生クリームは冷凍保存できる！正しい保存方法や気になる保存期間まで解説！

生クリームの保存方法と使い方レシピ

業務用生クリームが買いたくなるレシピ

お菓子作りや料理などに使える濃厚な乳製品。コクのあるまろやかで美味しい味になりますよね。ケーキにはホイップした生クリームは欠かせない食材。ストレスがたまったときはこれに限る！という人も。でも、使いたいけど使い切る前に期限が切れてしまうから…と、そんなお悩みはありませんか？生クリームの冷凍保存の方法を知ると、思わず業務用の大きな生クリームをパックで買いたくなるほど魅力的なレシピに活用できます。話題の冷凍生クリームの作り方と、それを使った旨味しいレシピもまとめて紹介します！

生クリームについて

生クリームとホイップクリームは違う

冷凍保存を考えているなら、生クリームとホイップクリームの違いを知っていた方が失敗が少なくてすみますよ。このふたつのクリームは、とても似ているように思えるのですが原料が大きく違うんです。そのために、味も風味も違うのですが、ホイップすると同じような泡立てたクリームができあがります。

生クリームは冷凍でも温めても使える！

出典: https://item.rakuten.co.jp/kenkouya-webshop/10000728/

見た目は同じ感じでも、ふたつのクリームは凍らせる時や料理に使うときに差ができます。生の方は冷凍にも料理にも強いのが特徴。でも、成分が違うホイップクリームとなるとまったく逆になってしまいます。凍りにくく、熱を加えると分離してしまうという難点があります。同じようなクリームだけど、長期保存に向いているのは生クリームです。冷凍保存には品質変化の少ない生クリームでやります。

ただし生クリームの保存期間が短いのが弱点

凍らせることができて、料理に使っても分離しない生クリーム。便利だけれど、弱点として、液体のままでは保存期間が短いということがあります。小さな量の生クリームを買っても、使い切れないうちに食べられる期間が切れて、泣く泣く捨ててしまうこともあるんじゃないでしょうか。その保存期間の短さをカバーするために、液体クリームの保存の基礎についてご紹介しますね。これで、業務用の生クリームも怖くなくなるかも。

生クリームの保存方法①液体

保存期間はパッケージに準じる

さて、まずは液体クリームでの保存の期間から。冷蔵庫に入れて、未開封で低温保存で置いておくなら、パックにかかれている日付がそのまま消費期限で、とってもわかりやすい！いつまで食べたら良いか、そこを見るだけでいいので、いつまでに食べるかの把握もしやすいですよね。

液体での保存は制約がいろいろ

液体の生クリームも、もちろん冷凍すると保存期間を伸ばすことはできます。すぐには食べきれない人にはとってもありがたいですね。でも、凍らせたあとに泡立たないので使いみちは狭くなってしまいます。

生クリームの保存方法②ホイップ

ホイップで冷凍生クリームの幅が広がる

液体のままでは冷凍保存してもそのあとの使い方が限られてしまいましたよね。そこで！工夫され、考えられたのが、凍らせる前にホイップしておく冷凍保存方法です。これなら、そのまま解凍すればホイップクリームとして使うこともできるし、加熱する料理に使えば泡立てたあとでも溶けるので、液体クリームと同様に使うことができます！泡立てたりする手間は、ちょっとだけかかってしまうものの、冷凍後の使い勝手の良さを考えたら、そのままよりも泡立てて凍らせるほうが断然おすすめです。

生クリームは泡立てて冷凍保存が美味しいと噂に

泡立ててから冷凍保存する方法。TwitterやInstagramなどのSNSでは「美味しい」「ハマった」「使いやすい」と多くの人が話題にしています。中には、「業務用の冷凍生クリームを買いにいかなきゃ」と休日のトゥードゥーリストに入れている人も。多くの人が夢中になっている冷凍保存のクリーム。もう保存方法の域を越えて、新しい美味しい料理のレシピのひとつになっているといえるんじゃないでしょうか。

生クリームの保存方法③冷凍方法

生クリームを凍らせる方法1.

使う分だけ小分け冷凍したい。ホイップした生クリームを綺麗にデコレーションしてから凍らせたい。そんな人に向いている冷凍保存の方法です。急速冷凍できるように、金属のバットの上にクッキングシートを敷いてその上に、ホイップして絞り袋に入れた生クリームを絞り出します。自分があとで使うことを想定して、大きさや形など工夫して絞り出すといいですね。バットのまま冷凍庫へ。しっかり凍ったあとは、別のタッパや袋などに移して保存できます。

生クリームを凍らせる方法2.

泡立てた生クリームを、絞り袋などに入れずにそのままタッパーに流しいれます。そのタッパーのまま冷凍庫へいれて凍らせるだけ。大きな塊になるので解凍には不向き。解凍せずに凍ったまま使うレシピに向いています。使う分だけスプーンですくったり、ナイフで四角くカットしたりする手間がかかるけれど、絞り袋がなくても冷凍生クリームが簡単に作れるのが魅力です。そのままタッパで凍らせた生クリームを、アイスのように食べるのにハマっているという猛者もいらっしゃるようです。

生クリームの保存方法④凍らせる前に一工夫

凍らせる前にフルーツを混ぜる

このあとにも、冷凍生クリームを使った使い方レシピをまとめてご紹介しますが、その前に、凍らせる時にできる一工夫で美味しくできたりおしゃれに見えるレシピを。まずは、泡立てたクリームの中にいちごを食べやすい大きさにカットしたものを混ぜて、凍らせる作り方レシピです。生クリームだけだと、どうしても甘ったるく感じてしまうこともありますよね。でも、フルーツが入ることで酸味も加わって、クリームだけの時よりもサッパリといただけそうです。

凍らせる前に色を付ける

凍らせる前の状態でやっておきたいことの2つ目は、色付きや味をプラスしたホイップクリーム作りです。色だけでなく、チョコレートフレーバーやコーヒーフレーバーなど、香りと味をプラスしたい人は、凍らせる前にエッセンスや色粉を混ぜておきます。

生クリームの保存方法⑤注意点

凍らせる時はここに注意！

凍らせる前にフルーツを入れたり、色や味をプラスしたりする以外にも、生クリームのホイップしたものを凍らせるときに注意して欲しいことがあります。簡単なことですが、意外と大丈夫だろうと見過ごしてしまいがち。冷蔵庫はいろいろな食材が入っているので、雑菌の住処となっている場所です。冷凍庫だからといって油断してはいけません。食べてお腹をこわさないよう、注意して欲しいことです。

消費期限中に凍らせること

冷凍してから1ヶ月くらい保存できる冷凍生クリーム。だからといって、元々の生クリームの賞味期限が切れていたのでは安心できません。自己責任で食べてしまう人も多いですが、お客様にお出ししたり、子供のおやつに使うのにはちょっと…。冷凍保存は消費期限が切れる前に済ませてくださいね。

入れる容器は清潔に

しっかりと長期間冷凍保存するには、入れる容器の清潔さにも気をつけてください。使うのは新品のフリーザーバッグやシリコンボウルなど。または、煮沸消毒できるタッパウェアなどがおすすめです。

生クリームの保存方法⑥冷蔵後の使い方

解凍して使う

それでは、冷凍保存後の使い方もご説明していきますね。まずは、解凍して使う使い方です。お菓子の飾りとして絞ったり、パンやスポンジに塗ったりする場合です。一度冷凍したことで、解凍しても元と同じような風味はなくなってしまいます。でも、これはこれで、またちょっと違った風味のクリームとしての味を味わえるので、不思議と得した気分になれますよ。

冷蔵庫で解凍すること

冷凍食品を元にもどそうとして解凍する場合、物によっては自然解凍するという人もいますね。でも、この解凍方法はおすすめできません。なぜか？というと、元々乳製品ですので常温では雑菌が繁殖して保存できないのです。解凍しようと思ったら、時間はかかりますが冷凍したときに入れていた清潔な容器を冷蔵庫へ。そのまま冷蔵庫でじっくり解凍してから使うようにします。

凍ったまま使う

これは、冷凍前とは違う食べ方なのですが、わざと凍ったものを食べる目的で生クリームを冷凍する使い方もあります。冷蔵保存よりも長持ちするだけでなく、シャリシャリとしたアイスとシャーベットの中間のような食感になってまた美味です。

Twitterでバズってる冷凍生クリームレシピ

レシピ①ウインナーコーヒー

Twitterの投稿から旨味しい食べ方を紹介しているものをピックアップしてみました。冷凍すると風味が変わってしまう生クリーム。まずは、濃いめの珈琲で作るカフェ風メニュー。熱い珈琲の中でクリームが溶けて、珈琲の味をまろやかにしてくれます。本来の作り方も最後の仕上げに生クリームを絞るのですが、ここでは冷凍庫から出してすぐのクリームを乗せるのでカフェ風になります。

レシピ②冷凍生クリームのアイス風

朝に果物を食べるとよいという習慣の人も多いのでは？これには、朝が苦手という人は、少しだけ糖分を取ると頭がシャキッとして目が覚めるからという理由が多いです。お好きな人は、そのフルーツに味のアクセントとしてホイップしたクリームをちょっと添えておしゃれなアレンジで食べます。冷凍クリームを作っておいてチョイ乗せすると、ただのフルーツのデザート感がアップするし、糖分補給に役立ちます。

レシピ③トマトパスタのアクセント

甘く泡立てておいたクリームだけでなく、砂糖の入っていない生クリームを冷凍したものは、そのまま料理に使えて便利！使い方は、一般的な生クリームを使ったレシピの<クリームの分量を凍ったクリームに変えてあげるだけです。料理することで解凍できるので、解凍してから使うという手間もかからずGood！

レシピ④冷凍生クリームのハニートースト

食パンをトーストして、バターを塗り、冷凍のホイップクリームを乗せ、上からたっぷりハチミツをかけていただきます。砂糖を入れて泡立てたクリームを、絞り袋にいれて絞ってから冷凍すると、このようなハニートーストのトッピングとして簡単に使うことができます。

【おまけ】はじめから冷凍のホイップクリームも！

業務用ホイップクリーム

冷凍で保存して、冷凍庫から出してすぐに絞り出して使えるのが特徴の業務用のホイップクリーム。長期保存できる泡立て済みの生クリームとして、飲食店などでも使われています。業務用スーパーや通販などで誰でも買えます。日生といえば、業務用アイスクリームの大手メーカーだから安心感もありますね。1Lという大容量でも、冷凍庫で保存、使う分だけ絞り出してまた冷凍できるので、多すぎるということはありませんよ。

まとめ

業務用クリームも冷凍保存で残さず消費

美味しいけれど消費期限が短すぎてあまり使えなかったという人も少なくなかった生クリーム。冷凍でとっておけるなら、もっといろんな料理のレシピが気になるんじゃないですか？SNSのみんなのレシピを参考にして、凍ったままアイス風デザートに、温かい飲み物に乗せておしゃれなカフェメニュー風に、料理に使ってコクと美味しさをプラス…と活用できます。

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この記事の他にも、生クリームの使い方から、泡立て方のコツ、上手な解凍方法まで解説しています。生クリームを、無駄にせず冷凍で経済的に活用してくださいね。

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