようにして縫い代に押し込み、周りをぐるりと待ち針で留めていきます。

口の上を端から5㎜程度のところにミシンをかけます。この時上の画像のように中をのぞくようにミシンにセットして縫いましょう。ここだけ縫いにくいのですが、苦手でしたら、手縫いでまつり縫いにして仕上げてもかまいません。縫い終わって形を調えたら完成です。後ろの紐部分にハンドクリップを挟んで使います。

移動ポケットの作り方③

ティッシュ入れマチ付き移動ポケットの作り方

①の作り方のアレンジです。折りたたむときに(半分に折る前)両端にマチの中心が来るようにします。最後にひっくり返したときにマチをミシンで留める仕様です。マチ部分の生地が厚くなっているのでミシンをゆっくりかけるのがコツです。

作り方の手順

テープ類をつけるところまでは作り方①と同じです。作り方①の布の両端を折りたたんでいくところで、左右の端がマチの中心になるように折ってアイロンをかけます。左から5.5㎝、右から10㎝に折り山が来て、めくるとティッシュ入れの口通しが向かい合ってぴったり合っているはずです。あとは①と同じように半分に折って、上下に端ミシンをかけます。

作り方①と同じようにひっくり返して形を調えます。ここまで出来たら上の画像でめくっている部分に手を入れてポケット部分をひっくり返します。

ポケットが裏返って、上の画像のようになっているはずです。

脇の縫い目と底の線が合うように底の両端を三角に広げていきます。この時片側にティッシュ入れが、片側に本体の裏部分が来るように広げましょう。

三角部分を待ち針で留めて押さえておきます。②のマチの作り方を参考に脇の縫い目から左右に1㎝ずつになる場所に印をつけておきます。

印部分をミシンで縫います。

元通りにひっくり返して形を調えたら出来上がりです。底部分にマチができています。これならタオルハンカチもティッシュもワンアクションで取り出せるので、子供に重宝されそうです。マチを作る工程が増えましたがこちらも簡単に作れます。

移動ポケットの作り方 アレンジ方法

ふたを丸くする方法

手順

型紙に丸いものを当てて角を丸くしておきます。もちろんコンパスを使ってきちんと引いても良いのですが、手作りを簡単にするために身近なものを利用するのも一つの方法です。

①、③の作り方の場合は半分に折ったところでふた側に型紙を当ててチャコペンなどで印をつけます。②は最初の生地の裁断の際に丸い型紙を使います。

印通りに丸くカットします。縫い代1㎝で上下を縫います。この時右端はふたの先の部分なので縫いません。縫い代のカーブ部分に切込みを入れてから表に返すときれいに出来上がります。

マジックテープ以外の留め具の付け方


マジックテープは着ている服の繊維などごみがつくから嫌な人はスプリングホックやマグネットホックを使うとよいでしょう。濡れた手で扱うことを考えると、上の画像の左端にあるスナップボタンは留めたり外したりに両手を使いたくなるのでおすすめしません。

手順

②の移動ポケットにスプリングホックをつけます。フタの内側にひっかけるほうの金具を取り付けます。

針先を内側の穴から外側にだし、糸をひっかけて引きます。これを繰り返していくときれいに丸い穴をステッチできます。この時表側の生地をすくわないようにすると、表に糸がひびかずきれいに仕上がります。

何度か繰り返すと上の画像のようになります。縫い終わりは玉結びをして、生地の中に針を通し、縫い合わせた記事と生地の間から針先を出して糸を切るときれいです。本体内側にもう一つの金具を同じようにつけて完成です。

タグやアップリケの付け方

レースやタグ、アップリケをつけるとシンプルな生地を使ってもかわいい移動ポケットになります。子供の好きなキャラクターのアップリケなどを付けられるのも手作りならではです。大人用にはレースなどシックなものが似合います。

手順

タグやレース、アップリケはマジックテープやテープを縫い付けた後につけましょう。①と③の作り方の場合、左端から15.5㎝~23.5㎝の間がふたの表部分です。上下1㎝は縫い代のため避けてつけたいタグを配置してバランスを確認します。生地の右側を下にしてみるとわかりやすくなります。ふたを丸くカットする場合は左右の丸い部分も避けなければなりません。型紙を当てて確認してみましょう。

レースとタグが付きました。この後折りたたんで縫っていきます。

アップリケはアイロン接着できるものが多いのですが、洗濯でとれてしまわないように、周囲をまつっておくと安心です。

移動ポケットの作り方!まとめ

移動ポケットの作り方!子供が喜ぶかわいい移動ポケットを手作りしよう!いかがでしたでしょうか。簡単にできてかわいいので子供のために、自分のために、プレゼントにとたくさん作ってみたくなりそうですね。手作りの移動ポケットで学校へ行くのが楽しくなりそうです。

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暮らし~のではほかにも子供のための手作りをご紹介しています。スナップボタンの付け方も詳しく載っていますのでどうぞご参考にしてください。