ユキヤナギ(雪柳)とは?生け垣でも人気な植物の特徴や花言葉をご紹介!のイメージ

ユキヤナギ(雪柳)とは?生け垣でも人気な植物の特徴や花言葉をご紹介!

ユキヤナギは春に開花する人気の花木です。この記事ではユキヤナギの種類や特徴、花言葉などをご紹介します。生垣として植栽することも可能なので、育て方や剪定方法もお伝えしています。ユキヤナギを育てて、開花時期に花束にしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

2019年03月14日更新

くずうまま
くずうまま
ガーデンコーディネーターです。ガーデニングが得意分野なので信頼できる記事づくりを目指しています。初心者の方でもわかりやすい記事になるよう心がけていきます!
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目次

  1. ユキヤナギの基本情報
  2. ユキヤナギの特徴
  3. ユキヤナギの種類
  4. ユキヤナギの花言葉
  5. ユキヤナギの飾り方
  6. ユキヤナギの季節ごとの生長の仕方
  7. ユキヤナギを植えてみよう
  8. ユキヤナギの育て方
  9. ユキヤナギの剪定方法
  10. ユキヤナギは人気の花木

ユキヤナギの基本情報

バラ科シモツケ属

出典: https://pixabay.com

春になると柔らかな枝をしならせ、枝いっぱいに白く小さな花をつけるユキヤナギ。放任していてもよく育ち、強健なことから公園にもよく植栽されています。日本では石川県で自生種がありますが、絶滅危惧種として指定されているため、自生種は減少傾向にあるようです。

ユキヤナギの名称

柳のような枝ぶりに、白い花が咲いた姿が雪を思わせることから、ユキヤナギ(雪柳)と呼ばれるようになったと言われています。花が咲き乱れ、白い雪を纏ったような姿に、多くの人々が魅了されてきました。また、ユキヤナギの名称の他には、別名でコゴメバナ(小米花)とも呼ばれています。

ユキヤナギの特徴

ユキヤナギの葉

葉の縁はギザギザとしており、葉が互い違いにつく互生です。生育期は鮮やかなグリーンですが、秋には紅葉し、冬には葉を全て落として落葉します。気温があたたかくなってきた3月ごろには新芽が芽吹き始めるでしょう。

ユキヤナギの花

出典: https://pixabay.com

花は1cmに満たない小さな花を茎一面びっしりと咲かせます。花びらの数は5枚で、一重咲きです。開花時期は地域によって異なりますが、3月〜5月頃に開花します。開花が終わる頃にはたくさんの花びらが散り、地面を真っ白に飾ってくれるのもまた風情があります。

ユキヤナギの種

花が咲いた後に剪定せずそのままにしておくと、種ができます。種から育てるのは時間がかかり難しいので、一般的には種まきで育てることはしません。ユキヤナギは挿し木や株分けといった方法で増やします。

落葉低木

冬の寒い時期に休眠する落葉低木です。寒くなると葉が全て落ちます。大きいものでは2mほど生長します。横にも広がるので、植え付けるなら広い場所を選ぶようにするといいでしょう。

ユキヤナギの種類

フジノ・ピンク

白いユキヤナギとは違い、蕾の段階から濃いピンク色になる『フジノ・ピンク』という種類です。開花すると薄いピンク色になり、小さな桜の花のようにも見えます。可愛らしい種類でとても人気があります。

黄金ユキヤギ

通常のユキヤナギよりも、イエローがかった葉色が特徴の種類です。葉色が明るいため、カラーリーフとしてもおすすめです。開花時期には一層見応えが増すでしょう。

斑入りユキヤナギ

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葉に白い斑が入るとても珍しい種類です。開花していない時期は、斑入りの葉がカラーリーフとしても活躍するでしょう。

ユキヤナギの花言葉

『愛らしさ』『殊勝』『静かな思い』

ユキヤナギの花言葉は、小さな花をいっぱいに咲かせることから、『愛らしさ』『殊勝』といった花言葉がつけられました。かなりの花数を誇るものの、清廉なユキヤナギの様子が『静かな思い』という花言葉にぴったりですね。

花言葉をプレゼントに

ユキヤナギを花束にして、思いを寄せている人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?『静かな思い』という花言葉に気付いて、ひょっとするとあなたの思いに気付いてれるかもしれません。美しく咲くユキヤナギの花束はきっと喜ばれることでしょう。

ユキヤナギの飾り方

フラワーアレンジメント

ユキヤナギと一緒に春の花を飾りましょう。弓のように伸びた枝で、全体に動きが出ます。フラワーアレンジメントにして、フォルムを整えるのにも役立つでしょう。

ピンクのバラと合わせて花束に

花束の小花はかすみ草が一般的ですが、春にはぜひユキヤナギを花束に加えましょう。ピンクのバラが引き立ち、ユキヤナギの花がアクセントになります。そのまま花束を飾るのもいいですし、プレゼントにして贈るのも素敵ですね。

生け花にもおすすめ

ユキヤナギは生け花にもよく使われています。枝が長くしなやかなので、高さを出したり、動きを出すのに有効です。古くから親しまれてきたユキヤナギ。生け花にとてもよく合いますね。

シンプルに花瓶に飾る

花瓶にユキヤナギのみを飾るのも素敵です。しなやかな枝が風情があり、多くの花をつけるので本数が少なくても見応えがあります。もちろん多くのユキヤナギを花瓶に飾るのも素敵でしょう。

ユキヤナギの季節ごとの生長の仕方

春の季節

春には新芽が芽吹きはじめます。早い地域では3月には開花を見ることができるでしょう。4月ごろになると広い地域でユキヤナギが開花時期を迎えて、見頃になります。多くの場所で植栽されているので、春の時期にはさまざまな場所でユキヤナギの開花を見ることができるでしょう。

夏の季節

夏は開花が終わるので葉を楽しみます。ユキヤナギは葉色が明るいため、葉にも観賞価値があります。夏は日差しを遮り、涼しげに辺りを飾ってくれるでしょう。

秋の季節

寒暖差が激しくなってくると、紅葉シーズンの到来です。ユキヤナギも葉色が赤やオレンジ色に変わります。一年を通してさまざまな表情を見せてくれるのも、ユキヤナギの魅力です。

冬の季節

冬には全ての葉が落ち、休眠期に入ります。この時期のユキヤナギは枝だけの状態なので、寂しげな印象です。1月ごろには冬芽が出ているので、茎をよく観察して見ると面白みがありますよ。

ユキヤナギを植えてみよう

ユキヤナギを植える

出典: https://pixabay.com

ユキヤナギは育てやすく強健です。基本的には放任していてもしっかり育ちます。自宅の庭にぜひ植栽してみましょう。生垣や鉢植えでも楽しめます。生垣にするには剪定をして樹形を整えることが必要になります。開花時期には見事な生垣を目にすることができるので、気になる方はぜひ生垣として植えてみるのもおすすめです。

適した環境は?

花付きをよくさせるために、日当たりのいい場所に植え付けます。湿り気が強い場所では、病気や害虫被害に合いやすくなるので、できる限り風通しのいい場所で栽培することをおすすめします。鉢植えで育てる方は、適宜日当たりのいい場所に置き換え、梅雨の時期は軒下に移動するとといいでしょう。風水的にいい意味合いを持つ場所で栽培するのもいいですね。

栽培例1.生垣

生垣に栽培する時には、一定の間隔を空けてユキヤナギを植え付けます。大きく生長するで50cmくらいの間隔を目安にしましょう。詰めすぎると葉や茎が重なり合い、風通しが悪くなります。できる限り余裕を持って植えるようにすれば、剪定が少なくすみ、病害虫の被害も減少させることができるでしょう。春に見る真っ白の生垣は、道ゆく人も思わず立ち止まってしまう美しさです。

栽培例2.庭植え

庭に植えてシンボルツリーやサブツリーとして楽しむことができます。花壇の合間に植え込めば、落葉時期に他の草花で寂しげな印象をカバーすることもできるでしょう。高さが出て横にも広がるので、花壇の後方か中心に余裕を持って植えこむようにしましょう。

ユキヤナギの育て方

用土

土壌は選ばないので、痩せ地でも育ちます。しかし、育ちをよくしたい場合には、堆肥や腐葉土をすき込むといいでしょう。鉢植えで育てる方は園芸用の培養土で育てるか、赤玉土7:腐葉土3の割合でブレンドした用土で植え付けましょう。

水やり【地植え】

苗木を植え付けて1年目は水やりをするようにします。降雨が定期的にあれば問題はありませんが、夏場の時期は特に水切れに注意しましょう。1年目の苗木は地中に根を張っていないため、水を吸い上げる力が弱く、夏場に枯れることがあります。夏はホースを使って朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをしましょう。冬は休眠するため降雨だけで問題ありません。2年目は水やりをしなくても大丈夫ですが、夏の乾燥が気になるときは時々散水するといいでしょう。

水やり【鉢植え】

鉢植えは常に、土が乾いてから水やりをするようにします。夏は水切れを起こしやすいので、天気によっては毎日のように水やりをすることもあるでしょう。夏バテ防止には活力剤が有効です。水やりの際に活力剤を希釈して入れるようにしましょう。

肥料

冬の1月〜2月の間に寒肥を施します。寒肥は1年間の生長に関わる重要なポイントとなります。大きく生長させたい、花付きをよくさせたい、そういった場合には必ず寒肥を施すようにしましょう。寒肥には堆肥と油粕を与えます。開花が終わった後にはお礼肥を施します。緩効性肥料は効果がゆっくりと長く続くのでおすすめです。

病害虫

カイガラムシやアブラムシの被害にあうことがあります。殺虫剤を予防に撒いておくと効果的です。カイガラムシやアブラムシの排泄物はベタベタしており、すす病などの病気を引き起こしやすくなります。風通しをよくすることで、発生を少なくさせることができますが、見つけたら早めにブラシを使って落としたり、薬剤散布で駆除するようにしましょう。

ユキヤナギの剪定方法

剪定時期

ユキヤナギは放任すると樹形が乱れるので、特に生垣で育てている場合には剪定をしましょう。秋に次の年の花芽ができるため、開花が終わったらすぐに剪定を行うようにしてください。花芽がついた枝を剪定してしまうと、花がつかなくなってしまいます。

剪定方法1.強剪定

育てて数年したユキヤナギに有効な剪定方法です。地際まで強く剪定することで、株の全体が新しい枝になります。深く刈り込んでも生育が旺盛なので問題ありませんが、植え付けたばかりの苗木にはストレスが大きくかかるため、強剪定は避けたほうがいいでしょう。

剪定方法2.弱剪定

混み合った枝や枯れた枝を剪定します。枯れた枝は根元から切り取りましょう。全体の形を見ながら、伸びすぎた枝を剪定します。剪定した場所からは脇芽が出るので、さらにボリュームが増すといったメリットもあります。

剪定ばさみを使おう!

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剪定ばさみは必ず1本は持っておきたいアイテムのひとつです。力が入れやすく、鋭利なので太い枝が切りやすくなります。剪定時だけではなく、頂いた花束の水上げをする時や、花を活ける時にも使うことができます。育てた植物を剪定して、花瓶に活けてみるのもいいですね。

ユキヤナギは人気の花木

ユキヤナギは魅力がいっぱい!

春の季節はユキヤナギの開花時期です。育てやすいので庭に植えたり、生垣にしたりしても素敵です。ピンク色の花や、黄色がかった葉を持つ種類もあります。愛らしい魅力いっぱいのユキヤナギを飾り、花束にしてみてはいかがでしょうか?

ユキヤナギ以外の花木が気になる方はこちらもチェック!

ユキヤナギ以外にも花木はたくさん!春に咲く代表的な花木や花言葉、開花時期の情報など、下記の記事で紹介しています。サルスベリやツツジといった人気品種の育て方や季節ごとの手入れの仕方なども、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

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