【ハマナカ】アクリル毛糸 ボニー ♯401
クロバー かぎ針 両かぎ 4/0-6/0号 42-746 Clover クローバー 手芸用品
クロバー かぎ針 「アミュレ」 9/0号 42-409
クロバー 編み物用品 ステッチマーカー M 55-756
Clover カチャカチャII ロックツキ
Clover とじ針セット CHIBI ちび ピンク 55-082
かぎ針編みの編み方を覚えよう!
かぎ針編みで編んだバッグや帽子、マフラーなど、可愛い雑貨を見かけると自分でも編んでみたくなりませんか。簡単な編み方と記号が読めれば、本や編み図を理解して編んでいけますね。ここでは初めてかぎ針編みをする方でも簡単に取り組めるように、できるだけ詳しい解説をしています。編み方も超基本の編み方5つのみです。バッグや帽子など円形に編む編み方もご紹介しています。
※上の画像はコットン糸を細編みと長編みで編んだバッグです。物を入れると伸びてしまうので、内側に布を縫い付けています。
毛糸と針について
手芸店などで、この毛糸で編もう!と決めたら、毛糸の裏を見てみましょう。その糸にあった針の大きさ「号数」が記載されています。また、洗濯表示も出ていますので用途に合わせて選んでみましょう。最初は太糸でざくざく編むのをおすすめします。棒針編みの作り目用には、糸の毛足が短いコットン糸がきれいにほどけて便利です。
毛糸
【ハマナカ】アクリル毛糸 ボニー ♯401
老舗の糸メーカー「ハマナカ」のアクリル毛糸です。編みやすさと色の豊富さが魅力です。値段も手ごろですので、まずは1~2玉で編める簡単なものから挑戦するとよいでしょう。
かぎ針
クロバー かぎ針 両かぎ 4/0-6/0号 42-746 Clover クローバー 手芸用品
老舗の手芸用品メーカー「クローバー」製のかぎ針です。画像のものは4号と6号が両端についた両かぎ針なので中細糸用です。最初からすべてそろえる必要はないのですが、編みたい毛糸に合うかぎ針の号数が表示されていますので、参考にして揃えましょう。太糸を使う場合は8号と10号が両サイドについているものを求めるとよいでしょう。
クロバー かぎ針 「アミュレ」 9/0号 42-409
金属製の編み針よりも編みやすいことを売りにしている商品です。金属製の針だと手が痛くなる人はこちらをおすすめします。100均にも似たような商品が売っています。
かぎ針編みにあると便利な道具
毛糸とかぎ針があればかぎ針編みをはじめることはできますが、下記にあると便利な道具をご紹介しておきます。こういうものがすべてセットになっているスターターキットも売っているようです。このほかに、糸切りばさみがあればOKです。
マーカー(目数リング)
クロバー 編み物用品 ステッチマーカー M 55-756
かぎ針編みに限らずですが、どこまで編んだかわからなくならないための目印があると安心です。輪(円)で編んでいくときには特にどこが始まりかわかりにくくなります。安全ピンを印に使う方もいます。
段数カウンター
Clover カチャカチャII ロックツキ
1段編むごとにかちゃっと、上の部分を押して段数を数えていくカウンターです。終わったら左右のハンドルで0に戻せます。
とじ針
Clover とじ針セット CHIBI ちび ピンク 55-082
毛糸用のとじ針があるとモチーフ通しをつなぎ合わせたり、糸の終わりの始末をするのに便利です。上の画像のものは入れ物がついているので迷子になりにくいですね。
編み図の記号の見方
編み物の本や編み図に書かれている記号は初心者にはわかりにくいものです。下記は日本ヴォーグ社のHPに掲載されているかぎ針編みの記号です。このページに掲載している基本の編み方の記号です。ここでご紹介するのはほんの一部ですが参考にしてみましょう。
鎖編み
名前通り鎖になっている編み方です。棒針編みの作り目をするのにも用います。基本となる編み方ですので練習しましょう。
細編み
基本となる小さな編目です。毛糸を詰めて編みたいときに使います。
長編み
アルファベットの”T”のような形です。長編みの意味です。細編みの2段分くらいの長さの目が作れます。ゆったりと編みたいときに使います。
長々編み
長編みの形に斜線が入ったようなマークです。長編みよりさらに高さのある目を作ります。
一覧で見たい方は下記のリンクへ
かぎ針の編み方①
鎖編み
出来上がりが鎖がつながったようになる編み方です。長く編んで輪にすればあやとりになります。棒針編みの作り目にも使われる基本の編み方です。
編み方
毛糸玉の中心から毛糸を引き出します。
糸の端を右手のほうに持って、左の手人差し指にしたからひっかけるようにして、中指と親指で2つの糸を挟み持ちます。
次にカギを輪の中に通して、手前にくるりと回します。
カギにできたわっかの根元を中指と親指で押さえるようにします。
同じように、カギに糸をひっかけて輪の中へ引くように通します。
一つ通したら根本のわっかの部分をキュッと引っ張って外れないようにします。
2目目からも同じように下からかぎ針を通してひっかけて輪の中を通します。ひっかけて通す、ひっかけて通すを繰り返していきます。手が慣れてくるとだんだん早く編めるようになっていきます。
かぎ針の編み方②
細編み
名前の通り、目が細かい基本の編み方です。ぎゅっと詰まった感じに編めます。ここでは鎖編みの上に編んでいきます。
編み方
鎖編みを必要な目数編んだら、一目立ち上がりの目として鎖編みを編みます。鎖編みの裏側を見て輪になっている部分にかぎ針を通して糸をひっかけて抜きます。
上の画像のようにかぎ針に輪が2つできます。
かぎ針に糸をひっかけて2つの目を一気に引き抜いて通します。
2目目以降も同じように編んでいきます。最初のうちは編地が丸まってしまったりしますが、大きくなるにつれて落ち着いていきます。どうしても気になるようでしたら、編みあがってからスチームアイロンなどをかけるときれいに仕上がります。左端まで編んだら、目数が作り目の数とあっているか確かめましょう。編み図を使う場合、ここで数が狂っていると狂ったまま進んでしまい、模様編みや目を増やすところで数が合わなくなってしまいます。
かぎ針の編み方③
長編み
編目が長いから「長編み」、言葉通りの編み方です。1目と1目の間に縦にすき間ができます。高さが出るので段数が少なくても長く編むことができる基本の編み方です。
編み方
立ち上がりの目を3目鎖編みで編みます。針に糸をひっかけます。糸は下から針ですくうようにかけます。
ひっかけたまま隣の目(細編みの上に編んでいます。細編みや長編みの上部は鎖編みのようになっているので、鎖編みの下の穴に針を通します。)に針を入れて糸を引き出します。そうすると、針に輪が3つできています。糸をひっかけたら最初の2目にかぎ針を通します。
針に輪が2つ残っています。また糸をひっかけて2つの輪を通します。
長編みが1目できました。(右側にあるのは最初に作った鎖編みの立ち上がりの目です。)残りも同じように編んでいきます。左端まで編んだら、やはり目数があっているか確かめます。
かぎ針の編み方④
長々編み
長編みよりさらに長い編目ができる「長々編み」です。細編みの3倍くらいの長さが出ます。長編みと長々編みの編目は糸をねじったような形になります。基本の長編みをアレンジした編み方です。
編み方
立ち上がりの目を4目、鎖編みで編みます。
かぎ針に2回ぐるぐると糸をひっかけます。糸は下からすくうようにかけます。
隣の目にかぎ針を通して糸を引きます。かぎ針に4つの輪ができています。
針に糸を1回ひっかけて、最初の2目を引き抜きます。今度は針に3つの輪ができています。
同じように1回針に糸をかけて2つの輪を引き抜き、もう一度1回針に糸をかけて2つの輪を引き抜きます。(同じような作業を全部で3回していることになります。)2目目からも同じように左端まで編み進めます。編み終わったら目数があっているか確かめましょう。
かぎ針の編み方⑤
円形の編み方
円形(輪)に編んでいく編み方を覚えると帽子やバッグなど編み物の幅がぐんと広がります。最初はコースターくらいの大きさのモチーフを編んで基本的な編み方の練習をするとよいでしょう。
編み方
毛糸の先を右手に持ち左手の人差し指に2回糸をゆるく巻き付けて、輪が崩れないようにそっと外します。
左手で輪の重なりを押さえるように持ち、左手の人差し指に糸をかけたら、輪の中にかぎ針を入れて糸をひっかけて引き抜きます。
輪が一つかぎ針にかかっています。このまま鎖編みを一つ編んで立ち上がりの目にします。次に輪の中にかぎ針を入れて引き抜いて輪を作り、また糸をかけて2つ引き抜き、細編みを編んでいきます。
1目編めました。ここから必要な目数を細編みで編んでいきます。(ここでは10目編んでいます。)
最後の目を編んだら、編み始めの目の上に針を通して糸を引き抜きます。これで、最初の目と最後の目がくっつき、円(輪)の1段目ができました。
編み始めの糸をぎゅっと引っ張って、輪の穴を縮めます。糸は後でとじ針で編目の中へ巻きかがりをして処理します。(編目にぐるぐる巻きつけることを巻きかがりといいます。)
ここでは2段目を細編みで編んでいますので、立ち上がりの目を1つ鎖編みで編んだら、隣の目を拾って、細編みを1つ編みます。続けて同じ目からもう一目細編みを作ります。
次は1目、次は2目と、2目と1目を交互に編んでいきます。(1段目が10目でしたので、2段目は15目になります。)こうすることで自然な円形を作ります。(内側、1段目の円より外側、2段目の円が大きくなるように目数を増やしています。)※編み図がある場合は編み図の記号に従いましょう。必要な目数と段数を編んで出来上がりです。ここでは、細編みで円を編んでいますが長編みや長々編みで編む場合も同様にします。
かぎ針の編み方!まとめ
かぎ針編みの基本の編み方!記号の見方と編み方の基本を詳しくご紹介!いかがでしたでしょうか。基本の編み方から記号の見方、円形に編む方法をご紹介しています。最低限これくらいを覚えていると簡単な小物が編めてしまいます。複雑な模様も基本の編み方の応用ですので、だんだん理解できるようになりますよ。まずは焦らず、基本のマスターに徹してみてください。
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