生クリームとは
少量でも脂肪分が多い牛乳
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令にて「クリームとは、生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」と定義されています。つまり生クリームを一言で表すと「脂肪分が特に多い牛乳」のようなものです。脂肪分が多いせいかまれに冷蔵庫のチルド室で2日以上入れっぱなしにしておくと凍ることもありますが、脂肪が多いので少量でコクがでるのでいろいろな使い味がありますが、代表的な使い道にホイップクリームがあります。
レシピが豊富
主にデザートで使われることが多く、ホイップクリームでデコレーションしたり、チーズケーキに使ったり生チョコを作ったりとデザートだけでかなりの数のレシピがあります。さらに生クリームはスープやグラタンなどの料理に使うことができるので使い方は豊富です。脂肪分が多いので簡単に美味しい料理を作ることができますし、デザートでは活用方法がたくさんあるうえ、1パック200mlと少量なので消費しやすいです。
生クリームが余った場合の消費期限
開封してしまうと冷蔵庫で保存してもすぐに消費しないと分離してしまいます。そのため開封後はできるだけ3日以内を目安に消費しましょう。ホイップクリームにした場合は冷凍することができます。少量余った時の使い方は牛乳を使う量に牛乳の変わりに入れるだけで大丈夫です。料理のレシピで牛乳が100mlが必要な時に生クリームが20ml余っているのであれば、生クリームを入れて残り80mlの牛乳を入れるだけでになります。
生クリームの人気レシピ1
人気の使い方といえばホイップクリーム
生クリームを使ったレシピの中で一番人気のあるレシピはホイップクリームでしょう。ホイップクリームは生クリームの王道の使い方です。デザートを作るのであれば1パックまるごとホイップクリームにしても問題はなく、ホイップクリームは冷凍保存することができます。またホイップクリームはケーキなどのデザートだけではなく料理としてパンにつけたり、コーヒーに入れたりといろいろ活用できるレシピです。
ホイップクリームのレシピ1
簡単に美味しいホイップクリームをつくるポイントは生クリームをよく冷やしておくことと、生クリームを泡立てる時は氷水で冷やしながら泡立てることになります。裏技としてはレモン汁やゼラチン、ジャムを使うことで素早く泡立てることができ、しっかりとしたホイップクリームを作ることができますが味が変わってしまうので基本のホイップクリームのレシピを紹介します。
ホイップクリームのレシピ2
大きめのボールに氷水を入れて、その中に収まるサイズの少し大きめのボールに生クリームと砂糖を入れます。砂糖の分量はパッケージに記載されています。ホイップクリームにすると体積がかなり大きくなるのでボールが小さな場合は生クリームの量に気をつけてください。生クリームを入れたボールを氷水で冷やしながら泡立て器を使って混ぜていき泡立て器を持ち上げた時に角ができると完成です。ハンドミキサーを活用すると簡単になります。
生クリームの人気レシピ2
ホイップして作れる人気アイスクリーム
生クリームを使うと美味しくできるデザートやお菓子はたくさんありますが、基本的には牛乳でも代用できるレシピがほとんどです。しかしアイスクリームはホイップすることで柔らかなアイスクリームになるので生クリームを活用しないとできない人気のレシピです。生クリームを牛乳で代用するとアイスクリームになった時にシャーベットのようにシャリシャリした食感になってしまい滑らかで美味しいアイスクリームにはなりません。
アイスクリームのレシピ1
卵と生クリームと砂糖だけで基本のアイスクリームを作ることができます。さらに応用したレシピとしては卵黄を泡立てる時にバニラエッセンスやバニラビーンズを入れたらバニラ、ミルクティーやチョコなど好きなものを入れるとある程度種類を作ることも可能です。食べる時は自家製アイスクリームは溶けやすいの気をつけてください。
アイスクリームのレシピ2
卵3つと白身を分けそれぞれしっかり泡立てていきます。卵白は砂糖を入れながらよく混ぜてメレンゲにし、卵黄はマヨネーズのように淡黄色になるまでしっかり混ぜます。別のボールで生クリームをしっかり角が立つまで泡立ててホイップクリームにしてから、生クリームのボールにメレンゲ、卵黄を入れてメレンゲの泡を潰さないように気をつけながら混ぜて冷蔵庫で12時間ぐらい冷やせばアイスクリームの完成です。
生クリームの人気レシピ3
生クリームを使って作る人気のマフィン
生クリームに砂糖を入れて軽く泡立ててから卵とホットケーキミックスを混ぜるだけでマフィンを作ることができます。泡立てるといってもホイップクリームのようにピンとした角ができるほど泡立てる必要がなくベーキングパウダー(ふくらし粉)などがはじめから入っているホットケーキミックスを使うことで比較的簡単に作ることができるレシピです。マフィンは好みのジャムを付けて食べるので味付けもシンプルなもので大丈夫です。
マフィンのレシピ
次によく冷やしておいた生クリームと砂糖を使ってホイップクリームを作りますがしっかり泡立てず6分ぐらいで大丈夫です。そこへ卵をとホットケーキミックスをゴムベラなどで切るようにさっくりと混ぜてから耐熱性シリコンカップなどに生地をいれて170度で30分ほど焼けば完成です。オーブンはメーカーによって焼き方に差があるので様子を見つつ焼いてください。ホットケーキミックスを混ぜる工程で抹茶などを入れることもできます。
生クリームの人気レシピ4
子供に人気のスープ
クリーミーな味の生クリームはスープいれるとより美味しくなります。レシピによって作り方はさまざまですが、基本的にスープはコンソメ、牛乳、生クリーム、具材があれば作ることができる料理で、甘いかぼちゃのスープは子供にも人気です。メーカーによっては料理用のクリームも発売されていますが通常の生クリームでも問題なく調理でき、少量しか消費しないのでお菓子作りの時に余った場合などに利用できるレシピになります。
かぼちゃのスープのレシピ
かぼちゃは適当な大きさに切ってラップをしてレンジを使い火を通しておきます。次に玉ねぎをフライパンで炒めしんなりしてきたらかぼちゃを入れ水を入とコンソメで煮ていき水分がある程度減ったら牛乳を入れてミキサーで滑らかにします。最後は生クリームを加えて塩コショウで味を整えて完成です。好みによってはクルトンやパセリをトッピングしても美味しいですし生クリームを1滴たらして爪楊枝下方向にクリームを引っ張るようにすると模様が描けます。
余った生クリームの使い道
いろいろな料理に使える
少量余った場合の使い道はスープに模様を描いたりデミグラスソースのハンバーグの仕上げにかけて2色にしてみたりといろいろ使うことができます。前述したように牛乳の代わりに使うことができるのでいろいろな活用方法があります。コーヒーに入れても美味しいです。少量だけなのでクッキーなど本来は牛乳を使うことが多いレシピでも使うことができるので困った時は牛乳の代わり混ぜてみてください。
生クリームのレシピのまとめ
お菓子を作る人には切っても切れない関係
余った場合は牛乳の代用として使いますが、1パックそのままある場合はやはりお菓子にたくさん使います。ケーキのデコレーションからカスタードクリームの変わりにシュークリームに詰めたり、ドーナツにつめたりしますし、チーズケーキ、チョコレートケーキなどにも使用するためお菓子づくりが趣味の方は非常に使う機会の多い食品です。料理に使う場合はホワイトソースに使えるのでグラタン、パスタなどにも利用できるので便利です。
料理やお菓子づくりなどが気になる方はこちらもチェック!
暮らし~のにはお菓子やバーベキューなどアウトドアでの料理以外の記事も少しずつ増えてきました。良かったらチェックしてみてくださいね。
生クリームの冷凍保存の期間や方法は?凍らせる際のコツや解凍方法まで解説!
お菓子作りの時に、余りがちな生クリーム。冷凍できれば長持ちするのに・・・と思いませんか?実は、生クリームを簡単に凍らせる方法があるのです。こ...
残ったビーフシチューで簡単アレンジ料理ができる!人気リメイクレシピをご紹介!
コトコトとじっくり煮込ん作ったビーフシチューは最高です。でもたくさん余ってしまうのが困りもの。そんな時のアレンジ料理はどんな料理があるでしょ...